キャストの「お仕事」ゲストの「お遊び」・・・

キャストにとってキャバクラはお仕事の場、ゲストにとってはお遊びの場
共通の場所で共通の時間を過ごしてもそこには大きく深い溝がある。
いつかその溝がうまることがあったなら・・・
楽しく、そして悲しい。そんなキャバクラの日々に思うこと。

このページは日頃私がキャバクラで思ったことなどを随筆形式で自由に
書いていきます。勝手なことばかり言ってるかもしれないけど勘弁ね。
とりあえず、ここだけの本音トークということで許されて・・・(笑)

随時、追加していきます。リピートしていただいた方のために新規追加のコラムは
前に足していくことにしました。


・・・・index・・・・

■七夕に思ふ
■おひさしぶりの構造
■バレンタインの告白

■がんばれボーイ君1

■がんばれボーイ君2
■がんばれボーイ君3
■おひさぁ〜♪
■継続は力なり
■となりの芝生は青い
■帰りたい

■放置プレイ?
■悲しき営業メール

■キャバクラとビンゴゲーム

■渋谷カジュアル

■キャバ嬢は仕事だよ

■叱られた指名嬢
■同伴と遅刻
■狐と狸なのか

■保険

■容疑者?

■自己満足のホワイトデー

■どうせそんなもんだろう

■誕生日には花束を…
■気の合う友人とキャバクラ行こう
■口説けるよ!

■覚えている

■キャストは年上好き♪

■今夜はどこへ・・
■なぜキャバクラなのか?

■キレイ好きなのね・・
■肩が凝る・・・なぜ?
■VIP席
■病気だね
■目には目を
■ナンバー1の気づかい
■触ってる客
■酔っぱらいの記憶
■私はここの常連になった?
■このふたり・・・
■カード会社のカルテ
■ストーカー
■恋愛スイッチ
■看護婦だらけ・・
■エンジョイ!ショータイム
■キャッチの言うこと
■自分だけは特別・・・・
■俺はなんでこんなことしてるんだ?
■指名替えの御法度
■キャバクラとホストクラブの生態系
■気まずいよぉ〜
■キャストの殺し文句(その1)
■キャストの殺し文句(その2)
■結局誰をさがしているのか
■マイナス営業について(その1)
■マイナス営業について(その2)
■あんたはえらい!


■七夕に思ふ(04.7.11)
定期的にメールをくれるキャストさんがいる。
こんなことを言っては失礼なのだが特に気に入った子ではないが、なりゆき上以前に一度だけ指名をしていた子だ。
気にはなっているのだがなかなか足を運べずにいる。
今度飲みに出たらちょっと寄ってみよう。そんなふうに思いながらたまにくるメールに愛想のない返事をしていた。
7月7日「最近は飲みにでてないの?今日は浴衣デーだよ。たまには歌舞伎町においでよ。」
またまたひと月ぶりくらいのメールが届いた。そしてふと気づいた。
前回、彼女のお店に行ったときも確かゆかたを着ていた。そうか…一年もたっていたのか。
あらためてそのキャストさんの根気強さに脱帽する思いだった。
そろそろほんとに逢いに行かなくては…
そんなことを思った七夕の夜…
彦星の気持ちがわかったような気がした。。。。いいえ、たぶん間違っていると思います!

 
■おひさしぶりの構造(04.7.11)
ふと思いだし花金(死語?)の飲みに乗じて、だいぶ以前に指名したことのある指名嬢に逢いに行った。
指名嬢「逢いたかったよぅ♪WITHさんぜんぜん○○○のこと相手にしてくれないんだもん」
はいはい、それはすみませんでした。ちやほやしてほしい年頃ではあるんだけどねぇ(笑)
しばし、楽しい時間を過ごした後、夢の竜宮城から帰還する。
翌日からは日常が待っている。
翌日…翌々日…そういえば○○○からは何の連絡ないな…。
ちょっと寂しいものである。こちらから連絡すればかわいいことも言ってくれるのだろうけど、それはそれ、ちやほやしてほしい年頃なのでね…
そして翌週の金曜日18:30…メール着信。
送り主を確認する前に想像ができてしまう私…。
「きょうは○○デーだよ。逢えるの楽しみにしてるからね(ハート)」
たぶん同胞メールなのだろうな。
そんなことでさらにモチベーションは上がることがなくなる。
結局、忘れたころに行くことになる。

■バレンタインの告白(04.2.22)
それは結ばれたリボンの下に遠慮がちに差し込まれていた。
私はブランドというものにとんと疎いのでよくわからないのだが品のいい紺色リボンで包まれた小箱はどこかの有名な専門店のものらしかった。
巷では手作りに心がこもっていると評価しがちだが、敢えて手作りでないのは彼女の遠慮がちな性格からだったのだろう。他の客と見た目で差をつけることは夜の仕事で愛想を振りまく彼女の日常を考えるとなかなかしにくい行為のはずだ。
店の中でそれを渡されたときも「これ…」と差し出されただけで他に言葉はなかった。
さて、その幅広のリボンの下に隠すようにあったもの…丁寧にふたつ折りににされたカードだった。
純白ではなく淡いクリーム色をしたそのカード…。渡されたときには気が付かなかった。小さな手提げ袋に入っていたこともあるが、わざと目立たないようにしてあったのは彼女が意識的にそうしたのに違いない。
私がカードに気付いたのは遅めに目覚めたその翌朝だった。
愛の感じられる直接的な言葉などは期待していない。日頃のお礼の言葉だけでも充分に伝わる気持ちがそこにはあるはずだ。そんなことに思いを巡らす私はそれを開く場所にも気を使った。
すでに高めになった朝日が差し込む日当たりのいい部屋にわざわざそれを持ち込んだ。
わずかな時間のうちにも期待を重ね、待ちきれずにそっとカードを引き抜き読んでみる。
「品名 チョコレート、原材料名砂糖、水飴、ココアバター…保存方法 直射日光を避け、18度以下で保存してください。…」
私はそれが何であったかを理解すると同時に白い箱に当たっていた明るい陽光をさえぎるように太陽に背を向けた。

 

■がんばれボーイ君1(04.1.28)
この店ももう5〜6回は来ただろうか。
指名嬢ができたときからボトルを入れているのだが、毎回行われる儀式がある。
ボーイさんすばやくおしぼりを持ってきて
ボーイ君「お飲み物は何にいたしましょう?」
WITH「あぁ、ボトルが入ってるんですけど…」
ボ「失礼いたしました、お名前をいただけますでしょうか」
このあたりから答えるの面倒になってくるんだよね。私は君(ボーイ君)の名前もう覚えたよ。と内心思いつつ…
W「はい、○○です」
ボ「ありがとうございます。少々お待ちください」
待つこと2・3分…
ボ「すみません。もう一度フルネームでお名前いただけますでしょうか?」
W「え?あぁ、○○××ですが…」(私は何かの容疑がかかってるのか)
ボ「ありがとうございます。もう少々お待ちください」
すでに女の子も席について乾杯を待ってるんだが…。
そしてまた待つこと3分ほど…。
ボ「お待たせいたしました。こちらですね」
やっと出てきた。さてこれで乾杯ができる。
あ!え?空じゃん!

■がんばれボーイ君2(04.1.28)
きょうは車で着たのでお酒は飲めないな。
ボーイ君「お飲み物は何にいたしましょう」
外は寒いし、ソフトドリンクっていうより暖かいものが飲みたいな…
WITH「ミルクティー…できます?」
ボ「あ?はい、聞いてまいります。少々お待ちください」
ボーイ君元気に厨房に向かった。しばし待っていると
ボ「はい、できるそうです。ミルクティーでよろしいですか?」
W「ほほぅ、ではお願いします」
ボ「はいかしこまりました」
10分ほど待っているとガラスのおしゃれなティーカップがほかほかと湯気をたててや
ってきた。
色を見るとすでにミルクは入っているようす。きょうはちょっと砂糖でも入れるか…。
あれ?用意されてないな…
W「砂糖は?」
ボ「はい、あ、そうですね。少々お待ちください」
ティーカップを置いてボーイ君厨房へ小走り…ほどなくもどってきて
ボ「すみません、入っているそうなんですが…」
W「あぁ、そうなんだ。うん、いいよ。ありがとう」
ボ「はい、ありがとうございます」
ではでは、いただきましょう。
W「ふ〜ふ〜ごくり…」
ん?ん?この味は…
午後の紅茶をチンしたな?
確かにミルクティーではある。税サービス料込み一杯1200円也


■がんばれボーイ君3(04.1.28)
もうかれこれ2年のつきあいになるだろうか…
いやいや指名嬢とではない。ある店で知り合ったボーイ君である。
彼は知り合った店をすでに卒業して同じ歌舞伎町で別の店の客引きをしている。
ボーイ君「ごぶさたです!どうですか?一度うちの店来てくださいよ」
WITH「あぁ、そうだねぇ。で?なんか特別にサービスしてくれるの?」
ボーイ君「はい、もちろんですよ。セット5000円でやらせていただきます」
WITH「ん〜それって普通だよねぇ」
ボーイ君「わかりました。特別4000円でいいですよ。マンツーマンでいい子つけま
すから」
WITH「そぅかぁ、でもなんかぐっとくるものがないなぁ。どうなの?それって」
ボーイ君「そぅですか。だったらセット60分を70分でやらせてもらいますよ。お願
いします」
WITH「うんうん、わかった。じゃ今度行くから…」
ボーイ君「え?行っちゃうんっすか?お願いしますよ〜。」
WITH「あぁ、ごめんね。また来るからさ」
さてこの会話は彼が客引きをはじめてから同じ場所でもう何度となく繰り返されたまったく会話、もう心を揺さぶられないのである。

■おひさぁ〜♪(03.10.8)
ずっと連絡の途絶えていたキャストさんからひさしぶりに連絡があった。
昼間の仕事を始めるからしばらく夜の方は不定期になると連絡をもらって以来たまに来ていたメールもまったく来なくなっていた。
また夜の仕事にも力を入れ始めたのかな?懐かしいと感じるくらい久しぶりの近況の報告だったが彼女は2ヶ月前に違う店に移動もしていた。話のなりゆきで機会があったらそのうち遊びに行くよという半分社交辞令的あいさつでその場は終わる。
それからというもの天気の話からペットの話、ドンキで買ったフットバスの話やきのう乗ったタクシーの運転手がおかしかった話までほとんど毎日メールが届くようになった。
しかし、移転復帰直後ならまだしも今になってなぜ?考えてみた。
そして思いついた。たしか来月あたり彼女の誕生日……深くなっとく!

