やけっぱち過去NEWS(22)
○●○'06/6/14〜'06/8/20○●○

島田雅彦関係の過去ニュース!です

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★最新ニュース★
はじめに


快楽のコンシェルジュ
2006年8月20日放送分 
TOKYO FM 『Heart Sharing』内、 毎週日曜日朝8:06〜5分程 TOKYO FM 80.0MHz
(06/8/20)

日曜の朝っぱらから島田雅彦のお話が聞ける、いつまで続くかわからないと言う意味でなんとなく貴重な気もするラジオ番組。
「日本という国は〜モンスーンの通り道になっており…年々、亜熱帯化が進んでいると思うのです…」
今日は暑さの話か!ホント、毎日暑いからな!なんてタイムリーな話題!さすがは島田雅彦!!(←ナゼかやけくそ)
九州や関西などは完全に亜熱帯になっている、とのたまう島田雅彦。
「暑いと道行く人も肌の露出が〜多くなるんですネェ…目のやり場に困る…ふりをしながらしっかり見るべきものは見てるわけなんですけどモォ」、とお約束のオヤジ発言も忘れていません。
で、気候とともに人の気質も亜熱帯的に変わってくるのでは…と思うそうで、「そのうち寒かった頃の日本人はよかったなぁ〜なんて年寄りが言い出す日が来るかもしれません」だって。
今日の曲はロッシーニの弦楽のためのソナタ第一番の第三楽章。
とはいえせっかくの選曲も完全に島田雅彦の語りのBGMと化しておりまともに聞くことができません。なんとかならんもんかのー。



各界著名人がズバリ! 私の好きなサービス 嫌いなサービス
幕が下りてからが楽しいはずなのに
講談社MOOK[セオリー]Vol.3 『サービスの花道』 講談社刊 発売中
(06/8/20)

サービスとは何ぞや、をあらゆる業種から取り上げたムック本に島田雅彦が談話で登場。タイトルから察せられるように、とあることにダメ出ししてます。
ナニがダメかと言うと、オペラなどを鑑賞後に食事などが楽しめる環境にない現状に対して。
東京文化会館やオペラシティ、サントリーホールなど日本で行われる公演は結構レベルが高いものが多いのに、終演後その余韻を楽しもうにも、近くの店はどこも閉まってる。
島田雅彦は大野和士が音楽監督を務める「王立モネ劇場」のあるブリュッセルの街がお気に入りだそうで、劇場の廻りのお店は遅くまで開いているのは当たり前、それに料理も酒も美味いよぅ〜と、大好きなようです。
それに引き換え、日本はお客さんも遠くから来ている人も多いからダッシュで帰らなきゃいけない感じで、なんともあわただしく味気ない。
しょーがないじゃんねー所詮、サル真似のハコモノ文化なんだから…と、島田雅彦も内心思っているらしく、日本では終演後、とっとと友達のオウチにでも行って楽しむのが、なにより好きな“サービス”です、だって。いいオトモダチがいてなによりですナ。



連載 島田雅彦の母と子ための課外授業(13)
月刊『ミセス』2006年9月号 文化出版局刊 1,000円 発売中
(06/8/15)

課外授業というより、完全にお母さんのお悩み相談室と化した連載も早15回。
毎月、無意味に趣向を凝らしたカバー写真ですが、今月は自動販売機のつり銭口に背を丸め指を突っ込むサングラスを掛けた不審者(島田雅彦)が写ってます。怪しげな中年を自嘲気味かつ過剰に演出した写真の意図するところは何すかネェ?イイトシして自動販売機でジュースを買うのはみっともないとか?

今月の相談は、中三の娘さんがファッションや美容に熱心なあまり整形したい、とまで言い出した。どうすりゃいいの?というお母さんから。
島田雅彦のご令息も同じお年頃なのに渋好みだそうで、若い頃、悪趣味なファッションで鳴らした父親としては面白くない…とまずは自分ンちの話をする島田雅彦。
で、結論としては、美人度は化粧やファッションによるトコロも大きいし、これから二十歳すぎまでは顔が変わる時期だから大人になるまで手術は止めておきなサイ、と娘さんには言っておいて精神的な成長を待ちましょう、とのコト。アト、今どきのズボンずり下げが理解できないと言っています。短足は悪と必要以上に刷り込まれた世代だもんネ。



