やけっぱち過去NEWS(14)
○●○'05/03/26〜'05/05/7○●○

島田雅彦関係の過去ニュース!です

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★最新ニュース★
はじめに


新連載 島田雅彦がおくる我が子への課外授業
第一章 余裕と熱意
今月の一言 不服従 島田雅彦
月刊『ミセス』2004年6月号 文化出版局刊 1,000円 発売中
(05/5/7)

公式HP内駐車場『島田雅彦氏の最新情報掲示板』に情報が出ていました。
島田雅彦が子育てについて語る連載デス。白黒3ページ。一応、特にツッコミ所もナイTシャツ姿の写真アリ。島田雅彦のトレードマークである毎度お馴染みヘロヘロの篆書で、今月の一言「不服従」と「島田雅彦」が書かれています。
12歳というムズカシイ年齢になってきたご令息との日常をチラチラと披露しつつ、結局親は些細なコトに動じない余裕と、弁えさせたい事を繰り返し子に説く熱心さが肝要である、ってカンジの話をしてます。“息子が生意気な口を聞いたときはその根拠を追求する”とか、“人に説明するときは5W1H(いつ、何処で、誰が、何を、どうした‥だったかな?)をちゃんと踏まえて話させるようにしている”ナドナド、島田雅彦の子育てポリシーが満載。お子さんのいるミセスが勇気づけられるようなお話‥かどうかは判りませんが、文字通り余裕たっぷり&自信マンマンに語っています。“不服従”とは島田雅彦座右の銘としてお馴染みですが(そうか?)今回の場合は何もかも世間の常識に合わせるコトはナイ、という意味のようです。しかし豪邸といい子育てといい家庭ネタが増えたナー。豪邸はともかく、あんまり家族ネタはやらないでほしい(ツッコみ所が難しいから)と正直思うけど、新連載が始まったのはメデタイ事デスな。


文芸時評
危機の近未来
他者を語り手に起用 異種格闘技の醍醐味

朝日新聞2005年4月27日 文化面
(05/5/2)

4月も無事に(?)掲載されました島田雅彦文芸時評。今月も朝日新聞購読者の次姉に送ってもらいました。
前半は世間でいかに純文学が重用されていないかをひたすらグチってます。“衣食足りてる間は頭を使わないということか?”だって。島田雅彦は衣食足りて豪邸建てたヨネ(←だからどうした)。
後半は村上龍の新作『半島を出よ』に費やしています。近未来の日本で起こる北朝鮮コマンドによるテロのお話を、膨大な資料と綿密な取材から読み応えのある物語に仕立てるのはサスガだなー、膨大な資料をサバいて作品にするウデ前はまるで司馬遼太郎のヨウだなー、ってカンジのコトを言ってマス。最近めっきり付き合いの減った(ように見える)村上龍にこのヘンでイッチョご挨拶しとくかといったトコロか(←たぶん違う)。ちなみに「半島を出よ」に匹敵する“戦記モノ”にゲーム「メタルギアソリット3」を挙げています。ゲームの話、しかも固有名詞まで挙げるなんて珍しいナー‥と思ったら、このゲーム(限定版)の特典本に島田雅彦が寄稿してたじゃん!なんだ宣伝かよ!。それともゲーム業界にも仕事の範囲を広げようとネラっているのか?(←ゲス過ぎる勘ぐり)。どのみち、ガンバレ島田雅彦。


マンスリーセミナー『書物復権』
「戦後60年〜いま天皇・皇室を考える!」
小熊英二 島田雅彦 原武史

2005年4月23日(土)19:00〜 於:紀伊國屋ホール 主催:書物復権8社の会 
(05/3/6)+詳細レポート(05/5/1)

新刊情報 『御言葉〜戦後皇室語録』、6月刊行予定
※島田雅彦が言っていただけだから変更の可能性大※
(05/4/23)

またまた出ました島田雅彦講演会情報。春は講演会シーズンなのか?今度は8の出版社でつくる「書物復権8社の会」のセミナーでおしゃべりするソウです。詳しい情報はコチラでドウゾ↓
マンスリーセミナー書物復権