■継続は力なり(03.10.8)
多くのキャバクラでは初回料金という特別な割引価格を用意して新規の客を獲っている。
初回フリー(指名なしということ)に限り3,000円くらいから、普通に飲めば1セット1万円半ばくらいはかかろうかという有名店でも5,000円くらいで飲ませてくれる。
しかも新規の客を獲ろうとしているのだからお店はおすすめのきれいどころ、いわゆる勝負キャストをつけてくるのが一般的。(一般的と記したのはもちろん例外はあるということだ)
ということだからゲストにとってこんなにうれしいことはない。
鼻の下を伸ばしながら入口に立っている黒服のお兄さんと「ねぇ、絶対かわいい子つけてよぉ♪?」黒服「いや、もうその点ではうちは自信ありますんで!後悔させませんから!」などとほとんどマニュアル化されたようなやりとりをしながら入店していくわけだ。
ほどなくお店自慢のキャストさんたちがやってくる。確かにどの子もかわいい、愛想もいい、まさに乙姫さまばかりの竜宮城気分だ。そして1セット終わるころにはそんな乙姫さまの名刺が3〜4枚集まっていることに気付く。携帯番号、メアドの交換もしていたり…
後ろ髪を惹かれる思いながら気分揚々とその日は竜宮城を去ることになる。
さて最初のハードルは楽々と飛び越えた。竜宮城へは案外と楽に入れたわけだ。そして、かわいい乙姫たちからのラブコール、ラブメールが贈られてくる。あの夢のひとときをもう一度…
さてさて、2回目以降は当然初回料金の特典はない、いつのまにか玉手箱は開かれ厳しい現実の世界へと舞い戻っている。そして、グランブルーのごとく息の続く限り深い海の底にもぐってはお目当ての乙姫様のいる竜宮城へ通い続けるのだ…継続は力なり、そう継続することはきっと何かをもたらしてくれると信じて…継続は力なり…継続は力なり…継続は……あ……ブクブクブク…自分の真の実力を見極めることは極めて重要だ。

■隣の芝生は青い(03.10.8)
知り合いになじみのお店に一緒に連れて行ってもらうことがある。
当然その店には連れの指名嬢さんがいて紹介してくれるわけだが、それはもうとってもいい子であることが多い。
もちろん連れのお気に入りの子なわけだからいい子を呼んでいるに違いないのだが…。
どこをどう見てもかわいいし、とってもやさしいし、よく気が付くし…いい子なのだ。
「となりの芝は青い」ということわざがある。まさにその通り!当たっている。
ここでとなりの芝はなぜ青く見えるのか考えてみる…芝は一面に植わっていても近くで見るとところどころ隙間があって地面が見えていたりする。自分の庭の芝はそんなところが見えたりするものだ。
しかし、となりの芝は青々ととってもきれいに見える。それはとなりから見ると庭を横から見ることとなり青々とした芝の葉だけが見えて薄くなった部分は見えにくく、結果同じように生えていてもとってもきれいに青く見えるというわけだ。
つまり「となりの芝は青い」ということわざの裏には「実際にはさほど変わらないもの」と意味があるのだけど。
思えば私は最近夜の活動をさぼって?いた。そして重大なことに気づいてしまった。
「うちの 庭には芝がない!」ってことに!
………となりの庭に遊びに行こうかな(爆)


■帰りたい(03.9.22)

キャバクラの就業はいわゆる罰金で管理されている場合が多いようだ。そしてキャストさんは遅刻、欠勤などに課せられるその罰金に対してはかなり敏感だ。なかでも当欠と言って予告なく店を休むとそれに課せられる罰金への充当として次回出勤日は無料で働かなくてはならなかったりするらしい。
その日、そのヘルプ嬢は風邪で熱があるのだと訴えていた。かわいそうに罰金が恐くて無理矢理出勤して来たのだそうだ。話すのもなかなか辛そうだし、「帰りたい」を連発している。
嬢「きのう帰ってから2度も吐いちゃったんだよねぇ〜。」
私「そうかぁ、それはつらいなぁ。」
嬢「起きてから何にも食べてないっていうか食べられないじゃん?力でないよぉ〜。」
私「そうだろうな。適当にしてればいいからさ、そこで休んでなよ」
そんな日に限って店は忙しくオキニもなかなかもどってこない。
嬢「あ〜ヤバイ、なんか熱上がってきたみたいだよ。マジ帰りたいよぉ〜」
お〜い誰かこの子を帰してやってくれないかぁ?私ももう帰りた〜い!

■放置プレイ?(03.9.22)


仕事で日常が忙しくなってきたりするとなかなかオキニのお店にも足を運べなくなる。
それでもときどきメールが届いたりするのはうれしいものだ。
遊びには行きたいが連日の残業、残業で身体はヘトヘトとやはり足が遠のいてしまう。申し訳ないがしばらくはオキニも放置プレイ(プレイなのか?)。届いたメールに簡単な返事を返したり返さなかったり…こちらからのメールを送ることもない日々が過ぎていく。
そんなこんなでひと月以上が過ぎ仕事もそろそろ一段落した頃…ふと思い出すのがオキニのこと。考えてみればオキニのところへ行くようになってからこんなに店に行かなかったのは初めてかもしれない。
ときどき来ていたオキニからのメール、そういえば最近来てないな…メールの着信履歴などを調べてみたりする。あれれ?ずいぶん長いこと来てないぞ。これまたこんなに連絡がないのも初めて。あ!最後のメールには返事出していなかった(汗)
あらららら、放置プレイのつもりが…私ゲストとして放置されてるじゃん。

■悲しき営業メール(03.8.31)


営業メールは嫌いではない。キャストさんは仕事がらお客さんに来てもらわなければ仕事にならないわけで当然の営業活動だと思う。
いわゆる営業メールというのは「来て欲しい」という意思を直接的あるいは間接的に伝えるもの。さらにそれが自分だけに宛てたものではないメールの場合を取り分けて「営業メール」と呼ぶ場合もあるかもしれない。名前すら入っていない場合もあるし…。(それくらいは差し替えてちゃんと入れましょうね。キャストさん(笑))
私が嫌いなことが起こるのは、その後だ。その返事を返したあとの対応には私はかなり注目する。
特に断りのメールを入れたあとまったく返事が返ってこないのはかなり気分を害する。またそれとは逆に「行くよ」の返事をしたときだけ即レスだったりする子だとなおさら…。まぁ、約束した以上行くことにはするがその時点で指名嬢への興味はトーンダウンしている。
それは指名嬢が私に興味があるのではなく「来店」にのみ興味があるということの証だからだ。まあ、それも先に書いたとおり仕事なのだからそれでいいのだが、客に対しての気づかいが感じられないのはまったく寂しい限りだ。どんな営業にも営業努力っていうものは必要だからね。
断ったときにはこちらも多少なりとも気を使って「悪いけど…」とか「ごめんね」の言葉をつけ加えている。それに対して返答なしというのは、来ない奴には用はないということか?
逆に「行くよ」の返事に対しての反応の良すぎさ加減が「あ〜あ、そういうことか…」という気分を盛り立てちゃうわけ。
行く気が起きなくなる理由…そんなところによるところが大きいかも。
下手な営業なら放っておいてくれた方がマシかもしれないな。
落ちもなにもないな…最近そんなことばかりだし…

■キャバクラとビンゴゲーム(03.8.14)


私は基本的にキャバクラでのイベントが好きではない。とりわけビンゴゲームは嫌いだ。
キャバクラとビンゴゲーム、どうも食い合わせが悪い。てんぷらとスイカ、うなぎと梅干である。
ゲストとキャストが楽しく会話するためのプライベート空間を提供するのがキャバクラではないのか?理屈っぽく考えている私…そこへお待たせしました!とばかりに(待っていない…)ボーイ君はやってくる。1枚でも多くビンゴカードを売ろうと目を輝かせてやってくる。(ノルマでもあるのかなぁ…)これがまた1枚1000円という半端じゃない金額が相場だ。まぁ、最低でも指名嬢と自分の分くらいは購入することになる。もちろん買う買わないはゲストの意思にまかされるわけだが買わなければこれから始まるビンゴゲームの小一時間の間、指名嬢とともに店の中の孤立した空間を味わわなければならない。やがて、ひとりハイテンションな進行役がやってきてスタートだ。
まず、最初の数字が発表される…「はいでました!Nの36番!」「ビンゴォ〜!(笑)」最初の一個目でビンゴのわけもなく、どこかの酔っ払いが大声でお決まりの笑いをとろうとする…必ずいる、こういう客…はぁ〜。
ゲームは進行して行く…「り〜ち!」「ビンゴ!」あちこちで声があがるようになる。
もちろん、私は…当たらない…もともとくじ運は悪いのである。それはカードを買う前にわかっている。いや仮に当たっても仮設のステージに並んでいる品々の中で欲しい物は…ない…しかし、参加している以上、発表される数字には必ず耳を貸さなければならない。しかも楽しそうな顔をしていなくてはならない脅迫観念さえ覚える。「う〜ん、ここがくればダブルリーチなのにぃ♪そっちはどう?おお、なかなかやるね。がんばってねん♪」とか言ってる私。無理矢理ほかの話をしていたりすると「え?今何番って言ったの?」とか無駄にゲームを遅らせ皆さんにご迷惑をおかけしたりする。
そしてみごとビンゴのゲストには別の不幸が待っている。そう今の季節であればシャチの形をした2メートルはあろうかという浮き袋が当たったり、怪しい光を放つどう考えても邪魔な電気スタンドが当たったりする、もちろんいまさらのPS2やら、空気清浄機やらの電化製品もあるにはあるが…あまり当たったところを見た覚えはない…
そして何が当たっても「いらない」とは言っちゃいけないのである。笑顔でもらわなくてはいけないのである。それがビンゴの暗黙のルール。
結局ビンゴの終了とともに1セットが終わる。いつもより¥2,000ばかり多く支払って帰路につく。ビンゴはお店のためのイベントなのかなぁ。
ってさぁ、じゃあ行かなきゃいいじゃん!って話なんだけどさ…

