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Mary J. Blige
TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


No More Drama

Label:UNI/MCA

'01

(Track List)
1. LOVE
2. Family Affair
3. Steal Away
4. Crazy Games
5. PMS
6. No More Drama
7. Keep It Moving
8. Destiny
9. Where I've Been (feat.EVE)

10. Beautiful Day
11. Dance For Me
12. Flying Away
13. Never Been
14. 2U
15. In The Meantime
16. Forever No More
17. Testimony
18. Girl From Yesterday
(Producers)
(1)Ron"Amen-Ra" Lawrence
(2)Dr.Dre
(3)The Nepturens
(4)(10)(14)(16)Kenny Flav
(5)(18)Chucky Thompson
(6)Jimmy Jam & Lewis
(7)Rockwilder
(8)(12)Kiyamma Griffin
(9)Swizz Beatz
(11)Dame Grese
(13)Missy Elliott
(15)Rich Harrison
(Musicians)
(3)(Rap);Marshane Smith
(5)(Backgruond Vocal); Terri Robinson and Tara Geter Tillman (Guitar); Ell Lishinski,Lenny Kravitz
(6)(Backgruond Vocal); Steve Hodge
(11)(Rap);Ahkim Miller
(13)(Backgruond Vocal);Missy Elliott
(14)Montina Cooper
(15)Terri Robinson
(Review)
メアリーJブライジのリミックス,ライブ盤を含めると7枚目のアルバム。
やはりメアリーJは凄い。先行シングル(2)を一聴した時の筆者の感想である。まさに "Queen of hip hop soul is back!"という表現を思い浮かべた。 前作は"メアリーJ自身"を曝け出したアーティスティックな傑作であったが,その性格上マスアピール度が低かったのは否めなかった。 前作リリース当初から"次作はヒップホップ色が強くなる"と公言されていたが,その公約どおり 本作は確かにヒップホップオリエンティッドな曲が数曲見られる。その最たるものが大ヒットシングル(2)であるが,これは R&Bフィールドに進出してきた絶好調ドクタードレーが手がけるキャッチーで"ド"ファンキーなビートは "ヒップホップソウル"好きに限らず全ての音楽ファンにジャストミートするものだろう。 後にジェダキスファビュラスをフィーチャーしたヴァージョン(トラックはそのまま)が出て 更にクラブで盛り上がる"クラッシック"となったろう。 この"Shake Ya Ass"なキャッチーさはやはりヒップホップソウルの女王として君臨した頃の彼女を彷彿とさせる。 ビデオで見せる乳房をブルブル揺らすアクションもエロスというよりも"強烈な迫力"を感じさせられ, 全盛期のティナ・ターナーを思い起こさせられた。 留まることを知らない勢いを感じさせるネプチューンズの(3)は, ファレル・ウィリアムス(ネプチューンズ)のファルセットヴォーカルにマーシェン・スミスのラップをフィーチャーした ヒップホップオリエンティッドな傑作。また,ジャム&ルイスが手がけたサカンドシングル(6)は,前作を踏襲しながらも ジャム&ルイスらしい美しい旋律に ピアノのループが効果的な美メロアップ。 ロックワイルダーの(7)はティンバランドとネプチューンズを足して割ったような気持ち悪い楽曲だが, メアリーJの力強いヴォーカルと意外な相性を見せている。 スウィッズビートの(9)はラフライダーズフレイバーのビートに前作風メアリーJがかぶるり不思議な心地よさを感じさせる楽曲。 これらの旬なヒップホップクリエーターを招きながら,どこから切っても"メアリーJ"が現れる彼女の存在感は流石。 肝のスロー〜ミドルの出来も頗る良いが,盟友チャッキー・トンプソンとの2曲,そしてキヤマ・グリフィンとの2曲が特に素晴らしく, 何れも美しく,悲しく,そして力強い。また,ミッシーを招いた(13)辺りもシングルヒットを狙えるメアリーらしいスロー。 ということで駄作なしの渾身の一枚と言ってよかろう。 位置付け的には超傑作の2枚目に近いが,そのメアリーJらしさへの回帰が少々マンネリにならなくも無いところが少々不満か。 とにかくメアリーJの時代はまだ当分続くだろうことを予感させられる非常にテンションの高い1枚。('01/10/21)
(5段階評価)

米Vibe誌:4点(満点5点)

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


Mary

Label:UNI/MCA

'99

(Track List)
01. All That I Can Say
02. Sexy
03. Deep Inside (feat. Elton John)
04. Beautiful Ones
05. I'm In Love
06. As (duet with George Michael)
07. Time
08. Memories
09. Almost Gone

