TEAM-NACS全国公演 COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ


脚本・演出:森崎博之
キャスト:TEAM-NACS(森崎博之・安田顕・佐藤重幸・大泉洋・音尾琢真)
※ご注意※
STORY、ネタバレを含むレポは9月にUP予定です。なぜ?と言いますと↓

「また今回は雑誌やテレビで沢山取材して頂きましたが、内容や配役についても、御覧頂く方が劇場で最大限お楽しみ頂けるよう、

大泉がベートーベン。

以外の内容、配役、ストーリーについては一切話していません。
どうか、みなさま観劇後、インターネットなど公の場で感想や粗筋を話されませんようご協力下さい。」
(CUE公式HPダイアリーより抜粋。)

というリーダー(森崎さん)のお言葉に従うためです。迷ったんですけどね。
「観れない人」も沢山いるわけですし、せめてどんな話なのか知りたい人もいるかも知れない・・・と。
「注意書き(ネタバレありますよーとか)」つきでUPしようかとも思ったんですが、やっぱりやめときます。
そんなわけで、感想を少し。
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2005年6月24日(金)名古屋アートピアホールにて観劇 座席1階9列22番

このホールは初めてでしたが、綺麗で段差もしっかりあってとても観やすいホールでした。
座席はセンターブロック上手寄り。肉眼ばっちりでした!

大泉さんを始め、皆さんが登場された時、「んあぁ〜生ナックスだあぁ〜」(リーダー風。←謎)と初めて拝見するナックスの面々にいささか興奮しそうになり(笑)その姿を目に焼き付けるのに精一杯な私(笑)
いかんいかん、冷静に観なきゃ・・・。
それにしても出だしからワクワク&爆笑(安田さん・・・^^;)なのでした。

物語の流れが結構分かりやすくて、初めて観てもすんなりついていけました。
勿論話はフィクションなのですが、実在した人物が出てくるので、「実際はどういう人だったのかな?」と興味を持つ位、それぞれが愛すべきキャラになっていました。
シリアスと笑いの部分もバランスがなかなか心地よかったし、最後はポロッと泣けました。
もう一回観たいなあ、と素直に思いました。
これならば、「水曜どうでしょう」のファンでなくても、「タレント:TEAM−NACS」のファンでなくても楽しめるのではないかと思って、そう思えたことが嬉しかったです。

そこが一番心配だったんです。
私はナックスのファンですが、私の中で「タレント」と「役者」は別ものなので、初めて生で観る「役者ナックス」を楽しめなかったらどうしよう?と思ったし、友人に「面白かったよ!」と薦める気持ちにならなかったら寂しいなあ、とか、客席のノリはどうなんだろう、とか^^;いろいろ心配しちゃって、始まる前はなまら緊張してドキドキしてしまいました(笑)
お蔭様で観劇マナーも大丈夫だったし(なんの心配だ)笑いどころでどっと爆笑になっても、その後のシリアスシーンになると空気が戻って、後半の静かなシーンではホントに客席もシーンとして引き締まったいい舞台でした。
ナックスと客席の相乗効果みたいなものを感じました。
「今まで一番って言う位楽しめました。」と言った音尾さんの言葉、嬉しかったなあ。

さてさて、それぞれの印象ですが。
まずシゲさん。
前半のキャラ作りがちょっと(性格的に)危ない感じに観えてしまって、それがいいのかどうかちょっと判断出来ませんでした。
でも、普段人前で見せる姿と心の中の想いが溢れた時の激しさが印象的で、また成長していく様も自然に観えたのでよかったです。熱い演技をする人だなあ、と思いました。
私としては、部分的にもっとぐっと押さえた演技も観たいなあと思ったんですけどね。
なぜかというと、必死に押さえぐっと我慢し、でも溢れてくる感情というものに私が弱いからです(笑)
安田さん。
怖かった〜。面白かった〜。
その表情といい、声といい、ぞくっとしました。もっと陰にぞくっとさせてください(笑)
そしてラストのお茶目加減にはホントに爆笑してしまいました。
正確に言うと「泣き笑い」状態になっていたんですけどね。どうしてかはネタバレになるので書けません(>_<)
音尾さん。
この人は若い人から中年まで(?)自然にこなしちゃうんですねえ。
口調や表情や仕草で本当に「その人」に見えてしまう。ますます楽しみな役者さんです。
私としては「明るさ」と後半の「絶望」の落差がもっとあってもよかったかなあ、もっと放心状態でもいいかなあ、なんて。
大泉さん。
愛しいベートーベン像でした。
途中ツッコんだりボケたりして笑いを取るシーンが何度もありますが、あくまでも「ベートーベン」としてのキャラを崩さずに結果的に笑いをとってる感じで、流れを壊すことなく笑ったりじーんとしたり出来ました。
これってリーダーの脚本がそうしてるんでしょうけど、大泉さんって「間」がいいんです。特に笑いの「間」。改めて感じました。
あと、ベートーベンの心境の変化が自然だったし、年月もすごく感じました。すごくよかったなあ。
指揮さばきも、表情もぐっときました。
DVDやTVでしか観たことはなかったのですが、こんなに繊細な演技をする大泉さんを観るのは初めてかも・・・。
「リーチのリーに、ダーリンのダー」(謎)のリーダーは(?)やっぱりキャラもリーダーなんですけど(笑)不思議とそれが心地よくって、ナックスには必要不可欠だなあ、と感じました。
あと、そんなリーダーがふと見せる押さえた演技ってとってもぐっときて思わず涙がポロッと出るんです、私。
後半なんて泣き笑いでした。切ない気持ちの中、リーダー演じるそのキャラに救われた部分もあり、なかなかよかったです。
あったかさが出てた気がしてほっとしちゃいました。

そうそう。
セットを観た時、東宝ミュージカル「モーツァルト!」みたいだ・・・偶然か?と思ったのは私だけでしょうか(笑)

5人ってすごいいいバランスだなあと改めて感じて、ますますナックスが好きになりました。
・・・それにしても、ネタバレせずに感想書くって大変^^;