URIAH HEEP 1971-1975
URIAH HEEP
『LIVE JANUARY 1973

★生のステージをはるかに越えるライブ盤
 これはユーライア・ヒープの実質的なベストアルバム!

03/08/19 Updated


URIAH HEEP 『LIVE JANUARY 1973』 (LP, Bronze ISLD 1, UK) 1973/03
URIAH HEEP 『LIVE JANUARY 1973』 (LP, Mercury SRM 2-7503, US) 1973/03
ユーライア・ヒープ 『ライヴ』 (LP, Nihhon Columbia PSS-273〜4, Japan) 1973/04

SIDE:A
1. サンライズ Sunrise
(Hensley) 5:07
この時期のライヴはサウンド・チェックから始まりそこから "Sunrise" へと流れていく。サウンド・チェックの部分を "Introduction" として記載したアルバムやCDもある。『魔の饗宴』ツアーに相応しい詩的なオープニング・チューン。

2. スイート・ロレイン Sweet Lorraine (Box/Byron/Thain) 4:47
Ken Hensley の強暴なムーグが会場を支配する! 流れとしてはサイコー!

3. 時間を旅する人 Traveller In Time (Box/Byron/Kerslake) 3:34
とってもファンタスティクな曲。Mick Box のウニウニしたギターと David Byron の雄たけびが凄い! Gary Thain のベースが躍動。

4. 安息の日々 Easy Livin' (Hensley) 2:59
前の曲と切れ目なく演奏される名曲。流れが良くボルテージがあがる。

SIDE:B
1. 七月の朝
July Morning
(Byron/Hensley) 11:51
スタジオ・ヴァージョンよりちょっとテンポが遅いが、Manfred Mann が弾いていた後半のムーグの部分も Ken Hensley が見事に昇華して演奏している。

2. 瞳に光る涙 Tears In My Eyes (Hensley) 5:02
Ken Hensley がスライド・ギターを演奏するアップテンポナンバー。ナナナナナが良い!

SIDE:C
1. ジプシー
Gypsy
(Box/Byron) 14:03
Ken Hensley の両チャンネルを駆使したキーボード・ソロと、Lee Kerslake の破天荒なドラム・ソロがフィーチャーされている長い "Gypsy"。日本公演では20分近くの長さだった。

2. 連帯 Circle Of Hands (Hensley) 8:59
ライターをつけて会場をともしたい大バラード。これまたスタジオ・ヴァージョンよりちょっとテンポが遅いが、重厚な仕上がりに満足。

SIDE:D
1. 対自核
Look At Yourself
(Hensley) 7:28
スタジオでは Ken Hensley がリード・ヴォーカルをとっていた曲だが、ライヴではこうして David Byron が歌っていても違和感がない。手拍子で盛り上げてから演奏に移り、Yeah! でオーディエンスと一体となるステージの白熱ぶりが伝わってくる名演だ。

2. 魔の饗宴 The Magician's Birthday (Box/Hensley/Kerslake) 1:42
アンコール。オリジナルは11分もあるこの曲を?、と思ったら、中間部の "Happey Birthday To You" のとこだけ。この曲は日本公演ではやらなかった。

3. ラヴ・マシーン Love Machine (Box/Byron/Hensley) 3:24
Mick Box のワウ・ギターが活躍するアップテンポ・ナンバー。もはやオーディエンスは HEEPに報いる "愛の機械"へと化す(笑)

4. ロックン・ロール・メドレー Rock'n Roll Medley : Roll Over Beethoven (Berry) - Blue Suede Shoes (Perkins) - Mean Woman Blues (De-Metruis) - Hound Dog (Leiber/Stoller) - At The Hop (Singer/Medora/White) - Whole Lotta Shakin' Goin' On (Williams) - Blue Suede Shoes (Perkins) 8:39
ラス曲は HEEPサウンド風にアレンジされたロックン・ロール・メドレー。David Byron と Mick Box が雑貨屋でも買える TOP 40 のカヴァー・アルバムの録音をしていた日々が思い出される。初心忘れるべからず、か。

