シンデレラストーリー 

スタッフ、キャストなど詳細は公式HPにて!

Story

ACT 1

むかーし昔、とある王国のお城から物語りは始まる。お城の中では王様や王妃様まで巻き込んで、王子チャールズの捜索が行われていた。
この国を援助してくれるだろう、マイティー王国の王女ローズマリーとのお見合いの席から、王子が逃げだしたのだ。
宮廷大臣ピエールを筆頭にした捜索部隊の説得も、「本当の愛」が分からないと悩む王子の耳には入らない。(♪本当の愛*王子)
 そんなお城の騒ぎとは無関係な庶民の世界でも、毎朝恒例のドタバタ騒ぎが起きていた。
騒ぎの主は母ベラドンナとオードリー、ジェシカの娘2人。お人好しの父シャルルと再婚したベラドンナは、この家の主の座を奪い夫を出稼ぎへ。
一人娘のシンデレラを女中としてコキ使っているのだ。朝からお茶の支度に掃除、衣服の支度とわがまま放題。(♪働きなさい、シンデレラ*ベラドンナ/オードリー/ジェシカ)
せっかく帰ってきたシャルルの事も「お土産がない」と責める始末。
 そんな騒ぎの中、パーティの知らせを持ってお城からの使いがやって来る。
「国中の年頃の娘は全員出席するように」と。(♪娘さんよく聞けよ*ピエール/部下達)
狂喜乱舞する継母と娘2人。早速ドレスを新調し、美容院にエステと張り切り出す。パーティを夢見るシンデレラに家事の一切を押しつけて。(♪パーティ*シンデレラ)
 沈み込むシンデレラを慰めるのは台所のネズミたちだけ・・・(♪泣かないで、シンデレラ*チュウ太郎/チュウ1子/チュウ2/チュウ3)
しかし、必死に慰める声も、パーティに必要だとダンスを教えようとしても(♪ダンスレッスン*チュウ太郎/チュウ1子/チュウ2/チュウ3)シンデレラにはネズミたちの言葉が分からない。
 その頃、困惑する王子に、王様、王妃、ピエールたちが説得を続けていた。(♪王子の結婚は、わが国を救う
*王様/王妃/ピエール/部下達/宮廷の人々)
そして、それが「政略結婚」でも、愛はきっと生まれる、私達のように、と王妃が説得を続ける。(♪本当の愛ー王と王妃の場合ー*王様/王妃)
 支度を終え、パーティに向かおうとする継母達。(♪私は勝つ!*ベラドンナ/オードリー/ジェシカ)
そんな継母に大切な招待状を破られ、ますます落胆するシンデレラのもとへ、(♪パーティ リプライズ)不意に奇妙な訪問者が現れる。
「愛の魔法使い」を名乗るその男は「パーティに行きたいんだろ、シンデレラ。さあ、パーティに行こう」と、不思議な力で彼女を変身させ始めるのだった。(♪奇跡は起こる*魔法使い)
「どうして私を?」いろんな疑問をぶつけるシンデレラにその男は静かに「ある約束」を語る。(♪君を忘れない*
魔法使い)

そして、華麗に変身したシンデレラを勇気づけ、送り出す。ただし、ある制限をつけて・・・。
(♪奇跡は起こる リプライズ)

ACT 2

 お城には次々と豪華に装った招待客が集まって来る。
だが、その舞台裏では、ゴネる王子をピエールがなだめていた。
「僕には本当の愛が分からない。」苦悩する王子にピエールは言います。「王子、愛は待つものではありません。探すものです」。(♪本当の愛リプライズ)
渋々会場に出向いた王子は、オードリー・ジェシカ姉妹の暴力的なダンスに振り回される憂き目に遭うが(♪舞踏
会*インストゥルメンタル)
その直後、魔法で美しく変身したシンデレラに出会う。
その瞬間、周りの人々は消え、2人だけの世界が広がる。王子もシンデレラも、それが運命の人、本当の愛だと気付いていた。(♪Destiny*シンデレラ/王子)
 だが、魔法使いの魔法は深夜12時までしか効力を保つ事が出来ない制限つきのもの。
12時の鐘が無情にも2人を引き裂く。慌ててお城の大階段を駆け下りたシンデレラは、途中でガラスの靴を落としてしまう。
運命の人に出逢えたシンデレラと王子。切ない夜がふけていく・・・(♪あなたに逢いたい*シンデレラ/王子)
 翌日から、ピエールは王子の命を受けて、ガラスの靴の持ち主を探すべく街を探し回ることに。
(♪ガラスの靴の持ち主は?*ピエール/部下達/チュウ太郎/チュウ1子/チュウ2/チュウ3/街の々)

