入江雅人ワンダーワンW1劇場  筑豊ロッキー」

作・演出・出演 入江雅人
日替わりゲスト※八嶋智人(18日) 古田新太(19日) 清水宏(20日昼) ピアニカ前田・峯村リエ(20日夜) 
大倉孝二(21日)

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 俺の俺によるあなたのためのライブという発想をもとに、これまでのひとり芝居の概念をくつがえす構成力と笑い
あり感動ありのストーリー、そしてなにより、さまざまな登場人物の掛け合いを一人で体現するという新たなひとり
芝居の切り口で肩の力を抜ききって観られる『ひとり演劇』という新しいジャンルを開拓しました。
その後、第三舞台、RUPプロデュースなどの外部公演やドラマ、映画などの出演を経て96年、タイトルの『俺ライブ』
を『W1劇場』へとリニューアル、これまでの作品からさらにダイナミックな切り口とストーリー性が強調され、無限に
広がる『ひとり演劇』の空間を自由に体現しました。
そしていよいよ2002年春、5年ぶりに幕を開ける入江雅人のひとり芝居。
数々の外部公演を経て積み重ねた実力とともに、さらなる斬新なアイディアを携え、笑いのなかから感動をも呼び
おこす新生「入江ワールド」を紀伊國屋ホールにてお届けします。
紀伊国屋ホールHPより

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紀伊国屋ホールにて観劇 2002.4.21 座席H列13番

「ネタバラシ。」

※1 オープニング?入江雅人の昔(新聞配達してた)と今(まさに2002年4月。「楽屋」にて)??

ロッキーのテーマ曲と共に新聞配達の入江さん。何十年か前の本人なのかしら?
「福岡筑豊地区」とスクリーンに。
そしてすぐに「2002年4月の楽屋」に。
※スクリーンに出た「出演者」に「清水宏」の名も。「えー!大倉さんだけじゃないんだ!!」ナイロンのビデオで
何公演も出演されているのを観ている私は清水さんも是非拝見したかったので、自然に顔がにんまりーしてしまい
ました(笑)

で、舞台が明るくなると、清水さんの肩を揉んでる入江さん。
「あら?大倉さんは?」と思う暇なく、清水さんは「あのー僕はー最近大きな舞台に出るようになってー」みたいな
大倉さんの口調(?)で話し始めたので速攻吹き出しました^_^;
彼(清水さん)は大倉さんらしい(笑)
不思議な口調で話が続く中、大倉さんが(慌てて)とびこんでくる。相変わらず動きが・・・(爆)
俺がお前でお前が俺、って感じで話が続き(?)大倉さんは「清水!」とふられ、必死に(?)真似をするんだけど
似てない・・・(爆)
その内、二人は険悪、ケンカ状態に。入江さんが仲裁しつつ、この場ではやめろ、ちゃんとした場で決着
つけろ
、みたいな話をする。
そして、入江さんは「どうして、この楽に二人を呼んだのか分かるか・・・」と涙ながらに語り、勝手にはけてしまう。
清水さんも「入江ー」と追いかける。
そーして残った大倉さんは戸惑いながらマイクを手に。
大倉さん、歌うのはいいけど、「いりえのいーはいわしのしー」ってなんだ?!(爆)
しかも、「あ」って首をふってるし。本気で間違えたのですかい・・・。
その後も同様の間違い(?)を繰り返し、ボケか間違いか半信半疑のまま、入江さんの一人舞台は幕を開けた
のでした。

「イミテーションハンター真」

電車によく乗ることもあって、ニセ車掌モノで何かやりたいと思っていて、そこで発展させたらアニメのヒーローもの
になったらしい。戦いものすきという入江さんだけあって、思いっきりいろんな相手(?)と戦ってました。
しかし、なぜ舞台が八王子から乗って大月に・・・。
最後には双子の兄弟が敵味方に分かれ戦うのだけれど(真と守だったかな。)
最後の決着が「ドレミファ合戦」とはいかに(爆)

「ポエムリーディングIN」

なんでも詩にしてしまう男。っていうかずーっとノートに詩を書きつづけている男。デート中なのに(笑)
何気に、政治に対する思いも入ってたり、意味不明な笑いとか(?)どこまでが詩?いや、すべてが詩?なので
詩の中には思いだけではなく、今交わされてる会話、行動etcが入っている・・・どこまでが詩かかわからーん!!
(爆)
僕が君だったら僕は君に逢えてない、とか挙句には「別れよう」という話にもなるし(謎)
医療負担が増えるからヘンに病気にはかかれない、とか言い出すし。うむ。確かに(苦笑)
何気に、笑いの中にいろいろな思いあり?

