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2001年9月30日ひっそり開設
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日比野歩の日々の歩み〜Ways of Days' Trace〜
本格ミステリを語りたいサイト、のはずでした。
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朝青龍が引退したりアンタッチャブル柴田氏が休養したり新型プリウスにブレーキ不具合があったりの騒ぎをよそに、我が家では長男の胃腸風邪が1週間以上にわたって続いておりてんやわんやです。坂曲線レールと橋桁を買い足してプラレールすべり台を組んでやったのに、あまり興味も示さず元気のない様子。不憫です。
正直、あいかわらず飲み会に巻きこまれているぼくは、ほとんど無力で申しわけなかった。今までもそうだったわけですが、嫁さんが人生における自分の時間を削りとって育児に費やしていたことに気づかされました。で、その責任は、確実にぼくにあります。恥ずかしい。
以来、当日の飲みの誘いに関してはきっぱりおそるおそる断ることにしていますが、いつまで許されることか……。
ちなみに日比野家のプリウスのブレーキは今のところ効きすぎるくらいで、先代愛車のパッソとの差にようやく慣れてきたところです。ときどき、思っていたほど減速できなくて交差点で右左折するときに焦るときがありますが、これはどうみてもドライバーの技術の問題かと。あと、回生失効がもったいないという貧乏性意識も働いて、踏むべきときに踏みきれていないのではないかと思います。
先週、嫁さんが2歳と0歳の子を連れて栃木から帰還し、アパートが急に賑やかに手狭になりました。2か月半の間、生活の拠点としてきたこたつがあっさり撤去された。さんざん甘やかされていたらしい長男の増長ぶりに目を見張ることしばしば。
ぼくはというと、1日3回きちんと食事をとらせてもらえるようになって、トイレにこもる回数が格段に増えました。そういえば腸弱だった。日常が戻ってきたことを実感しております。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。仕事が忙しいくせに新年会の名目で各職場に連れまわされる生活を送っております。おかげで夕食は食べないか、やけくそに飲み食いするかの二者択一です。
そんなわけで、今年も時々はおつきあいいただければ幸せです。
雪と風の大みそか。プリウスが埋まって車が出せない、そもそも外出のために階段を下りるのも一苦労の状態です。
しかし絶食の年末てのも哀しいので、傘をさして無理やり外食に出撃したものの、徒歩圏内にある餃子の王将とラーメン屋はいずれも閉店。なんか年末年始もふつうに営業していると勝手に思いこんでいてごめんなさい。そして傘は裏返ったあげくに折れました。
とりあえず最寄りのスーパー(元日休業)で卵と牛乳とパンと冷凍食品とカップラーメンを購入して逃げ帰ってきましたが、たぶん明日も外食事情は同様だと思うと切ない。皆さまもよいお年を。
そういえば日曜日は、夕方こたつでごろごろしてるうちに寝てしまい、「黒いオリエンタルラジオ」ことパンクブーブーがM-1獲ったのを深夜のYahoo!ニュースで初めて知りました。ケーブルテレビで準決勝や敗者復活戦が観れなくなってから興味も薄れてきた。
先日。
職場の仲間と立ち飲みの串焼き屋で一杯やって、ほろ酔いで帰ろうとすると店員の方が「日本酒一合サービスしますんで、もう少しいてください」と。
聞いてみると、地元ローカルテレビ局が「立ち飲み酒場」の特集で取材に来るとのこと。おおっと色めき立つ同僚たち。
いやしかし、下戸の私としては立ち飲みは正直なところ苦痛でして、ビールケースを椅子にしてぐったりしていたところで。肉だってさんざ食べて、もう一切れだって胃に入らない(最近の細りきった食生活のせいもある)。寒いし、早く電車に乗って帰りたい……。
という私の事情に誰もかまってくれることはなく、やがてテレビカメラが。賑やかだった店内が、騒々しいという感じになってきます。撮影が始まると、すっかり上機嫌の我らが同僚、横から
「(店長に)大将、その髪型、決まってるね!」
「(お客さんに)もっと笑顔にならないと採用されないよ!」
「(ADさんに)おねーちゃん、合コンやろうよ!」
と言いたい放題。で、我々のテーブルにカメラがやってきます。この時点でぼくは、店の壁とビールケースの間に挟まって三白眼状態。ディレクター、ぼくを一瞥して素通り。ぼくがディレクターでもそうすると思う。同僚たちよ、後は任せた。気のきいたこと言ってお茶の間に雄姿を見せてやってくれ。