“「書物復権」という命題のもと、ズバリ、「書物なくして人類の未来はない」とお答えして”くれるというマコトに主張がハッキリしたセミナー。島田雅彦の他に小熊英二、原武史各氏とありますが、順番に一人づつ講演するのか鼎談になるのかよくワカリマセン。内容についても天皇・皇室のお話をするヨウですが、どーやって本読めよ!とオチをつける(?)のか気になるトコロ。チケット発売等詳細はまだ未定のようデスね‥。わかり次第、情報を追加します。

※ 行ってきました(4/23) ※
チケット情報更新するのを忘れてました、スミマセン。行って来ました。意外や意外(?)紀伊國屋ホールはほぼ満席の大盛況で、ヤングな方がエラい多かったデス。生徒か?
後日、詳細レポを更新予定ですが、とりあえず新刊情報がありました。6月に『御言葉〜戦後皇室語録』という本を刊行予定と島田雅彦自ら宣伝してました。皇室の方々の発言を島田雅彦があーだこーだと解釈してくれるソウです。出版社・値段・刊行予定日等は不明ですが、小説ではナイようだし、評論ってのとも違うッポイし‥どーゆー本になるのやら。でもタイトルがそのまんまなので、『美しい魂』よりは皇室に興味のある人が手にとってくれる可能性は高そう。でも皇太子発言に便乗してアワテて企画したってカンジがしなくもナイ。マ、どのみち現物が楽しみデス。

※ 詳細レポート(5/1) ※
一週間経ってしまいましたが、アホなレポを書いたので、詳細に興味のある方はよかったら読んで見て下さいマシ〜。コチラ


大特集 自慢したくなる家を持つ
島田雅彦式、自邸自慢。〜作家の建てた自慢の家
雑誌「都心に住む」Vol.23 2005.6
(05/5/1)

雑誌「住宅情報」のムック本にて豪邸についてインタビューを受けています。見開き2ページで、分不相応な法政の研究室でワザとらしくパソコンなんか開いてスカシている(というつもりは本人には無いのかもしれないが、ナゼかそう見える)島田雅彦とご自慢の豪邸の写真、「衣食足りて住にかまける」の宣伝もしてます。
島田式もナニもそのまんま豪邸自慢ですヨ。オレ様のイカす思想が反映された既成の概念に囚われないオリジナリティ溢れる家である、的な話をしてます。インタビュアーに“同じコトを何十回と聞いてるハズなのに嫌な顔ひとつしない”と言われ、島田雅彦は「フォーマットが出来ているんです(笑)。結局自慢したいんです」だって。そりゃー自慢だろうヨ、仕事まで持ってきてくれる家なんだからサー。イヤハヤ豪邸サマサマですナァ。
豪邸に大満足のご様子ですが、モシ今度引っ越すならどんな家がいい?という質問に「都心の狭小地に今流行の抜群の収納力を備えた家具のような家」か、「都心のマンションの部屋に駅のキヨスクを置いてみたい」そうデス。自分の満足出来て気兼ねなく自慢出来るから、だって。なんか自慢自慢と連呼されると貧乏人根性丸出しのイヤシイ成金みたいだナァ。自慢がテーマの特集だからショウガナイんだろうけど…ってイチャモンつけてバッカだな。でもホメるところがナイんだヨー。やっぱ、自慢話なんかするモンじゃナイね。でも金になればするヨネ(以下、無限地獄)。


日本近代文学館《春の特別展示》
作家の色紙
日本近代文学館にて2005年4月2日〜5月28日 観覧料:200円
(05/4/29)

感想(05/4/30)

島田雅彦を含む、詩歌・小説・評論の各分野を代表する約90名の色紙を展示する、というマニアックな催しデス。それなりの有名どころ90人分とは言え、たかだか紙きれの殴り書きを電車に乗って&200円も出して誰が見に行くんじゃー!
日本近代文学館とは“散逸の甚だしい近代文学の資料を収集・保存する”ための機関だそうですが、せっかくのゴールデンウィークの催し物がコレなの…イヤイヤ、見たら案外感動するかもナ(←そうか?)。