快楽のコンシェルジュ
2006年8月13日放送分 
TOKYO FM 『Heart Sharing』内、 毎週日曜日朝8:06〜5分程 TOKYO FM 80.0MHz
(8/15)

お盆でもトクに休むでなく(←当たり前)、放送されました、島田雅彦のラジオ番組。
開口一番、「そうめんって言うのは優雅な食べ物なんですね…」。
今週はそうめんの話かよ!と言うわけで、そうめんの茹で具合もパスタと同じでアルデンテがイイだの、島田雅彦なりのそうめんに対するお好みを語っていました。
曲はボッケリーニ、フルート協奏曲第2楽章でした。
しかし最近の話題って鰻にスイカ、花火…フッツーに夏の風物詩を挙げてるだけですナァ。別に悪いわけじゃないけど、たいしたコンシェルジュじゃないネ(←何様)。



島田雅彦対談連載 一途な人 第14回
農業指導家 永田照喜治氏

雑誌『BRIO』2006年9月号 光文社刊 発売中
(06/8/11)

島田雅彦が“その道の達人”にお話を伺う連載の第14回目。
永田氏は肥料や水を制限し“甘やかさない”で植物を育てる「スパルタ農法」など、画期的な農作物の栽培法を次々と考案・実践されている御仁。で、家庭菜園に精を出している島田雅彦は敬意を表してか、真っ白なマオカラースーツで静岡県浜松市にある永田氏の農業研究所に赴いています。
スーパーの野菜などは永田氏の「スパルタ農法」のおかげでだいぶおいしくなったとか。ヘエ〜。
不味い野菜は体によく、しかも不味い上に高い値段を付けられるとかえってありがたがる風潮があるけど、そんなコトはなくて、嫌な苦味とかは有害な物質だったりして体に悪い。とか、日本は米栽培に執着してるのは補助金が出るからで、もっと色んなモノを作れば食料自給が出来るハズ…など日本の農業問題から、西日がトマトにヨイといった家庭菜園でも役に立ちそうな話をイロイロしており、少しでも土いじりに興味のある方なら面白く読めるのではないでしょうか。
永田氏は国内外で幅広く栽培指導をしているそうで、ナンと『だれでもつくれる永田野菜』という栽培法を解説したDVD(しかも10巻セット)まで出してます。…もしワタシが耕せる土地を持っていたら欲しいぞ。



島田雅彦40の手習い 第17回 ウェスタンライディング
月刊『UOMO』2006.SEP No.18 集英社刊 発売中
(06/8/11)

島田雅彦のひとりガンバルマンズ連載。今月は“ウェスタンライディング”に挑戦してます。
「アルカディア」という乗馬クラブで習ったそうですが、わざわざ“そこらのド素人なんか相手にしない名門クラブで習えたました。ラッキー!”的な文章が添えてありました。シモジモの人間がうかつに問い合わせしてくんなヨ!ってコトでしょうか。
で、単なる乗馬ではなく“ウェスタンライディング”なので、まず格好がウェスタンです。バンダナにブーツ、テンガロンハット。ベルトのバックルもソレっぽいモノになってます。しかし、モデルになってる体が小さく無精ひげを生やした二重アゴのドローンとした目つきの日本人にはまるでチャンピオンベルトです…アッ、コレ島田雅彦か!
実は島田雅彦は旅先での乗馬経験が豊富らしく、それなりに自信ありげでしたが、やっぱそんな上手くはいかないよネェ〜と言うことで、“尻と股関節を痛くして四日間はまともに歩けなかった。流鏑馬をやる人を尊敬します”と毎度おなじみの結論に達していました。
でも、馬に乗ること自体はとっても楽しそう。ファミリー牧場にでも行けば乗せてくれるかな。



快楽のコンシェルジュ
2006年8月6日放送分 
TOKYO FM 『Heart Sharing』内、 毎週日曜日朝8:06〜5分程 TOKYO FM 80.0MHz
(06/8/6)

