10月5日(水)初日、『クレイジー・フォー・ユー』広島公演観劇レポ (10月6日up)
地元広島では2年ぶりとなるロングラン公演。待ちに待った開幕当日は、あいにくの小雨模様となりました。一歩劇場に足を踏み入れると、主催・協賛団体からのフラワーアレンジメントが華やかにロビーを彩り、『クレイジー・フォー・ユー広島公演』の大きな幕が、一段とお祭りムードを盛り上げていました。水曜日の18時半開演という、初日としては比較的人の集まりにくい条件だったと思うのですが、多くの招待客や関係者に交じって、この度の公演を心から楽しみにされていたファンの姿も多く見受けられました。広島ではなかなか見る機会の少ないプロモーションビデオの前には人だかりができていて、パンフレットと一緒に「劇団四季オリジナルクッキー」をお土産として買い求める方も沢山いらっしゃったようです。この日は売店にオシャレなグラスワインも用意されていて、楽しそうなお客さんの姿を追う報道カメラマンの姿も、あちらこちらで見受けられました。
私にとっては約8年ぶりとなる『クレイジー・フォー・ユー』は、期待を裏切らない本当に楽しい舞台でした! 見所たっぷりのダンスパフォーマンスと心踊るような名曲の数々に、老若男女皆を問わず、皆さん心から笑って酔いしれたという雰囲気でしょうか。約3時間に渡る舞台の幕が下りると、カーテンコールでは温かい拍手と笑顔のスタンディングオベーションとなりました。初日という事もあって、劇場全体が歓迎ムードに包まれていたようです。
『クレイジー・フォー・ユー』は、ブロードウェイミュージカルを代表する作品です。ニューヨークの大都会と、古きよき時代のアメリカを象徴するネバダ州の片田舎を舞台に繰り広げられる、少しコミカルなラブストーリーです。ダンス好きの都会育ちのお坊ちゃま、ボビー・チャイルドを長年演じられている加藤敬二さんは、「役」というよりも「ボビー」そのものでした。今回は前から6席目と舞台に近かったこともあって、「ほとばしる汗」がはっきりと見て取れるんです。キラキラと輝いていて、これには本当に感動しました。また一方、ボビーが一目ぼれをする気の強い劇場の娘、ポリー・ベーカー役を演じる樋口麻美さん、この方も負けず劣らずの大熱演でした。「じゃじゃ馬娘」ぶりから涙を浮かべるシーンまで、すごく熱く伝わってくるものがあるんですよね。カーテンコールでのこぼれるような笑顔、とっても可愛らしかったです☆
アンサンブルの皆さんも、「脇でがっちり」この作品を固めていらっしゃるような印象を持ちました。ユーモアたっぷりのベラ・ザングラーに広瀬昭雄さん、美しいテスに有永美奈子さん、お茶目なパッツィーに池末絵己子さん、不器用なムースに川辺将大さん、ボビーの母親に斉藤昭子さん、フェミニンなアイリーンに八重沢真美さん、乱暴者だけど本当は心優しいランク・ホーキンスに牧野公昭さん、などなど、本当に魅力的な面々です。
広島公演は10月23日(日)まで上演中で、その後は待望の全国公演が決定しています。ミュージカルが大好きな方も初めての方も、心から楽しんで頂ける作品ではないでしょうか。暫くは収まりそうにない『CFY』旋風、皆さんで一緒に楽しみましょう!
| ボビー・チャイルド |
加藤 敬二 |
ポリー・ベーカー |
樋口 麻美 |
| ランク・ホーキンス |
牧野 公昭 |
アイリーン・ロス |
八重沢真美 |
| ベラ・ザングラー |
広瀬 昭雄 |
エベレット・ベーカー |
松下 武史 |
| ボビーの母 |
斉藤 昭子 |
テス |
有永美奈子 |
| ユージーン・フォーダー |
武見 龍磨 |
パトリシア・フォーダー |
加藤 聖恵 |
| ムース |
川辺 将大 |
サム |
岩城 雄太 |
| ミンゴ |
畠山 典之 |
ビリー |
石野 喜一 |
| パーキンス/カスタス |
坂本 剛 |
ジュニア |
平田 郁夫 |
| ピート |
中山 大豪 |
ジミー |
和泉沢 旭 |
| ワイアット |
関 与志雄 |
ハリー |
村中 弘和 |
| パッツィー |
池末絵己子 |
シーラ |
姚 詠芝 |
| ミッツィー |
柴田 桃子 |
スージー |
眞弓ヴァネッサ |
| ルイーズ |
大石 眞由 |
ベッツィー |
市川 友貴 |
| マギー |
伊東 恵 |
ベラ |
ソン インミ |
| エレイン |
荒木 美保 |
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