10. Don't Waste Your Time (duet with Aretha Franklin)
11. Not Lookin' (duet with K-Ci Hailey)
12. Your Child
13. No Happy Holidays
14. The Love I Never Had
15. Give Me You (feat. Eric Capton)
16. Let No Man Put Asunder
(Producers)
Lauryn Hill, Kiyamma Griccin, Floyd Howard, Kevin Deane, Rich Harrison, Chucky Thompson, Mary J. Blige, Babyface, Soul Shock, Lalah Hathaway, Ike Lee, Gerald Isaac, Terra Getter, Jam & Lewis, Manuel Seal, Malik Pendleton
(Musicians)
Elton John, George Michael, Aretha Franklin, K-Ci Hailey, Eric Capton
(Review)
メアリーJブライジのライブ盤を挟んで2年ぶりのフルアルバム。
'90年代も終盤に差し掛かったこの時期に出された本作だが, メアリーJにとって,そしてソウル界にとっても非常に重要なアルバムとして今後長く語られることになるだろう。 それほどのものを本作は持っている。
正直言うと一聴した時は地味な感じがしたし,ちょっとした違和感も持った。 それはあの"クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル"のアルバムという先入観の元に聴いたからだろう。 パフィーと袂を分けた"シェア・マイ・ワールド"では 彼女の"1アーチスト"としての姿勢がサウンド面でもボーカル面でも垣間見られていたが, トラックマスターズの起用等もあり 未だクイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルといったカテゴリーを払拭するものでは無く,マイ・ライフからの 流れを踏襲したものであった。 しかし,本作はちょっと違うのである。 アップ系のネタ感が強い曲が減っているものの,ローリン・ヒル,エルトン・ジョン,ジョージ・マイケル,エリック・クラプトンと いったちょっとした洋楽ファンなら誰でもが知っているような著名陣の起用は決して地味とは 言いがたく,マーケットを十二分に意識しているものだろう。 にも関わらず前作より"ロウ"な感覚がするのである。そしてメアリーJという"一人の女"がくっきりと浮かび上がってくるのである。 彼女の歌(歌詞)そしてサウンドからも決して 半端では無い直球ど真ん中の"素"のメアリーJブライジがヒシヒシと伝わってくるのである。 何か"一皮剥けた"感じがするのである。 そんな本作の目玉は何と言ってもケイシー・ヘイリーとのデュエットだろう。 元彼ケイシーと絡み合う"歌"そして"男と女"の凄まじい攻防は聴くものを圧倒し,現時点で彼女の相手を出来るのは 彼しかいないとことを強烈に印象付けている。ジャネーのジーン・ノリスのソングライト, エリカ・バドゥでシーンの最前線に復帰したアイク・リーのプロデュースも光る1曲。
他にもローリン・ヒルプロデュースの浮遊感溢れるトラックを メアリーが見事歌いこなす傑作1stシングル(1)。ジョージ・マイケルとの(6)(プロデュースはベビーフェイス) ,敏腕チャッキー・トンプソン手掛ける(7)といったスティービー・ワンダー 絡みの3曲はアルバムのイメージを決定づける強力な曲である(またレイラ・ハサウェイ(9)も70年代後半のスティービー らしくて実に良い)。
エルトン・ジョンをバックとして使った力強い(3), ベビーフェイス プロデュースで アレサとのディーバ対決を聴かせる(10)も素晴らしい。そして何といっても(12)〜(15)のスロー バラッドは圧巻。メアリーJのソウルディーバとしての自信が誇示されている (しかしダイアン・ウォーレンは(15)で相変わらず良い仕事をしている)。 また従来のファン気を配った(2)のアップを入れる辺りも流石。
ということで,メアリーJが今後もっとアーティスティックに自己をアピールしていく布石となるだろう本作。 90年代に彼女が"クイーン・オブ・ヒップホップソウル"として残した偉大なる功績を考えるとちょっと 残念な気もするが,前作のライブ盤を一区切りとし, これから築かれるであろう彼女そしてソウル界の新たな時代の到来であることを考えると 本作を前面的に指示したい!。('99/8/29)
(5段階評価)

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


Tour

Label:UNI/MCA

'98

(Track List)
01. Intro
02. Real Love
03. You Remind Me
04. Reminisce
05. Sweet Thing
06. Mary Jane (All Night Long)
07. Love No Limit
08. Summer Madness
09. My Life
10. You Gotta Believe
11. Slow Down
12. Mary's Joint
13. I'm The Only Woman