島田雅彦が日曜の朝っぱらから、“金で買えない快楽”を指南してくれる3分程のラジオ番組。今週も早起き(?)して聞きました。
「東京都小笠原村…。東京から船で48時間、まる二日行くのにかかるんですネェ。同じ都内なのに」
今日は小笠原諸島について語る、島田雅彦。
小笠原の名物に“亀煮込み”なる亀料理があり、亀くさいけど「食べると元気になるんですネェ」だって。回春?アトはトマトが「濃厚な甘みが凝縮」されて超ウマイとのこと。
そして島田雅彦イチオシ(と思われる)が「父島から程近くにある南島」だそうで、「無人島なんですけど上陸して少し内陸に入って行きますと、そこにある風景が凄いんですネ……あの世ってこんなトコロなんじゃないか」。
なにはともあれ、「一生のウチに一度は訪れることを…オススメします」と超強力に(島田雅彦にしては)小笠原をプッシュしてました。
今日の音楽はストラヴィンスキーのディベルティメント第一楽章「シンフォニア」。あの世っぽい景色でこの曲聴けば、気分はもう涅槃…。



特集:夫の親族は苦手ですか
まるで『渡る世間は鬼ばかり』
歴代皇太子妃の「受難」はいつまで続く?

雑誌『婦人公論』 2006年8月7日号No.1206 中央公論社刊 発売中
(06/8/4)

公式HP「島田雅彦氏の最新情報」からの情報です。
既婚女性、最大のお悩み・夫の親族に関するモロモロの大特集にて、皇室における嫁姑関係を島田雅彦がまるで皇室研究の権威然として3ページにわたって語っています。写真は香淳皇后・美智子皇后・雅子妃などで、島田雅彦のは一切ありません。当然か。
皇室といえど人間ですから確執があるのは当然だし、後継の問題に至っては皇室の方々だけの問題ではない。本人の力量や努力ではいかんともしがたい悩みに苦しんでいる“人間”がいるのだから“制度”をどうにかしよう、という議論をもっとしていかないと、歴代皇太子妃を見舞った苦労が繰り返されてるだけですヨ…ってカンジのコトを、具体的なエピソードを交え語っています。
3ページと短いのですが、3代にわたる“お嫁さんの苦労”をうまくまとめてあるので、興味のある方にはおすすめです。
しかしこの特集、嫁姑の苦労やすさまじい体験談がワンサカ載ってるので、島田雅彦が今の皇室の苦労や問題点をいくら一生懸命説明してくれようとも所詮他人事といった感が否めません。いつか雅子妃が自ら語るような日が訪れるのでしょうか…って訪れてもしょうがないか。



食彩浪漫
奇想天外!「鮒ずし」の快楽
島田雅彦 作家 ・ 左嵜謙祐 料理人
NHK「食彩浪漫」 NHK総合チャンネル 2006年7月30日(日)午前11:30〜11:50
[再放送] 
NHK総合チャンネル 2006年8月1日(火)午前1:40〜
NHK教育チャンネル 2006年8月5日(土)午後2:50〜
NHKテキスト「食彩浪漫」2006年8月号 日本放送出版協会刊 680円 発売中
(06/7/18)
+
感想(06/7/30)

島田雅彦がNHK食彩シリーズ(?)に帰ってまいりました!
93年の「男の食彩」03年は「新・男の食彩」。そして今回の「食彩浪漫」と13年にわたり3度目の登場です(ワタシの知る限りでは。他にもあったらスミマセン)。放送予定はコチラ↓
NHK「食彩浪漫」これからの放送予定

93年は鯛を使った4品をセッセと作ってアノ石井笛子に振る舞い、03年は内臓料理をリクエストしてタダ食べてるだけ…。
そして今度は“鮒ずし”を使った料理に島田雅彦がチャレンジし、無謀にも鮒ずし料理人・左嵜謙祐と披露し合う、という趣向だそうです。
ムヒョー楽しみ!放送まで待てない〜という方に朗報(と言うほどじゃナイか)です。現在発売中のNHKテキスト『食彩浪漫』に写真&レシピが掲載されており、島田雅彦の鮒ずしをメジャーな料理にムリヤリ使ってみた珍奇な三品と鮒ずしの名人・左嵜謙祐が作る優美な三品を予めチェックすることが出来ます。
島田雅彦の登場は4ページあまりで、立ち読みで済まそうかなーと思っていたのですが、なすとトマトの特集ページがかなり美味しそうだったのでつい買ってしまいました。腹が減ってる時は料理本の立ち読みは出来ないですネェ。

