天下御免

 

大磯若睦会綱領

天佑を保有し、皇尊の御座します豊葦原の瑞穂の国たる我が日本は、山紫水明の国土に恵まれ、天を敬い人を愛し、経綸は錦の如く整い、臣民にあってもその志は神州富士の山よりも高く、その慈しみと友愛は大海原よりも広く深きを以て旨としていた。

しかしながら、時代を下るにしたがい、人心は麻の如く乱れ、臣民共に大和心はおろか自らの尊厳さえ持ちえず、恰も「物で栄えて心で滅びる」の形相を呈する有様となった。

我が大磯は、斯くの如き時代にあっても、古よりの美風を存する、日本でも有数の地である。自然を砦とし、人を石垣とし、悪風悪疫の伝染から大磯の臣民を守ってきたのである。しかしながら、昨今の趨勢は計らずも、その感染を許し、その例外を免れぬ次第に至った。 

「世の様の移り変わりてかく成れるは、人の力もて引き返すべきに有らず」とはいいながら、かつは祖先の恩恵に背き、かつは子々孫々に恥をさらし、あさましき次第である。然るに、ここに於て、「我こそは、日本男児であり、かつ大磯健児である」との大高慢の志しを以て平静を覆せんとする以下の各号の一に該当する高潔の士を求め、ここに大磯若睦会を発足する次第である。

一、日本、分けても大磯をこよなく愛し、古よりの美風を倦土重来の志しを以て回復せしめんと欲するもの。

一、人類愛を持っているもの。

一、政論に惑わされず政治に戸惑わず己の本文を突き進むもの。

一、人生の王道を真心と知るもの。

一、貧しくとも諂わず裕福であっても驕らないもの。

一、鏡に写る己の姿を直視して決して目を背けることのないもの。

一、人生を粋に過ごすための道楽を持ち一芸に秀でたもの。

一、上を敬い下を恵む礼節を身に付けたもの。

一、少欲知足を心掛けているもの。

一、権勢欲に取り憑れていないもの。

一、和を以て尊となすもの。

一、決して現状に留まらず常に遠くを見ているもの。

 

我らの事業

 

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