14. Share My World
15. I'm Goin' Down
16. Thank You Lord
17. Can Love You
18. Keep Your Head
19. Everything
20. Seven Days
21. Not Gon' Cry
22. Missing You
23. Day Dreaming
24. Misty Blue
(Engineer)
Larry "Lar" Alexander
(Review)
90年代を代表するディーバ メアリーJブライジの初のライブアルバム。
こういった所謂普通のR&Bシンガーがライブアルバムを出すというのは近年では非常に希ではなかろうか。 先頃アッシャーのライブアルバムが出されたが,最近のライブアルバムとしては ディアンジェロマクスウェルエリカ・バドゥ といった生演奏を多用したニュークラッシックソウル系アーチストのライブアルバムが 目立ったところではなかろうか。
さて,そんな本作だが,メアリーJブライジのヒップホップソウルの創始者としての,そして何よりシンガーとしての 彼女の魅力を満喫出来る作品となっている。 MCを入れてのヒット曲の数々は彼女のファンならずとも血沸き肉踊るものではなかろうか。 展開の早い曲構成がアオリを倍増していることも間違いないのだが, 未だにクラブでプレーされることが多いその質の高い楽曲と,彼女のシンガーとしての魅力が普遍である ことを痛感させられる。また,傑作スローの数々では圧倒され,思わず聴き入ってしまう。またルーファスの(5), アレサ・フランクリンの(23)そしてドロシームーアの(24)等のカバー等の このアルバムならではの聴き所も用意されてある。
彼女の"割れる"その歌声は,"うまい"というより,"味がある","パワーで押し倒す!"系であるため, ライブ向きだろうとは思わっていたが,これほどとは思わなかった。 とにかく'92年のデビュー以来シーンの前線を走ってきた彼女の偉大さを感じさせられる一枚である。 ライブアルバムと言うことで選外としたが,'98年のベストアルバムに顔を出しても悪くないそんな敬意を表したくなる 佳作である。('99/4/17)
(5段階評価)

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


Share My World

Label:UNI/MCA

'97

(Track List)
01. Intro
02. I Can Love You
03. Love Is All We Need
04. Round And Round
05. Share My World (Interlude)
06. Share My World
07. Seven Days
08. It's On
09. Thank You Lord (Interlude)

10. Missing You
11. Everything
12. Keep Your Head
13. Can't Get You Off My Mind
14. Get To Know You Better
15. Searching
16. Our Love
17. Not Gon' Cry
(Producers)
Poke&Tone(Track Masters), Rich Nice, Rodney Jerkins, Fred Jerkins III, Jimmy Jam&Terry Lewis, Malik Pendleton, R. Kelly, Babyface, Bryce Wilson , James Mtume
(Mix)
Rich Travali, Dexter Simmons, Tony Maserati
(Musicians)
R. Kelly (vocals, various instruments), Lil' Kim(rap), Nas(rap), The Lox(rap), Ol' Dirty Bastard (spoken vocals), George Benson (guitar), Nathan East (bass), Mr. Lee(programming), Shanice Wilson(background vocals)
(Review)
90年代のディーバ メアリーJブライジの3rdアルバム。
前作が歴史的傑作と言える素晴らしい内容のものだっただけに,本作での展開がどうなるかは非常に気になるところだったが 結果から言うと彼女らしさが滲み出た相変わらず素晴らしい傑作になっている。
前作がショーン・パフィー・コムズ("バットボーイ"レーベル)人脈= チャッキー・トンプソンが全面的に指揮をとった統一感のあるアルバムだったのに対し, 本作ではトラックマスターズジャーキンス兄弟 ジャム&ルイスマリック・ペンデルトンブライス・ウィルソン(グルーブセオリー), Rケリーそしてベビーフェイスといった多くの敏腕プロデュース陣が使われている。 しかし,内容は決して散漫になっておらず,ボーカリスト"メアリーJ"が全面に引き立った統一感あるアルバムになっている。 各プロデューサー陣共に実に良い仕事をしておりアルバム中に駄作は一切無いのだが,その中でも 特に良い仕事をしているのがフレッドとロドニーのジャーキンス兄弟とジャム&ルイスだろう。 当時はソウル好事家の間ではベロニカやジーナトンプソンでの仕事が評価されてはいたものの一般的にはそれほどの 認知度ではなく,本作には大抜擢といった感じがしたジャーキンス兄弟だったが,(2),(6),(13),そして(15)と4曲の 完成度の高い作品を提供している。特に(2)と,本家ロイエアーズ(バイブ奏者)をフィーチャーした(15)は素晴らしくアルバムの ハイライトの一つになっている。またもう一つのハイライトになっているのが,御大ジャム&ルイスの手掛けた(3),(11)だろう。 ナスをフィーチャーしバウンシーな(3),"スキヤキ"を使ったキャッチーな(11)共に最高に気持ち 良い。
他の曲についても,ヒップホップ系では今一つ評判のよくないトラックマスターズの(4),(12)のアップや, マリックペンデルトンのスロー(7)も彼女の魅力を活かした佳作だ。ジェイムス・エムトーメの古典フレイバーの(18)も良い。
そして,何といってもメアリーJの豪快ボーカルは相変わらずで,これらの素晴らしい楽曲を活かしきれるのも 彼女の実力の現われだろう。内容的には前作と並び評されるべき名アルバムであるが,唯一の違いはシーンへの影響度は 前作を超えることが出来なかったことだろか。しかし,これほどのメジャーアーチストのアルバムとしては ほぼベストの内容であることもまた否めない。('99/4/17)
(5段階評価)

