CRM80について思うこと       

 CRM80はCRM50より遅い?!
CRM80とCRM50、当然のことながら共通部分が多いわけですが、
まずおどろいたのが減速比がほとんど同じだということ。
リヤのスプロケットが46Tと47Tとちがうだけで、1次減速、ミッション比までいっしょなんです。
ふつう50ベースの80とかは、もっとハイギヤードなんですけどね。

50と80のエンジンがどちらが良く回るかというと、
当然ボアとストロークの小さい50の方が高回転まで回ります。
CRMの場合、1000から1500回転くらい上限が違うらしいです。
タコメーターが無いので実際確認したわけではないのですが。

ギヤ比が同じなら、最高速はエンジンがどれだけ回るか?にかかってきます。
ということはCRM80はCRM50より最高速は遅い?!

実際50も80とほぼ最高速は同じみたいですね。
80についてる46Tのスプロケットが社外品も含め最小のものなので、
ギヤ比はフロントを16Tにするくらいしか手はないようです。
(特注もできるようですが。・・・お金がかかりそう。)
でもエンジンに関してはかなり80はいじる余地はあるようです。
だからCRM80は楽しいんですけどね!                             

2002/4/1更新


スプロケットについての追記です。
AFAMより、CR80スーパーバイカーズ用として42T〜45Tまでがあることがわかりました。これならCRMにもつきます。
CR、CRMノーマルハブに取り付けられること、問い合わせして確認しました。標準価格4500円。
それにしても公道走れない、ロードタイヤのないCR80のスーパーバイカーズ仕様とはいったい・・。
またそんなもの用に、専用の製品を作っているAFAMってすごい・・。
                  http://www.afam.co.jp/

   2002/10/6追記


 CRM80の年式 

CRMにはいろんな年式があります。自分のがどの年式かわかりますか?
カラーリングをみればいちばん簡単なんでしょうが、外装を変えてたりすると難しくなります。
確実なのは左サブフレームの上部、(シートをはずして見えるところ)にあるカラーラベルをみることです。
 
カラーラベルの貼り付け位置
    CRM80 カラーラベル位置 
CRM50/80のあとのアルファベットが年式です。
CRMに限らず、ホンダでは’80年型をAモデル、以下’81をBモデルといったように呼んでます。
ただし I,O,といった数字とまちがいやすいものは使われていません。下に表をつけておきます。

COLORの後の記号が色を表してます。
A B C D E F H J K L M N P Q R S T Y 1 2
'80 '81 '82 '83 '84 '85 '86 '87 '88 '89 '89 '90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02

このカラーラベルに記載されている年式、色の記号によって、
パーツリスト、サービスマニュアルなどは案内されています。
CRMも年式によって外装以外にもかなり変更がありますから、
部品注文や修理の際は確認をした方が良いと思います。
パーツリスト等も手に入るなら手に入れておくと良いですね。
今となっては新品は手に入らないと思いますが・・・。
こういったマニュアル類はモデルチェンジ毎に改訂されてますので、
古いものは最新の情報でないことを心にとめておくことです。
特に部品の価格!結構頻繁に値上げされています。
てなわけでこのサイトでの部品の価格も¥〜位としか言えないのです。
私の持っているのも結構昔の本なんで・・・。

 流用部品について 

CRMに限らず、ホンダの部品番号は次のようになっています。

例: 12200-GW7-000

最初の5桁の番号は主部品番号といいます。
次の3桁は部品類別番号といい、その部品の適応車種を表しています。
最後の3桁は変更を表し、一番最後の数字の変更は互換性が保証されています。
たとえば12200-GW7-000と12200-GW7-003という2つの部品が合った時、
この2つは互換性があるということです。
1、2桁目の違い、例えば-000と-010の部品は互換性は保証されていません。
一般的に数字が増えているほど、新しく設計しなおされている部品なので、
新しい部品を使った方がよいと思います。

さて流用部品ということで、話は真中の部品類別番号にもどります。
この記号は専用に設計された車種を表しています。GW7というのはCRM80の番号です。
ちなみにGW6はCRM50を表しています。

パーツリストを見ると、特にエンジンにGW6、GW7という記号が意外と少ないことに気づきます。
これはCRMが流用部品の塊であるということですね・・。

ここで他の類別記号も紹介しておきます。
CRM80 CRM50 NSR50 NSR80 MBX50 MBX80 CR80 CR80(旧)
GW7 GW6 GT4 GT5 GE2 GE3 GS2 GC4
以上が主にCRMで流用されている他の車種ですが、なんの部品を流用しているかによって
その周りの部品も流用できる可能性があります。

2002/9/15


 Hondaの良心? 

CRM80は基本的にはNSRとCR80の合体バイクなんですが、
端々でホンダの開発者の良心?という物を感じてしまいます。
CR、NSRの性能の高い部品を使えるということもそうなんですが、
CRMを市販するのに要求される以上のスペックでつくられているというのがわかるのです。

市販時には安全とか、万人向けの扱いやすさとか、コスト、環境とかでデチューンされているのですが、
明らかにそれ以上の性能を想定して作られているのです。

まず電装、点火系。NSRやCRM50にくらべて進角のない点火時期。

さらに排気系。CR80と同じ太さのテールパイプを持ちながら、中の細いパイプでパワーを抑えています。
最初から小さいサイズで排気系を作らず、
後付けで取ってくれといわんばかりの細いパイプをつけるあたり、
これをホンダの良心と言わずなんと言えばよいのでしょう。

エンジンだっって、リードバルブの取り付け部サイズはCR80と同じだし、
排気ポートはT字型2ポート。NSR50だって1ポートです。
同様のポートを持つのはレーサーのNSR ,RS 市販車じゃNSR80、250くらいのもんです。
そのポートを持つのがCRM80!。
なのになんでとろいんだあ〜。いじる余地ありありです・・・。

私のやっている改造も、CRM80をよく知って、
ホンダの良心をみつけだし、たどって恐らくは本来の姿に戻す。そういうところからのスタートでした。

2002/10/20


 部品供給について 

CRM50/80は絶版車ということもあって心配になるのが部品供給です。
ホンダというメーカーは以前に比べて部品のストックを整理してきているように感じます。
以前はそうでもなかったのですけどね。
CRM80に関していえば、この秋頃から
シリンダー、ピストンがBサイズのみしか供給されなくなってしまいましたし、
シリンダーヘッドも旧型の高圧縮ヘッドも入手困難になってしまったようです。
ガスケット類などもパーツリストに載っているものとは違う代替部品になっているものが多くなりました。
初年式の白外装の外装パーツも手に入らないという話も聞きますし、
CRMオーナーにとっては頭の痛い話です。
ただ維持していくにも工夫が必要になってしまうのでしょうね。

近所のバイク用品店でもCRM用の部品は取り寄せという事が多くなりました。
そのわりにはタイヤのチューブだけは常に在庫しています・・。
他に誰が買うんだ、リヤ14インチのチューブ!?

欠品情報、流用情報がありましたら教えてください〜。

2004/12/29


                                   
HONDA/サービスマニュアル CRM50