インターネットについて

 昨今、IT革命が盛んにいわれている。ITとはインフォメーションテクノロジーとい って通信情報という意味である。これはインターネットといった情報手段を急激にす すめることである。今まで情報を得るには大変な労力と時間が必要だった。何か知り たいときは本屋にいったり、図書館にいったりと面倒だった。

 ところが、インターネ ットをつかえば瞬時に知りたい情報を得ることができ、今では自宅にいながら買い物 もできるようになった。これからはビジネスも行政機関も金融も全てインターネット で大きく変わっていく。社会的革命に向かうのである。これは素晴らしい革命ではあ るが格差もうまれるだろう。パソコンを使えない人も多く、病気でからだのきかない 人もいる。いかに機器を使いやすくしてこの格差をうめていかねばならない。すべて に平等でなくてはならない。

 僕は国立療養所 西新潟中央病院に入院している。ここでは院内LANを利用してインターネットが自由にできる環境を作ってもらった。初めての試みではあるが院長先生をはじめ多くの支えで現実となった。院内LANとは病院が管理しているため、通話料は無料にしてもらえた。いくらつかってもいいので文字入力のおそい難病者にはとても有り難い。

 僕は毎日、パソコンのまえに向かい、多くのメールフレンドと話し、社会の動き等、病室にいながらにして得ている。多くの人との出会いをとりもち、様々な情報等をみている。それに、僕はこのメールで好きな人もできた。メールだと内向的な僕でも積極的になれた。1回はメールでありのままに話していたら重荷になったとふられたこともある。失恋も経験した。今はまた、新たな恋をしている。難病でもこのインターネットをつかえば病室でも恋ができる。それに主治医の先生とも病状のことの他、いろんな気持ちを伝えられる。信頼と絆を深めている。また、ボランティアさんにも本音で語り合い、けんかもしている。お互いを高めあっている。

 病院では外部とのかかわりもなく、家族とも離ればなれで孤独と暇をもてあましている。僕はインターネットのおかげで多くの出会いをして満足のいく入院生活を送っている。動くことのできない病人程こんなに素晴らしいものはない。パソコン操作一つで健康な人と同じくらいのことができる。

 しかし、様々な病気でパソコン操作の難しい人もいる。しかし、本人のやる気とコンピュータエンジニアがいれば必ずできる。今はわずかに動くところがあればスイッチ操作が可能だ。全く動かない人でも脳波でスイッチはできる。しかし、このスイッチ開発に携わる人は少ない。ニーズも少なくその人によって様々で統一性がない。しかし、こんなに素晴らしいインターネットをひとりの病人に満足してつかってもらえたらどんなに嬉しいことか。このコンピュータエンジニアを国も地方も人材育成をしてほしい。誰でも使える情報手段を確立してほしい。

 また、西新潟中央病院では作業療法としても、インターネットのできるパソコンが配置されている。しかし、現在利用している人はいないらしい。したいという人がいないかもしれない。インターネットの楽しさを知ってもらう必要がある。キーボード操作に指をつかい、頭のリハビリにもなる。なんといっても楽しくリハビリできるのは最大の効果を発揮する。素晴らしい情報手段を多くの人に利用してもらいたい。

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  使用機種 Macintosh

        PowerBooK 2400c /180

  意思伝達装置  キネックス