古典ギリシャ語由来の単語たち

単語から、その由来となった古典ギリシャ語を知りたい場合
ギリシャ
文字
古典ギリシャ語 読み 意味 参考
補足
Α ΑΓΓΕΛΟΣ アンゲロス 使者 angel
(英・天使)
天使とは、キリスト教における神の使いである
ΑΚΟΒΑΤΕΩ アクロバテオー 爪先で歩く acrobat
(英・曲芸師)
ΑΝΔΡΕΣ アンドレス 男らしい dandy
(英・伊達男)
ΑΣΠΑΡΑΓΟΣ アスパラゴス 新芽 asparagus
(英・アスパラガス)
ΑΤΟΜΟΣ アトモス 不可分の atom(英・原子)
古代ギリシャの哲学者レウキッポスやデモクリトスは、
物理的に分割できない微小な存在をアトモスと呼んだ。
原子は近代科学では分割できる概念となった。
Β
Γ ΓΙΓΑΝΤΕΣ ギガンテス ギリシャ神話の
巨人の名前
(総称)
Giants
(英・ジャイアンツ)
ΓΡΑΜΜΑΤΙΚΗ グラマティケー 文法 graph(英・グラフ)
ΓΡΑΦΩ グラポー 書く grammar(英・文法)
glamour(肉体美にあふれ、性的魅力ある女性)の語源は、
全く別の言葉(スコットランドの英語)glammar「魔法」から。
Δ
Ε ΕΝΕΡΓΕΙΑ エネルゲイア 作用・活動 Energie
(独・エネルギー)
ΕΧΕΙΝ エケイン 持つこと Hector
(英・へクトール)
古典ギリシャ語の普通名詞「へクトール」は、「所有者」の意
Ζ ΖΩΙΟΝ ゾーイオン 生きもの、動物 zoo
(英・動物園)
Η ΗΛΕΚΤΟΝ エーレクトン 琥珀 electra
(英・エレクトラ)
エレクトラは、琥珀色の目をしていたと言われる
ΗΛΥΣΙΟΝ
ΠΕΙΔΟΝ
エーリュシオン・
ペイドン
エリュシオンの野
(≒極楽浄土)
英・Elysian Fields
仏・Champs-Èlysées
(極楽浄土)
ΗΡΩΣ ヘーロース 半神・英雄 hero(英・ヒーロー)
Θ
Ι
Κ ΚΑΜΑΡΑ カマラー アーチ型の覆い
の、ついたもの
camera(英・カメラ)
ΚΑΤΑΛΟΓΟΣ カタロゴス 列挙・登録・名簿 catalogue
(英・商品目録)
ΚΙΘΑΡΑ キタラー 古代ギリシャの竪琴 guitar(英・ギター)
ΚΛΑΖΩ クラゾー けたたましい声を
あげる
klaxon
(英・クラクション)
ΚΛΙΜΑΞ クリーマックス はしご、漸層法 climax
(英・最高潮、頂点)
Λ
Μ ΜΕΔΕΙΝ メデイン 守護すること Medusa
(英・メドゥーサ)
ギリシア神殿には、しばしば魔除けとして
ゴルゴン(メドゥーサまたはその姉の別名)の形象が
飾られている
ΜΕΛΑΓΧΟΛΙΑ メランコリア 黒い胆汁 melancholy
(英・憂鬱、憂愁)
黒い胆汁が血に入って憂鬱になると考えられていた
Ν
Ξ
Ο ΟΡΓΑΝΟΝ オルガノン 道具・器具 orgão
(葡・オルガン)
orgel
(蘭・オルゴール)
ΟΡΘΟΔΟΞΟΣ オルトドクソス 正しい考えの orthodox
(英・正統的な)
ΟΡΧΗΣΤΡΑ オルケーストラー 踊り場 orchestra
(英・管弦楽
/管弦楽団)
「踊り場」とは、古代の劇場で、
合唱隊の歌舞する円形の場所
Π ΠΟΙΕΙΝ ポイエイン 作ること poem(英・詩)
Ρ ΡΕΥΜΑ レウーマ 流れ・川 Rheumatismus
(独・リューマチ)
悪い液体が関節に流れて落ちる疾患の意味
Σ ΣΑΥΡΑ サウラー トカゲ・ヤモリの類
恐竜の名前によくある、「〜サウルス」の語源
ΣΚΑΝΔΑΛΟΝ スカンダロン 罠・躓きの石・
罪の誘惑
scandal
(英・スキャンダル)
ΣΥΜΠΟΣΙΟΝ シュンポシオン 饗宴 symposium
(英・シンポジウム)
ΣΥΣΤΗΜΑ シュステーマ 全体・組織体・
体系
system
(英・システム)
ΣΧΟΛΗ スコレー school
(英・学校)
Τ ΤΑΛΑΝΤΟΝ タラントン 天秤皿・重量の
単位・金額の単位
talent
(英・才能/米・才能
ある芸能人)
(「新約聖書」マタイ伝25章14にあるキリストの例え話より)
能力に応じて、それぞれ5タラント、2タラント、1タラント
貨幣を主人から預かった僕(しもべ)3人が実行した
才覚から「才能」の意味が広まった
ΤΡΑΥΜΑ トラウーマ trauma
(英・トラウマ)
Υ
Φ
Χ ΧΑΡΤΗΣ カルテース パピルス紙
(の巻物)
Karte(独・カルテ)
carta(葡・かるた)
ΧΡΙΣΤΟΣ クリストス 油を注がれた christ
(英・キリスト)
Argonautaさんによると「ユダヤでは、人や物を聖別する
ときには、油を注いだり塗ったりしていた」そう。
Ψ
Ω
しんわ
家路