ゴーヤと豆腐のキッシュ(改訂版) 2007.7.15
若い頃は、フランス料理のキッシュが好きだった。キッシュというのは、パイ生地に卵と生クリームを合わせたタネを流し入れ、オーブンで焼いたもの。具としてベーコンやマッシュルームなどを入れる。でも生クリームもバターがたっぷり入ったパイ生地も、最近は重く感じるようになった。というわけでパイ生地のかわりに春巻きの皮を使い、生クリームのかわりに豆乳を使ったヘルシー和風キッシュ。
- ゴーヤは半分に切って中のわたをスプーンでかきだし、さらに縦半分にして薄切りす。
- ベーコンは短冊に切り、テフロン加工のフライパンでオイルを入れずに炒める。
- 2に1のゴーヤを加え軽く炒め合わせ、粉末鰹出汁の素と水50ccを加え、水分がなくなるまで軽く煮る。
- 絹こし豆腐は8ミリ角に切り、茹でてザルにあけておく。
- 卵2個をほぐし、豆乳100ccを加えて混ぜ合わす。塩、こしょうでやや強めに味付けする(豆腐に味がついていないので)
- 春巻きの皮3枚は少しずつずらして、はなびらのような形になるように(右の写真参照)パイ皿に敷く。
- 2のゴーヤとベーコンを5のパイ生地の上に並べる。さらに3の豆腐をならべ、ナチュラルチーズ適宜をのせる。5のタネを流しこみ、200℃に熱したオーブンで20〜25分焼く。
またはアルミホイルで上を覆ってオーブントースターで15分〜18分ほど焼き、卵が膨らんできたらアルミホイルをはずしてから軽く焦げ目がつくまでさらに2分ほど焼く。このときキッシュの端が焦げやすいので注意する。豆腐や卵やチーズといったマイルドな味のなかにゴーヤの苦味がポイントになっている。ゴーヤを鰹出汁で煮ているのは、鰹出汁によってゴーヤの旨みがさらに引き立つため。
パイ皿は直径20cmくらいが春巻きの皮の大きさにちょうどよい。小さいパイ皿の場合は春巻きの皮を切って使うとよい。
材 料 (20cm程度のパイ皿一枚分)
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ゴーヤ 小 1/2本
絹こし豆腐 1/2丁
ベーコン 2枚
とろけるチーズ 適宜
卵 2個
豆乳 100cc
春巻きの皮 3枚
粉末鰹出汁の素 適宜
塩・こしょう 適宜