東宝ミュージカル「エリザベート」

主なCast

エリザベート:一路真輝
ルキーニ:高嶋正宏
マックス:村井国夫
エルマー:繩田晋

本日のWキャスト
2006年5月3日ソワレ☆初日 座席1階J列22番 

初の日生劇場Ver。
舞台が狭いこともあり、ちょこちょこと演出が変わっていました。
特に、ルキーニの登場が客席に降りた下手だったり上手だったりしました。
「舞台は暗転のままなのに声がする。」なんて一瞬驚きました(笑)

キャストの方々。

一路さん。
「私だけに」は何度聞いてもぞくっとします。もう、エリザそのものって感じが私にはしてしまいます。
あ、少女時代の側転がなくなってました。

高嶋さん。
「バートイシュル」の登場で、なぜ草木の置き物みたいなものを抱えてきたのでしょう(笑)
思わず笑いそうになってしまいました。
その後ろから「んもう〜!」と言いながら荷物を運んでくるシシィ。
なんだか微笑ましい風景でした。
言い回しも豊富だし、もうすっかりルキーニを自由自在に生きてるって感じがしました。

武田トート。
初参加の方です。
出だしでは一瞬ドキッとしましたが、それ以外はなかなか声がよく出てました。
高音も出る方なんだな、と。力強くてなかなかだったのではないでしょうか。
ナンバーによってはちょっと声質が硬く感じたところもありましたが・・・。
歌以外の部分では、初日ということもあるのでしょうけど、少々仕草がぎこちない部分も。
歌もそうですが、時間を経るごとに堂々としてきた感はありました。
私の元々持っているイメージ…闇の帝王としての支配感や、人間とは違う雰囲気とか、
エリザやルドが思わず寄り添ってしまいそうになるような存在感としては薄かったかなと感じでしまったのですが。
闇の帝王というか、やんちゃなその息子みたいな感じというか、小悪魔な感じ。
いろんな意味で、今のエリザとのバランスは正直厳しいかな…。と感じてしまったのは正直なところです。
(今までのエリザベートを引きずってしまっているせいかも知れません。)
ただ誤解の無いように言うと、「武田トート」としては充分成り立ってると思います。
今までにないトート像で新鮮でした。かなり個性的なトート。
それ故に、こればかりは好みもかなり分かれる気がします。こればかりはご勘弁を・・・。
これからどう変化していくのでしょうか。私はもう観れませんが・・・。

衣装ですが、ただでさえ小柄なのに、ぴったりした衣装中心っていうのはどうなんでしょう?
あの一路さんが少々ふっくらして観えちゃいました^^;
カフェのシーンの赤いコートにはびっくり。(膝上の一見ベルベット系なコート)
余計小柄に観えちゃって…。
まあ、これも好みですけど。

「最後のダンス」は基本、内野トート系でした。最後のハイDもあり。
ドクトルのシーン、コートを脱がずに広げたままエリザベートに迫っていくのが色っぽかった。
そして、動揺するエリザベートを尻目にベットに腰掛けたままくっと笑ってる仕草。
このシーンはなかなか好きです。
「闇が広がる」ですが、離れて歌う事も多く、近付いた瞬間、ルドが立て膝でトートにしがみつき、その後ルドが立て膝のままトートの前で歌うという感じでした。
その後もつかずはなれずみたいな感じで…。ルドはよく立て膝で歌ってました。
キスシーンはかなり浦井ルドが反ってました^^;

私が特に好きだったのは、寿さんや禅さん、浦井さん。

特に寿さんがめっちゃ良かったです。「ゾフィの死」では少しうるってきちゃいました。
感じたのは、前回は初風さんに近い(似てる)ように思ったんですが、今回は寿さんオリジナルって感じがした事。
代役ではなく、Wキャストとしてとても印象深かったです。

禅さん、歌い方が少し変わったかな?
青年フランツが以前より「大人」な感じがしたんですけど…。
芝居とかも少し変えてた気がします。
「あなたが側にいれば」で、シシィが「束縛されず…」と笑顔で歌った瞬間、それまでニコニコしていたフランツが瞬間、はっとしたようにシシィから目をそらして意を決したように「皇帝に・・・」を歌いだすシーンが妙に印象に残っています。
恋する1人の青年と、自分の置かれている立場に戻った時のギャップが、表情や歌声から伝わるようでした。
歳を重ね、エリザベートを恋しがるように歌う声は艶っぽくて柔らかいし。
ルドルフとの対立では、頑固さと怒りで迫力あって。
いろんな声色を持ってて、芝居も繊細だし、本当に好きだなあ、禅さん。
いろんな意味で心地よいです。
あ、「悪夢」の「やめろ〜!」はやっぱり私のツボです(^^)

浦井さんは、声が少し太くなったかな。
すごく落ち着いた大人なルドでした。
相変わらず高音も伸びやか。
トートダンサーズとかに翻弄される時は目がいっちゃってた気が(^^;)
「もう少し大人なルドルフを見せてくれ」
そう言った内野さんの言葉どおり、進化を遂げてるように感じました。
あ、ミルクでもお顔がはっきり♪斜めにかぶったハンチング帽が素敵でした。

そして、繩田エルマーに注目。
若いながらも力強く真っ直ぐなエルマーでした。とてもよかったです。
これからも期待しています。

あ、はるぱぱは無事、馬車を…(笑)
それはさておき(笑)「女には女を」では胸のリボンを手でくりくりしたり(笑)むっつりスケベ具合がなかなかお茶目でした(爆)

カテコ、かなり盛り上がりました。
みんな、武田トートを盛り上げていたという感じ。
その武田トートは、かたーい挨拶をしてました。
「大役を仰せつかって…」と。
きっといろんなプレッシャーの中、一生懸命取り組んできたんでしょうね。
周りのカンパニーの暖かさからもそれを感じました。
・・・まあ、その硬さが逆におかしくて一路さんも客席も笑っていましたけど(^^)

その後一路さんが、新しく生まれた武田トートと共にまた新しいエリザベートを、みたいな話をして、
「明日初日を迎える山口トートも、新しく生まれ変わり…(客席、笑。)…ことを信じて…(客席、爆。一路さんも笑。)」
には私も吹き出しました。

あ、パンフ、買いですよ♪←私としては。
2000年からの写真もあります。
私は、初演の「王冠を落としたらしい〜♪」辺りの黒い衣装の井上さんがツボでした(^^)
小さいながらも、この写真を載せるなんて!
何度も観返しちゃったじゃないですか(笑)