Circle Of Friends 2004
September 24th - 25th Hamberg

初めてのドイツ。Uriah Heepのファン・クラブ"Stay On Top"が毎年何かしらのイベントをやっていたことは知っていたけど、アメリカのファンが発端となった"HeepVention"や、イギリスでDave Owen氏らが主催した"The Magician's Birthday Party"などと比べると、どうも企画自体がパッとしない印象があった。ドイツで根強い人気を誇るUriah Heepであるからして、何も大きなイベントがないことに不思議を感じていた。機会があればドイツに行きたいと思っていても、中々重い腰を持ち上げてくれるようなイベントがなかったのである。ところがどっこい、今年は"Stay On Top"の20周年だとかで、Ken Hensley, John Lawton, Paul Newton, Keith Baker, Peter Hessleinらを呼んで、大々的にライヴ・イベント"Circle of Friends"を開催するということになった。単純に「行きてぇー」だった。特にまだ観たことのないKen Hensley Bandのライヴを観たかったし、Keith Bakerにも会ってドラムも聴きてぇー、というミーハーな気持ちが強かった。
しかし、すぐにドイツ行きの意思を決定したわけではなかった。友達を誘ったものの結局一人で行くことになって、そして何しろ初めてのドイツ。日本から目的地のHamburgに行くには経由便しかないという。直行便しか乗ったことのないアッシは、経由地でどういう事務手続きをして乗り継いで良いのか知らず、事実インターネットで調べたり旅行会社で聞いても満足できるような詳細な説明を得ることが出来なかったのである。ましてや、Hambergに焦点を絞った書籍も少なく、「地球の歩き方」などを買ってもその中のHambergのページなんてごく些細なものであった。また、10月にはJohn Lawton再来日がある、11月にはイギリスで恒例の"TMBP"もある、これから金も使うだろうし、今のこんな不安な気持ちの状態では...、と半ばドイツ行きは諦めかけていた。
しかししかし、金の問題は二の次(金は使うためにある!)、気合と根性で行くしかない!(人生一度きりなんだから)...ということで、結論を出したのは8月中旬であった。なにしろ、イベントが9月ということで、ウチの会社の夏期休暇取得というカタチで行けることが出来たのだから、これまたラッキーだったのである。

ドイツ行きの意思を固めたアッシはすぐに"SOT"に参加申請の手配。他のファンイベント同様、数日後に"SOT"から首からぶらさげるVIPパウチとランチ券が届いた。お金(EUR35.00)は「当日会場に来た時に現金でください」という優しい心遣い。
そして、いつもの
HISへ。宿泊先は何点かピックアップできたものの、飛行機がなぁーい!! 8月下旬に予約に行っても、夏休み真っ盛りじゃ航空券あるわけないよな(泣) いや、高くても良いのならあることはあった。HISで格安航空券が取れていればエコノミー往復9〜10万円だったそうだ。しかし、用意できる航空券は14万円ぐらいだという。しかも、行きはロシアで1泊して帰りも滞在期間を1日延ばせ、という。そんなー、それではHISにお願いする意味がないじゃないか。そんなにたくさん休暇取得できねーんだよ!! ここまで決断して飛行機が無くて諦めるのはイヤだと思ったアッシは、インターネットでの航空券手配をもくろんだ。たどりついたのは、日本航空(JAL)+ルフトハンザのエコノミー往復157,450円。高けぇ〜 悩んだものの、そうこうしているうちに席もなくなってしまうことを懸念して、結局これに決めた。宿泊先はHISで決めてクーポン化してもらった。Bellevueというホテルで、3泊朝食付き38,000円(HISへのチャージ含む)。もう少し安いホテルでも良いと思ったが、丁度気の利いた場所の適当なホテルを見つけられなかったので、まぁいっか。近畿日本ツーリストで京成スカイライナーの乗車券も買った。いつもは海外旅行損害保険なんかにゃ入らないアッシも、初のドイツにはびびってしまい東京海上の損害保険に加入、1,290円也。それから、大の飛行機嫌いのアッシは、今回初めて遺言状も書いた(爆)


9月23日(木)、ゴマキの誕生日(謎笑)。この日は"SOT"イベントの一環として Lana Lane & Eric Norlanderのライヴ(前座はMilo)があったのだが、"Weep In Silence"をやりますよ〜、とアナウンスされていても、特にLana Laneのファンではないアッシはライヴを観る気持ちになれなかったのである。彼らのライヴに KenやJohnが参加してくれるなら、観たかったとは思うけど(汗)
というわけで、23日。京成スカイライナーに乗る頃には緊張して少し腹痛。やっぱり初のドイツにびびっているアッシ。なんとか腹痛をこらえて
成田空港(第二ターミナル)へ。搭乗手続きで「身長でかいので通路側か窓側がいいんですけど」と言ったが、「満席です、席の指定はできません」と言われてしまった。まぁしゃあねぇ。換金はEUR260分、日本円にして37,042円。ドイツに行きゃレアアイテムやグッズが売っているかもしれない、と思って換金したものの、少し多すぎたか。