★★★ 見ました(06/7/30) ★★★
スタジオではなく、NHKのアナウンサーさんと島田雅彦が滋賀県にある鮒ずしの老舗店へ出向き、鮒ずしの製造過程や蔵などを見学させてもらい、お店の調理場を借りて“奇想天外”な料理を作っていました。
島田雅彦は鮒ずしコロッケ3種とスープカレー、左嵜氏は鮒ずしのお吸い物をご披露。
鮒ずしは発酵食品特有のクセのある食べ物。島田雅彦が好むのはともかく、家族も食べるの?と訊かれ、「ワタシだけです。でも餃子とかチャーハンに入れたりしているので、食べてます…知らなかっただろう!食べてるんだぞ!」とテレビを通して家族に告白(?)。でも“今日のはおいしい〜”とか言ってるそうですから、別に幸せ家族にヒビが入るってことはなさそうっスよ。
現在発売中のテキスト『食彩浪漫』8月号では鮒ずしの歴史や、放送されなかった鮒ずしリゾットや和え物、包み揚げのレシピなど、番組以上に詳しい内容が掲載されているので、興味をお持ちの方はぜひご一読されることをオススメします。



快楽のコンシェルジュ
2006年7月30日放送分 
TOKYO FM 『Heart Sharing』内、 毎週日曜日朝8:06〜5分程 TOKYO FM 80.0MHz
(06/7/30)

毎度おなじみになりつつあります、日曜朝のラジオ番組。
今週は花火の話をする島田雅彦。「円形に見えますが、アレは実は球体なんですネェ…ま、当然といえば当然ですが」。
打ち上げ地点の近くで見ると燃えカスが降って来る、とか日本の花火製造技術は高く、世界の博覧会やイベントでも重用されてるそうな、と淡々と語ってます。
で、花火鑑賞には浴衣美人も欲しいトコロだが、「浴衣って実は暑いんですネ!綿だし、目が詰まっているし、長袖だし…なので汗滲みが出来てしまいました…今日の音楽はドビュッシーの前奏曲集2から“花火”。…快楽のコンシェルジュ、島田雅彦でした」。
先週はスイカの話だったし、なんかフツーの歳時記になってきましたナ。“金で買えない快楽”とか“コンシェルジュ”とか言ってるTOKYOFM的な気取りはドコへやら、NHKラジオ第一な雰囲気になってます。



快楽のコンシェルジュ
2006年7月23日放送分 
TOKYO FM 『Heart Sharing』内、 毎週日曜日朝8:06〜5分程 TOKYO FM 80.0MHz
(06/7/23)

島田雅彦お得意の“金では買えない快楽”を、日曜の朝っぱらから聞かせてくれる約3分程のラジオ番組です。
今週は開口一番「暑いですネ…」。暑いからといって水分だけをガブガブ取ると胃液が薄まって食欲がなくなって体調を崩す、なので水分と糖分両方取ろうとスイカに齧り付く。でも種とるのがメンドイ、と思って種無しスイカにしてみたけど、種が無いとなんだか寂しい…。
と思いっきり小さい内容の無いものネダリをトウトウと語る今週の島田雅彦。
これではあまりに芸が無いと思ったか、
「スイカも棚を作って吊るした方が甘くなるそうです。でも蔓がスイカの重さに耐えられない。そこでフンドシを使って棚からスイカを吊るすんだそうです。…フンドシが意外なところで有効活用されているんですネェ」
へぇー、そうなんだ。
今日23日は土用の丑の日。
「アレは平賀源内が勝手に言い出したことで、本当はうなぎは秋に食べるのかおいしいんだそうです。うなぎ屋さんがそう言ってました。秋と言えば11月頃でしょうか………今日の音楽はストラビンスキーの八重奏曲よりシンフォニア……快楽のコンシェルジュ、島田雅彦でした」

話題に困った時は天気と食べ物の話に限るよね!
とりあえず豆知識を披露せずにはいられないトコロに、島田雅彦なりのサービス精神というか、知識人としての対面を保とうとする努力(?)が垣間見える…というのは大げさですネ。ハイ。



連載 島田雅彦の母と子ための課外授業(12)
月刊『ミセス』2006年8月号 文化出版局刊 1,000円 発売中
(06/7/17)

