どうかぼくをその名前で呼ばないでくれ
明日にもいなくなってしまうとしたら
気付けば過去しかなかった
それはあまりにも孤独な願いだったので
ひとりとひとりとひとり
易々と追い抜かれるだろうね
あの夕日を忘れた訳ではないけれど
君がいたからなんていうのは平凡かい
ハッピーエンドが欲しい
「これが全ての顛末です」(客席へ捌ける。暗転。明転。)