乗った飛行機はJL407便で 13:00離陸。アッシの席は左側の3シートのうち通路側の1席。機内は確かに満席。しかしアッシの左隣の席に人は来なかった。ラッキー♪ 航空券をゲットしたのは遅かったけど、搭乗手続きのお姉ちゃんに万遍の笑顔で席の希望を言ったのが良かったのかも♪ 窓側に座っていた青年に「真ん中の空いている席は共同で使いましょう」と声をかけて、存分に足を伸ばせてもらった。暇な機中、実は腹痛の後に気分も少し気持ち悪かったのだが、隣席の青年"杉本くん"とお話をしているうちに気分もよくなってきた。杉本くんは、うる覚えだが九州のほうから来て、関西空港から成田空港を経由し、さらにJL407便でFrankfurtを経由し、オーストリアのWienに住んでいる叔父さんの家に夏期休暇で遊びに行くのだという。凄いタフ!! そんな杉本くんに「俺はドイツにライヴを観に行くだけだから」と説明をしたら、「ロックは好きですよ」と言うから、Uriah HeepやJohn Wettonの話をしたが「知らない」と言う(泣) AsiaやSlayerの話をしたら知っていたので、少しそのへんのロックの話やお互いの仕事の話をして盛り上がっていた。いやぁ、暇つぶしになったねぇ(笑) JL407便ではあと、ゆずジュースが美味しかった、ってことが印象に残っている。

18:00(もちろん現地時間)に経由地のFrankfurt空港に着陸。ターミナル2からターミナル1へ移動。経由便の手続きの仕方が判らなかったので、杉本くんに教えてもらった。しかーし、ここでハプニングが!! なんとアッシのHamberg行きの経由便であるルフトハンザの20:25発LH030便が欠航!! どうやって変更手続きすりゃいいんだ!?? 成田で預けたアッシの荷物はどこへ!? 不安が一気に爆発。ここでも杉本くんが助けてくれて、ルフトハンザの搭乗窓口を探してくれた。いくつかルフトハンザと書いてある窓口があったので、それらの窓口のうちどの窓口に並べばいいのかは杉本くんも不安だったようだが、とりあえずこういう状況下で一番混雑して並んでいた列があったのでそこだと思って並んだ。そうこうしているうちに、杉本くんの乗るWien行きの便の搭乗時間となり、杉本くんとはここでお別れ。行かないでー(笑) でも杉本くんありがとう!! この不安な列、アッシの前に20人ぐらいいただろうか。ピクリとも動かねぇー そうこうしているうちに1時間、替わりの便があったとしても手続きが間に合わなくて乗れないってことはないよな?、と不安になってきた。2時間ぐらい並んでようやくアッシの番。前に並んでいた20人ぐらいの奴らが1人ずつ相当な時間をかけて窓口と格闘していたが、アッシはものの3〜4分で終わってしまった。へ?って感じである。とにかく、この窓口でちゃんと代替便の手続きが出来たので良かった。

代替便は21:50発LH032便。航空券には「21ゲート」と書いてある。30分前にその「21ゲート」に行くが、どうも様子がおかしい。待合所に日本人っぽい人が1人もいないのである。まぁそういうこともあるよな、と思っていたが、よくよくゲートの窓口を見ると便名が違ぁーう!!! おいどういうことだ?とゲートにいる係のお姉ちゃんに航空券を見せて聞くと「あぁ、これ間違えね。12ゲートよ」だって。おいおい!!! Frankfurt空港の縦に異様に長いターミナル内を猛ダッシュして12ゲートに向かう。ひぇー なんでこんなところまできて、こんなに苦労せにゃあかんのよ。
12ゲートに着くと確かに「LH032便」と書いてある。まったくよう(怒) しかししかし、離陸予定の21:50になってもゲートインすら出来ず、ようやく機内に乗れたのは22:10であった(泣) さらに困難は続く、乗り込んだ機内、なかなか離陸しない。だいぶしてからドイツ語で機内アナウンス。よく判らなかったが、恐らく「緊急の代替便のため飛行機の整備点検をしています。急いでいる皆様にはご迷惑かけますが、安全にフライトさせるためなのでご了承ください」というようなアナウンスだったと思う。乗客からは拍手が起こった。まぁここで急いで飛ばして飛行機落ちたらイヤだからね。結局Frankfrut空港を離陸したのは 23:45だった!!!

Hamburg空港(ターミナル4)に着いたのは24:45。もう電車もバスも無ぇ〜!! 空港の外に出て、頼る手段はタクシーしかなかった。今までいろんな国に行ったが、実は1人でタクシーに乗ったことがなかった。何とか片ごとの英語と地図でホテルの場所を運ちゃんに説明し、宿泊先のBellevueに到着したのは、25:20だった。タクシーの運ちゃんにチップあげんの忘れた(汗) しかしまぁ、予定より3時間遅れ。疲れたー

ホテルBellevueはHambergのシンボルであるAlster湖畔にあり、Hambergの主要駅である「中央駅(Hauptbahnhof)」から徒歩8分ぐらいのところ。リザーブされたシングル部屋は湖Alster湖畔が展望できない逆窓の1階部屋で、かなり残念。しかもテレビが壊れていた。自力でテレビを直そうとしたり風呂入ったり何だりで就寝したのは27:00を過ぎていた(爆)
しかぁーし、寝たのはいいが、悪夢が...いきなり黒人が部屋の中に入ってきて襲われる、という夢。一度夢から覚めるが、今度はアッシが○○を邪○して○○から永○△○されてしまうという悲しい夢を...ハプニングあり、悪夢ありの壮絶な1日であった。

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