■渋谷カジュアル(03.8.3)


歌舞伎町のキャバクラで働いていた指名嬢がより気楽に働きたいと渋谷の激安キャバに職場を替えたと連絡をもらった。
半年振りに外で食事をして同伴で入店。店名の前にはcasual clubと記してある。
そこの店、なんと入店時刻は関係なくセット代は税サービス料込3,000円。文句なしの激安店である。
そこで私は指名嬢にその店について興味深い話をいろいろ聞いた。

とっても明るくまさにカジュアルな雰囲気の内装で回りの壁は全てカーテンで覆われている。このカーテン実は張り替えをしていない壁面を隠すためらしい。なーるほどそんな発想が渋谷カジュアル。
一般的に遅刻や、欠勤は罰金制度で厳しく管理されていることが多いキャストたち。しかし、その店は一切おとがめなし、自由気ままに出勤できるらしい。そんなゆるさが渋谷カジュアル。
ある日ゲストに「この店で一番かわいいよぉ♪」と手まで握られた指名嬢、これはチャンスと思いすかさず場内指名をねだったら「そんなこと言われたのは初めてだ!」と突然ゲストにひかれたらしいそんなサイフの固さは渋谷カジュアル?
また、場内を入れてくれた別のゲスト、メアドを交換し、その後もメール交換。いい雰囲気を保ちつつ再来店。しかし、そのゲストなんとフリーで入店して来たと言う。指名嬢「え?マジ?」そんなラフさが渋谷カジュアル?
4時まで営業のそのお店、店が出す送りの車(自宅近くまで乗合で出してくれる車(キャストの負担は1000円くらい?))はなし!毎日タクシーで帰れってか?それとも始発まで待機が基本?しかも暇なときは深夜に帰らされることもあるとか…指名嬢は意地になって渋谷から三軒茶屋まで246号線をひとり歩いて帰るというから逞しい。
土地柄とも言うべき事情の差。いろいろと勉強になる。
ちなみにその日の私の飲み代、セット3000円に指名料2000円、同伴料2000円、キャストにドリンク1杯1000円、セット料金以外は税サービス20%で1000円となり締めて9000円。なるほど、そこそこ普通の価格になったのはお見事と言える。
じゃ、次回はフリー3000円ポッキリで楽しむか…ってそれ渋谷カジュアル?(爆)

■キャバ嬢は仕事だよ(03.7.6)

指名嬢とこんなことがあった。
その日指名嬢はイベントの衣装が気に入らないと終始不機嫌。
私としてはイベント日には行けないと以前から言っていたのを多少無理をして顔を出した経緯もあり、店で機嫌の悪い指名嬢に不満を覚えた。
「自分は客なのになぜずっと不機嫌な君のご機嫌をうかがわなくちゃいけないんだ?」みたいなことを言ってみた。
すると指名嬢はこう言う。「私だって人間なんだよ。WITHさんは私をキャバ嬢としてしか見てないんじゃないの?」って…
あれ?キャバ嬢は人間じゃないとでも誰か言ったか?キャバクラのホステスという仕事だろう?仕事をしてほしいだけだが…
「…だってキャバ嬢じゃん…」の言葉を飲み込んだ。
それからゆっくりと話をした。私には楽な接客ができるかもしれないが金を払ってここに座っている以上、私はゲストなんだということ。
指名嬢は素で会話をしているつもりかもしれないが店の中では金をもらって仕事をしているのではないのかということ。
きちんとした接客を面と向かって要求するのは本意ではないがキャストに限らず、仕事をしない人間は尊敬できない。
私のキャラのせいなのだとも思う。つまりキャストに楽をさせるということでキャストと自分との距離感をなくすという客のスタイルを持っている。
素人っぽさはキャバクラでは売り物のひとつだと思う。でも、素人が素を売り物にするのではなく、素人っぽさを売りにした「プロの」キャストはとても少ないと感じる今日このごろ…。

■叱られた指名嬢(03.6.16)


私は多少フェミニストぎみではあることは認めるが指名嬢の話を聞いていてどうもお店とのやりとりで納得いかないときがある。今回はそんな話の中のひとつ。
その日、指名嬢は腹痛で休んだという。そんな日に限って指名嬢に会いに次々と3人ものお客さんが来たという。その日、店長から電話、「指名客をなくしたな」と叱られたという。不運ではあるが叱られる内容のことなのか?指名嬢は病気をおしてでも出勤すべきだったということか?それとも病気であることを指名客全員に連絡せよということ?
店が休んだ指名嬢の責任にするのは簡単だ。しかし、現実の話、腹痛を起こしていた指名嬢は反省のしようもない。
このとき指名嬢にできることと言ったら休んでいる間に来店した客に失礼をしてしまったことを電話やメールで伝えることくらいだろう。
私はこの件で指名嬢がこの指名客をなくしたとしたら、それはむしろ店の責任だと思うがいかがなものか。
指名嬢の留守中に来店したゲストを再度店に来させる役目は店にあると思うからだ。それができなかったら、それは店の力不足だ。
そんなときこそ、キャストにたよらず店を売り込むチャンスではないか。帰る客を少しでも気分よく帰すこと。実に基本的なことだ。
帰ることになった客の気分を考えてもらえばいい。
初回料金ででも店で飲んで帰ってもらうのでもいい。次回来店時に特別なサービスするのでもいい。(店長の名刺の裏にでも次回来店時指名料無料にさせていただきますとでも書いてくれ)
そんなことで店と客の関係はより親密にになれるし、客もこの店でよかったと思い指名嬢不在の気分もまぎれるというものだ。
その指名嬢は店長に何かというと「がんばれ」と言われるという。私にも言わせてもらいたい「お前もがんばれ」と。

■同伴と遅刻(03.6.16)

ほどよく仲良くなった指名嬢とは出勤前に待ち合わせをして食事などをしてふたりだけの時間を過ごし、一緒にお店に行く…いわゆる「同伴」をする。
こちらも仕事を終えてかけつけるわけでだいたい待ち合わせの時間は6時すぎから7時半くらいか…指名嬢はいつもの出勤よりちょっと早めに出かけることになるのだろう。
キャストは同伴が決まるとその旨を店に連絡、自動的に8時半くらいまで遅れての入店を許される仕組みのようだ。
さて、指名嬢と待ち合わせ、約束の時間に到着すると……いない…
これはときどき、いやよくあることのようで…
私の今までのキャストを振り返ってみる。

●約束の時間に待ち合わせ場所にはいない。そして携帯が鳴る。指名嬢だ。
「いまタクシーの中、渋滞しててさぁ〜」
だいたいこんなところの言い訳つきで毎回遅刻。
●10分前に約束の場所についたらすでに待っていた。これには逆にちょっとびっくり。(笑)ちなみにその子は同伴初めてと言っていたのだが、ほんとだったのかあ…とそのときあらためて思うのだった。
●時間を約束したら「ちょっと自信ないから30分遅くしてもらっていい?」と過去に遅刻の経験のあるこの子は自分のルーズさも計算に入れる賢い子。誠意のある子だ。
●さて時間。携帯がなる、指名嬢「いまどこ?あたしドンキでストッキング買ってんの。こっち来れるぅ?」
いまどこ?ってそれは私のセリフでは…ま、5分後にはドンキに駆けつけてる自分がいるんだけど(弱!)

さて、こういう経験をしているうちに同伴の待ち合わせは待たされるのは当たり前と学習する。多少の遅刻は気にならなくなってくる。キャストと仲良くやっていくにはそれくらいのおおらかさが必要なのか。うんうん…
そして先日…
なんと同伴の約束をすっぽかされた…連絡は約束の時間の1時間後だった(^^;)さすがの私ももう約束の場所になどいるわけもない。
これは予測しうる範囲を越えていた。正直、無茶苦茶腹がたった。
しかし、そういうこともある…学習した。
こんどはそんなことも気にならなくなるのか?
だんだんといろいろなことが気にならなくなる自分は人としてちょっと好きになれないな。

■狐と狸なのか(03.5.4)

キャバクラ遊びは騙しあいだと豪語する夜のベテランの方々も多い。
騙しきったキャストあるいはゲストが戦利品を得られるらしい。それはポイントや売上げ、お金であったり、キャストと一夜を共にすることだったりするようだ。
私は大きな声で言える「うらやましい!」と(笑)
「うらやましいのかよっ!」とさまぁ〜ず三村ばりに突っ込まれて終わってしまう話なのだけど。
私がうらやましいのはその戦利品もさることながら、そうして得られた戦利品をよしとするその人の性格がうらやましいのである。人を騙して自分に利益をもたらす…せこく、ずるく、軽蔑されるべきその性格が私はうらやましい(笑)私の性格では中途半端でできないことだからだ。かつて私はここで
触ってる客をうらやましいと書いた。それと同じだ。
キャバクラが戦場であるならば、あらゆる手段と武器を使って相手をだましきる。それが戦場だ。
そんな中で私は丸腰だ。手をあげて「打たないで!」と叫びながら走り回っている。あるいは戦場の自覚すら持たずに酔っぱらってふらふらと歩いている。それが私のような気がする。
私は丸腰のキャストを見たことがない。これは当たり前の話で負けられないキャストは戦場で丸腰でいられるはずもない。負けないための武器、自分を隠す鎧、経済力を見通す暗視スコープなどを持っている(笑)
そんなキャストにとって私のようなゲストをとらえることはいとも簡単なことだろう。
ただ、丸腰でもゲストはゲストなのだ。
私は武器を持っていない私を知ってからは武器を下ろして話してくれるキャストが好きだ。
私が無防備にもかかわらずあえて撃ってきたキャスト、話していても引き金から指を離さないキャストをけっして見逃していない。
やっぱり私も狸かな。(実際、最初の一発で大怪我していたり、流れ弾にあたっていたりしてるのだけどね。もうボロボロです。勘弁してください。。。仕舞いにゃ泣き言かよ!)