※ 行ってきました(4/30) ※
さんざんケチをつけておきながら好奇心には勝てず(?)行ってきました。島田雅彦のサインは1992年の「夏の文学教室」講演時に書かれたモノで、色紙とともに写真も貼られています。若いので当時のモノのようです。色紙はコトバではなく、目を閉じ向かい合う二人(男女?)の間に鬼のような形相をした人物の顔、その頭の部分には赤ん坊が描かれており、左隅に“島田雅彦”・右隅に“July.31.'92”と書かれています。今と変わらぬヘロヘロ絵&文字ですが、ヘタなりに今より一生懸命書いてるカンジがします(←気のせいか?)。もう一つ、色紙を書いているところの写真もあり、ダサ派手なシャツが時代を感じさせます。そーそー、この頃はダレも島田雅彦をオシャレだなんて言ってなかったヨ。長年のタレント活動のおかげでずいぶん垢抜けたんだナー‥ってこーゆー感想を持ってもらう為の展覧会じゃナイか。


島田雅彦40の手習い 第3回 カクテル
雑誌『UOMO』2005.JUNE No.3 集英社刊 発売中
(05/4/27)

イケメン外国人モデル大量投入で、ナニ人向けの雑誌だヨ?状態の“40才のライフスタイルマガジン”『UOMO』。島田雅彦が“とりあえず格好がつけばいい”をモットーに習い事をスル連載の第3回目。新宿三丁目にある高級感あふれるバーでバーテンダーに挑戦。黒チョッキ着て、格好だけはイッチョマエの写真が堪能出来ます。
ジントニック、島田雅彦が一番好きなギムレットとマティーニの三種類にレッツ・チャレンジ。カクテル作って更にモテたい、と言うファッションと相通ずる(?)精神で挑んだところで、やはりかなりの研鑽・技術を要するモノだけに全く歯が立ちません。先生役のベテランバーテンダーは“島田さんはセンスがイイ”とホメてくれてますが、サスガの島田雅彦もお世辞と判っているらしく、“こーゆー気遣いこそ一番学ぶべきかも”と言っています。あたり前ですが、今回も上手にカクテルが作れたワケでない上に、見え透いたお世辞がダメ押しとなったのか、最後は気取る元気も失せたかのような疲れた顔でグリーンのカクテルを飲んでいます。ハハハ。前回の書道のセンセイのように遠慮なくケナしてくれた方がまだマシだったか。単に一仕事終えて疲れたダケかもしれないケド。
どうでもイイ事だがこの連載は巻末の方に載っています。山ほどのイケメン外国人の後に島田雅彦を見ると親近感が湧くような、ブルーな気持ちになるような…。


文豪書簡
勇気持って 「手鏡」のあの人へ 島田雅彦

朝日新聞Be on Saturday 2005年4月23日
(05/4/23)

せっかくの貴重な連載だというのに、島田雅彦自らの欠点をさらしてどうするヨ。コチラをどうぞ↓
文豪書簡2005年4月23日

なんだコレ。有名人で目を付けられてたから捕まっちゃってカワイそう、って言わんばかりだナ。イヤ、言ってるか。痴漢とかスピード違反はバレなきゃヤッてもいいのかヨ。改悛も保身の為のポーズか。被害に遭った方への言及が一切無いのは、大した犯罪じゃないから被害も少ないと思ってるのか?
世間ではもっとヒドい考え方の人はたくさんいるだろうし、島田雅彦が完全無欠のパーフェクト・ガイだなんて誰も思ってナイだろうけどサー。ファンまでこーゆー考えしてると思われたらドウしてくれるヨ、島田雅彦(←その可能性は限りなく低いが)。ファンだからって全肯定してるワケじゃナイのにィィ。とは言え、この手のケイハクさ・アサハカさはいかにも島田雅彦らしいだけに土曜の朝から考えさせられました。トホホ。


