URIAH HEEP 1986-1994
URIAH HEEP
『LIVE IN MOSCOW』

壮絶! 1987年モスクワ・ライヴ! まさにベスト・オブ・ユーライア・ヒープ !!

03/12/16 Updated


URIAH HEEP 『LIVE IN MOSCOW』 (LP, Legacy LLP118, UK) 1988/07

SIDE:A
1. Bird Of Prey
(Byron/Box/Hensley) 4:58
2.
Stealin' (Hensley) 5:35
3.
Too Scared To Run (Box/Daisley/Goalby/Kerslake/Sinclair) 4:10
4. Corina (Box/Lanzon/Shaw) 4:09
5. Mr.Majestic (Lanzon) 5:56

SIDE:B
6. The Wizard (Hensley/Clarke) 3:47
7.
July Morning (Hensley/Byron) 10:09
8. Easy Livin' (Hensley) 3:21
9.
That's The Way That It Is (Bliss) 4:09
10.
Pacific Highway (Lanzon/Shaw) 5:45

Recorded at the Olympiskij Stadium in Moscow, USSR, between 7 & 16 Dec 1987

Member are ; Mick Box (guitar, vocals), Lee Kerslake (drums, vocals), Trevor Bolder (bass guitar, vocals), Phil Lanzon (keyboards, vocals), Bernie Shaw (lead vocals)

Bernie Shaw と Phil Lanzon が加入してからの URIAH HEEP の初オフィシャル盤は、ライヴ盤であった。ここに収められている音源は 1987年12月7日〜12月16日、URIAH HEEP が 西側の HM/HR BAND としては初めてロシア (当時はソビエト連邦と呼ばれていた) でライヴを行なった時のもので、モスクワの Olympisklj Stadium で 「国際平和と友好のためのコンサート」 の一環として行なったライヴである。Bernie Shaw のヴォーカルはハリと艶があり、伸びやかで清々しい。聴けば Bernie Shaw と判るインパクトは、Steve Perry (JOURNEY) のそれと似ている。Phil Lanzon のキーボードは Ken Hensleほどハモンドの厚みもなければ John Sinclairほどシンセたっぷりでもないが、いわばどちらに片寄ることなく程良いサポーティング。

"Bird Of Prey" はクラシックな名曲ではあるが、長らくライヴで演奏していなかっただけに 新生HEEP の新しい息吹を感じることが出来る。新曲は3曲。"Corina" はいかにも産業ロックな疾走チューン。Bernie & Phil が GRAND PRIX の曲を演っているようでもある。"Mr.Majestic" は Phil Lanzon が持ち前のダミ声で歌うパワー・ロック。キーボード・プレイヤーがリード・ヴォーカルを歌うのは Ken Hensley以来であるが、Phil のヴォーカルは余り上手くない(汗) 途中 Bernie Shaw とのヴォーカルの交錯があり、曲そのものが救われた出来になっている。"Pacific Highway" は Phil のキーボードのリフレインがしつこい疾走チューン。他のメンバーのことは書かないが、Bernie & Phil の初陣としてはインパクトもあり、歴史的な良盤といえる!

ちなみに、収録時間の関係からコンプリート収録ではないが、以下に実際のセットリストを記しておく。
Bird Of Prey / Staelin' / Too Scared To Run / Rockarama / Heartache City / Corina / Mr.Majestic / The Wizard / July Morning / Gypsy / Easy Livin' (encore) That's The Way That It Is / Pacific Highway / Look At Yourself
ANGEL WITCH 〜 SAMSON のベーシスト Kevin Riddlesがキーボードとベースの、Jim Hughesがギターとドラムの(たぶん)テクニシャンとして帯同していた。


URIAH HEEP 『LIVE IN MOSCOW』 (CD, Legacy/PRT LLCD118, UK) 1988
ユーライア・ヒープ 『ライヴ・イン・モスクワ』 (CD, CBS SONY 25DP 5420, Japan) 1989/04/21

1. バード・オブ・プレイ Bird Of Prey (Byron/Box/Hensley) 4:58
2. スティーリン
Stealin' (Hensley) 5:35
3. トゥー・スカード・トゥ・ラン
Too Scared To Run (Box/Daisley/Goalby/Kerslake/Sinclair) 4:10
4. コリーナ Corina (Box/Lanzon/Shaw) 4:09
5. ミスター・マジェスティック Mr.Majestic (Lanzon) 5:56
6. ザ・ウィザード The Wizard (Hensley/Clarke) 3:47
7. 7月の朝
July Morning (Hensley/Byron) 10:09
8. イーズィ・リヴィング Easy Livin' (Hensley) 3:21
9. ザッツ・ザ・ウェイ・ザット・イット・イズ
That's The Way That It Is (Bliss) 4:09
10. バシフィック・ハイウェイ
Pacific Highway (Lanzon/Shaw) 5:45
Extra Track on CD:
11. ジプシー
Gypsy (Box/Byron) 8:14

