そして誰もいなくなった

【出演者】
ロンバート/山口祐一郎
クレイソーン/匠ひびき
沢田亜矢子・天田俊明・今拓哉・金田賢一・長谷川哲夫・中島ゆたか・井上高志・野本博・三上直也

※キャスト、ストーリーなどはココから確認ください。

2003.11.8(土) 新宿シアターアプルにて観劇 座席補助5(実質19列目の下手)

始まる前。匠さんと祐一郎さんの声が響きます。
「あ、こっち、こっち」ガサガサ・・・「おい、そのコンビニの袋の音、うるさいよ」
「はーっくしょん!!」「もう・・・ただでさえ貴方のくしゃみ大きいんだから」
「trrrr・・・はいもしもし。その件はですねえ」「ちょっと、その電話!」「はい、分かったよ。マナーモードっと・・・」
「違うでしょ!切るの!」「えーでも、もし仕事の電話が入ったら・・・」「私と仕事、どっちが大切なの!」
・・・もうお分かりですね。観劇中の注意事項を「カップル」の2人がドラマ仕立てにしてるというわけです。
結構、面白かった!

ミステリーものってそんなに好きなわけじゃない私ですが、これは結構楽しめました。
前半は、まずロンバートとクレイソーンが2人でやってきます。
その後に他の見知らぬ人達がやってきて、お互い挨拶して・・・という感じ。
祐一郎さんは度々笑わせてくれます。
ク:「まあ、男は30代からとでも言いたそうね。」
ロ:「いや、男は40・・・(すでに笑いが)いや、47、8からかな。」(爆)
クレイソーンが好きなロンバート、クレイソーンをナンパするマーストン(今さん)に対抗意識を出します(笑)
2人が座っているソファの真ん中に腰をおろしたり、いろいろやってます^^;
で、壁にかけてある「10人の兵隊さん」に気付き、それに合わせてロンバートがピアノを弾き、クレイソーンと歌い出し、
マーストン(今さん)が横やりし(?)クレイソーンとその曲に合わせて楽しく踊りだす、というシーンもあり。
ロ:「2人で楽しく歌ってるのに。」「なんだかな〜」と言いながらピアノを弾いてます。
祐一郎さんが最初に歌いだすとき、私はてっきりあの美声をもうこんな早くに聞けるのかと思ってワクワクしたら、
「10人の兵隊さんが〜♪」と音楽も軽けりゃ、歌声も軽い(笑)ずっこけました^^;
こんな感じで、山口ロンバートは、マイペースで飄々としました。言い回しも時折結構軽く。
「誰か武器は持ってないのか!!」という声に、「持ってるよ〜」とピストル出したり。

物語が進むにつれ、勿論緊張感が高まっていきます。
それぞれの「罪」が暴露され、兵隊さんの人形が減るのと同時に「10人の兵隊さん」の歌どおり、1人、また1人と死んでいく。
ちなみに、最初に死んだのは(1幕)この人でした。(この先の下線も含めネタバレ注意。)
お互いがお互いを疑い、1人、また1人と死んでいく。5人目は寝ていたと思っていたこの人
それに気付くと、山口ロンバートは悲しみながらピアノの前に座り、「レクイエム〜♪」と歌いだします。間違いなく美声です(笑)
会場は咳一つせずシーンとしてたなあ。
それ程、「さすが祐一郎さん・・・」とその歌声にうっとりしちゃったって感じでしょうか。

いつ何時何をされるか分からない。食べ物を取りに行くのも、何をするのも容易ではない状況。
ある人が、自分の食べる分を取ってくるといって、戻ってくると周りが身体検査をします。足や胸を触って。
そこで、祐一郎さんは後ろにいたのですが、その人の股の間から手を出して股間を触るというおばかっぷりをしていて^_^;爆笑をかっていました。
前半ならまだしも、後半でも笑いを取るなんて・・・いいのか、それ(笑)

3幕目で、残ったのは3人。犯人はあの人だと、死んだふりして俺達を襲うかも、と一致団結、昨夜までのヒステリックなパニック状態とはうって変わって穏やかな空気。
しかーし、その内の1人が襲われた。そして、あの人は本当に死んでいた。
パニックになる残りの2人。そして、お互いを疑い、ののしり、倒そうとする。
そして・・・。

こんな感じでした。
結構、祐一郎節満載?
3幕って、ありなんだけど、高まった緊迫感がちょっと取れちゃって、次の幕に入ると客席も緊張感も結構だらけてて戻るのにちょっと時間かかる気がするんだけど^_^;
特に、隣に座ってたおばちゃん達。音楽始まったらしゃべるなよ。始まってから何度もバックのファスナー締めるなよ(苦笑)