■保険(03.5.4)

自分のお気に入りお店に通って指名するキャストは1人居れば十分だ。特に私のような薄給の身であればなおさら。
しかし、お気に入りのキャストが人気嬢であったり、休みの多い子であったりするとなかなかゆっくり話しをすることもできない。とってもいい子であっても事情があって突然退店してしまうことだってある。
また、ひとりの指名嬢があらゆる点でゲストを満足させてくれるような子であればいいけど、指名嬢によっては話はうまいが色気がない、店では明るく楽しく話してくれるのに一歩外に出れば放置プレイ、接客レベルが低くてお客さんには合わせられない、かわいいんだけどちょっとマジな話し相手には役不足…、最初のころは「こいつはいける!」なんて口説き落とす気満々だったが最近どうも冷たくなった…等々
そんな寂しい目に合うのを避けたいと思うとゲストは自らのキャバクラ生命を守るために「保険」をかけることになる。
つまり本命キャスト以外にも第2、第3のオキニを他店に用意するということだ。
クラブ「ヤンキーギャル」にはノリのいいA香ちゃん、クラブ「馬の耳に念仏」には聞き上手なB美ちゃん、クラブ「シークレットエイジ」にはセクシーなC代ちゃんなどと用途別にしたり、好みのタイプの子を複数店で見つけたりする。
この浮気者!とキャストさんの声が聞こえてきそうだけどこれは客の特権だからね。また、そうさせないためのさまざまなキャストの「営業努力」にゲストも期待してるのだ。

■容疑者?(03.4.18)

久しぶりの新規店。
初めての店、初めてのキャストとのおしゃべりはこちらも少々緊張するものだ。
さてさて、キャストが紹介されて会話が始まる。ワクワク…

嬢A「きょうはお仕事のお帰りですか?」
私「そうだよ。今日は割りと仕事早く片付いたんでね」
嬢A「どんなお仕事してるんですか?」
私「ん?○×△関係の仕事をね。」
嬢A「そうですか。。。。」
嬢A「きょうはどこかで飲まれてきたんですか?」
私「あ?うん、ちょっと居酒屋で、わかる?顔赤い?」
嬢A「いいえ。歌舞伎町ではよく飲まれるんですか?」
(そろそろ話広げてくれないかなぁ)
私「最近はそうでもないなぁ。きょうは久しぶりだよ」
嬢A「お仕事はこの近くなんですか?」
私「んと、新宿から電車で15分くらいかな?」
(まだ続くのかよぉ〜、こっちからちょっと話振ってみるか)
私「ところでその髪型、かわいいね。そゆのいいなぁ」
嬢A「えへっ♪ありがと。。。。あ、どこに住んでるんですか?」
(あ、って…おわっちゃったじゃん。そんなのあり?)
私「え?あ〜うちは遠いよぉ。○○だから」
嬢A「そうなんだぁ。遠いですねぇ。おいくつですかぁ?」
……(職務質問はその後約15分ほど続く)……
ボーイ「○○さん、お願いしま〜す」
嬢A「あ、呼ばれちゃった〜」
私「そうみたいだね。行く?」
嬢A「うん、またね」
私「はぁ〜い」
(はぁ、正直ちょっとホッとしたかも…)
ボーイ「はい、こちら☆☆☆さんです。よろしくお願いいたしま〜す」
嬢B「☆☆☆で〜す。よろしくお願いしま〜す」
私「はぁ〜い、よろしくね」
…そして…
嬢B「きょうはお仕事のお帰りなんですかぁ?」
私「え?あ?う、うん、そうだよ」
(まさか…)
嬢B「そうなんですかぁ。お仕事はどんな……」
(うそでしょう?)

刑事さん、ほんとなんです。私何も悪いことしてません。。。

■自己満足のホワイトデー(03.3.21)

昨年のホワイトデーのイベント日だった。私は仕事が休みで家でのんびりしていたのである。
早々と風呂などに入り、ゆっくりしていたそのとき…指名嬢からいつになく弱気のメールが…
歌舞伎町から非常に遠い(笑)自分の家にいることを伝え顔出しはあきらめてもらった。
しかし、なんとなく気になる。う〜ん、やっぱり気になる。それにきょうはホワイトデーではないか。男性は女性にお返しをする日なのだ。しかも自分のお気に入りの子はせっかくのホワイトデーのイベントなのに寂しそうにしているのである。うん!この状況で行ってあげたらポイント10倍デーになるかも(マツキヨか?)そう思うと私の中の男の子の魂が燃え上がった。(大袈裟な…)
そして初めて車で歌舞伎町に向かったのだった。なんとなく1人で行くのは恥ずかしく友人に付き合ってもらいお気に入りのいるお店へ向かった。
そりゃあもうオキニの驚くこと喜ぶこと(笑)もうそれだけで充分だった。イベントで白いドレス姿の指名嬢はいつもに増して美しくその日は終始ホワイトデートークで盛り上がったのだった。(どんなトークだ!?)
翌日指名嬢からメールが来た。「ほんとは涙がでるほどうれしかった…」
やはりキャバクラは楽しい♪

■どうせそんなもんだろう(03.3.21)

初対面、店でメチャメチャ気があって「こんど遊びに行こうよ!」「うん、いいよ。連れてってよぉ♪」なんてんで電話番号、メアドを教えてもらい後日連絡…「その日は実家に帰らなくちゃ…」「引越の手伝いで…」「ペットのピコちゃんが病気で…」「給湯器壊れて修理がくるから」「コンビニ弁当食べたらなんかお腹の調子が変…」よくもまあそんなにいろいろ言い訳が…キャバ嬢のための「言い訳百科事典」でもあるのか?…そのうち誘うのもバカらしくなってくる・・・「どうせそんなもんだろう」
すっごく可愛い子を見つけせっせと通い詰める。そしてある日お店へ…ボーイさん「ご指名は?」私「○○ちゃんお願いします」ボーイさん「あ〜すみません。○○さんは先週いっぱいでお辞めになりました」「え?辞めたの?!!」その後電話も通じず・・・「どうせそんなもんだろう」
いろいろな局面で結局思うこと…「どうせそんなもんだろう」
こちらの妙な期待感が結果「どうせそんなもんだろう」で終わらせる。そんな感じでキャバを続けていると「どうせそんなもんだから…」と先に考えてしまうようになる。もうキャバ行くの辞めようかな…スランプである。
そして反省、キャストの子たちもきっとゲストに思っているんだろう「どうせそんなもんだろう」って。

追記:上の例はフィクションですからね。フィクション…(笑)

■誕生日には花束を…(02.10.13)

キャバクラのノウハウ集ではないのでね。お奨めするわけでもなんでもないのだけど…
お気に入りの子の誕生日、よくお店で見かける立花(スタンドに花束が入っていて「○○さん江」なんて書かれている例のあれ)はちょっと恥ずかしいけど、ちょっと気取って花束でも贈ろうと決めた。直接持って夜の街を歩くのはいかにもで気が引けるので(とにかく私は自意識過剰気味でね(^^;))近所の花屋さんで贈ってもらうことに…。
入り慣れないお店に「花束を贈りたいんですけど…」と入ると愛想のいい女店員さんが「お祝いかなにかですかぁ?」と聞いきた。「ええ、そうです。誕生日に…」ってなことで予算を決めて住所などを書き終えて…店員「どんな感じにしますか?」私「どんな感じがいいんでしょう?」店員「お若い方ですか?」私「(微妙だが…)はい!そうです」店員「でしたら『かわいい感じ』とか『やさしい感じ』とかですかね?」私「(どう違うんだ?)かわいい感じっていうとどんな…?」店員「かわいい感じっていうのはカワイイッ♪って感じです」私「(わけわからんが…)じゃ、そのカワイイッ♪って感じで」店員「わかりました!では、お届けしておきまぁす。ありがとうございます」私「はいよろしくお願いします」
翌日の誕生日当日、お店に立ち寄った私はその花束を見ることに…
え?え?え?これカワイイッ♪って感じ???その花束はエンジのバラと大きなユリを基本にとってもシックにまとめられているのでした。どこをどう見るとこの花束が『カワイイッ♪』って見えるのだろうか…そうだなぁ。ベテラン演歌歌手の新曲発表会にでも持って行ったら合うかもなぁ(^^;)
う〜ん、女性にかわいい子を紹介すると言われて来る子にかわいい子はいないというからなぁ…そういうことなのか(関係あるのか?)
あ、ここでノウハウ集らしく(笑)花屋はセンスのいい店を厳選しましょうってことで。

■気の合う友人とキャバクラ行こう!(02.8.29)

キャバクラを通じて知り合った友人たちがいる。仕事も年齢もバラバラ、趣味も女性の好みもバラバラ。共通するのはキャバクラが好きということだけ(笑)そんな仲間と新規のお店に行くのがめちゃめちゃ楽しい。キャッチのお兄さんとの交渉は1人では心細いし不安もある。でも複数だとこちらも強気、向こうも熱がはいるのでけっこういい条件で楽しめたりする。歌舞伎町でも60分4000円なんているのは当たり前。交渉によっては3500円、あるいは70分でなんてことも…(ただし動物園のたぐいは30分でも苦痛だけどね)とか特典をつけてくれたりする。「可愛い子つかなかったら入口でUターンだからね!」なんて話を先にしておくと力のあるキャッチなら勝負キャストをめいっぱいつけてくれたりする。ぼったくりだけに気を付ければたとえはずしたとしてもあとの居酒屋での反省会?はもりあがる(笑)
店内では1対1が基本の接客だがみんなでもりあがることもできる。(自分のついた子がいまいちの場合妙にみんなで話したがる友人もいる(私か?(^^;))
キャバクラ遊びに少々あきてきてしまったあなた、指名嬢が最近冷たいなんて思っているあなた…仲のいい友人を誘って歓楽街へと足を向けてみましょう。そんなあなたには歌舞伎町はとっても優しい(無数にキャバクラがあるからね)そんなときこそなにか新しい発見があるかも…
(おっと、でもこの誘いで夜の街で「なにか」あっても私は責任もてません。あくまでも自己責任でお楽しみくださいね(笑))

■口説けるよ!(02.7.21)

嬢「○○さん、○○○だし、○○○だから絶対口説けると思うよぉ。」私「そうかなぁ…絶対ぃ?」嬢「うん、○○子が保証するよ。口説けるって!」私「そんな気配はぜんぜんないんだけどねぇ(笑)保証までしてくれちゃうのか?」嬢「うんうん、○○さんなら大丈夫だよ。がんばって口説いてごらんよ」私「そうかぁ、じゃその気でひとつ口説いてみるかなぁ(爆)」嬢「絶対大丈夫だから!やってごらん!」私「よし!じゃひとつがんばることにしよう!」嬢「うんうん、こんど○○子に成果を教えてね♪」私「OK!わかった。ところでもう少しでラストだけど、このあとご飯でも…」嬢「あ、ごめんなさい。明日友達と約束してて朝早いんだよね〜」私「あ、そう…そうなのか…じゃ、仕方ないよね…あははは」
保証してくれたんじゃないのか?!いったい誰が口説けるっていうんだ? 信じなさい、通いなさい、信じるものは……?

