IAIN CLARK

CRESSIDA
『TRAPPED IN TIME : THE LOST TAPES』

12/10/25 Updated


CRESSIDA 『TRAPPED IN TIME : THE LOST TAPES』 (LP, Record Collectors RCLP002, UK) 2011/11

Side:A
1. To Play Your Little Game (Heyworth) 3.09 +
2. Winter Is Coming Again
(Heyworth) 3.51 +
3. Cressida
(Cullen) 4.03 +
4. Depression
(Cullen) 3.30 +
5. Sad Eyed Fairy
(Cullen) 3.15 +
6. Lights In My Mind (Heyworth) 3.15 +

Side:B
1. Let Them Come When They Will (Heyworth) 3.02 +
2. Situation (Heyworth) 3.26 +
3. The Only Earthman In Town
(Heyworth) 3.40 *
4. Down Down 4.29
(Heyworth) *
5. Mental State (Heyworth) 3.39 *

Recorded live at Central Sound Studios, Denmark Street, London 1969
Remastered by Fluid Mastering Studios, 2011

Members are ; Angus Cullen (vocals), John Heyworth (guitar), Kevin McCarthy (bass), Iain Clark (drums), Lol Coker (hammond organ on +), Peter Jennings (hammond organ on *)

イギリスのRecord Collector Magazine企画発掘音源シリーズ“RARE VINYL SERIES”の1枚として2011年11月に750枚限定の180グラムLPとして発売された1969年録音のデモ音源集。

A面〜B面2曲目までの8曲は CRESSIDA #1 による演奏で、ハモンド・オルガンを初代の Lol Coker が弾いている。1969年1月に Ossie Byrne のプロダクションに入り、早速デモ音源 "Lights In My Mind", "Sad Eyes Fairy" の録音をしている為、A面4〜6曲目は正にこの時の音源と思われる(アセテート盤でも聴ける)。Lol Cokerが脱退する1969年夏まではデモ音源制作の為に積極的なライヴ活動をしていたので、順不同でなければ A面1〜3曲目も前述のアセテート盤の3曲同様に1969年春頃の音源で、B面1〜2曲目は 1stアルバムのマテリアルに入り損ねた 1969年春〜夏頃の音源かもしれない(憶測)。

A-1"To Play Your Little Game"は John Heyworth のギターからスタートする。曲のヴァースも短いデモ期の初期ヴァージョン。A-2"Winter Is Coming Again"はコーラスもない、Peter Jeenings のアウトロの大袈裟なハモンドソロもない、という初期ヴァージョン。その分 John Heyworth がギコちない長いギターソロを聴かせてくれる。A-3"Cressida"は後に1stアルバムに収録されるヴァージョンよりも、より硬質な John のギター と 洒落た Peter の楽曲内の配分が平等な印象を受ける。曲のラストも急に終わる。

A-4"Depression"は教会をイメージしたオルガン・イントロから始まるヴァージョン。ヴォーカル・パートに2番目の歌詞があるが、逆にアウトロの John Heyworth のストロングなギター・ソロがない。1stアルバムのヴァージョンとはイントロからアウトロまで完全に違う別物ヴァージョン。A-5"Sad Eyed Fairy"はアセテート盤のみで聴けた曲。緩やかな CARAVAN といった印象の楽曲。くすんだトーンのハモンドの音色とコーラスがカンタベリー・サウンドっぽくて良い。1stアルバムには未収録の曲!!! A-6"Lights In My Mind"は1stアルバム収録のヴァージョンのような重みが無く、イントロからして陳腐な感じのオルガンがいかにもデモらしい。Angus Cullen の裏声の出し方が違う。

B-1"Let Them Come When They Will"は 1stアルバム収録には漏れたものの CRESSIDA #3によるリ・レコーディングで2nd『ASYLUM』に 11:46 もある長尺曲として収録された曲。この初期ヴァージョンは余計なインプロビィゼーションが一切無く、1stアルバムに収録されてもおかしくない小粒なアレンジでスッキリ聴くことが出来る。B-2"Situation"も1stアルバム収録には漏れたものの 1970年2月下旬に CRESSIDA #2によるリ・レコーディングされたが本アルバムが発売されるまでお蔵入りにされていた未発表曲。"アーアアー"というコーラスが URIAH HEEPっぽい。

B面3〜5曲目までの3曲は CRESSIDA #2 による演奏で、ハモンド・オルガンを Peter Jennings が弾いている。1969年8月に Peter が加入し、翌9月にはWessex Studiosで 1stアルバムのレコーディングをしている為、8〜9月の時期に Central Sound Studiosで録音された音源だと想われる。

B-3"The Only Earthman In Town"は ゴチゴチしたリフが印象的な初期ヴァージョン。1stアルバム収録のヴァージョンが滑らかに洗練されたのが良くわかる。B-4"Down Down"は1stアルバム収録のヴァージョンとほぼ同じだが、Peter Jenningsの弾く抜けるような音色と、曲の終わり方が若干違う。B-5"Mental State"DEEP PURPLE に通ずるようなカッコいいハードロック。本アルバムが発売されるまでお蔵入りにされていた未発表曲。


CRESSIDA 『TRAPPED IN TIME : THE LOST TAPES』 (CD, Esteric Records, ECLEC22347, EU) 2012/09/24

1. To Play Your Little Game (Heyworth) 3.09 +
2. Winter Is Coming Again
(Heyworth) 3.51 +
3. Cressida
(Cullen) 4.03 +
4. Depression
(Cullen) 3.30 +
5. Sad Eyed Fairy
(Cullen) 3.15 +
6. Lights In My Mind (Heyworth) 3.15 +
7. Let Them Come When They Will (Heyworth) 3.02 +
8. Situation (Heyworth) 3.26 +
9. The Only Earthman In Town
(Heyworth) 3.40 *
10. Down Down 4.29
(Heyworth) *
11. Mental State (Heyworth) 3.39 *
12. Silent Light (Previously unreleased)
13. Situation (Alternate Version - previously unreleased)

限定LPから遅れること約10ヶ月、ボートラ2曲追加してのCD化。"Situation"は1970年にシングル・リリースされる予定だったものの、お蔵入りになっていた曲の、更にAlternate Version。


クレシダ トラップド・イン・タイム〜ザ・ロスト・テープス (TRAPPED IN TIME : THE LOST TAPES)』 (CD, Disk Union, DUPG130, Japan) 2012/11/21

日本語帯と赤岩和美氏の解説付きの国内仕様輸入盤CD。


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