王子が「この靴を履いていた女性と結婚する!」と宣言したのだ。
とうとう、ピエールの一行がシンデレラの家へとやって来た。
いやな予感のする継母ベラドンナはシンデレラを閉じ込めてしまうが、ネズミたちや魔法使いのお陰で、シンデレラはガラスの靴に足を・・・。
幸せはもう目の前に。。。しかし。

 お城の一室にとおされ、王子を待つシンデレラ(♪あなたに逢いたい リプライズ)に、お城のネズミたちも大歓迎。(♪お城にようこそ、お姫様*チュウ之丞/仲間達)
しかし、シンデレラを待っていたのは王子ではなく、王様と王妃。
1年程旅に出て欲しい、王子の前から姿を消して欲しい、とお金の入ったカバンを差し出す。
愕然とするシンデレラ。
そんなシンデレラに、王妃は、結ばれなかった過去の恋愛経験を語る。それは王様にも話していないことだった。
そして、本当に愛しているのなら、王子の為に身を引いて欲しいと伝える。(♪これもひとつの道*王妃/王様)
悩み苦しんだ末、そのカバンを受け取ろうとするシンデレラ。
チュウ之丞の「そんなの本当の愛じゃない!愛を貫くチュウ!」という言葉も届かない。
そんな瞬間。
「こら、ネズミ、僕の服を返せ!・・・あなたは・・・。」
ネズミの仲間達の仕業で、王子がその場にやってくる。
やっと再会し、見つめ合うシンデレラと王子。しかし、近づこうとする2人を前にして王妃が静かに告げる。
はっとして心にもない事を口走り、去っていこうとするシンデレラ。
そんなシンデレラに回れ右をさせる「ガラスの靴」。抵抗するシンデレラ。追いかけようとして、止められる王子。
お互いの「本当の愛」も引き裂かれようとしていたその時、1人の老婆が現れ、「シンデレラの秘密」を伝える。
‘立派な出を示す家系図’
それは、最後の「難問」を解決するには充分な「魔法」だった。

初演はここで「ハッピーエンド」でした。
が。再演「シンデレラストーリー」には続きがありました。

ここでシンデレラは必死に言います。
「私は、そんな高貴な出ではありません!それは偽物です!」
それに驚く老婆@魔法使い。
「ちょっとストップ!」
そして隅っこで(?)二人は話し合います。

頑として譲らないシンデレラ。
そして、そんなシンデレラを前に「本当の愛」に出逢っただけではなく、大切なことに気付いた王子。
そんな王子の「本気の思い」に、王妃はとうとう首を縦にふりました。
「これからのこの国の財政はピエールがなんとかしてくれるでしょう。」

2人は喜び、愛を語る。再び2人だけの世界が広がる。(♪Destiny リプライズ) 
 そして・・・(♪結婚式!*全員)

(初演レポを元に、自分なりに作成してます。)※(♪ミュージカルナンバー*歌う人)です。


♪レポ?とりあえず、初演との違いなんぞを思いつくまま。
(初見より。 2005.5.28マチネ ル・テアトル銀座にて観劇。座席3列10番)

#まず、舞台そのものがかなり狭い感じで、回り舞台がなく、高さもあまりなかったです。
ベラドンナ達の部屋のドアが上下したり、真ん中付近の数段の階段が半分に分かれて左右にはけて別のセット(シンデレラ家のテーブルとか)が出てきたり、といった感じでした。
なので、王子がもう一体の「鎧の置物」を投げる時、すぐに黒子さんがその鎧をキャッチしてはけていったり、踊るにも制約があったりで、ちょっと「うーん」と思うこともありました。
オケピも通常の位置には作れないので、客席からは見えない(下手奥の階段の下)所にありました。

まずは開演前の王子探しです。客席にわらわらと「王子〜!」と衛兵たちがやってきます。でも、いつまで経ってもぴーちゃん(注:ピエール)が現れません。
と。舞台からカーテンをめくって登場。それと同時にカーテンが開き、王室が。
ちなみに、ぴーちゃんの髪は茶髪で(笑)巻毛のエクステンションに、赤緑のリボンでした。

王子を探し回ってる時ですが、ドサクサに紛れて(?)王妃が鎧を被った王子をいじっていて、普通に立っていたはずの鎧姿の王子がいつの間にか「アイーン」の格好になっていたり、ビートたけしさんの「コマネチ」の格好に変わっていたりしたのは面白かったです。

さてさて、シンデレラの家。
なるしーベラドンナはもうしょっぱなから爆裂でした!
あれ?ベラドンナ達の部屋の位置、変わってる?下手だったベラドンナの部屋が上手になっていたような気が・・・。

ベラドンナがシンデレラ父を地下に押し込める時、台詞が「まっくろくろすけの気持ちになりなさい!」に変わっていました。
「くろすけになあ〜れ〜!」
そしてその敵を威嚇する猫のような(?)ベラドンナに私は爆笑してました。