母と子という割にはお母さんからの質問ばかりで一向にお子さんからの質問が出てこない連載も回を重ねること早14回。それなりに好評連載なのでしょうか。
で、今月のカバー写真は、板前風の格好の島田雅彦が及び腰でうなぎをつかんでウンコ座りしています。土用の丑の日を意識したようですナ…。
でもさー、たかが3ページの連載にココまで凝らんでもよかろうに…と今までは思っていましたが、せっかくなので、この連載が単行本化された時はぜひ併録してほしいものです。出来ればカラーで。
今回のご質問は、小学校一年生の息子がゲームにハマッて困っているお母さんから。ダンナさんもAVオタクなので似たのかもしれない、将来ひきこもりになったらどうしよう…というもの。
島田雅彦のご令息もゲーム大好きだし、今どきの子供にゲームやるなってのは不可能だから時間制限などを設けて上手に付き合っていくしかないでしょう、と答えています。
しかし、ワタシはそんなフツーの回答より、質問している奥さんがダンナさんのAVオタクを容認しているところに感銘(?)を受けたと同時にゲームとAVのどこが似ているのか…と気になってしかたなかったのですが、終盤に来て「ご主人の取ってある場所ふさぎなオーディオ機器やレコード」の一文が。…オーディオ・ビジュアルのAVでしたか!!

でも“AV”に“オタク”って言葉を付けたら誰だってそう思うだろうが!!



書き下ろし連載小説(8)
佳人の奇遇
一夜のコンサートに集った、時人たちの物語
雑誌『婦人画報』2006年8月号 No.1237
アシェット婦人画報社刊 発売中
(06/7/17)

とあるコンサートに集うまでの、お客や歌手など登場人物たちのいきさつが平行して語られる連載小説。
ひさびさに読んでみたら、連載8回目の今号にてやっとコンサートの幕が開きました。ということはそろそろ物語も佳境か。
今まで読んでいなかった方はこの際だから、単行本化までお待ちになられることをオススメいたします。



美食の達人 島田雅彦
ラムかマトンか

YAHOO!JAPAN セカンドライフ−グルメ
(06/7/14)

4月14日「発酵食品はエロティックだ」が掲載されて以来、月イチのペースで更新される“美食の達人コラム”も早4回目。コチラで読めます↓
美食の達人 島田雅彦

島田雅彦は東京というか都心・都内のことを相変わらず“首都”と呼んでますネェ〜。かなり昔から首都と言ってますが、いつからこの言い方をし出したんだっけ?最初からか?…ってコラムの主旨からはズレてるか。とはいえ島田作品を考える上では結構重要な事のような気もする…ま、後で調べてみよう(←先送り)。
でも島田雅彦の言うとおり、羊肉はフツーに手に入るようになりましたネェ〜。ワタシも結構ラムを買いますが、“ラム肉はローカロリーで血圧を下げる”とは知らなんだ。
羊肉料理のオンパレードにさすがに嫌気がさしたようですが、いくらウマかろうとも一週間続けば飽きが来るよネェ〜。でもその後、上海で豚肉食ったトナ。よく食べますネ。



快楽のコンシェルジュ
2006年7月9日放送分 
TOKYO FM 『Heart Sharing』内、 毎週日曜日朝8:06〜5分程 TOKYO FM 80.0MHz
(7/9)

毎週日曜の朝に放送される、島田雅彦チョイスの曲にのせ、お得意の“金では買えない快楽”を、ほんの5分…いや3分くらい語る超ミニミニのラジオ番組です。

で、今週は早起きの話をしてました。ここ20年くらい夜型生活だったけど、豪邸を建ててからというものの、真っ白な壁とガンガンさす朝日にイヤでも朝起きるようになったそうな。
人間も植物と同じように、お天道様と同じサイクルで活動すると、総じて調子がイイらしく、午前中に原稿を書いたりすると論理的にサクサクと書けて時間の余裕にもつながる。まさに「早起きは三文の得」。
でも夜中に広がる妄想ってのもソレはソレで捨てがたいんですけどネェ…とのこと。今週のBGMはドビュッシーの前奏曲「霧」でした。

