角板をあらかじめ円盤状にする時に
こんな
帯ノコを使います。
角板を手で動かして、加工しますが
自動の機械もあります。
この機械で加工した物を手挽きロクロ
又は倣い式ロクロで加工します。
ルータ^ーでの加工も可能ですが、円盤は
対角に逆目がでますので軟らかい材質には
鋭利な角度で加工出来る、ロクロ加工が
綺麗な仕上がりになるようです。
円盤状の製品を研磨する時は
こんな機械で磨きます。
直径の大きさによって、回転数を
簡単に変える事ができますので、
外径の種類が多い物には便利です。
ミニ 帯ノコ盤
円板磨き機
直線に近い単純な加工面を
磨く時には、この磨き機を
使います、
丸棒の磨き
得意です。
丸棒磨き機
これは変型用自動研磨機です、
成型や穴開けなどの加工が
終わってから、研磨します。
これは自動穴開け機です、製品によって
成型前か、成型後に軸方向に穴を開けます
製品固定で穴開け工具(ドリルなど)が回転
して、穴をあけますが、製品を回転させ、工具
を固定して開ける機械も必要です。
凹凸の少ない、簡単な形状の成型には、この全自動ロクロ機が活躍
します、刃物製作とセットに熟練が
いりますが、加工そのものは、材料
を入れるだけですので、だれでも
できます。生産量は手回しロクロ機
の数倍となります。
比較的複雑なロクロ加工には 
このような
手回しロクロ機
使います。
木の材質や硬さに合わせて、削る事が出来ます。
これは 倣い式手挽きロクロ機ですが、姿刃物
なしで、倣いの板だけで成型しますので、
小ロットの加工に向いています。
手挽き職人の代用機です。
角材をこの丸棒引き抜き機(ラッパ)
で丸棒にして、荒削り後 成型機に
かけます。
倣い式ロクロ機
変型用磨き機
自動穴開け機
全自動木工旋盤
手回し旋盤
丸棒削り機
当方は三代続いて紡織用木管(上の写真)の製造をしておりますが、
開業当時はモーターがまだ普及しておりませんでしたので、
ロクロ機の歴史にあるような、足踏みロクロ機で仕事をしておりました。

一人の職人が全工程を加工し、製品にしておりましたが、
その後 外国からモーターが日本に入り、電動ロクロで
仕事をするように、なりました。

現在では下記のような機械を使って、各工程を種々の機械で
ロクロ加工をしております。
    左の木製品は
一般に
横糸木管と言われ、
織物の横糸を巻く木管です。

軸方向に経が7o深さ150o以上の
穴が開いていて、可成り技術のいる
木製品です。
色々な紡織用木管
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上の画像をクリックして頂くと
加工しているところを見て頂けます。
木工の加工は 一工程に一台の機械が必要という業種で、
他の製造業に比べて機械台数が多く設備が大変な業種です。

一台の機械で色々な加工が出来 塗装も出来 完成品になる機械が
出来る事が夢です。

現在はロッド数 仕上がり状態 形状などに合わせて、手動か 自動か を使い分けて
注文に応じています。


当社と古くからお付き合いのある、同じロクロ加工業者で
現在 楽器のリコーダを製作されている
竹山木管楽器製作所さんのホームページを紹介致します。
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