D「こういう立ち飲みってシステム、どう思いますか?」
同僚A「い、いいと思います!」←直立不動
同僚B「とっても、おいしいです!」←直立不動
同僚C「もう少し、駅の近くだといいんですけどね。利幅とか考えると難しいんでしょうね」←まじめ
歩「……(酒飲んで座れないなんて拷問です)」←ほぼ寝ている
当然、誰も採用されていなかった。
独り暮らしが続いて松屋のメニューをだいたい制覇して、コストパフォーマンスからいって結局は豚焼肉定食に戻ってくるなあと思いながら栃木へ赴き、母子と再会してきておりました。
で、去る12月8日、第2子出産となりました。このたびも男。
帝王切開手術が確定的で、7日か8日だと告げられていました。7日だと森博嗣氏と同じ誕生日ではないか、と思っていたところ産院の都合もあって翌日に。浦賀和宏氏と同じ誕生日ではないか。
長男のときは出産立会いの準備までしていたのに、胎児切迫仮死とかで呼び出され目の前の承諾書に印鑑押したらそのまま面会謝絶で緊急帝王切開、何の予備知識もないまま待たされた結果、わけがわからないうちに父親になっていました。低体重児で保育器直行だったので、ろくに接触できなかったし。
次男は予定帝王切開だし、まあ気楽なもんかと思っていたのですが、執刀医の先生から手術のリスクとか術中術後に起こりうる危険とかをじっくり説明されたので、悲観主義者にとっては不安をあおられることに。ははあ、血栓症、癒着、輸血、病院搬送、そうですか……。
嫁さんまで心配させちゃいけないと思い、「ま、1時間ぼんやりしてたら終わるんでしょ?自然分娩より待たなくていいからありがたいなー」などと言って手術室へ送り出して病室で待機していたのですが、これがまた1時間経過しても終わらない。話が違うじゃないか。もしかしてあれなのか、それともあれなのか。
動悸が治まらなくなり、看護師さんの小走りの足音が聞こえるたびに震えて椅子から跳び上がるのに疲弊して、途中からずっと外で立ちつくしてました。1時間て言ったのに。1時間て言ったのに。
「おめでとうございまーす。ほら見てください。元気な男の子ですよ。ぎりぎり2,500g超えてました」
産まれたばかりの子を(実は嫁さんより先に)抱っこさせてもらって、ああ、出産直後ってこんなに軽いんだなあ。長男は、これより小さくて弱々しかったんだなあ。これから、こいつなりに生きていくんだなあ。見届けてやらなきゃなあ……。
とか、長男そっくりの顔を眺めているうちに、何かもう、泣けてきて、泣けてきて。抱っこしたまま、こぼれる涙も垂れる鼻水も拭くことができずに、看護師さんに「ありがとうございましたほんとにありがとうございました」とずっと繰り返すばかりでした。もしこれが自然分娩で何時間も待たされていたら、情けないけど本当におかしくなっていたと思う。
やっと落ち着いて、嫁さんの父上や自分の職場に報告の電話をかけたのですが、「よかったなー大事に育ててやれよ」とか優しい声をかけてもらうたびに泣いてしまい、かなり恥をさらしました。
そんなこんなですっかり脱力してしまい、まだ名前を決めてやれずにいます。長男の命名時に全力を注ぎすぎたせいか、ぴったりくるのがもはや浮かんでこない。ごめん次男。そして男の子だと看護師さんは確かに言ったけど、ぼくはこの目で確認していない。
ぼんやりしてる間に新型プリウスが納車してました。5月の発注当初は考えもしなかったけど、早くもスタッドレスタイヤの心配をしなきゃいけないってどうなの。
ボーナス前の納車・納金だったこともあり、財政的に火の車となっております。まさかのクレジットカード引き落とし不能だった暁には眩暈がした。しかも、嫁さんの出産が予想よりはるかに前倒しになり、こちらもボーナス前に精算をしなきゃならない状況です。もう食費から削っていくしかない。
一方で、知人が年末ジャンボ宝くじ販売のノルマを抱えておりまして。年明けの3億円より今の3,000円が大切なぼくとしては、とても協力できる状態ではないのですが、明日は我が身。いつ、自分が売る側の立場になるか判ったもんじゃない。
というわけで、泣く泣く3,000円を払い終えたところで、同様のノルマを抱えた別の知人が。他部署に電話かけるふりをして無視すること5分、まったく動く気配がなかったので泣く泣く泣く泣く3,000円。これで年明け600円にしかならなかったら(ならないと思いますが)絶望しかない。というか既に絶望した。
もう11月か……。
