ハックロム「ミクランナー」

ミクランナー タイトル画面

元ゲームはファミコン「ロードランナー」です。

発端は「ロードランナーの主人公を初音ミクに描き変えてみよう」という一発ネタだったのですが
あれこれ細かい部分を変更しているうちに、いつの間にやら結構な大改造になってしまいました(笑)

難易度: 今回は、大半の面を「ロードランナー 〜 チャンピオンシップロードランナー程度」と、極力控えめに自制しております。

注意
■ ここにあるのはGIF画像と差分ファイルだけであり、ROMはありません
■ ROMの入手方法に関する質問などには答えられませんのでご了承ください。
■ IPSパッチ(差分ファイル)をあてるには、WinIPSなどをご使用ください。
■ 動作確認はVirtuaNES ver0.92を使用しています。

《 ハックロム「ミクランナー ver1.00」用IPSパッチのダウンロード 》


 

  

オリジナル版との大きな相違点

■バグ排除系

  素通しレンガバグの排除
  はしご無敵バグの排除
  最下層バグ(いわゆるキー操作バグ、スイッチ)の排除


ファミコン特有のバグ「はしごの上のレンガを素通りできるようになる」「はしご上昇中は無敵になる」といった現象のバグを修正してあります。
また、敵が最下層を見誤るアルゴリズムの修正をしてあります。
これでステージ作成の際「はしごの上にレンガ」「最下層にまつわる敵のおかしな挙動」 などの要因による別解を気にする必要がなくなりました。


■時間変更系

  穴掘る速度の変更(従来の倍速)
  穴の開いてる時間(チャンピオンシップと同じ)
  敵の卵状態の時間変更(従来の2倍かかる)


掘った穴が開いてる時間をチャンピオンシップロードランナー準拠にしました。
さらに穴掘ってる硬直時間も6フレームほど短縮しています。
気軽に楽しみたい方には軽快な掘りアクションを、深く楽しみたい方には
チャンピオンシップ以上に難解で入り組んだパズルの作成が出来るようになってます。


■その他ゲームルールに関して重要な仕様

  敵が金塊はく歩数を固定化(128マス)
  敵出現位置を埋めた地点の真上にする


敵が金塊を所持したとき、なかなか手放さなくなりました。従来どおり掘った穴に敵を落とせば
敵は金塊を手放しますが、フルーツ出現条件変更(下記参照)との兼ね合いで
フルーツ取得を狙いたい場合は、敵を埋め殺さない程度に穴に落とすよう配慮しなければいけません。
また、金塊を手放す歩数のランダム性がなくなったので、ステージ作成を楽しみたい人は
意図的に敵に金塊を運ばせる必要がある面を作成の際に、敵が突然手放す不確実性を排除できるようになりました。

また敵を埋めた際、敵の再復活は従来のランダムから「埋めた地点の真上」へと変更しております。
すなわち敵を埋め殺す際に、出現位置をある程度自由にコントロールできるようになってます。
邪魔な敵を上部のくぼみに落としたり、逆に上部に出現させてはいけない地点の罠があったり
埋め殺す際の戦略性パズルが大幅に増しています。無論、面の作成においても、これにより自由度が大幅に高まりました。
なお、真上の地点にレンガなどのオブジェクトがある場合、出現位置はその右になります。

■EDIT時、敵の最大配置可能数を3体→7体に変更

EDITモードで遊ぶ際、敵を7体まで配置できます。ただしファミコン特有の横並び処理などは
行っていないので、敵が見えなくならないよう、配置に工夫する必要があります。

■ボーナスフルーツ

  出現条件の変更
  出現場所の変更
  出現時間の変更
  種類は1種類に削減


グラフィック変更したのでフルーツだったものが「♪」に変更されておりますが
ここでは便宜上「フルーツ」という名前で記述します。

フルーツは「敵を一度も倒さずに金塊を全部集めると出現する」 ように変更しております。
フルーツの出現位置は「一番最初に金塊をとった場所」です。
また、出現時間の制限は無くなりましたが取得前に敵を埋めるとその時点で画面から消えます。
ただし、フルーツを取った後で敵を埋めるのは問題ありません。
フルーツは基本的にボーナスアイテムですので特に取らなくてもクリアは可能です。
腕に自信のある方はフルーツ入手に挑戦してみてください。

■ステージサイズ

  5の倍数面は2画面フルサイズ(28x14)
  それ以外の面は1画面サイズ(15x14)


通常モードは5面ごとに2画面のステージがくるようになってます。
5の倍数面以外のサイズは小さくなりましたが、繰り返し遊ぶ際の快適性を重視しました。
ただし、面が小さいからといって易しい面だったり即クリアできる面とは限らないのは言うまでもありません。
なお、EDITモードのサイズは従来通り14x13です。

■ゲームオーバーにならない

残機数や点数という概念をなくし、面クリアへリトライしやすいようになっております。

■ビジュアルの変更点

  脱出はしご専用グラフィックの採用(機能は通常はしごと同様です)
  落とし穴を通過した際にグラフィック変更
  敵が金塊を所持しているときの色変更


ビジュアル面は各所で大幅に変更しており、上げるとキリがないですが
特にゲームをプレイするにおいて重要な変更点は上記の通りです。
クリアへの手助けとして活用してください。

■音楽の変更点

  タイトル画面 みくみくにしてあげる♪より、サビの部分
  メインBGM 恋するロードランナー(作者Blogはこちら
  面開始時 グラディウスより、Coin投入音

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