永野護デビュー前の同人誌『ARCADIAN(アルカディアン)』創刊号,4号,7号,8

「ファイブスター物語」等で有名な〈 永野 護 〉氏が18〜20歳の頃にメインスタッフとして参加していたサークル「アルカディアン京都」発行の同人誌。
サークル「アルカディアン京都」の結成は「1978年2月」。
「アルカディアン」発行の間に「ACP」というタイトルの会報も数冊発行しているらしい。
永野氏のサークルでの名前は「会員No.21 クリス・スクワイア」。関東支部のスタッフ。


■創刊号 サイズ:B5判(17.5×25.5cm)/54P(表紙・裏表紙含む)

■奥付
アニメ・マンガサークル アルカディアン 会誌「アルカディアン」創刊号
発行日: 1978年7月(空欄)日
発行責任者: 南佐智子
スタッフ: 中島治男・松尾陽子・黒田弘美・的場敦・永野護
協力: 手塚治虫F.C京都
表紙レタリング: 永野護
印刷所: どらねこ工房さん

会員: 49名

■永野護の担当
〔表紙タイトルデザイン〕 P.1

〔イベントレポート・1〕 P.9〜P.10
レポーター: No14 ファントム・F・ハーロックU/No.21 クリス・スクワイア

5月24日PM 3:30より銀座・帝国ホテルで行われた「さらば宇宙戦艦ヤマト」の発表を兼ねたファン交流会の参加レポート。
永野氏はレポートの文章を担当。(イラストは同行したファントム・F・ハーロックUさん)

(内容)
永野氏の当日の服装は、長髪,くわえタバコ,ジャケット着用,録音用ラジカセ持参。
1時間早く到着したためパチンコで時間をつぶした。
質問コーナーで、松本零士に「ブラックタイガーは宇宙を飛べん」と主張するもみごとに負けファンから白い目で見られた。
サイン会で松本零士のサインをもらった。

〔さらば宇宙戦艦ヤマト メカガイド〕 P.11
イラスト: クリス・スクワイア
ラフ・解説: ファントム・F・ハーロックU

ファン交流会でスケッチしたメカのイラスト(8点)


■会誌4号 サイズ:B5判(17.5×25.5cm)/118P(表紙・裏表紙含む)

■奥付
アニメ・マンガサークル アルカディアン 会誌4号
発行日: 1978年4月
発行責任者: 南佐智子
メインスタッフ: 永野護・神園尚子・的場敦・中島治男・松尾陽子
製作協力: 手塚治虫F.C京都
印刷所: どらねこ工房さん
表紙レタリング: クリス・スクワイア

会員: 約100名(編集後記に会員Noが100番まで埋まったとある)

■永野護の担当
〔表紙タイトルデザイン〕 P.1

〔FREE TOLKING,THEMA CONER〕 P.24

意見投稿コーナー(P.17〜26)に、4分の3ページの意見を掲載。手書き文字も永野氏の自筆らしい(他のページも)。
内容は、「Vol.3」で投稿のあった会誌への批判に対するスタッフとしての意見。

(意見抜粋)
『インディケーションで何よりもうれしかったのは「私のキャラです」
「メカです」と言って送ってきてくれた、多数(ホ、ホントにvol
3のあとギョーサン来たワェ)の人たち、も〜本当に何かこう、
PFHUと言ってたこと「好きな連中が多いからきっと
来る。オレたちにはそういう人たちは他人に思えん」と言っ
てたことが、現実に近づいていくという気がして、キョーキ
ランブ、そのおかげでモデルガン一丁こわしましたがな』

※PFHU=ファントム・F・ハーロックUさん

〔UFO〕 P.76〜P.95

「サンダーバード」等で有名なITC製作の特撮番組「謎の円盤UFO」をモチーフにしたオリジナル・ストーリー漫画。
読み切り20ページ。
本の後ろから読むようになっている。

(ストーリー)地球に次々と飛来する「UFO」(敵らしいが、目的等は不明)を、人類には知られないように撃滅する秘密組織「シャドー」。そのエースコマンダーの「エルコン中佐」は自分の行動に悩み、任務を果たせなくなっていた。月面基地へ療養を兼ねて異動された後も、いつまでも悩み続けているエルコン。見かねた「ログナー大佐」は、エルコンと二人だけでUFOの迎撃に向かいギリギリの死闘を見せつけるが、エルコンには何かが違うように感じられるだけだった。そして、ついに最後の覚悟で出撃したエルコンは、果たして―――――。

ラストの大コマの下隅に「written by MAMORU-NAGANO for Gerry Anderson」のサインと、「March, 20, 1979」の日付が書かれている。
※Gerry Anderson(ジェリー・アンダーソン)=「謎の円盤UFO」のプロデューサー

〔INDICATION Vol.3〕 P.101〜P.103  
永野氏がすべて担当しているコーナー。
会員投稿のオリジナル・メカ&キャラクターのイラストに、感想・解説などのコメントを書いている。
永野氏の自筆による書き文字。  

永野氏のメカ・イラスト(1点)

(コメント抜粋) 『No.27サキさんが送って下すったメカの1つでバトル・クルーザー イラストは全面カバー
をかけた状態。私ゃこーゆーのが好きでしてなー。えっ?テメーは、ごっちゃらごっちゃらしとるくせに
って?るへ〜 オレの本当のオリジナルメカは、どっちかとゆーと、メカとゆーより、悪魔の乗り物なのじゃっ。』  

〔編集後記〕 P.117

『う〜 イジケーションがすごく乱雑になってすみません。今回使用できな
かった作品は次回に又、再び掲載したいと思いますので かんべんしたって。
オリジナルマンガは後半セリフがないけど、余りにもテーマがでかすぎて結末
が主観的になって面白うもクソもないし、ボクにはまだそんな実力がないの
で空白は会員さんが独断と偏見でセリフを入れて下さい。―――今回の
100P号は会員さんのみでなりたっているので、いかに1人1人の積極性が重
要であるかが少しでもおわかりいただけたでしょうか?
 P.S 絶対ボツにしない イジケーション           by クリス   』

「7号」,「8号」の紹介は、また後日公開予定です。

ikuolyzer(2004.9.17)

Yahoo!オークションは終了いたしました。ありがとうございました!(2004.9.19)

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d51844968