嫁さんが第2子出産のため、息子を連れて北関東へ発って数日。家ではポテトチップスで飢えをしのぎ、こたつ中心に半径1m内で過ごす生活が始まっております。
朝、独りで起きられるか不安で、眠りたくても明け方近くまで逆に眠れない。戻ってきてくれるまでに1度は遅刻するのではないかと。
機本伸司「神様のパズル」(ハルキ文庫)読了。第3回小松左京賞受賞作。
就職活動がうまくいかず、単位も足りず卒業すら危ういK大学理学部物理学科の4回生、「ぼく」こと綿貫基一。不安を抱えているくせに、想いを寄せる女の子と同じ、という理由だけで、厳しいと評判の素粒子物理研究室のゼミに入ろうとするのが若い。うらやましい。
このK大学とその研究施設、「むげん」が主な舞台です。なんでも、重ヒッグス粒子を発見するためのプロジェクトとして、シンクロトロンで加速したポジトロンをメインコライダーで再加速して蓄積リングからクロスポイントで衝突させる、クロストロン方式を採用した幅約8kmの重力加速器だそうです。さっぱり判らないがすごいことだけはよく判る。
「むげん」周辺の田植えや稲刈りを頼まれて手伝ってしまうようなお人よしの綿貫くん、ゼミの教授からは飛び級入学したものの不登校がちな天才女子大生を研究に参加させるよう依頼されます。その天才美少女、穂瑞沙羅華は精子バンクからの精子提供で誕生、4歳で微積分を理解して以後は核融合や素粒子分野に才能を示し、9歳で定常核融合のハイブリッドプランを提出して「むげん」のプロジェクト進行に深く関わる存在。どうやらぼくが小説で初めて「これがツンデレというやつか」と意識したキャラクタです。
「穂瑞」「綿さん」のホームズ・ワトソンコンビが挑むのは「宇宙の作り方」。無からできた、というのが定説になりつつある宇宙。そもそも無とは何か、無からできたのなら人間にも創造することができるのではないか?
スケールの大きさと飛びかう理系単語に圧倒されながらも、丁寧な説明ですらすら読める、理系SFミステリ青春小説といった味わいです。ラストはできすぎの気もしますが、実はちょっと泣けたので★★★★。
朝5時現在でWeb公表されていた「中央線(中津川〜塩尻間)は始発から運休するけど、東海道線(豊橋〜米原間)は始発から運行本数を減らして運行するよ」というJR東海の運行情報を信じて、ずぶ濡れになりながら大垣駅へ。
駅には運休予定列車が掲示されていて、それを素直に読めば5:28発の名古屋方面列車は間違いなく運行されるはずだったのですが、結局6時を過ぎても1本たりとも出発することはなく、半泣きでいったん撤退しました。だったら最初から期待を持たせるような表現しなければいいのに。
ところで新型プリウスの10月納車は絶望的になったようです。11月には嫁さんが里帰りしてしまうので、ぼくが引き渡しをうけるためにディーラーへ赴くわけですが、ペーパードライバーとしては無傷で家へ乗って帰ってくる自信がない。
ぼくの所属する部署は担当ごとの役割分担が明確化され、ともすればセクショナリズムに毒されかねない状況にあります。
そのため、定期的に各担当の代表者が集まってランチを共にし、フランクに語り合う場が設けられました。あまり接点のない人の意外な一面が知れたりするなど、好評な催しです。
今回、ぼくらに与えられたお題は「休日のわたし」。たぶん引きこもりがちと思われている自分のイメージを払拭するため、子どもと外出することを中心に語るつもりでいこう。
「2歳半の子どもが電車大好きでよく駅へ連れていきます。新幹線やJRの地方路線はぼくより詳しいです。
あとショッピングセンターのプラレール展示コーナーに釘づけです。車両も何種類か持っているのですが、最近のやつは扉が開いたりライトが点灯したりメロディ流れたりするのもあるのですね。その代わりバックはできなくなったみたいですけどね。ちなみに彼はドクターイエローを買え買えとせがみます。
親としては線路を走ってるところを見せてやりたいので、レールや橋脚の詰まったセットを買ってやったんですが、いやぼくの方が熱中してしまいまして。自分が子どもの頃は経済的にも知能的にも思いどおりにレイアウトすることができなかったので、大人になって火がついた感じですかね。ぼくは車両や情景よりも、立体交差や分岐の織りなす構築美にこだわってます。
でね、プラレールってけっこう奥が深いんですよ。レールはご承知のとおり両端が凸と凹になっててこれを組み合わせるわけですが、てことはですよ、基本的にはどんなに分岐を大量に使って繋いでも、凸方向側から凹方向側に走らせた車両が途中どこかで凹から凸に走る、ということはあり得ないわけです!こないだ初めて気づきました!