当時リリースされたCDはボートラとして "Gypsy" を1曲追加。LP では "Mr.Majestic" と "The Wizard" の間で A面B面の途切れがあるが、さすが CDでは歓声が途切れることなくうまく繋がっている。


ユーライア・ヒープ 『ライヴ・イン・モスコー』 (VHS, Nihon Crown CRVR-80037, Japan) 1993

1. バシフィック・ハイウェイ Pacific Highway (Lanzon/Shaw)
2. トゥー・スケアード・トゥ・ラン
Too Scared To Run (Box/Daisley/Goalby/Kerslake/Sinclair)
3. 略奪
Stealin' (Hensley)
4. ミスター・マジェスティック
Mr.Majestic (Lanzon)
5.
魔法使い The Wizard (Hensley/Clarke)
6. 7月の朝
July Morning (Hensley/Byron)
7. ジプシー Gypsy (Box/Byron)
8. 安息の日々 Easy Livin'
(Hensley)
9. コリーナ
Corina (Box/Lanzon/Shaw)
10. 対自核 Look At Yourself (Hensley)

映像版は曲順が違い、CDに収録されていた "Bird Of Prey" と "That's The Way That It Is" が未収録。その替り "Look At Yourself" が収録されているのが嬉しい。西側のロック・バンドを初めて観たオーディエンスは盛り上がってはいるが、なにぶん正式なアルバム・リリースがない国なためか、良く見ると手拍子などはバラバラである(笑) ステージ・セットの後ろに 『EQUATOR』 のジャケが使われているあたり、まだ 『EQUATOR』 のプロモーションにもなっているのが嬉しいやら悲しいやら。 しかしながらパフォーマンスとしては申し分なく、この編成でのHEEPの演奏が安定しているのを見ることが出来る。また、モスクワに到着した時のシーンやら市民と戯れるシーンなどがライヴ映像と交錯し、HEEPのメンバーにとっても思い出を綴るビデオとなった。

※なお、筆者が 1989年頃に西新宿でゲットしたビデオはオリジナルのフィルムを使っており、収録曲や曲順こそ同じであるが、上に記したモスクワで戯れるシーンなどが入っていない編集前の映像である。「観光シーンがウザいなぁ〜」と思う人やライヴ・シーンを中心に見たい人はゲットして欲しい。


URIAH HEEP 『RAGING SILENCE』 (CD, Enigma 7 73574-2, US) 1990

1990年にリリースされた 『RAGING SILENCE』 のアメリカ盤。ボートラとしてモスクワ・ライヴから1曲収録。

Bonus Track:
11. Look At Yourself (Hensley) 8:00
Lee Kerslake の 「ハーイヨー、ハ〜〜〜イヨォ〜」 からスタートする劇的ライヴ・ナンバー。

 

 

 


URIAH HEEP 『LIVE IN MOSCOW』 (CD, US) 1994

1994年に再発されたアメリカ盤CD。ジャケ違いで内容は最初のCDと同じ。

 

 

 

 

 

 


URIAH HEEP 『LIVE IN MOSCOW』 (CD, Swiss) 1995

1995年に再発されたスイス盤CD。ジャケ違いで内容は最初のCDと同じ。

 

 

 

 

 

 


URIAH HEEP 『LIVE IN MOSCOW』 (CD, UAE 30892, Holland) 1997

1997年に再発された欧州盤CD。ジャケ違いで内容は最初のCDと同じ。

 

 

 

 

 

 


URIAH HEEP 『LIVE IN MOSCOW』 (CD, Castle ESCMCD611, UK) 1998

1998年春 に Castle Communications より再発された Remastered CD。1997年12月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。以下のボートラ3曲が追加収録されている。

Bonus Tracks:
11.
Gypsy (Box/Byron) 7:49
Legacy盤CDなどに Extra track として収録されたものと同じ。

12. Rockarama (previously unreleased live Moscow recording) (Goalby/Sinclair/Bolder/Kerslake/Box) 10:19
イントロの長いドラムで、Lee Kers;akeが叫んだり、Phil Lanzonを呼んだりしている。Trevor Bolder のベースが重くてカッコ良いヴァージョンになってる。

13. Heartache City (previously unreleased live Moscow recording) (Goalby/Sinclair/Bolder/Kerslake/Box) 5:16
『EQUATOR』 の中でもライヴ映えする曲であったことが認識できる。


URIAH HEEP 『RAGING SILENCE』 (CD, Castle ESCMCD612, UK) 1998

1998年春に Castle Communications より再発された Remastered CD。1997年12月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。ボートラの中の3曲に何故かモスクワ・ライヴの別ヴァージョンも収録。

Bonus Tracks:
12. Look At Yourself (Hensley) 7:21
1990年の
『RAGING SILENCE』 のUS盤CDにボートラで収録されたものとはヴァージョンが違う。Lee Kerslake がいきなり 「Good Evening, Moscow!!」 と言って曲が始まる。

13. Too Scared To Run (previously unreleased live version from Moscow recordings) (Goalby/Sinclair/Kerslake/daisley/Box) 3:58
『LIVE IN MOSCOW』 のテイクと違うらしいが、よく判らない。音がシャリシャリしててダイナミックになってるような気もするが...