この番組での島田雅彦は何でもナイ話をフツーに語っているのですが、日曜の朝から虚言を弄されても困るので、引き続きマッタリやっていって欲しいものです。おかげさまで聴いてるコチラも早起き(?)できるようになったし。


幸せなお茶時間
対談 お茶がもたらす至福のひととき
島田雅彦×堤信子

月刊『プシコ』2006年8月号 ポプラ社刊  発売中
(7/9)

“女性の心をやさしくうるおす雑誌”と銘打たれた月刊『プシコ』の特集に、ナゼか島田雅彦がお呼ばれしてキャスターの堤信子さんとお茶について語らっています。
二人の写真が3枚ほど掲載されており、岡本太郎ばりにカッと目を見開き熱弁をふるっている(ように見える)堤信子さんに対し、視線をそらしたりどことなく引き気味の島田雅彦。…早く帰りたいのか?
計5ページの記事ですが、お話そのものは1ページ半ほど。
島田雅彦の豪邸には茶室があるけど、誰も茶道をやらないからソコで酒飲んでる、とか。コーヒーが苦手だから普段は中国茶を飲んでる、だのと話してます。
で、島田雅彦とお茶と言えば雑誌『BRIO』の連載でやった茶揉みだな…と思ったら案の定、自慢してました。名人の揉んだお茶は一万円で、オレ様のは3,500円と言われたけど、1万円でも売りたくないし、特別なお客にしか出さないゼ!とのこと。四苦八苦した作業だけに執着、じゃなかった愛着もヒトシオのようで。
堤信子さんが『食いものの恨み』での上海蟹の描写をホメてくれたのに、“お言葉ではありますが、そういう文章は食べなくても書ける”と返す島田雅彦。…ケッ、お世辞だよ!と堤信子さんが心の中で舌打ちしたかどうかはわかりません。
最後、堤信子さんからお茶に味噌を入れる飲み方を「二日酔いに効きそうだな」と拝聴してオシマイ。
なんか島田雅彦のテンションが明らかに低く、とても至福のひと時を語っているカンジではありませんでしたが、お茶に味噌を入れるってのはワタシもやってみたくなりました。
それだけでも読んだ甲斐はあったと言うモンです。


亜里沙のお守り
『すばる』2006年7月号 集英社刊  発売中
(7/5)

前回『シャーマン復活』から4ヶ月。ようやく連載4回目が掲載されました。
第2回『行方不明のM』で監禁されていた少女・亜里沙が監禁していた男を殺して逃げ出した後、さらにもっとムゴイ目に会ったあげく、とある中年大学教授に助けを求め…ってナンだよ、この展開は!!
“行方不明のM”こと亜里沙の話は、今回もホントに読んでてウンザリする描写が延々続きます。不幸の末に怪物化したってコトにしたいからコレでもかーと酷い目にあわせてるんだろうけど、コレが漫画だったら描写の仕方によっては有害図書指定されそうだな。
そもそもの主人公・シャーマン修行中のナルヒコと相対するにはもうちょっと時間を要する気配。ここまで話が進むのに一年かかった(2005年7月号連載開始)けど、まだ本題に入ってないカンジ…完結するのは何時になることやら。


第19回三島由紀夫賞 選評
女工哀史NOW 島田雅彦

『新潮』2006年7月号 新潮社刊 発売中
(7/3)

すっかりお馴染みとなった三島由紀夫賞の選評です。2ページにわたり、候補作の内容がウッスラ分かるように評してくれており、いつもながら割と読むヒトに親切な選評となっております。
今回の受賞作は古川日出男氏の『LOVE』。
でも島田雅彦イチオシは宮崎誉子氏『少女@ロボット』だったそうな。どうやら働く女性の苦労(徒労?)を綴ったお話のようですが、他の選考委員からの支持が今ひとつで受賞を逃したコトを“無念です”と惜しんでいました。
受賞作『LOVE』については一応ホメていますが、ウマいけどアザトいトコロがあるようで、それゆえに“今度私の本のキャッチコピーを書いてくれないかな”だって。島田雅彦は世間一般にドカーンと大ウケしたくとも、毎度ハズシまくっているので、一度ちゃんとヒトの力を借りるのもいいかも…ってコピーを書いてもらうくらいじゃ焼け石に水か。
ところで島田雅彦が選考委員になってだいぶ経ちますが、こーゆーのって何年契約とか決まってないんですかネ?