Produced by Gerry Bron
Recorded during the British Tour January 1973

Member are ; David Byron (lead vocals), Mick Box (lead guitar & vocals), Ken Hensley (organ, slide & vocals), Gary Thain (bass & vocals), Lee Kerslake (drums & vocals)

URIAH HEEP 初のライヴ・アルバムは、1973年1月よりスタートした "THE MAGICIAN'S BIRTHDAY"ツアーから録音されたもの。まさに 油の乗り切った絶頂期のHEEPのライヴ を聴くことが出来る。録音場所は本作冒頭のチューニング "Introduction" で David Byronが 「Friday night in Birmingham!!」 と言ってるとおり、1973年1月26日の Birmingham Town Hall 公演での録音が主体となっているが、曲によって録音状態が良くなかったこともあり、実は事前に録音しておいた 同年1月16日の Manchester Free Trade Hall 公演 (と他1公演) を含めた3公演の録音を編集したのが本作である。明かに Birmingham公演と解るのは、SIDE:Aの4曲と SIDE:Dの1.で、残りの曲は確かに怪しく、他の公演かもしれない。

また、LPの収録時間の関係から、実際のセットリストと曲順が違うので、以下に実際のセットリストを記しておく。("Gypsy"と"Tears In My Eyes"が逆なだけだが...)

Introduction / Sunrise / Sweet Lorraine / Traveller In Time / Easy Livin' / July Morning / Gypsy / Tears In My Eyes / Circle Of Hands / Look At Yourself / The Magician's Birthday / Love Machine / Rock 'N' Roll Medley

1973年1月に録音された本作と同年3月の日本公演のブートを比較すると、とりたてて大きな違いは無いが、3公演からの美味しいトコロをチョイスした本作の方が音的にも質的にも良好であることは確か。メンバーがその後、必ず 「"LIVE"ALBUM (本作のこと) が大好きだ!」 と言っているとおり、本当に白熱した素晴らしい演奏を聴くことが出来る。

本作は、イギリスでは 1973年3月に Bronze Records から発売、アメリカ盤も同年3月に Mercury Records よりリリースされた。アナログ盤は各国盤の2LPの見開きジャケットの中に "Official Ten Page Colour Programme" が貼付封入されていた。このプログラムは Fin Costello によるステージ・フォトや、Melody Maker の Geoff Brown によるメンバーの私見解説などを見ることが出来る。

1973年4月にリリースされた日本盤も当然プログラムが付いていたが、その後の Warner Bros や Victor からの再発盤ではプログラムが無くなっている(ジャケット表の上部にある"Official Ten Page Colour Programme"の表記もなくなっている)。

CD化にあたりテイチクから再発された2CD(32DN-52/53)からはプログラムが復活した。また、外盤CDはもちろん2CDの完全盤もあったが、1CD盤も存在し、1CD盤には "Rock'n Roll Medley" が収録されておらず、さらにプログラムも無いものだった。


URIAH HEEP 『LIVE JANUARY 1973』 (CD, Castle ESCMCD 320, UK) 1996

1996年初夏に Castle Communications より再発された Remastered CD。1995年12月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。従来2枚組で聴かされていたものが曲のカットもなく 1CDに全て収録されたことは悦ばしいことだった。プログラムもちゃんと復元されていた。ただし、ボートラの収録はなかった...当たり前か...(笑) どうせ 1CDに収められたのなら、当時のセットリストの曲順に直して再発してくれても良かった気がするが。

なお、ジャケット表記に "Introduction"が無く、実際には チャプターされているので、ジャケット表記の順番と実際のCDの順番が1曲ずつズレているのが難点。

また、Remastered CDを紙ジャケットにしたものとしては 2001年に Castle/Sanctuary が復刻したもの (CMTDD329) がある。

 


URIAH HEEP 『A TIME OF REVELATION』 (4CD Box-Set, Essential ESF CD 298, UK) 1996/04

