作品をとおして                                                   

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私は、女性である自分自身を通して、あえて女性ヌードを描いています。

そこには、男性が見る「女性の美しさ」「なまめかしさ」「艶やかさ」などはありません。

あるのは、ただ「女性の感情」のみです。

昨今は、女性問題が複雑化しています。

女性であるが故、感じてしまう事や、女性であるが故に、置かれてしまう状況など、

女性という枠を外しては語れない問題も多々あります。

女性から見た視点でひも解かなければならない問題もあるでしょう。


私の周りにいる女性は、みんな生き生きしています。

自分を信じ、自分の道を歩く女性が多くいます。

そんな女性たちに、私は多くのインスピレーションをもらうのです。



私は女性なので、男性の目にはなれません。

女性ヌードを通して、私は自分自身の「女性としての感情」を表現しています。

銀箔を一面に貼っていますが、「銀」とは「女性原理」を示すものです。

その中でうごめく女性の裸体。

そこには言語はなく、ただ擬音語しかないと私は思います。

言葉にすると、男性には理解できない「女性の感情」が表現できないのです。

そして、男性に理解されなくていいんです。

女性の心の奥からのうめき声を、私の絵から感じていただければ、幸いです。