新日曜美術館
密室のトリック〜ヤン・ファン・エイクからの挑戦状
NHK教育チャンネル 2005年4月17日(日)午後8時〜9時
(05/4/16)
※昨日掲載した放送時間が間違っていました。すみません
(05/4/17)

島田雅彦、またまた新日曜美術館に登場デス。昨年6月の山下りんの回以来、約10ヶ月ぶりのお呼ばれデス。前回のアレは結構評判良かったのかな?
15世紀初頭の画家・ヤン・ファン・エイクの謎掛け絵画を読み解くヨウですが…島田雅彦にそんなコトが出来るの?(←超無礼モノ)。マァ、山下りんの時同様、専門家として呼ばれているワケではなさそうだから、そーゆー期待(懸念?)はスル事もナイか。ハハハ。
それにしても島田雅彦はNHK教育出演率が高いネ。23日にはETV特集の再放送もあるし。着々と文化人タレントとしての需要が増えているヨウでナリヨリですナ。


第一特集 私の心地よい住まい−−住まい選びは生き方選び
違和感のある家こそ最上の住まい 島田雅彦
雑誌『清流』2005年5月号 清流出版刊 発売中
(05/4/12)

いやはやホントに神出鬼没な島田雅彦。今度は“主婦たちヘ贈るこころマガジン”月刊清流という雑誌に登場しているヨウです。雑誌情報はコチラ
最近、流行(?)の中高年向け生き方雑誌にとうとう島田雅彦も呼ばれるようになったか‥。タイトルから察するにどーやら豪邸ネタでひと稼ぎしているヨウなんですが、まだ現物チェックが出来ていません…新宿の紀伊國屋書店へ行ったのに、取り扱っていないと言われてしまいました。トホホ。明日、別の書店で再チャレンジ予定。清流出版から通販可ですが、それは最後の手段(というか、なるべく買いたくナイ←ケチんぼ)。


島田雅彦・台本
オペラ『Jr.バタフライ』 神戸公演
2005年3月31日・4月2日

於:神戸国際会館 こくさいホール チケット発売中
(05/12/7)
+追加情報(05/12/8)
+ゆうこさまの公演レポ(05/4/10)

ゆうこさまからの情報です(当掲示板12/3参照)。今年4月に東京文化会館で好評を博した(‥のか?)島田雅彦原作・台本のオペラ「Jr.バタフライ」の神戸公演が決定しました。公演内容等、詳しくはコチラをどうぞ。
公演概要をよく見ると“改訂初演”とありますネ。演奏も東京交響楽団から今回は京都市交響楽団ということで、東京公演とはまた違った「Jr.バタフライ」が見られるンですネ(‥ってまだ東京公演を見てない自分が言うのもナンだが)。チケットは現在発売中。SS席2万円からD席千円まで。ワタシは東京公演でこの千円席を狙っていたけど、あえなく完売で手に入らなかった。今から思うと千円だったら見たい!と思った人は結構いたわけか。会場に入って椅子に座って見られることを考えるとこの千円はかなり太っ腹な気がする。もしまた東京で公演することがあれば(‥なさそう)、今度は早めに入手しようと今さらながら決心したのでした。

※ 追加情報(12/8) ※
ゆうこさまから追加情報です。
この神戸公演なんですけれども「震災10周年」の記念イベントです。(なんじゃそりゃ?みたいな印象を受けたのですが・・・)(中略)「jr.バタフライ実行委員会」から先行でチケット販売されているようです。 (当サイト掲示板12/8)。
ウーム、確かになんじゃそりゃ?感アリですネ。震災を忘れないコトは大事‥でも、それで『Jr.バタフライ』???マ、島田雅彦にとっては名誉なコトですヨネ。