■覚えている(02.7.21)

女の子の記憶力には驚くことがある。指名嬢ではなくヘルプでついた子に「最近見かけないですよね。このあいだ、あそこの角の席に座ってたでしょう?・・・・」そのとき接客されてもいないのに言われて感心してしまうことがよくある。それは私がそんじょそこらにいる普通の客とは違う品位をかもし出しているから!…ではない。ごく普通の客。
先日、フリーで行った初めての店があった。1週間ほど間をあけて同じくフリーで2回目に行ったときのこと。前回来たときについてくれた子が再度ついてくれた。
私「ど〜も♪」嬢「今日はお仕事のお帰りですかぁ?」私「うん、きょうは早く終わらせたから」嬢「そうなんだぁ。よくここはくるの?」私(おや?)「うん、2回目。先週来たし…」嬢「へえ〜、そうなんだぁ」私(どうやら)「うん、そうだよ。」嬢「いい子いた?」私(まちがいなく)「そうだね。かわいい子多いよね」<<中略>>嬢「名刺渡してもいいですかぁ?」私(やっぱり)「うん、いいよ」(2枚目だけどね)
っていう子もおりました。覚えていることは大切だね。

■キャストは年上好き♪(02.5.19)

キャバクラの女の子はほとんどが年上好みなのだと思っていた。キャバクラで働いている子は10代から30代まで(まだ40代のキャストっていうのにはお目にかかったことがない)幅広くいるが、間違いなく私よりは年下ということになる。今までそんな子たちが「私年上の人じゃないとどうもだめなんですぅ♪」とか「年下の男の人だとどうも話が合わなくて・・・」とか「年上の人だとなんか自分を受け入れてくれそう♪」とか「今までの彼氏はみんなかなり年上だったよ〜」とか・・・・よくお店で言ってくれていた。いまだかつて年上は苦手というキャストにはお目にかかったことがない。なるほど、なるほどキャバクラで働く女の子というのは年上好きが集まるのだ。考えてみれば年上の方がなにかとがつがつしていないし、落ちついているものな・・・。うんうん、わかる、わかる。漠然とそう思っていたりした。
しか〜し、先日キャバクラの話をしていたときに友人からそれまで私が予想もしていなかった発言があった。「そりゃあ、そうですよ。WITHさんが年上なんだから。年下好きなんてキャストが言うわけないじゃないですかぁ(爆)」あっさり言い切られたのだった。
あれ?そう言われればもっともだ。そうか、接客されていたのか・・・・あは、あはははははははは(もう笑ってごまかすしかない)いやいや、みなさん優秀なキャストなのね。(己があほなだけです)

■今夜はどこへ・・(02.5.11)

キャバクラもセクパブも好きという友人がいる。彼はキャバクラの入店の時間調整のためにセクパブへ行く。私にはその感覚がどうもよく理解できない。私はあまりセクパブへ行く習慣はないけれど全く知らない世界でもないのでちょっと考えてみた。
仮に自分の行く店がキャバクラ、セクキャバとも複数あったと想定して考えてみる。一日に複数店を徘徊するとして私の感覚とみなさまの感覚を比較してもらいたい。あまり意味のある考察でもないけどまあ興味本位で・・・キャストの参考には・・・なるかなあ(笑)ご感想は掲示板へ・・・・

ケース1・キャバクラ(フリー)→キャバクラ(フリー)もしくはセクキャバ・・・これはOKでしょう。特になんとも思わない。基本的にオキニがからまなければ気にすることは何もない。もちろんこの逆もありでしょう。セクパブでもキャバクラでもどんな順序でもOKだな!
ケース2・次ぎにキャバクラ(オキニ)→キャバクラ(フリー)・・・これはちょっと私には考えられない。オキニと話して満足できなかった場合はありかなぁ?(それはオキニとの関係がちょっと危険な状態かも?新しいオキニを求めての旅の始まりとなるときか?)
ケース3・ちなみに上の順番の逆は問題なし。フリーで楽しんでも最後はやっぱりオキニのもとへ・・帰巣本能が働くんだよね。
ケース4・キャバクラ(オキニ)→キャバクラ(オキニ)・・・これはどんなもんでしょう。そういう気分になる自分は想像できない。そんな場合のときにはオキニにはランクがついている(最初のオキニよりは後のオキニの方がランク上位)か、目的別(癒し系、盛り上がり系、お色気系・・・)になっていることが考えられるかなあ。でも、このタイプの人はキャバクラファンには多いかも。え?複数のオキニがいることが信じられない?それは遺伝子に支配されてるから仕方がない(笑)
秘密の投稿部屋を参考にね。
ケース4・セクパブ→キャバクラ(オキニ)・・・これが私と友人の基準のわかれるところ。友人的にはまったく問題なしらしいが私としてはなんか浮気して帰ってきたお父さんの心境だと思う(笑)オキニの店に入る前に自分の匂いを確認してみたりしちゃいそう(爆)友人の場合には目的別に完全に分離しているのかもしれない。混同しちゃうとキャバクラで触ってしまったり、セクキャバでお話だけで終わっちゃうのか?(笑)
ケース5・さて、この逆はどうでしょう。
キャバクラ(オキニ)→セクパブ・・・これになると微妙(笑)オキニを口説けない私は代替品を求めてセクパブへたどりつくかも知れないので悲しいことだが私的にはありかも。これを友人に話したら「それってかえって生々しいかも」って言われた(確かに・・・爆)よわよわぶり発揮の考察でありました(^^;)


■なぜキャバクラなのか?(02.5.6)

もともと酒がそれほど好きではない私のキャバクラに行く原動力が酒でないことはたしか。やはりかわいく雰囲気のいいちょっぴりセクシーな?女の子(キャスト)がいるからでしょう。しかし、求めるものが純粋に女の性だとしたらもっと過激なソープランド、ファッションヘルス、ピンクサロンなどのいわゆるヌキ系の風俗産業があるし、他にもセクシー系でランジェリーパブ、セクシーキャバ(地方によってはキャバクラというとセクシー系のことを差し、で東京のキャバクラと呼ばれるものはニュークラブと言ったりするらしいが)などがある。もっと得体の知れないものだったら個室マッサージ系や東洋の国名のついたパブなどかなりあやしいものもある。逆に女の子と単に楽しい話がしたいのであれば気の利いた女の子のいるスナックみたいなものだってあるし、高級感や接客の満足度を求めるのだったらクラブの方がいいかもしれない。
そんな中でどうしてキャバクラなんだろう。けっしてお安くない料金を取られながらその場で充分な満足を得られるほどの接客はのぞめない中途半端さ。プロのくせにそのあたりの素人っぽさが売り?の子までいる。(そのあたりはちょっと理解に苦しむところでもあるのだけど)多少セクシーなコスチュームを着ていたとしてもけっしてお触りなど非社会的な行動は基本的に許されない世界。
ではなにが魅力なのか?そこでは「かわいい女の子とのコミュニケーション」が巧みなシステムで提供されている。それは完全にマニュアル化されて販売されているのかあるいはキャスト自身の個人的なサービスとして提供されているのかが「意図的に?」あいまいにされている。このあたりゲストは勝手に解釈してキャバクラという場でサービスを受けている。(たぶんキャストもそのあたりははっきりと区別していないと思う)この中途半端さとあいまいさがキャバクラの強力な魅力となってこれまた中途半端な欲望を刺激する。つまり勘違いをさせる環境にある。ある人は恋人気分で・・・ある人は友達感覚で・・・ある人はナンパの対象として・・・ある人は親戚気取りで・・・ある人はパパになりたくて・・・ある人は婚約者を探して・・・ある人は・・・またある人は・・・ゲストは勝手に解釈(ほとんど勘違い)してせっせとキャバクラに通う。
私自身も正直なところよくわかっていない。ここまでわかっているにもかかわらず、私だけは特別だとこれまた勘違いしている。しっかり業界のシステムにはまっている(笑)。ある日、キャバクラに変わる代替え品をみつけたり、キャバクラの中でしっかりとした真実を発見したらその日からすっぱりとキャバクラ通いは終わるのかもしれない。それっていったい何だろう。いったいいつのことだろう。その前にキャストにひかれる年齢に達して枯れていくかも・・・(超悲・涙・涙)

■キレイ好きなのね・・(02.4.22)

案内されてきたヘルプ嬢、席につくなり、嬢「う〜ん、私こういうのだめなんだよね」と言うが早いか、テーブルの上を片づけ始めた。ボーイを呼んでおしぼりを持ってこさせあたりを拭きまくり、灰皿を替えさせて、1個しかなかったレディスのタンブラーを並べ、ボトルや氷をまとめて置き、お茶の入ったピッチャーのそそぎ口やボトルのラベルの向きまできっちり揃えた。(ちなみにラベルの向きは嬢に向いている)その間、3分間まったく会話なし・・・というよりこちらからは殺気さえ感じて声をかけることすらできない。完璧なテーブルセッティングが完了して嬢「ふ〜、これですっきりした。この方が気持ちいいでしょ?」私「あ?うん、そうだね・・確かに・・」嬢「なんかテーブルの上がちらかってると仕事する気がなくなるんだよ」私「ほほう、そんなもんなんだ。私は酔っぱらいだしほとんど気にならないけどね」
・・・・・・それよりさ、私の水割りはいつになったら作ってくれるんだい?(言えませんでした)