そこで、『日比野さんのイチ押しレールは何ですか?』という質問が出ると思いますが先に答えを言ってしまうと、これはもう断然、『1/4直線レール』です!近所のアピタで3本×3セット367円!
何が断然って、この9本のうち、両端が凸凸てのが3本、凹凹てのが3本あるんです!これを使えば、たとえば凸から凹凹への分岐レールの凹と凹を繋ぐことができる、つまり凸直線凹→凸分岐A凹→凸1/4レール凸→(凹途中省略凸)→凹分岐B凸→凹直線凸と、元のルートを逆走することが可能になるのです!これでプラレールの世界は一気に広がるのです!
目下の課題は、里帰り出産を控えた嫁さんが息子連れて実家に帰ったときに、かつてのような引きこもり生活に戻るのか、それともこの隙にプラレール部屋をつくっちまうのか、というところです。しかしこれだけは覚えて帰ってください。『1/4直線レールは必須である。それ自体の幅は狭いが、これによりプラレールの幅は格段に広がるのである』と」
ということを、今まで会社で見せたことのない熱さで語ったところ、男性陣にはそれなりの理解を得られた感じですが、女性陣は目を伏せて黙々と食事中でした。どんなレッテルを張られたのか若干気になります。
・浅暮三文「実験小説 ぬ」(光文社文庫)
そこに目をつけるか、と唸らされる短編集。うーん。タイトルからは「『ぷ。』がボーリングをしている人を横から捉えた姿に見える」というトリビアの泉ネタを思い出しました。★★★。
・土屋賢二・森博嗣「人間は考えるFになる」(講談社文庫)
ツチヤ先生が普段以上に自虐的になりすぎでは、と心配になる文理対談集。お二人のそれぞれ書いた短編小説が読みごたえありました。★★★。
上司のいないときに急に社長に呼ばれて、独りで社長室へ。
今の社長は、ぼくが本社へ配属されたころの部長で、その後も引きたててもらっていたのか、別の部署でもご一緒に仕事をさせていただく縁がありました。
約10年を経て、部長と平社員だった2人の関係も少しずつ変化し、取締役と平社員、常務と平社員、専務と平社員、副社長と平社員、今や社長と平社員。引きたてて、もらって、る……?
ちなみに用件は、「君の上司が帰ってきたら、社長室へ呼んで」というものでした。うむ平社員。
息子のために買ってやったプラレールに自分が熱くなる。坂レールとか橋脚が入っているので、憧れの立体交差ができて父、大満足です。
あとは分岐をどこに設置するか、与えられたレールを、この狭い部屋でどこまで有効に使うことができるか。ううむ。

息子「とーます走ってくれたい!」←きかんしゃトーマスを走らせてあげたい、の意
未完成のまま遊ぼうと手を伸ばしてくるので、本気で怒ってしまいました。我ながら大人げない。あと、片づけなくて済む広い部屋に住みたい。
「更新しないのか死んだのか」の類のコメントをくださる方々、ありがとうございます恐縮至極です。更新しないけど死んでません、という地味な状況です。
中身の詰まっていないまっさらなPCは、ぼくの心の隙間を埋めてくれません。下世話な部分はともかくとして、まじめな話、住所録やアドレス帳の吹っ飛んだことが痛い。
痛みをこらえつつ、日本推理作家協会編「不思議の足跡 最新ベストミステリー」(光文社カッパ・ノベルス)、島田荘司「ネジ式ザゼツキー」(講談社ノベルス)を読了。
後者は「アトポス」「龍臥亭事件」「ロシア幽霊軍艦事件」で見られるような、歴史上の事実とフィクションを巧みに織り交ぜた作品。記憶を失った男が思いつくままに書いた幻想童話「タンジール蜜柑共和国への帰還」を読み解きながら、彼の求める「帰るべき場所」へ迫る、我らが御手洗潔。そこには首と胴体をネジで接続された「ネジ式殺人事件」の謎が壁として立ちはだかる!