★ ゆうこさまの公演レポ(4/10) ★
公演をご覧になったゆうこさまからレポを戴きました!
当日の先生の服装は、濃紺か黒のピンストライプスーツ(パンツが細い)に白地に黒の草花柄のシャツ、黒の膝丈のコート、黒い靴。なかなかキマッてました。で、少しお痩せになったかな、、、??
1F11列28〜29あたりの席に座って見ていらして、横には三枝氏&アバド氏。
肝心のオペラですが、「島田語」が散りばめられファンには楽しいものでした。字幕が出ていたので、舞台よりもそちらを熱心に読んでしまったような。(日本語はオペラに向いていないのか、字幕がないと全然わからない・・・)
JBとナオミが愛を語り合う場面は、オペラの掛け合い?としては少し物足りな いカナーと思いました。音楽の方は、新作だから仕方がありませんが、アリア(と思われる)部分が終わっ ても拍手がなく地味な感じ。
客層もいつものオペラと違い、スーツ姿の男性が多かったように思います。
また、神戸バージョンというのは最後のコーラス部分でしょう。(東京版を見ていないため自信がない)震災を意識した歌詞になってました。コーラスで終わるオペラって初めてで、なんだか不思議な感じでした。

終わったあと、お3方はさっと席を立ち上がり急ぎ足でどこかへ・・・
カーテンコールに登場されました。他の人たちを先導する形で前に出てご挨拶すること3度、下を向いて照れてらっしゃるようでした。

なるほどー。オペラ的にはトモカク、台本は島田ファンには楽しめるモノだったヨウですネ。もし、イタリア公演の後、東京で凱旋公演が行われる日が来るのナラバ、チケット買って行かねば!と(シツコイようですが)決心しましたヨ。ビデオじゃどーにも観る気になれなくて‥ハハハ。相変わらず挨拶では小心者‥じゃなかったシャイぶりだったヨウで、コレも是非観てみたいモノです(←見どころを間違ってる)。
スーツ姿の男性が多かったのは…、(1)男性の関心をソソり、心底観たかったから。(2)マダム・バタフライと間違えた。(3)おつき合いでチケット買わされた(もしくは貰った)。
ウーム、たぶん(3)なんだけど、三枝成彰は(2)で来てくれるコトを期待しているような発言をしていた。もしかしたらアバドもお父さんと間違えてくれるコトを期待しての起用だったりして。マサカな。ハハハ。
ゆうこサマ、情報&ご報告ホントウにありがとうございました!


巻頭エッセー 心を焦がした女たち
両性具有になるには 島田雅彦
雑誌『ロフィシェル・ジャポン』No.1 April/May 2005 アム・アソシエイツ刊 発売中
(05/4/7)

公式HP内『島田雅彦氏の最新情報』掲示板に情報が載っていました。
さすがは最高級(?)な雑誌だけにワタシの自宅近所の書店には置いておらず、新宿の紀伊國屋書店に行って立ち読みしてきました。1ページの短いエッセーで写真はナシ。
ヒトはよく“あー、自分が女(男)だったらなー”と考えるが実際に両性を生きるコトは出来ない。デモ精神的になら両性具有に近付くコトは出来る、その為には‥というお話デス。
お取り込み中の蛇達を突っつくと男になったり女になったりするテイレシアスというギリシャ神話を持ち出して“おのが”教養とか知性をアピールする島田雅彦。またしても、男にも女にも愛される完璧な女に峰不二子を挙げています。島田雅彦は、嫉妬深く見栄っ張りな女はイイ女を連れている男を見ると、自分の方がよりイイ女であることを証明する為にその男を横取りする、と言っており、女性の主体性にコレでもかー!とこだわる最近の女性誌の意図に沿った表現だなー、と思いました。で、両性具有になるには恋愛をしてお互いの心を交換しあうのダ、そうです。“オレのボディーにオマエのハートを。オマエのボディーにオレのハートを”とか言っており、狙って書いてるのはワカルけど、読んでるコッチは限りなく脱力させられました。仕事帰りでハラ減ってたからカナ?