・"SHARE MY WORLD":1988年グラミー賞ベストR&Bアルバムにノミネート

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


My Life

Label:UNI/MCA

'94

(Track List)
01. Intro
02. Mary Jane
03. You Bring Me Joy
04. Marvin Interlude
05. I'm Only Woman
06. K. Murray Interlude
07. My Life
08. You Gotta Believe
09. I Never Wanna Live Without You

10. I'm Goin' Down
11. My Life Interlude
12. Be With You
13. Mary's Joint
14. Don't Go
15. I Love You
16. No One Else
17. Be Happy
(Producers)
Chucky Thompson&Sean "Puffy" Combs (track 1-5, 7, 10-15), Nashiem Myrick, Chucky Thompson&Sean "Puffy" Combs (track 6), Herb Middleton, Chucky Thompson&Sean "Puffy" Combs (tracks 8-9), Mr. Dalvin(Jodeci) (track 16), Sean "Puffy" Combs&Poke(Track Masters) (track 17).
(MIx)
Nashiem Myrick, Tony Maserati, Rich Travali, "Bassy" Bob Brockmann, "Prince" Charles Alexander, Rob Paustian (Musicians)
Keith Murray (rap),"Bassy" Bob Brockmann (strings, keyboards, programming), Faith Evans (background vocals), Big Bub (b.v.), JoJo Hailey&K-Ci Hailey (vocal "JODECI")
(Review)

(5段階評価)

・"MY LIFE":1996グラミー賞ベストR&Bアルバムにノミネート

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


What's The 411? Remix

Label:UNI/MCA

'93

(Track List)
01. Leave A Message
02. You Don't Have To Worry
03. My Love
04. Real Love
05. What's The 411?
06. Reminisce

07. Mary & Andre
08. Sweet Thing
09. Love No Limit
10. You Remind Me
11. Changes I've Been Going Through
12. I Don't Want To Do Anything
(Remixers)
Sean "Puffy" Combs, Buttnaked Tim Dawg, Daddy-O, Teddy Riley, Jesse West, Mark Spark, Vincent Hurbert
(5段階評価)

TITLE YEAR SONG LIST, PRODUCERS & REVIEW


What's The 411?

Label:UNI/MCA

'92

(Track List)
01. Leave A Message
02. You Don't Have To Worry
03. My Love
04. Real Love
05. What's The 411?
06. Reminisce

07. Mary & Andre
08. Sweet Thing
09. Love No Limit
10. You Remind Me
11. Changes I've Been Going Through
12. I Don't Want To Do Anything
(Producers)
Dave "Jam" Hall, Devante Swing ("JODECI"), Mark Morales, Mark C. Rooney, Sean "Puffy" Combs
(Musicians)
Grand Puba (rap), Busta Rhymes (rap), Devante Swing (various instruments "JODECI"), Dave "Jam" Hall (keyboards, drums), Mark C. Rooney (keyboards, background vocals), Mark Morales (drum programming), Terri Robinson (background vocals), Billy Lawrence, Tabitha Brace (background vocals)
(以下留守電) Darryl Pearson, Kool DJ Red Alert, Christopher Williams, Jamie Brown, Eric Shurman, Andre Harrell, Maceo, DJ Clark Kent, Kurt Juice, Little Shawn, C.L. Smooth, K-Ci Hailey ("JODECI")
(Review)
Now Ready
(5段階評価)

Biography

・'71年1月11日ニューヨーク州ブロンクス生まれ