「男一匹ナレーション人生」

「笑い」でいったらこれが一番好きだったかも。
「ナレーション」が淡々と続けられる中、入江さんは一人「誕生」から「死」までを演じる。
かなり爆笑。
ナレーションに入江さんが合わせる形なので、大変だと思う。
先生に恋をする、相手にされない、とか。
塞ぎ込む、塞ぎ込む、塞ぎ込む(←ナレーション)、とか(笑)
クワガタに夢中になって取り捲ったら、部屋が大変な事になって泣いたとか。
社会人になったら1年目、2年目と態度が全然違ったり(爆)
結婚して子供も出来たけどいろんな人生があったりとか。
そんなナレーションに合わせてパフォーマンスする入江さん。
爆笑の中にもちょっと思う所があったりして。
最後に、(天国に行ってから)何回笑ったとか泣いたとか語るんだけど、なんだかちょっと切なくなったなあ。

※2 リラクゼーションタイム??大倉×清水のケンカゴングショー??

入江さんがタオルを首にかけ、レフリーのようなことをしている。
「はて?」
と思ってると、「どちらのケンカが勝つか・・・」みたいなことを言い出す。
瞬間爆笑。すぐにこれは冒頭の「楽屋」から繋がってるのだと分かったからだ。
「青コーナー!」とプロレスかボクシングさながら。
大倉さんから紹介(?)されたけど、なかなか舞台に現れない。
「?」と思うと、自分の斜め後ろにスポットライトが。(自分の座席クリックして想像してくださいまし。)
こんなところから!と驚いてると、「うおー!」と雄叫びをあげ、舞台に上がる大倉さん。
清水さんもしかり。通路を歩きながら客席の人に握手したり、まさにプロレス状態??
そして、大暴露大会となるのでした(笑)
お互いの暴露をし(攻撃しつつ)語尾には必ず「ごめんなさい」をつけるルールという・・・。
なんだか、いいのかよ!そんなこと言って、みたいな発言が沢山あり、爆笑しつつ、ちょっと心配な私^_^;
打ちのめされた人は「うー!」とのた打ち回り、「ごめんなさーい!」と叫んでたり。
内容については想像にお任せしまーす(笑)
人格が疑われそうになった(?)清水さんは最後には「今日は彼女も観に来てるんで勘弁してくださいーい!!」
と絶叫してました(爆) 

「東京大パニックメガネ」

お台場とか高島平とか(?)いろんなところでしし座流星群を見ようとした人達がそこにあるメガネを何気に
拾ってかけると、パニックになってしまい、東京が地震だ、ゴジラだ、火の海だ、と逃げ惑ってしまう話。
(本当は何もおこっていないのに)
福岡の山ん中で東京の「ゆみちゃん」と電話してた男の子が、ゆみちゃんの緊急事態に慌てて上京。
みんながメガネをかけ、パニックになる姿をみていた立川駐屯地の人が一人異質な(?)彼を連れてくる。
何かこの事態を治められるヒントがあるのではないかと。
メガネをはずそうとしてもはずれなかったのに、お土産で買ってきたラーメンを作ってゆみちゃんに食べさせたら
メガネが曇ったので何気にはずしたらはずれた、とか(?)彼はいちお活躍する(?)
そしてその話をうけ、作戦を決行、みんなにラーメンを食べさせ、曇った隙にメガネをはずすという。
(その指令を受け、一生懸命ラーメンを作ってる人はぼそっと「お湯でいいのでは・・・」)
そうやってメガネははずされていき、平和が訪れようとしていたけど、夢の島に集められた沢山のメガネは
ひとつの大きなメガネになり、街全体を焼け野原にしようと(太陽が昇ったら虫眼鏡的に)していた。
それを助けたのは、パニックになっていた中のある夫婦。
その夫婦は、ある露天商から不思議な石のペンダントを買っていて、それは実は「シャメール」(?)時代から
通じる不思議な石。
その夫婦はそんな事を知る由もなく、妻が不思議な行動をするのを夫が見守り、このパニックの最中も、「東京
タワーに行きたい」という願いをかなえるべく、妻を背負って階段を上り、展望台に連れてくる。
そして疲れ眠ってしまう夫の横で妻はその石を首からはずす。
それが大きな光となりメガネは消え、東京は救われる。
何も知らない夫は平和になった空を見つめ、「智恵子は東京には空はない、と言ったけどこうしてみると東京にも
空はあるんだな」というような事をつぶやく。
静かに暗転。

※エンディング。
なぜ、楽だから傘をさすのかは私には分かりませんが(笑)3人とも傘をもって登場。
入江さんも、大倉さん同様、素のコメントは苦手なのかしら?
とても不器用な感じでした(^^ゞそれがまたいい感じなのだけれど。
くだらない事をこれからもどんどんやっていくそうです(^o^)丿
来年も開催決定!らしい。誕生40周年記念(?)タイトルが「東神奈川のロレンス」だったよーな・・・。
(間違ってたらすんません。)


なんだか不思議な時間だったけど、おかしかった。
ひとつのストーリーを負う舞台と違ってなかなかレポが難しいのだけれど。
楽しかった!笑った!吹きだした!って感じですかな(爆)

※「ネタ」は太文字の4本。(すべて入江さん一人のみ。)※はゲスト出演ありのコーナー(?)です。