特集 クラシック音楽と本さえあれば とっておきの音楽
音を蓄える機械 島田雅彦
雑誌『考える人』 2005年春号 新潮社刊 発売中
(05/4/5)

Akikoさまからの情報です。新潮社の季刊誌『考える人』にて島田雅彦がご自慢(だよネ?たぶん)の蓄音機を披露しています。カラー3ページで蓄音機の写真と、蓄音機を前にナゼか困惑顔(に見える)でこめかみを掻く島田雅彦の写真つき。今回はコメントではなくちゃんと島田雅彦の書いた記事デス。
1927年のグラモフォン社製蓄音機で、神保町にある「梅屋」というお店で35万円で買ったそうな。音を蓄える機械というだけあって暖かみのある、まるで箱の中で人が歌っているみたいだ〜と喜んでいます。蓄音機の針には鉄・真鍮・サボテン・竹製があるそうで、島田雅彦のお気に入りはサボテンの針。植物園の温室で大きなサボテンをみると持ち帰りたくなる癖があるが、なかなか抜けないから今度はペンチを持参しよう、と言ってます。フーン、植物園って‥盗癖?イヤ、許可を求めれば一本くらいもらえるのか?マ、ワタシが心配しなくても、島田雅彦はちゃんとオトナな手段で手に入れるだろうケド。
情報提供のAkikoさま、ありがとうございました。


文芸時評
作家の芸
私生活の巧みな虚構化 禍々しさこそ最後の砦

朝日新聞2005年3月29日 文化面
(05/4/3)

まだまだ続く島田雅彦文芸時評。今月も朝日新聞購読者の次姉に送ってもらいました。
今月は町田康『自分の群像』、中原昌也『血を吸う巨乳ロボット』、車谷長吉対談『文学で人は救われるのか』を取り上げ、内輪話とオレ話について語ってます。
内輪話もオレ話も内容的には嫉妬やイヤラシイ自己顕示なので、勝負の分かれ目はいかに面白いかでありソレこそが作家の芸の見せ所だそうデス。で、普遍的なトコまで行けば純文学としてオッケー、と。町田康と中原昌也両氏にはそーゆー意思があるけど、車谷氏は相田みつを的で気に入らないご様子。でも相田みつを的なキレイ事を好む人は結構いるし、そーゆー人には喜ばれる、ってカンジのコト言ってます。どのみち皆ウサンクサイ(禍々しい)ンだけど、出し方の違いで世間のウケも違って来るのは作家に限ったコトじゃナイよネ。
話はズレるけど“巨乳”が一発で変換出来なかった。ウチのパソコン的にはこんなの造語です!ってコトなのか。


新連載
文豪書簡
投瓶通信 親愛なる読者のみなさんへ 島田雅彦

朝日新聞Be on Saturday 2005年4月2日
(05/4/3)

次姉からの情報です。先週、「快楽急行」最終回でファンに涙を流させて(?)おきながら、舌の根も乾かぬうちに新連載。
記念すべき第一回目は読者宛ての書簡。コチラをどうぞ↓
文豪書簡2005年4月2日

“いろんな人に向けてアレコレ勝手に綴りマス”宣言のようです。投瓶通信というか、誰もいない海に向かって独り言というか。それならタイトルも投瓶通信でいいだろうに。マ、文豪って言いたかったンだろうナ。
しかし先週の“飽きられる前に撤退”は負け惜しみじゃなくて余裕の発言だったンだナ。ア〜ァ、ウレシイような白けるような。イヤイヤ、なんにしろ近況を知る機会がキープされたんだからファンとしては喜ばしい限りデス。ハイ。


特集 山田詠美「ビバ自分!!」主義
3人の男性作家が明かす山田詠美との時間

膨大な量の読書を血肉化した人 島田雅彦
雑誌『Grazia』 No.110 2005年5月号 講談社刊 発売中
(05/4/1)

島田雅彦が雑誌『Grazia』に登場。2月号の黒木瞳に続いて今度は山田詠美をホメてます。三分の一ページほどの短いコメントですが一応写真付き。毛皮(に見える)を首に巻いて流し目してます。なんだこりゃ。ハハハ。
同世代の同業者でありながら、性別も読者層も作品の内容も音楽の趣味もことごとくかぶらないので嫉妬の対象になるコトもなく仲良くなれたそうデス。嗜好は違うケド、嫌いなモノが一致したのもヨカッタそうな。フムフム、よほど気があったヨウですナ。島田雅彦から見ても山田詠美はかなりの読書量を誇っているそうで、それが本人の“実”になってる、と評していマス。彼女の読者たちもマタ然り、だそうな。じゃ、いくら博識ぶっても“所詮ダレからの中途半端な受けウリ”感が漂う作家の読者はどうなるンだ、イヤ、誰ってワケじゃナイけど。
2月号の黒木瞳よりはちゃんと人間同士の付き合いがあるだけに、山田詠美の人となりがわかるコメントでした。