島田雅彦対談連載 一途な人 第13回藤田紘一郎氏
雑誌『BRIO』2006年8月号 光文社刊 発売中
(7/2)

雑誌『BRIO』にて島田雅彦が一つ道を究めた御仁のお話を伺う対談連載も今回で13回目。寄生虫学者の藤田紘一郎氏の研究所を訪ね、笑顔でツーショット写真に収まっています。
自らのお腹でサナダムシの“キヨミちゃん”を飼う藤田氏から、寄生虫を研究するキッカケや、完膚なきまでに追っ払っい清潔を求めた結果、かえってアトピーや喘息が増えた今こそ、ヒトと寄生虫の共存共栄のお話を聞いています。
寄生虫がヒトの免疫を高めてくれるとはいえ、皆が藤田氏のように寄生虫を飲みましょうってワケにはいかないだろうから、サナダムシからアトピーに効く物質を探し出して薬を作ったそうですが、アトピーは治ったけど、ガン細胞に対する免疫が落ちてしまったり、と上手くいかなかったそうな。
サナダムシそのものを飼ってればバランスよく機能するそうで、島田雅彦は「じゃ、両方に効く物質をキヨミちゃんからもらって薬にすれば解決するのでは?」なんて気軽に言ってますが、イロイロあってそうは問屋が卸さない状態なようデス。
でもこの藤田氏は寄生虫そのものに愛着があるようで、さかんにその効用を説き、島田雅彦もお腹に飼うことをススメられていましたが、「そうですネェ。近頃なんとなく寂しいですから」と中途半端な返事を返すのがセイゼイでした。なんだよー、ここで快諾してこそ大作家じゃんね〜(←違います)。


島田雅彦40の手習い 第16回 山菜採り
月刊『UOMO』2006.AUG No.17 集英社刊 発売中
(6/26)

最近、表紙を阿部寛が飾ることが増え、イメージモデル・アンドレの存在意義がビミョーに薄れつつある雑誌『UOMO』にて、習い事にかこつけて島田雅彦がやりたいことやらせてもらっている連載の第17回目。
今回は、秋田で山菜取りに挑戦。島田雅彦自らのツテを頼ってお願いした山菜採りの名人おばさんと秋田県潟上市で山菜取り&山菜料理に舌鼓を打っています。
孫悟空さまからの情報にあったとおり、“萌え”と書かれたジャージで山菜採りに挑んでいるのですが、島田雅彦は山や森がホントに好きなようで、写真はドレもコレも超ウレシそう。まさに“萌え萌え”状態。
なんか今回は読んでるコチラも山菜採りをしたり、山菜料理を食べたくなってきました。いいな〜。


カラーグラビア 小説家という情景
島田雅彦
「小説宝石」2006年7月号 光文社刊 発売中
(6/25)

木蘭さまからの情報です。
文芸誌の中でもひときわ接点の薄そうな「小説宝石」に珍しく島田雅彦が登場する!という情報をいただいたので、さっそくチェックしてきました。
巻頭の「小説家という情景」と銘打たれた3ページのカラーグラビアにて、2枚の写真がご披露されてます。
一つは、どっか道端でサングラスかけて“ちょいワル”気取る、アゴのあがった勘違い中年風の島田雅彦。もう一枚は法政大学の高層階にある研究室から窓の外を眺める島田雅彦。
短いコメントも載っており、研究室のある建物は「免震構造だから地震の時はすごく揺れるんですよ」だって。
小説家の情景って言っても結局は職場自慢じゃないっスか!…とは言え、小説家一本で食っていない(?)実態を見せている、とも言えるか。どのみちお幸せそうで、結構なコトですネェ。
木蘭さま、ありがとうございました!