「私の方がキレイよ!」大喧嘩してる姉妹を一喝するベラドンナ。その手にはパンティ…しかもなぜかあやとりをしてました^^;

「娘さんよく聞けよ」舞台が狭いせいでしょうか、もうちょっとダイナミックに動くぴーちゃんでもよかったかなあ。

それにしても、ピエール・・・。(招待状を貰おうとする)ベラドンナの手をバチン!と叩くところや、「いいですね、出席するんですよ」とシンデレラに言ったのにベラドンナ達が「は〜い」と言った時の、振り返った時の表情ったら・・・^^;
えらい唇がひん曲がって(?)いてすごく面白かったです。

王様&王妃の愛の世界(?)ですが、私の大好きな「ぴーちゃん日替わりネタ」が無くなっていたようでした・・・(-_-;)
あれ、大好きだったのになあ。
ちなみに初演では紙ふぶきが舞っていて、それが次のシンデレラの家のシーンになると、帰ってきたベラドンナが「こんなにちらかして。」という台詞になったのですが。
今回は紙ふぶきではなく、シャボン玉になっていたので、次のシーンでは「洗濯の後」ということになっていました。
「洗剤も高いんだから使いすぎないでよ!!」BYベラドンナ。

で。
そのシーンでふと「ゴミ箱」に目がいきました。なんか「出てる」んです。どう観ても「招待状」っぽいのですが・・・(汗)
恐らく、本当は「魔法」で復活するはずの「招待状」がなぜか出てしまっていたのではないかと・・・(笑)
いつの間にか引っ込んでいました。多分、ちひろさんが押し戻した(?)んじゃないかと思うんですけど。
あぶない、あぶない。

両手いっぱいの買い物を抱え、部屋に戻るベラドンナ。初演は「めっ!」(?)という謎の(??)言葉でなぜかドアが開きましたが、今回は「ただいま。」でした(笑)
どーゆー構造してるんですか、ベラドンナの部屋は・・・^^;

チュー乃丞の登場は確か、雅楽の音真似か何かしながら、非常にの〜〜〜んびりとした話し方をしていて、その横でチュウ太郎はイライラしながら「巻き」の仕草をしていました。
あ、そうそうちょっと戻りますが、ねずみの登場のシーン。
舞台が狭いせいか、もともとオケピが舞台奥下手にあるため、初演のように下からにゅっと出てくることが出来ず、脇からささっと舞台正面下に移動してました。
それはしょうがないのですが、舞台上ではシンデレラが「パーティ」を歌っているのに、私の後ろのおじさんがそれに気付いて隣の奥さん(?)に話してて、笑ってたんです。
いくらコソコソの一言二言でもがっかりします。
そのおじさんはそれだけでなくまあ、ちょっと「ええ加減にせえよ(-_-#)」の人だったんですが、やっぱりそういう演出だと、中には(特に子供とかは)そういう反応しちゃうような気がして、それはいいのかなあ?とちょっと疑問。

そして魔法使い登場。
「かぼちゃを持って、その真ん中の中央に立ってくれ・・・真ん中も中央も一緒だ」
…閣下、自分ツッコミOKです(笑)

チュウ太郎が着替え・・・いや、もとい「変身」するシーン。
今回は出入りの「ドア」を開けると楽屋部屋みたいな状態になっていて、開けたドアの内側には「Mr.Tyutaro」(かな)の紙が張ってあり、左側は衣装がかかってありました。

あ、魔法使いの「呪文」は「ね丑寅兎・・・」の干支や「どうするアイフル・・・」でした。

そして、「かぼちゃの馬車」。とってもかわいいメルヘンな馬車になってました。


二幕。
冒頭のぴーちゃん&王子のシーンです。
私はここでどうしても「それはどうなの?!」と思うことがありました。
女官の1人が「あ〜」と泣きながら去っていくシーンなんですが。(それを観てピエール達は王子をからかう。)
今回、その女官が王子を「パン!」と平手打ちして泣きながら去っていくんです。
(なぜ女官が泣いているか)分かりやすいっちゃ、分かりやすいんですけどね。
どう考えても、女官が王子を叩くなんて有り得なくないですか???不自然すぎ。私的にダメだし(笑)