ネジ式の理由とか、それはそうだけど何もそこまでしなくても、と思わなくもないですが、圧倒的な筆力でともかく読者をねじ伏せてしまう剛腕は今回も健在。参りました。でも犯人の処遇があんなことになってていいのか。善人みたいな書かれ方して、最後は赦されてる感じなのがどうしても納得できない。
突然ハードディスクがクラッシュするという事態に見舞われ、しばらくWebと無縁の生活を送っていました。ああ、数年かけて集めてきた、あんなデータやこんなファイルが一瞬にして手の届かない場所へ……。
そしてVista搭載の新PCがやってきたわけですが、いろんな設定を初めから行うのが年取った身には苦痛です。インターネットとやらに接続して、この日記をアップできるようになるまで数時間要した。
実は1か月ほど前、熱に浮かされた状態で新型プリウスを発注してしまいました。試乗してみると思いのほか、でかい!インサイトのほうが安心感はあったけど、息子が「ぷりうすぷりうす」言うのにつられて決裁してしまいました!
最初に見積もりをお願いした段階では、やっぱり先進的なソーラーベンチレーションシステム搭載のSグレードがいいな、カーナビもハイグレードのやつを、バックモニタもつけてね、ま免税措置もあるし楽勝かね、と思っていたのですが。
\2,850,000-
……いや、夏場しか使わないようなソーラーベンなんちゃらなんかいらない。だったらいっそLグレードでいいや。カーナビ?目的地さえ間違わない性能があれば、多少道に迷ったりするくらいのほうが人間味あふれてていいじゃない。
それでも、今ぶいぶい乗ってるパッソが2台買えるお値段です。いっそ納車は翌年にしてくれたほうが、冬のボーナスを当てにできていいのでは……(冬のボーナス、出るといいなあ……)。
森博嗣「黒猫の三角」(講談社ノベルス)読了。ははあ、シリーズ第1作からこんな仕掛けをしていたのか……。むしろシリーズが進んでからのほうが衝撃的なような気も……。
肝心要の密室トリックは、正直、そんなんありなんすか、というところ。京極夏彦「姑獲鳥の夏」を思い起こしましたが、いやでも、あの偶然がなければ、一瞬で解決しちゃってる話じゃないか。
職場で頼りにしていた先輩と後輩が異動で去ってしまうという事態に直面し、精神的に不安を抱えています。ただでさえ弱い胃腸が、ますます悲鳴を上げている。
我が家の食材の主力は、有機・低農薬食品の宅配サービスに負うところが大きいのですが、そこが取り扱う牛乳のパッケージには「65度、30分間の低温殺菌」と書いてあります。
それを見て「いや、そんなことしたら、むしろ牛乳が傷んでしまうのではないか」と疑念を抱いたとたんに胃腸の具合が。足の痺れない、洋式トイレが身近にある時代に生まれて幸せです。
そういえば、眼鏡購入のためショッピングモールを訪れた際は、たまたま
「あと30分待てばピーマンズスタンダードの無料ライブが始まる」
という状況でした。あらびき芸人の皆さま、大垣にもけっこう営業に来られているのですね。
嫁さんに話すと、以前と同様「誰それ興味ない」ということだったので
「いいか片方の人はアイヒマンスタンダードという名でも活動していて韓国のバックダンサーのペなんだよズンズンチャズンズンチャなんだよ」
と必死で説明したのですが判ってもらえず涙を呑んで退却することに。開演30分前なのに、客席にはおばちゃん一人(どう見てもただの休憩)しかいなかったことも含めて哀しい一日でした。
石崎幸二「長く短い呪文」(講談社ノベルス)読了。
「自分や妹たちに呪いがかけられているか確かめにいく」と告げて故郷の孤島へ向かった少女。その友人の依頼を受け、少女を救うために島へ渡った櫻藍女子学院高校ミステリィ研のミリア&ユリ、顧問の石崎が導きだした真相は、それはもう、それはもう……。
女子高生2人組のむちゃくちゃなテンションには、やっぱり感情移入できません。「キャラがかぶってる」という自虐的なコメントは開き直り?特に導入部のメールのやりとりや日本史談義は、正直いってさっぱり判りません。本編とつながりがあるようにも思えないし。
割とあからさまな伏線があって、「まさかこれで終わりじゃないだろうな」と警戒していたのですが、それは裏切られたので幸いでした。へー、全部ひっくり返しちゃうんだね、やるもんだね、と。
ただ、冷静になってみると、どう考えてもおかしい。つじつまが合わないとか論理がおかしいとかではなく、人間の心理の問題としてあり得ないと思います。
あの結末が事実だとして、それを実現するための手段としてそれまでの約200ページにわたる事件が存在してた、ということになるわけですが、それだったら登場人物があんな面倒なことするわけがない。というかする意味がまったくない。というかそんなこと思いつくはずがない。ただ呼べばいいだけの話じゃないか。
「最後のエピソードが語られることで、それまでの物語の大部分が無意味なものと化す」という構成は好きだったりするのですが、できれば納得できる理由にしてほしかったところです。
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