■肩が凝る・・・なぜ?(02.3.23)

女の子のサービスなのか、胸の大きく開いたスーツやドレスを着ることはキャバクラでは珍しくない。どうしてもそのあたりが気になるのは男としては当然。
そんな子が遠くの席にいる場合は景色として楽しめばそれはそれでいいものだが、横についている子がそんな感じだとちょっと緊張してしまう。いや、別に緊張する必要もないのだがどうも私ははずかしい。いっそのことそれを話題にして思いきり見てしまうっていうのもいいかもしれないがやはり難しい。。。。ああ、こんなこと考えているうちによけいにぎこちなくなる。すでに自然な話の展開としてそれを話題にすることは不可能だ。しかし、普通の話を続けながらすっごく興味のあるそこには目をやることはできない。
話をしているときは普通、目を見て、まあちょっとはずしても顔のどこかを見ているわけでその視線を胸まで落とすというのはとても不自然。
話の途中で一瞬でもそこに目をやれば話をしている女の子は「あ、こいつ今あたしの胸を見たな・・・このすけべ野郎」なんて思われるのがおちだ。いかん、いかん、それは私のキャラではない(いったいどんなキャラだというんだ?)・・・・しかし、意識するとよけいに力がはいる。妙に首筋から肩にかけての筋肉が硬直する。わざわざ目をそらす必要もないのにちょっとあごがあがり加減で上の方向いて話していたりする。その割には延長を重ねて2時間(^^;)。ふっ〜外に出たときにはどうも肩こりが・・・・ああ、もうちょっと見たかったなぁ(結局見たいスケベ野郎なのであった。しかもそれを隠そうとするむっつりスケベじゃん!)

■VIP席(02.3.19)

キャバクラに行くと「VIP席」が用意されているお店がある。少々値段高め、少し内装豪華、ハウスボトルもちょっとよかったりする(らしい←聞いた話なので(^^;))
VIP【very important person】重要人物、貴賓、要人なんて意味らしいが、先日入店時に黒服の人に「一般席とVIP席とございますが?」と聞かれた。私はごく一般人なので「一般席で」と言って入店したのだが、言葉の意味を考えると自分で「俺ビップ!」なんて言っちゃうのはすごいね(笑)そこで聞いた話によるとそこの店のVIPルームは照明はちょっと暗め、音は一般席よりおさえめで静か、なによりも他の席と隔離されており女の子とほぼ二人っきり状態になれるらしい・・・・・・ひそかに、ん〜次回はVIP席だなと思う私・・・・って「重要人物」どころか「要注意人物」じゃん(爆)

■病気だね(02.2.3)

先日、ファンヒーターが壊れた。新しいのを買おうと週末の○○○電気の折込広告を見ながら思う。
15、800円かあ・・・F店1セット分だなあ。
居酒屋でそこそこ飲んで割り勘・・・「いくら?え?3000円?」安いなあ。
指名料だけで2時間も飲んじゃったよぉ。
残業中、ふと時計を見上げる。ん〜8時半かあ・・・
今出れば9時前に入店できるからセット代安く済むなあ。
昼間電車に乗っていると4〜5人の若い女の子が乗ってきた。OLさんかなあ・・・
あの子は化粧すればけっこう客引っ張れそうだなあ。あの子はヘルプ専門かトークで勝負だな。彼女はちょっと新宿では無理そうだな。そのとなりの子の顔はK店っぽいな・・・
もう、なにもかも基準が変です(^^;)


■目には目を(02.2.3)

今回はキャバとは直接関係ないんだけど飲んで帰ると終電に乗り遅れタクシー使うことが多い。タクシーの運転手ってどうしてああ感じの悪い?というか愛想のない人がやっていられるんだろう。(特に私の地元はひどい)タクシー業って歴としたサービス業だよねぇ。そんな感じの悪いタクシーでのある日の会話。

いつもの駅のタクシー乗り場からタクシーに乗る。
私「○○駅の○○前までお願いします」(私はとっても丁寧な人)
運ちゃん「・・・・」全く無言でドアを閉めて走り出す。
私(ん〜、またこのパターンか(よくあること)感じ悪いな〜)
  しばらくそのまま走行。目的地近くに来た。
私「あ、次の信号を右に曲がってください」
運ちゃん「・・・・」
私(聞こえなかったのかな?)「次ぎの信号右です」
運ちゃん「右でしょ」
私(聞こえてたんじゃん!返事しろよ〜感じ悪いな)「そう」
その後、私の道の指示にも終始無言返事なし(^^;)
私「その横断歩道の先で止めて」(ちょっと口調変える)
運ちゃん(無言で車止める)「あ〜1710円です」(このときはなぜか「です」がついた(笑))
私(2000円をだす)「・・・」(もう声だす気なし)
運ちゃん「10円ない?」
私(おいおい、そういうことだけはちゃんと言うのか・・もちろんサイフには10円くらいあるさ。でも)「・・・」(こいつは感じ悪かったからただ2000円差し出したまま)
運ちゃん「お客さん10円ないかなぁ」
私(まだ言うか?)「・・・・1万円札ならあるけど?」(こんなんでいいかな?)
運ちゃん「え?・・・・・」(無言で釣り銭用意しだす)
私(少しは伝わったか?)
運ちゃん「はい」(290円の釣り銭を出してドアをあける)

別に気分いい訳じゃないけど、感じ悪い奴にはそれなりのことを何か伝えたくなる私の性分。あ〜あ。



■ナンバー1の気づかい(01.12.16)

ある大箱店のナンバー1キャストと話す機会があった。こっちはもうテレビアイドルと話しているような気分でいろいろとインタビューしてしまった。(笑・きっと変な客と思ったに違いない)その子は思った以上に気さくで話しやすく容姿以上にかわいい子だった。
そして他のキャストと違うなぁと思ったことがいくつかあった。まず、違うのはまわりへの気遣い。ゲストに対してはもちろん、後輩キャストに対してやマネージャー、店の中の花の状態まで(笑)気を使っている。なんと言ったらいいのかよくわからないが自分のフィールドがその店なのだということが自分のものになっている感じ。私の店という感覚なのかもしれない。(だから花がしおれているのも気になるのかな。しかも、マネージャー言っても忘れるから店終わったら私水入れときます。って言ってた←ほんとは自分ではやらないかも知れないけどその会話は不自然な感じではなかった)新人の子が朝あいさつすると次に会ったときには必ず名前で呼んで声をかけてくれると新人ヘルプの子も言っていたし、系列店の移籍した子のショーを見に行ったりもしているようだし。私のような一見の?客へも最上級の接客をしてくれる。さすがにトップでいる子は違うと感じられた夜だった。
そして思い浮かべるのは・・・・いやいや比べてはいけない(笑)

■触ってる客(01.11.17)

キャバクラで飲んでいるときはあまり周りのお客とか気にならないのだけど、ときどき妙に気になる客っているものです。まず、その代表が触ってる客。これはお客もそうだし、触られてるキャストも気になる。先日も飲んでいるとき、斜め前の席にいた客・・・、来るキャスト、来るキャストもれなく触っていた。それも指名嬢がいるらしいのに(もちろん指名嬢も触っていた)ヘルプで来た子も触りまくってる。観察したところによると、そのテクニックは(いや、テクニックではない!手口だ(^^;))話ながらだんだんと手に触れたり、肩に手を回したりする。それで拒否されなければ(たいていの女の子はこれくらいでは拒否しないでしょう)こんどは肩に回した手をだんだんと下の方へ・・・。手に触れた手は太ももあたりに・・・最終的には片手は腰(もしかしたら尻)、もう片方の手は手前から女の子のスーツの内側に入ってる。(その態勢では酒、飲めないでしょう)うーん、あの内側では微妙に指が動いているに違いない(^^;)
しっかし、よくぞそこまでこの明るいお店で・・・・。しかもキャストもよく我慢しているよ。そういう客って嫌われること間違いなしだし、どういうつもりなのかなあ・・・。ある意味その勇気と実行力はうらやましいよ。←うらやましいんかい!
私は自意識過剰なので、絶対に触れない。女の子がなれなれしく自分に触ることでさえとってもドキドキしてしまう。(内心は超うれしい?(^^;))さわる客っていうのは普通のキャバクラでどこまで許されるかの限界に挑戦しているのかなあ・・・。玉砕覚悟のチャレンジャーなのか?
そんな風景を目撃した帰り道・・・区役所通りをとぼとぼと歩いていると黒人のポン引きが声をかける。「お兄さ〜ん、70分、触りほ〜だ〜い、揉みほ〜だ〜い。どですか〜?観るだけでもOKよ〜。」
う〜〜ん、今度ちょっとだけ観にいってみるか・・・←行きません!(^^;)

■酔っぱらいの記憶(01.11.4)

ひさびさにとあるお店(もちろん歌舞伎町)にフリーで入ったときのこと。連れといっしょにもう3件目となっており、ほぼ完結型の酔っぱらいが出来上がっていた。その日はまたつぎつぎと女の子を付けてくれて・・・「こんばんは〜。はじめまして〜○○ですぅ。よろしくお願いしま〜す」なんてのが4〜5人も続いただろうか。その都度、「お客さん携帯持ってます〜?番号聞いてもいいですかぁ?」なんていうんで「お〜ほいほい・・・」ってんで、断るのも面倒でみ〜んなに教えてしまった。
さて、翌日より留守伝には知らない(いや、ほんとうは知っているはず)女の子からの伝言が5件ほど・・・まったく記憶なし。「F店の○○で〜す。昨日はごちそうさまでした!・・・・・」・・・・・どれがどの子なのか、名刺を見たってわからない。知らない人(ほんとは知っているはずです!なんども言わせるな!)に電話をするのもなんなのでそのまま・・・そして1週間もすると電話は鳴らなくなる。キャストの皆さんごめんね。私は酔っているときはただの酔っぱらいで客ではないのだね。

