9番  信濃川からのおみやげおみやげ!


2011/5/22 (2)
 

<被災地支援のための競馬なのだ。
   その意義をわかっているなら、とにかく今は、馬券を買う!
   信濃川夜市は、被災地支援競馬を、応援します。>

 

311。
「あの日」以来、何十人もの方から同じ問いかけを頂いております。
日本がこのような状況なのに、私たちは競馬をやっていて良いのだろうかと。
そのたびごとに、私は全く同じ内容で、その問いに応えてきました。

馬券を、買うんだ。
今はその行為こそが、真っ正面から競馬を、そして人間を愛する心の「あかし」
そのものだから。

福島がやられたんだぜ。
津波に飲まれて、家に押しつぶされて、最後の声を上げる間もなく、その命を
失った人たちの中に、間違いなく毎年の福島開催を楽しみにしていた人が大勢
含まれている筈だよ。
・・・・・・・

名前も知らない。
顔も思い浮かばない。
だけど、日本各地のウインズや競馬場で、私たちはほんの一瞬、「すれちがった」事が
ある「同士」なんだ。
JRAが出してくれる出馬表を通じて、目には見えないけど「何かが、どこかで」つながっている、
同じ心を持ち合わせている、一つのファミリーなんだ。

悔しいじゃないの。
腹立たしいじゃないの。
たかだか、地震。
いつもそこにある海にやられちゃうなんて、ばかばかしくて、涙も出ないよ。
ただ、力だけが失われて、ハートの中が空っぽになったままなんだ。
--------------

そんな中、JRAは、とにかく、「立って」くれた。
何もかもをうやむやにする事で生き伸びる連中が表社会を堂々と渡っている最中にあって、
JRAは、とにもかくにも、速攻で宣言してくれたんだ。

被災地支援のための競馬を、行うと。
・・・・・・・

売上金から、被災地支援のために金を出す。
プレミアムをつける所を、プレイヤーにはないてもらい、その分を被災地支援に回す。
騎手や多くのスタッフが表に出て、競馬場に来たお客さんに募金を募った。
競走馬のオーナーサイドも、同じ動きをしてくれている。
実際にボランティアに出た人もいる。
物資を現地に送った人もいる。

それに、ウイン5馬券。
現在実行されているウイン5競馬では、JRAは「文字通り一銭も」、そこからお金を儲けようとは
していない。
国に納めるべき税金分と、的中者に払い戻す分をのけて、あとの本来のJRA取り分の「すべて」を、
全額被災地支援に回しているこの見上げた、立派な、行い。
--------------

だから我々プレイヤーは、「今は、馬券を買う」。
これだけが、競馬人としての、王道なのではあるまいか。

週末の馬券予算が、普段は1万円しかない人は、ここは奮起して2万円で馬券を買おうよ。
5万円で買っている人は、10万円。
10万円使っている人は、ここしばらくの「被災地支援」の競馬では、思い切って20万30万円と
馬券を買おうぜ。

私は、「あの日」以来、出来るだけたくさんの馬券を買うように心がけているよ。
それだけが、名も知らぬ、顔も思い出せぬ、ウインズですれ違った福島競馬人への、私からの
応援の心の形だから。

by 信濃川夜市


トップページへ戻る