ゴーヤの肉詰め 2008.10.01改訂
沖縄へ行ったときに、何軒か沖縄料理の店をハシゴしてあるいた。古酒がたくさんおいてある那覇のとある居酒屋で出てきたのがこのメニューだ。輪切りにして中をくり抜いたゴーヤに肉が詰めてあって、それを素揚げしてある。揚げるのは面倒なので、フライパンで両面をこんがりと焼く。
切るときも焼くときもすぐに肉が外れてそうになってかなり作りにくい料理だが、なかなか美味しくて見た目もおしゃれ。
ボールに豚ひき肉、しょうがのすりおろし、塩、胡椒を入れ、ねばりが出るまで手でよくこねる。
ねばりけが出てきたら、1にねぎのみじん切りをいれて、さらによく混ぜる。
ゴーヤ大は端を切り落とし、3つに切ってスプーンでワタをかきだす。
肉がくっつきやすいように、ワタをかきだしたゴーヤの内側に小麦粉をふる。
4に2のひき肉を詰める。詰め方が足りないと、火を通したときに肉が縮んですき間でできてしまうので、しっかり詰める。
5を1センチくらいの輪切りにし、テフロンやマーブルなどのくっつかないフライパンで両面をこんがりと焼き上げる。
最後に粉末かつお出汁の素と水少々を入れて水気がなくなるまで火を通す。
- 皿に盛り、味が足りないようであれば好みで塩かポン酢をかけていただく。
ゴーヤの苦みとしょうががきいていて、ビールにも、泡盛にも、焼酎にも合う一品。あまったひき肉は、水適宜に鶏ガラスープ(即席)を加えて沸騰させた中にスプーンですくって落とす。アクを取り、酒、砂糖、塩、うすくち醤油、酢少々で味を付けて肉だんごスープの出来上がり。好みで一味をふって食べる。
材 料
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ゴーヤ 中〜大1本
豚ひき肉 120〜150g
しょうがすりおろし 大さじ1/2強
塩小さじ 1/4程度
胡椒 適宜
ねぎのみじん切り 大さじ5〜6
粉末かつお出汁の素 小さじ1
小麦粉 少々
塩、ポン酢 適宜