URIAH HEEPの結成25周年を記念してリリースされた4枚組のボックス・セット。1995年に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。未発表曲・ヴァージョン違いも沢山収録。

Disc 2
9.
Circle Of Hands (Hensley) 8:59

10. Rock'n Roll Medley : Roll Over Beethoven (Berry) - Blue Suede Shoes (Perkins) - Mean Woman Blues (De-Metruis) - Hound Dog (Leiber/Stoller) - At The Hop (Singer/Medora/White) - Whole Lotta Shakin' Goin' On (Williams) - Blue Suede Shoes (Perkins) 8:24

上記2曲は『LIVE JANUARY 1973』 からのチョイスだが、まるでこの2曲が続けて演奏されたかのように曲間をうまく編集してあるので、リストアップしておく。

 

 

 

 


URIAH HEEP 『LIVE '73 (EXPANDED DE-LUXE EDITION)』 (2CD, Sanctuary CMRCD772, UK) 2003/08/11

2003年6月に Robert M.Corich と Mike Brown の手によって Remasteredされた Expanded De-luxe Edition 2CD。新たに "US RADIO SHOW & FILM MIXES 73-74 TOUR" と名付けられたボーナス・ディスクが1枚ついた。

Bonus Disc
US Radio Show - previously unreleased radio show edit
1. Something Or Nothing (Box/Hensley/Thain) 3:11
2. I Won't Mind (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 5:50
『WONDERWORLD』 のアメリカ盤リリースに伴なうラジオ・ショー音源(20分)からの放送用テイク。出所は 『LIVE AT SHEPPERTON '74』 で、通常 "I Won't Mind"の次が "Something Or Nothing"のところを曲順を逆にし、歓声やMCもうまく繋げて別物ライヴ仕立てにしている。

US Radio Show - previously unreleased radio show edit
3. Look At Yourself (Hensley) 6:19
4. Gypsy (Box/Byron) 4:38
上掲同様、『WONDERWORLD』 のアメリカ盤リリースに伴なうラジオ・ショー音源(20分)からの放送用テイク。出所は 『LIVE JANUARY 1973』 である。"Look At Yourself"は導入部の David Byronのオーディエンスへの煽りが編集で短くカットされ、後半のオーディエンスとの掛け合い部分では David の "イエーィエーェー" が一部カットされている。"Gypsy"は Ken Hensley のキーボード・ソロと Lee Kerslake のドラム・ソロを総てカットしているが、この編集はスタジオ・ヴージョンのシングル・エディット並みに素晴らしい!

Film Mixes Used For Radio - previously unreleased film mix version
5. Easy Livin' (Hensley) 3:20
6. So Tired (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 3:55
7. I Won't Mind (Box/Byron/Hensley/Kerslake/Thain) 6:07
8. Something Or Nothing (Box/Hensley/Thain) 3:22
9. The Easy Road (Hensley) 3:06
10. Stealin' (Hensley) 5:30
11. Love Machine (Hensley/Box/Byron) 2:15

12.
Rock'n Roll Medley : Roll Over Beethoven (Berry) - Blue Suede Shoes (Perkins) - Mean Woman Blues (De-Metruis) - Hound Dog (Leiber/Stoller) - At The Hop (Singer/Medora/White) - Whole Lotta Shakin' Goin' On (Williams) - Blue Suede Shoes (Perkins) 7:48
1974年9月30日にTV放送された "Don Kirshner's Rock Concert" の未発表のフィルム・ミックス。音源としては前述の 『LIVE AT SHEPPERTON '74』 と同じなのであるが、『D.K.R.C.'74』 としても有名なTVフィルムのミックス・ヴァージョンとのことで、今まで(2003年まで)の同音源の中では一番音質が良い!!


Single variation from "Live January 1973"
- UNDER CONSTRUCTION -
更に深みに(笑) → (工事中)


URIAH HEEP 1971-1975

HOME