記者ノート
島田雅彦氏 文学賞受賞は14年ぶり
読売新聞 2006年6月20日朝刊文化面
(6/21)

猪八戒さまからの情報です。
去る6月16日行われた伊藤整賞授賞式。その時の様子が読売新聞の文化面に掲載されました。
島田雅彦が作家として記事になることが最近は少ない上に、おメデタイ内容で取り上げられるのは、久しぶりではないでしょうか。
それもそのはず島田雅彦が文学賞を受賞したのは、92年に『彼岸先生』で泉鏡花賞をもらって以来、14年ぶり。
「文学賞には縁のない男だと自分で思っていましたが、チャーミングな賞をいただきました」と喜びを語る島田雅彦。
ともに受賞した川西政明氏とともにブロンズ像を握りしめ、白いマオカラーに無精ひげ&ヘルメットみたいな髪型の島田雅彦の写真も載っています。本当に、200万…じゃなかった受賞、おめでとうございます。
で、記事の内容は、デビュー後の数年間、芥川賞にフラレまくった文学賞遍歴と、今回の受賞作『退廃姉妹』が選ばれた理由などが綴られています。
最後は、文壇のプリンスと呼ばれた島田雅彦も、来年には中上健次の没年と年齢が並ぶ…とシメられていました。
なんだよーまるで最後のご褒美みたいじゃん…って意図は当然なくて、“アニキ”中上健次とトシだけは同じになるけど、それだけの成長はあったのかね〜と問われているようにも思えました。
猪八戒さま、ありがとうございました!


新刊「エリコ」発売
「エリコ」刊行記念サイン会が6月13日に開催

新刊「エリコ」 サンサンス絵本シリーズ
インデックスコミュニケーションズ刊 1,260円 発売中
「エリコ」刊行記念サイン会
日時:2006年6月13日(火)19:00〜 於:丸善丸の内本店2階
問い合わせ:丸善丸の内本店 03-5288-8881
(5/21)

行ってきました
(6/14)

公式HP「島田雅彦氏の最新情報」掲示板からの情報です。
島田雅彦の新刊『エリコ』が発売されました。
それにともない、刊行記念のサイン会が丸善丸の内本店にて行われるそうです。丸善で新刊をお買い上げ、または事前予約の方先着100名に整理券配布されます。詳細はコチラ↓
『エリコ』刊行記念サイン会

オヤ、発売日時や整理券配布日時が書いてありませんネ。
と言うことはもう受付開始してるのか?先着100名か〜、これは急がなくて…も、マァ大丈夫だろうなー、と思いつつ、丸善に電話してみたら案の定、予約できました。ご予約がまだの方は、ぜひお電話をしてみてください。
ちなみに新刊はもう発売されているので、購入することもできますがコチラで内容がチョロっと読むことが出来ます。
島田雅彦が絵本を出すのはおそらく初めてとは思いますが、この表紙の絵を見ると…ひょっとして自分で絵も描いちゃったんですかネェ。
★★★  行ってきました(6/14)  ★★★
夜7時開始、ということで、仕事が終わってから直行し、着いたのは6時45分頃。カウンターで取りおきしてもらっていた本と整理券をもらい、サイン待ちの列へ行ってみると…アレレ30人もいないんでナイの?
エレベーターホールで待たされること15分程。
7時頃、スタッフの方から「島田先生がこのエレベーターからご登場するので拍手をお願いします」というので、かたずを飲んでエレベーターが開くのを見守るお客さん一同。扉が開いて…


島田雅彦登場!
まばらだけどお客さんから一応拍手〜!
でも手を振るでなし、逃げるように店内へ…

で、アトは到着順にサインをしてもらいました。


このサインもすっかりお馴染みです。
そろそろ新機軸がほしいところ
(↑イエ、今のままでいいです)

スタッフの方が事前に「島田先生との写真撮影も出来ますので、カメラをお持ちの方はぜひどうぞ」と告知してくれたので、多くのお客さんが心置きなくツーショットを撮って行かれました。
そうそう、撮影のコトをさ、予め言ってくれるとヘンに気をもむ必要がなくなるからイイよね。
そのおかげもあってか、最近のサイン会の中ではかなり和やかムードだったのではないでしょうか…と言いつつ度胸のナイ、ワタシは撮れなかったんだけどサ…。
ちなみに島田雅彦は「新疆ウイグル地区に行っていた」と言っていました。ムムッ!ナニをしに行っていたのでしょうか?単なる旅行か?仕事か?
今後しばらくは、新疆ウイグル地区のコトも頭に入れて、島田情報をチェックすることにしよう…ナンもなかったりして。
新疆ウイグル地区がらみの島田ネタをお見かけの方、ご一報お待ちしております〜。

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