ゆうの日記 2007年 8月


 


考え方次第
毎日が平凡に過ぎていく入院生活の中で小さな楽しみ小さな喜び小さな幸せを見つけるようにしている。同じ一日を過ごすなら不平不満ばかり考えるよりも自分の好きなことを考えた方がいい。辛くて苦しい時はなかなかそんな気持ちにならないけれど、考え方次第で良きも悪きもなるような気がする。自分を信じて負けない気持ちが大切とおもった。

2007/08/30 PM 03:34:53

僕にとって妹の存在は大きな支えになっている。僕が難病だったので子供の頃からお世話になっていて、言葉にならないほどに感謝している。家族が困っていれば無条件で心配してくれる。兄妹のありがたみをしみじみ感じている。だからこそ妹家族は僕にとってかけがえのないくらい大切である。大切な人達がいることは生きる励みにもなる。

2007/08/26 PM 03:12:47 

現場の実状 4
誰でも新人看護師さんの頃は情熱と理想に溢れている。しかし、通常業務の忙しさや患者さんのきりのない要求にいつしか情熱を失っていく。現場のやるせなさを感じてしまう。それでも一生懸命に働いている看護師さんになにか報いる必要があるとおもう。人手を増やしてもらったり、患者家族の感謝の言葉も大切だなぁとおもった。今回、生意気なことを書いたけれど少しでも現場の質がよくなることを願っている。理想論かもしれないけれど理想をなくしたらおしまいとおもう。

2007/08/24 PM 02:55:29 

現場の実状 3
治療法もなく進行していく難病者にとって医師の役割も大きいとおもう。医師の言葉で救われる時もある。ところがほとんど回診もせず患者さんの話も聞こうとしない医師もいる。とても寂しいとおもう。僕の主治医の先生はどんなに忙しくても回診を欠かさず泣き言も聞いてくれる。どんなに励まされたことか。言葉が通じない現実もあるけれど、もっと患者さんの泣き言を聞いてくれる医師を必要としている。
 

2007/08/21 PM 03:15:20 

現場の実状 2
患者さんにとって家族はなによりの心の支えになるとおもう。ただ側に付き添ってくれるだけで安心感を得ることができる。しかし、家族の中には看護サイドにすべてをゆだねる人もいる。まったく顔を見せてくれない家族もいて気の毒になる。確かにそれぞれに家庭の事情もあるけれど、患者さんは難病で苦しんでいる。一緒に泣いてくれる家族を必要としているとおもう。愛情に溢れていれば現場もよくなっていくとおもう。

2007/08/19 PM 02:39:33

現場の実状 1
全面介助を要する病棟には多くの人員を配置してもらいたいと願う。しかし、それでも現場の質は向上するか疑問に感じてしまう。何故なら患者さんの中には看護サイドにやたら甘え頼って付きっきりになる。その間、ほかの患者さんは我慢しなければならない。難病で苦しんでいるのはわかるけれど、お互いに思いやりがないと信頼は生まれない。お世話になるのだから看護サイドを大切にしたいとおもう。患者さんの心のフォローも考えていきたい。

2007/08/17 PM 03:31:03 

暗闇の世界
体の自由を失い視力の低い僕にとっては聴覚で状況判断をしている。人の声や物音である程度のことが理解できる。残された身体機能は研ぎすまされることを知った。しかし、このところ中耳炎になってしまいいらだちを感じている。物事がわからないと暗闇になってしまう。暗闇の世界は孤独さを強く感じた。視覚や聴覚を失った人の気持ちがわかった。

2007/08/15 PM 03:30:25 

千の風になって
父が亡くなって6年が過ぎた。7回忌のお盆とあっていろんな思い出が浮かんでくる。なかでも一生懸命働いていたのが一番印象に残っている。親の姿は子供に大きく影響を与えるとおもう。僕は何度も死の淵をさまよったけれど、まだこうして生かされている。不思議な気がする。そして、多くの死も受け止めてきた。その一人一人の思い出も忘れない。千の風になって見守ってくれているとおもう。

2007/08/12 PM 03:19:57 

生きる力
もしも僕が健康で生まれ育っていたら弱い人間になっていたとおもう。幼い頃に難病を宣告されて苦しく悲しい思いを沢山経験してきた。年月をおうごとに体の機能を失ってやりきれない無力さも感じた。しかし、苦しみや悲しさを多く経験したことは強い心を養ってくれたとおもう。この経験は大切な自分を沢山見つけてくれた。難病によって生きる力を得たようにおもう。

2007/08/09 PM 03:18:34 

一番の願い
約2ヵ月ぶりに母が付き添ってくれた。いままで強がっていたものが一気に溢れてきた。やはり母に対する想いはひとしおである。しかし、このままだともとのもくあみになってしまう。同じ失敗を繰り返すのは馬鹿馬鹿しい。週に何回かは休む日を作るように心掛ける。それに大きな負担はかけないようにしよう。母が元気でいることが僕の一番の願いである。

2007/08/07 PM 03:10:53 

ピンチはチャンス
僕にとって母が入院したのは最大のピンチだった。先のことを考えていなかった自分の愚かさを思い知った。しかし、ピンチをチャンスにかえることができたとおもう。多くの人の支えによって自立心を持てたとおもう。まだまだ弱い自分だけど前を向いている。寝てするパソコンの決断もそのひとつとおもう。理学の学生さんはいなくなるけれど、作業の学生さんができる範囲で引き継いでくれることになった。運にも守られていることに感謝したい。

2007/08/03 PM 03:02:18 

新しい世界
寝てするパソコンの申請手続きを進めている。申請許可がおりるまで3週間以上はかかるらしい。でも、まだこうして起きて書き込みができるのでありがたくおもう。リハビリのおかげでずいぶん手の動きや自発呼吸も回復してきた。この現状維持も望みたい。新しいことをするのはかなりエネルギーを使うけれど、新しい自分の世界が広げられたらいいなぁとおもう。

2007/08/01 PM 03:38:19