■私はここの常連になった?(01.11.4)

黒服A「あ、○○さん(私の名前)いらしゃいませ!」
私「おはようございます〜」(PM11:00)
入口付近にいたキャストA「あら?きょうはひとりなんだ。△△さんは?」
私「きょうはひとりなんだよね」
黒服A「お荷物お預かりします。」ハンドフリーマイクに「Cさんご指名、一名様ご案内・・・・」(指名していない・・・)
私「あれ?私今日は◇◇さん(黒服Aの名前)指名にしようかと思ったんだけど、場内でもいい?(笑)」
黒服A「笑・・・いや、私は本指でないと・・・(笑)」
私「笑・・・じゃ、次回ってことで・・・指名替え、まずいよな〜でも◇◇さんだからなあ・・」
送りでもどってきたキャストB,Cとすれ違う。
B「オッハ〜♪」C「見て見てこれ〜胸毛〜」(ってドレスの胸に付いてる毛皮を見せる)
私「あ、おはよう。どもども・・・」
案内をしてくれる黒服B「ご案内いたします!」
      ・
      ・
指名嬢席につくなり・・・「なんかひさびさだよう・・・放置プレイだよぉ〜」(先週来なかっただけだけど)
あん〜、うれしいような、そうでないような・・この店・・私常連になってるみたい・・・・

■このふたり・・・(01.8.25)

お店のサービスか、女の子が余っているのか、キャストがふたりついてくれることがある。大概は仲良く3人で話をしながら2人のときとは違った盛り上がり方となり、それはそれで楽しいのだけど・・・。
ヘルプ嬢と二人で話しをしているところへ黒服の人がもう一人女の子を連れてきた。「ご紹介します○○さんです」あれ?きょうは女の子多いのかな?なんて思っているあいだにヘルプでついていた子が新しく来た子にドリンクをつくってスッとだした。新しい子:「○○です。よろしくお願いしま〜す」で乾杯。それまで話していたヘルプの子はテーブルを片づけ始める。ん、なんか空気がかわった・・・。ひとりの子と話しているともうひとりはあらぬ方を向いてまったく話に参加する気なし。私が気を使って「○○さんはどう?」なんて話を振っても「へ?」なんてそれまでの話をまるで聞いていない様子・・・・。おいおい勘弁してよ、客はどっちなんだよ。私はこのふたりの女の子より、この状態にした黒服を恨むよ・・・・・・。


■カード会社のカルテ(01.8.15)

月に一度、私の手元にカード会社からのカルテが届く。(ご利用明細書ともいうが(^^;))先日封筒を開けてそれをみたら激しい動悸とめまいに襲われた。このままの生活を送っているとおそらく1年以内に命を落としそうだ・・・・。しかも、病状を示すその数値はここ数カ月上がる一方。
よく死に至る直前にそれまでの人生のいろいろな場面が走馬燈のように思い出されるって言うけど、私もそのときそれを見た気がする。キャストと過ごした楽しい時間・・・あんなこと・・こんなこと・・・(そんなにないくせに、見栄っ張りめ!(自爆))
ああ、いよいよだな。もうすぐおそろしい死神が私のもとへやってくるに違いない。ん?たぶんその死神、きっとあの店のオキニの姿をしているに違いない。だれか・・・助けて・・・←自分で気を付けなはれ

■ストーカー

キャストの話を聞くとストーカー的なゲストにつきまとわれるということってけっこうあるらしい。
退店時、出口で待っていてつけてくる奴。店を変わってもあらゆる手をつくして調べてつきまとう奴。店の中で他の席についていると様子をさぐりにくる奴。時間を問わず電話をやたらかけてくる奴。などなど・・・。ちょっと前に法律までできてそういった迷惑なストーカー行為を取り締まったりしているようだけど、私はそもそもストーカーなんていうかっこいい名前を彼ら(彼女の場合もあるが)に与えていることがかえって意識を高めてある意味社会的な地位を与えているような気もするんだけど・・・。なんか言われて恥ずかしい名前や意味のない言葉で呼んでやればいいんだよ。
くっついて離れないってことで「金魚のフン太」とか「パンツのうんこ」とかね。(汚い表現ばかりね。育ちがわかるわい!)なんかいい呼び名があったらメールくれい。
う〜ん、私もそう呼ばれることのないように気を付けよっと←気を付けるんかい!


■恋愛スイッチ

キャストの営業方法にラブラブ営業・色恋営業というものがある(らしいということで・・・(^^;))。
ゲストがお店に通う原動力を「お遊びモード」から「恋愛モード」に切り替えさせるための営業戦術だな。モードが「お遊び」から「恋愛」に切り替わるとハマリ度も半端ではなくなっちゃうね。一般的にそうだけど恋愛している人の行動は自分でさえ制御できなくなる。
指名嬢の営業の仕方によってはキャバクラに通う「純粋な恋愛心」はかき乱される。嬢の言っていることに色恋色または色恋を連想させる言動がある場合、それが嬢の「本気」なのか「営業」なのかが運命の分かれ道になる。いや、正確にはゲストがそれを「本気」と判断するか「営業」と判断するかで分かれるわけだ。「営業」と判断しているうちはどんなにラブラブ光線を発してもらってもそれはゲストにとって「お遊び」の範疇なのでここちよく楽しいだけ。「本気」と判断するとなると、自動的に恋愛スイッチがONとなるわけでね。・・・これはもう大変なことです(^^;)。遊びと心得て楽しんでいるうちはよかったのだけど、いったん恋愛スイッチが入ってしまうとこれは少なからず痛みも伴うわけです。判断が間違っていてゲストが「本気」と思っていたことがキャストの「営業」だったときにはたいへんな悲恋となりかねない。ひどくはまったあげくに「失恋」となり、奈落の底へ落ちていくわけだ(^^;)
はぁ〜、キャストの皆さん!こんな不器用な私をどうか惑わせないでいただきたい!(哀愁)・・・・やっぱり自分の話だったんかい!

■看護婦だらけ・・

毎月々々、キャバクラではいろんな趣向をこらしたイベントデイを設定してゲストの心を誘ってくれる(心を誘っちゃうんだよ。これってすごいね!)そんな中にコスチュームデイなるものがある。キャストさんは思い思いのコスチュームで接客してくれる。ミニスカポリス、女子高生、チャイナドレス・・・でもなんと言っても看護婦さんが一番多いのでは・・・。
こんな体験をしたことがある。お店からお客さんが出てきた。と思ったららそれを追いかけるように看護婦さんが3人ほど飛び出してきた。おまけに聴診器を首から下げたお医者様まで・・・。急性アルコール中毒?それとも客とキャストの関係のもつれから事件に?んんん?待てよ。この看護婦さんたち綺麗すぎる。は?その日はコスチュームデイ。お客さんの送りに出てきたキャストがたまたまみんな看護婦だったのでした。(ごていねいに医者の恰好してるのは黒服のお兄さんだった)ちょっとマジにビックリしたね。
その日は飲んでいても周りは看護婦さんだらけ・・・きょうはいつ倒れても助かりそうだ・・・
おや?そんな中に私を妙にひきつけるコスチュームが・・・スタイルのいい美形のボディラインにパリッとした白衣。聴診器を首から下げて、ちょっときつめの目元に黒縁のメガネ・・・そうその娘は女医さん!足を組んでで座ってくれたりしないかな・・・・ん〜いいねえ、いい!こんなシチュエーションにひかれてるなんて私は120パーセントおやじ・・・しかもAVの影響受けすぎ?←うそうそそんなもの見たことありません。


■エンジョイ!ショータイム

どうも私はショータイムというものが苦手だ。もともと生の演劇やコンサートなどに行った経験がほとんどないので慣れていないというのもあるかもしれないし、自意識過剰なのかもしれない。どうもこちらが恥ずかしいという気分になってしまうのだ。←踊り子の気分かい?
ショータイムというのはだいたいの場合、人気のあるキャストや踊りや歌の上手いキャストたちが出演しているのでさっきまでとなりで接客していた子が踊ったりする。その子がサービスのつもりでショータイム中にこっちに視線を送ったり、微笑んだり、手を振ってくれたりしてしまったりすると、もう私など逃げ出したいほどの気分になってしまう。
あと、踊りを見ていても衣装のファスナーが微妙にあいていたり、すぐとなりに座ってるハゲ頭のお父さんの頭を踊り子の派手なショールが撫でていったりするのが妙に気になってしまう。
あるキャストに言われたがもっと真剣にショータイムに集中しないと楽しめないのだそうだ。
う〜ん、でもやっぱり気になる・・・あ、衣装の下はTバックだ・・・あれ?あの子だけどうして衣装がしわくちゃなの?・・・あんなに背中があいているってことはノーブラ?これってけっこうショータイムを楽しんでいるのかなあ・・・

■キャッチの言うこと

例によって歌舞伎町を連れといっしょに徘徊していると、顔見知りのキャッチ君満面の笑みで近づいてきた。前回は、このキャッチ君にとある店に案内された。がその店、今時めずらしいガングロのギャルふたりが接客。おまけにその二人だけできゃあきゃあ盛り上がり客のこちらはほとんど放ったらかし状態という残念な1時間を過ごすことに。
そんな彼が「今度は大丈夫っす、前回はそこの店(今日案内する店)がいっぱいだったのでやむを得ず・・・」ということでおすすめの店、1時間のところを70分にサービスして5000円ぽっきりということでご案内!ついたところは・・・・閑古鳥の鳴いている小さなお店・・・しかもさっき見せられたチラシに載ってる華やかなお姉さんたちはどこ?ほとんど普段着姿のお嬢さんたちがパラパラ・・・・なんかいやな予感。そして・・・その子たちの中から二人が席につくなり「何か飲みた〜い!」「え?女の子の飲み物は別料金?え?ウーロン茶が1000円?」「え?フードも?」「は?ポテトチップが1000円?ピーナッツは1500円?レーズンバターは2000円?」・・・・なるほど空いてるわけだ・・・70分になんかしてくれなくても30分でも帰りたいわい。
こんどあのキャッチ見かけたら首締めてやる・・・・・・帰りにそいつ別の客に首閉められてた(うそ)

■自分だけは特別・・・・

これって私のキャバへ通う原動力。勘違い、勘違いって思うのだけどフリーではなくお気に入りキャストに通う私は、どこかでこう思ってる。指名キャストにはたくさんの大事なお客さんがいるのはわかってる。でもその中で、私だけは別格なのではないか?ってどこかで絶対に思ってる。でもさ、指名客のほとんどはみ〜んなこう思っているのだろうな。。。。。。迷惑な客だよ(キャストの声が聞こえた)

■俺はなんでこんなことしてるんだ?

