明るさ

自分自身に明るさを持つ事で自分を強くさせてきた
いつも不安や絶望ばかりでは己を滅入らすばかりで辛いので
そんな時は楽しい事を考えて気を紛らわせた
自分の環境はなるべく忘れ 面白いのは素直に笑い
楽しい時は素直に喜ぶようにしてきた
明るく振る舞う事で病気の苦しさをやわらげていた
もともと性格的に明るい面があったせいでうまくかみ合い
僕が明るくする事で家族も明るくなっていた
そういった明るい環境が僕に居心地の良さを与えていた
だが これがもし施設ならこうはいかなかったろう
決められた規則の中で遠慮しながら生活していては
自分に明るさを持てただろうか
その環境に慣れてしまえばまたどうなるか分らないがきっと
人一倍遠慮がちの自分には他人に心を開く事ができなかったと思う
そういう自分を知っているからこそ在宅での暮らしを望むのだろう
しかし いくら自分が在宅を望んでも何かの事情で
いつかは施設へ入らなければならなくなる時もくるだろう 
この時どれだけ自分を割り切って明るく振る舞えるだろうか
出来れば最期まで冗談の言い合える家族のそばに居たいけれど
そういつまでも母に負担をかけられないしわがままも言えない 
どんな事があっても明るさを忘れず自分を強く持たなければならない
たとえ偽りの明るさであっても自分を勇気づける事になるし
周りの人達を安心させる事も出来るのだから・・・
明るく生きてさえいればきっと道は開けるはずだ