14. Corina (previously unreleased live version from Moscow recordings) (Box/Lanzon/Shaw) 4:46
『LIVE IN MOSCOW』 のテイクと明らかに違う。最後の "Corina what's this talk of glory〜"の部分が1小節多く演奏している。


URIAH HEEP 『STILL 'EAVY, STILL PROUD』 (CD, Castle ESCMCD613, UK) 1998

1998年春に Castle Communications より再発された Remastered CD。1997年12月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。今までスタジオ録音が聴けなかった3曲や、モスクワ・ライヴの別ヴァージョンも2曲収録。

5. Easy Livin' (from 'live in Moscow')(Hensley) 3:10
『LIVE IN MOSCOW』 のオリジナル盤から。

6. Too Scared To Run (alternative live version from Moscow concerts) (Box/Daisley/Goalby/Kerslake/Sinclair) 4:13
『RAGING SILENCE』 の Remastered CDのボートラに収録されたテイクと同じだと思う。

7. Corina (alternative live version from Moscow concerts) (Box/Lanzon/Shaw) 4:42
『RAGING SILENCE』 の Remastered CDのボートラに収録されたテイクと同じだと思う。つまり長い小節のヴァージョン。

12. Pacific Highway (studio demo recording and mix) (Lanzon/Shaw) 4:48
ようやく陽の目を見たスタジオ・テイク (以下2曲も同様)。イントロで Phil がポロンとキーボードを弾いてスタートする。ライヴ盤に慣れたせいか、テンポが遅い気がする。Mick Box のギター・ソロも余り冴えない。

13. Mr.Majestic (studio demo recording and mix) (Lanzon) 5:00
Phil "歌う鹿賀丈史" Lanzon がリード・ヴォーカルを担う曲。Phil のヴォーカルはお世辞にも上手くないが、曲としてはとても良い。ライヴでない分フェイドアウトが早い。

14. Corina (studio demo recording and mix) (Box/Lanzon/Shaw) 3:49
いかにも産業ロックな疾走チューン。Bernie & Phil が GRAND PRIX の曲を演っているようでもある。ライヴでない分フェイドアウトが早い。

なお、1987年に HEEP が "Corina" などをスタジオでレコーディングしていた時、隣のスタジオでは Neil Murray を加えたばかりの VOW WOW がスタジオに入っていた。VOW WOWの 厚見玲 (key) が HEEPの大ファンで、HEEP と "July Morning" などジャムったが、HEEP の方から 「このままメンバーになっちゃえば?」 と言われたらしい。もちろん社交辞令ではあると思うが (笑)。


URIAH HEEP 『DIFFERENT WORLD』 (CD, Castle ESCMCD614, UK) 1998

1998年春に Castle Communications より再発された Remastered CD。1997年12月に Mike Brown と Robert M.Corich の手によって Remasteredされた。ボートラの中の1曲に何故かモスクワ・ライヴの別ヴァージョンも収録。

Bonus Tracks:
14. Rockarama (live alternate version - from Moscow concerts) (Goalby/Sinclair/Bolder/Kerslake/Box) 10:03
『LIVE IN MOSCOW』 の Remastered CDに収録されたテイクとは明らかに違う。イントロの長いドラムの所で Bernie Shaw中心でオーディエンスを盛り上げている。

 

 


URIAH HEEP 『MOSCOW AND BEYOND』 (DVD, Classic Rock Legends CRL9019, UK) 2002/12/17

1. Pacific Highway (Lanzon/Shaw)
2.
Too Scared To Run (Box/Daisley/Goalby/Kerslake/Sinclair)
3.
Stealin' (Hensley)
4.
Mr.Majestic (Lanzon)
5.
The Wizard (Hensley/Clarke)
6.
July Morning (Hensley/Byron)
7. Gypsy (Box/Byron)
8. Easy Livin'
(Hensley)
9.
Corina (Box/Lanzon/Shaw)
10. Look At Yourself (Hensley)

20th Anniversary Concert
1. Bird Of Prey (Box/Byron/Newton/Hensley)
2. Bad Bad Man (Lanzon)
3. Rich Kid (Lanzon)
4. Lady In Black (Hensley)

Moscow Remembered (Interviews)

Acoustically Driven featurette

ビデオ 『LIVE IN MOSCOW』 の DVD化。何故か20周年記念ビデオ 『LIVE LEGENDS』 からも4曲収録されているが、これはこれで単体で DVD化して欲しかった。Mick Box と Bernie Shaw へのインタヴューはこのDVDリリースに伴なって収録されたもので、モスクワの思い出を語っている。


※個人的に思うのは、レコーディングされたライヴ音源をいろいろなCDのボートラなどで分割して収録しているが、実際のセットリストどおり コンプリートで収録した『LIVE IN MOSCOW』 をリリースして欲しいと思う。Expanded Deluxe Edition に期待!!


Single variation from "Live In Moscow"
- UNDER CONSTRUCTION -
更に深みに(笑) → (工事中)


URIAH HEEP 1986-1994

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