その「アドリブ」(?)シーンですが、浦井王子はまだとまどってる感じでした。
ぴーちゃんの一方的な(?)攻めに、返せずにいました。
この日のネタは「ウルルン」ネタ。「私だって観てましたよ!」とぴーちゃん。
「キーワードは?」(ぴーちゃん)「ふんどし。」(王子)。・・・これはびしっと決まりましたねえ。おかしかったです!
そんなぴーちゃんは、「お城の外の出待ちがどうの・・・」とか「私が死ぬ時・・・」のリアクションが松田優作ばり(?)だったり(そのリアクションの一部が「ファンタスティクス」のなすびさんに思えたのは私だけかもしれん・・・。)全開でした!
でもですね。
浦井王子、おちちゃってました(笑)
客席に見えないように笑いを堪えてる王子を、ぴーちゃんはまた自分の方を向かせてしゃべりまくり。
「飛び込むのです!」とパーティが開かれても、その表情はなかなかすぐに戻れず。
戻ったと思ったら、王様に何やら話しかけられたらまた表情が崩れて。
苦悩する王子の表情が観られなかった気がしました。それが残念。
王子はこの後のベラドンナの「追っかけ」後にもおちかけてましたからねえ。(まあ、確かにあのベラドンナの「犬」以上の何か(?)にはお腹がよじれそうになりましたけど。)
浦井王子、がんばれ〜!!ぴーちゃんの目を泳がせる位の、なるしーさんを吹き出させる位の切り返しを期待してます〜!

パーティのシーン、ベラドンナ&ピエール。
途中までは初演とほぼ同じ。(腕を捻られたり、胸をもまれたり^^;)ですが、上手に移った後、更に過激に(汗)
四つんばいになったピエールのお尻を叩くベラドンナ。
叩かれる度、「一回〜!」「二回〜!」と回数を数えるピエール。五回を数えた所で、お尻を撫でるベラドンナ(笑)
・・・あのう・・・怪し過ぎ(笑)おこちゃまも観てますよう。

12時を過ぎて逃げるシンデレラを追う王子一行。
「御用」の提灯で階段を駆け下りる衛兵達ですが、最後の1人の提灯には横文字が・・・。「Free」かな?自信ないんですけど・・・あれっ?と気になりました。
あの「御用提灯」、好きだなあ。

「ガラスの靴の持ち主は?」ぴーちゃんが、専用スタンドマイク(?)を持って、不敵な笑みで(?)客席を見ます。
そして、ゆっくりそのスタンドマイクを持ち上げると・・・。その底には「P」のキラキラした文字が・・・(笑)
名前入り(?)のスタンドマイクを持つまでになったのね、ぴーちゃん(ばく)
舞台が狭いせいか、ラストは下手持つまでになったのね、ぴーちゃん(ばく)
舞台が狭いせいか、ラストは下手階段の辺りまでおりてきて「次、行ってみようか」でした。

ベラドンナに閉じ込められたシンデレラが、魔法使いにより助けられるシーン。
ドアを開けた時「シンデレラ」になった魔法使いが何食わぬ顔でやってきますが、その時の「シンデレラ」が変わってました。
今回は、すごく分かりやすく「魔法使いのシンデレラ」になってました。(口調が男らしくて(?)明らかに別人みたい。)

シンデレラが靴を履こうとするのをなんとか止めようとするベラドンナ。そのベラドンナを羽交い絞めで止めるピエール。「このキチガイ〜!」・・・そこまで言いますか、ぴーちゃん^^;

そして、ラスト。ここが大きく変わってました。
初演は老婆@魔法使いの用意した「高貴な出を表す家系図」で「身分の違い」という壁を取り払い、めでたしめでたし、でした。
でも、確かにその時はよくても結局嘘な訳ですから「それはどうするの?」とか「やっぱり身分の差はどうにもならないってこと?」とかいろいろ「?」はあったのが事実でした。
それが今回。

「私はそんな高貴な出ではありません!」
シンデレラは毅然と否定します。そして、その老婆が魔法使いだということも見抜いていました。
そんなシンデレラに魔法使いは焦ります。
「ちょっと、ストップ!!」(←王子や王様達に^^;)
そして隅でこそこそ話し合います。
「初演はこれでおさまってたんだ」(?)と説得する魔法使い。
でも、首を縦に振らないシンデレラ。
そして、そんな中、王子は自分を恥じます。
「貴方が貴族と聞いて一瞬ほっとした。こんな私を責めてください。」
そして、王子は「貴女が旅に出るというのなら私も一緒に行きます」と。
そんな王子に、王様はひっくり返ってしまいますが(笑)王妃は凛として王子を見ています。
そして。
「旅に出るのは許しません。・・・(このお城を)シンデレラに案内してあげなさい。」
喜ぶシンデレラ&王子。
「この王国の財政はピエールがなんとかしてくれるでしょう。」そんな王妃の言葉に「はいっ!・・・えっ!!」と焦るピエール(笑)
「・・・なんとかならなかったらどうするかなあー」と呟きながら、王妃は去っていくのでした(笑)

・・・私が気付いた「変更点」などはこんな感じでした。台詞まわしなど言葉は正確ではありませんが、こんな感じだったという雰囲気だけでも伝えられればと思います。

全体の感想はまた改めて。