患者満足を追求する病院経営 目次
今年4月より「診療報酬の2.7%削減」、「患者の自己負担3割」が実施され、自治体病院の96%、公立病院の60%、私立病院の51%が赤字経営に陥っています。
『病院は人の大切な命を預かっている特殊な立場であり、利益追求などすべきでない。』との声もありますが、今の状態をそのまま放置して良いのでしょうか。病院に通う患者の立場から見ると答は『ノー』です。それは、病院に対して不平や不満が放置されているからです。「3時間待ちの3分診療」、「長い入院日数や不便な生活」、「医療過誤」などに代表される現象があります。
今こそ、病院は『患者満足を原点』にして経営を見直す絶好の機会です。患者満足が達成される病院は、患者に支持され、結果として経営数値も健全化していきます。
第1回 病院はサービス業である 2003/8/12
第2回 患者が快適に過ごせる病院 2003/9/23
第3回 医療過誤に対する病院の対応 2003/10/20
第4回 まちまちな禁煙対策 2003/12/23
第5回 院内での携帯電話使用禁止 2004/1/13
第6回 地域医療支援病院 2005/6/29
第7回 地域住民とのふれあい 2005/7/1
第8回 個人情報保護への対応 2005/9/28
第9回 立派な吹き抜けロビー 2005/10/20
第10回 患者様の声 2005/10/31
第11回 病院の新しいサービス提供 2005/12/2
第12回 米国の病院での医療事故対応 2007/3/14