4SITES 音楽の未来4
市場優位、窒息する芸術  作家 島田雅彦さん 44
読売新聞 2005年3月31日夕刊
(05/3/31)

音楽のこれからについて有識者たちが語る4回シリーズ。オオトリにどーゆーワケだか島田雅彦が登場し、クラシック市場について語ってマス。
歴史に残るクラシック名曲の数々をたくさんの人が楽しむのは結構だけど、今現在作られている音楽はちっとも相手にされず消えていく‥島田雅彦イワク「資本主義の論理が音楽芸術を窒息させている」ンだそうです。フーン、「忠臣蔵」とか「天涯」とか「太鼓協奏曲」とか「Jr.バタフライ」が大受けすればいいのか?音楽にしろ文学にしろ、売り上げが作品の価値を示すワケではナイと言っており、そうだよネ〜とは思うけど、単にダレにも喜ばれないモノ勝手に作っておいて、この高尚な芸術がワカランのか!アホめ!ってカンジの事を居丈高に言われてもナァ‥というココロ持ちがダメってコトか?ならダメでもイイよ、と思わせるくらい説得力に欠けるお話でした。余計なコトに気取ったポーズの写真までついており、一般の音楽好きの読者サンに“門外漢のクセに知った口をキくスカした野郎”と思われないか心配デス。どうして読売新聞は島田雅彦に話なんか聞いたのかな〜。黒田恭一とかもっと適切な人材がいただろうに。トホホ。


「jr.バタフライ」神戸公演記事にて島田雅彦がコメント
朝日新聞 2005年3月28日夕刊
(05/3/30)

ゆうこさまからの情報です。朝日新聞の夕刊に「Jr.バタフライ」神戸公演の記事が掲載され、島田雅彦のコメントもアリ(ただし関西版のみカモ、とのコト)。ゆうこさまからの情報をドウゾ
内容としてはストーリーの説明など
島田先生のコメントは
「日本発で世界のニーズが得られるオペラをつくりたいという 思いがあった。蝶々夫人の続編という題材はぴったり。 時代を超えた普遍的なテーマに昇華できるよう努力した」

あと、神戸版は東京公演の時とラストが少し変わるらしい &06年にはイタリアでの上演が決定!だそうです

なんと、イタリアでも上演するとは!それはそれはおめでとうございます(←誰に言ってるんだ?)。
神戸公演はイヨイヨ明日(3/31と4/2)に迫っているワケですがギリギリまで熱心に宣伝活動している、ということはまだチケットが完売してない?‥マ、完売する公演自体少ないのかな。不景気だし(話ズレズレ)。またいつの日か東京で凱旋公演がされるコトがあればその時コソは‥(以下略)。
情報提供のゆうこさま、ありがとうございました。


快楽急行
快楽とは 生きることと見つけたり
朝日新聞Be on Saturday 2005年3月26日
(05/3/26)

毎年、春は連載がうち切られる時期ですが、とうとう朝日新聞の『快楽急行』まで最終回を迎えてしまいました・・・コチラをどうぞ↓
快楽急行2005年3月26日

百回を迎えたので、飽きられる前に撤退することにした、って…この負け惜しみが泣かせるヨ。トホホ。 最後の最後まで大した話じゃなかったけれど、終わるとなるとやっぱりサミシイ。島田雅彦の近況が垣間見える唯一の機会だったのに…。これから島田雅彦の日常ネタをどこで拾えばいいんだ〜!またイイお仕事が来るように、白髪染めしてせいぜいガンバレ島田雅彦!ア〜、文芸時評も今月で最後なのか心配になってキタ‥。


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