ときどきこんなこと思うときがある。それはどんなときか?
無口なキャストが相手で話題が途切れがち一生懸命次の話題をさがしてるとき。(どっちが客でい!)
入店待ちで狭い通路に順番に座らされてるとき。(どたどた私の前を走るなそこの女!)
マイナス営業で他の客がキャストと話をしているのを冷めた目で見るとき(自分もこいつらと同じなんだなって思うとアホくさくなる!みんなアホ面や←あんたもです)
ついつい調子に乗ってラストまでいて高い金払ったあとで冷たい外の風にさらされるとき。(どうやって帰るつもりやねん。しかもなんで関西弁やねん)
昨日高くて辞めた買い物が考えてみたら今日の支払い額で充分に買えることに気づいたとき。(あ〜あ、フィレオフィッシュ高いからチーズバーガーにしたせこい私は同一人物?)
間違いなく魔法にかかってます。

■指名替えの御法度

ほとんど俺様営業のあの指名キャスト・・・なんか最近つれない。そんなときヘルプに付いた新人キャストがとっても優しくて思いやりのある子だったりするとふと頭によぎるのは「指名替え」。
恋愛でよくある「別に好きな子ができちゃった」状態かな?でも、そんなのって切られるキャストも新しく切り替えられたキャストもやりにくいんだろうね。私自身もその店での評判悪くなりそうな気もするし・・・・。
ちょっと待てよ。なに真剣に考えてるんだろう。それほどあのキャストは私のこと思いやってはくれていないでしょう?ばかばかしい!でも、できないねえ「指名替え」

■キャバクラとホストクラブの生態系

キャバクラ嬢にはホストクラブにはまってる子が多いと聞く。せっかく稼いだ金をホストクラブで落としてしまうのか。ホストクラブに通うためにキャバクラで働いていたりしてね。なんか、うまいこと生態系ができてるのかな。私たちがキャバクラにつぎ込み、キャストはホストクラブにつぎ込む。キャバクラに通うホストももちろん多いらしい(ホスト禁止の店もあるらしいけど)。金は天下のまわりものってわけか・・・でもさ〜、私のところからは出る一方だぞ!(泣)ホストにでもなるか!←鏡をみなさい


■気まずいよぉ〜

初回フリーで入店するとたくさんのキャストがつく。キャストから名刺をもらったり、電話番号を交換することもある。その時に私は断る術をしらないからたいがいの場合携帯番号を教える。数日のうちに電話をもらったり、メールをもらったり。
こんなことがあった。一度電話をもらっていたけどそのまま返事してなかったキャストが約1名。2度目の出撃の際、このあいだ話の合った別の子を指名。コールがかかってその子がちょっと離席。すると連絡していなかったそのキャストが私の席へ・・・・・。なんとなくタイミングをはずして電話の件話せなかった。(考えてみれば「このあいだ電話ありがとう」のお礼でよかったのに)たった15分ついただけだったけど2時間には感じられた・・・・はぁ〜人は正しく生きなければいけない(反省)


■キャストの殺し文句(その1)

キャストの会話の中で効く「言葉」=殺し文句っていうのがある。キャストが意識して使ってるかどうかは別問題だけど私の印象に残った言葉・・・・「私ってだまされやすいの・・」これはお気に入りの子が言った言葉なのだけど、「だまされやすい=純真・うぶ」「だまされやすい=私をだましたりしないだろう」「だまされやすい=だましやすい」なんていう方程式が頭の中をぐるぐるしちゃった。この話、あとでそのキャストにしたら「そんなふうに受け取られるなんて・・・」って驚かれた。言うんじゃなかったってことか?でも、黙っていて「だます」男よりいいでしょう?
待てよ。もしかしたらキャストの方が上手でそれも含めて営業トークとして使ってたりして・・・・あああ、だまされたぁ〜〜〜!←何処まで悲しい考え方なんだ・・・

■キャストの殺し文句(その2)

考えてみるとキャストから言われてグッとくる言葉ってけっこうある。つまるところコミュニケーションを深める言葉はすべてそれにあたると思う。「ありがとう」「ごめんなさい」「素敵〜」「優しい〜」(語尾が伸びるところがうそくさいけどね)「こんどはいつ逢えるの?」(「会える」ではなくて「逢える」っていうところが恋人気分)「○○さんは特別なんだぁ」・・・「いやあ〜ん」「ばか〜ん」・・・・だんだん書いててアホ臭くなってきた(爆)
ほんとはもっとプライベートなコミュニケーションが取れる言葉の方がグッとくるのだと思うけど。つまり、キャストと二人だけで通じる共通の言葉みたいなものかな。それが友達モードでも恋人モードでも二人の関係をつくりあげてるってわけだな。(意味わかるかなあ・・・)落ち・・なし


■結局誰をさがしているのか

一番自分の感性にヒットする容姿と性格の持ち主をほとんどバーチャルな世界で求めるのがキャバクラ遊びかな・・・・。
これは客のキャバクラに求めるものと好みの問題だからいろいろなのだろうけど。私の場合はなんとなくキャバクラ嬢らしくないキャバクラ嬢に惹かれるような気がする。それは容姿とか接客レベルを越えて優先する。
なぜかって・・・容姿がバツグンで接客レベルも高いっていう子には何度となく出会った経験はあるし、そういった子はとってもいいと思うのだけど、実は「はまる」要因は別のところにあって、むしろそのあたり多少欠けるくらいの子の方が魅力的に感じるものだから。(なにを偉そうに・・・自爆)
たぶんこれはキャバクラに通うゲストの半分くらいがそうなのではないかな・・・・。ただし、接待なんかでキャバクラを使うときにはぜひとも前者の子におまかせしたいものだけどね。
私個人としてはキャバクラで出会わなければもっとよかったと思えるようなキャバクラ嬢ということになるかな。素人っぽいっていうのとは微妙に違う。キャストにとっては一番迷惑な思いこみの激しいゲストかもしれない。いったい、私はキャバクラに何を求めてるというのだ(とっても不純?)


■マイナス営業について(その1)

キャストの数よりゲストの数が上回った状態での営業をキャバクラでは「マイナス営業」というらしい。
ゲストの誰もがそうだろうが私はこの状態が最も嫌いだ。「高い金を払っているんだから・・・」という傲慢な考え方は私は嫌いだけど、このときばかりは「何に対して金を払っているんだろう・・・」と思いつつ時計を見たりしてる。
そんな状態に置かれるくらいだったら1時間200円のまんが喫茶にいる方がずっと快適だし気楽だよ。
私に限って言えばそういう状態になるくらいだったらその旨説明を受けた上で帰してもらった方がマシ。出勤キャスト以上にゲストの数を入れること自体私的には間違っていると思ってる。
ひとりで席に置かれている状態・・・私はタバコを吸う習慣もないのでほんとにやることがない!しかもマイナスのときって店は混んでる状態だからとなりの席のキャストの尻が私に微妙にぶつかったりしてる・・・どんなに魅力的なキャストの尻でもその尻は隣の客のものだからちっともうれしくない。う〜んこんなときの楽しい過ごし方ってなにかないものか・・・・・(つづく)

■マイナス営業について(その2)

マイナス営業のときの楽しい過ごし方についての考察・・・ん〜どれも当てつけがましく嫌味な行動だな・・・よほど気持ちが高ぶらないと実行はできないな・・・
1.トイレに立つ・・・・これくらいは普通でしょ。とっても合理的なアクションだ。でも出てきたとき誰がおしぼりを渡してくれるの?・・・(実践)誰も渡してくれなかった・・・(;_;)
2.自分で酒をつくって飲む・・・・となりの席のキャストが気を使って作ってくれたりしたらきっと女神に見えることだろう・・・・(実践)このあいだ黒服の人が作ってくれた
3.キャストの酒もつくっておく・・・・さらに時間があったら次のキャストのためにレディタン(キャストのためのグラス)に水割りをつくっておくというのはどうだろう。いっぱいつくって小さなテーブルいっぱいにしたりして・・・(^^;)
4.読書する・・・・好きな本を読むのもいいだろうけど、ここはやはりキャバクラ情報誌の「クラブアフター」か山本信幸氏の「キャバクラの経済学」あたりを取り出したいね。
5.即チェック・・・・フロアの男性にチェックを頼むのではない。自分で伝票を持ってキャッシャーへ向かいたい。。。。できないなあ・・・・

■あんたはえらい!

「私ってキャラはっきりしてて癒し系でしょう?言いたいことははっきり言っちゃう方だけど政治の話からHな話までお客の話にばっちりあわせられちゃうしぃ〜。でもね、あたしって営業とか好きじゃないからぜんぜん電話とかしないのぉ〜。だから指名とかは少ないんだけどぉ、私的にはここが仕事場だと思ってるからけっこうバカになってお客楽しませてるからねぇ〜別にいいと思ってるよ。他の子みたいに指名、指名ってかわい子ぶってるのってなんかやなんだよねぇ〜。」「へぇ〜、えらいんだねぇ」「そうでもないよ。考え方の違いじゃない?私はさぁ〜、お客がなに考えてここに来てるのかを考えてるわけ・・・・・」「私はね、・・・・・・・・・」「だから私はね・・・・・・・・」
こいつ100年たっても客の心はつかめないな・・・・合掌


home