「ジキルとハイド」

(以前の書き込みより)


私的には、禅さんに釘付けでした。
いろんな声色、演技が出来る方なんだなあ、と。
「原作を忘れて!」と禅さんはパンフで言ってましたが(笑)親友としてジキルを心から思うその姿が真摯に伝わってきて、時々おどける様に軽い演技で「その場」をするりと抜ける姿もよかったです。

そして、マルシアさん。
最初のナンバーの「強気で色気たっぷり」から一転、ジキルとの出会いで演技ばかりかその歌う声も純粋で真っ直ぐで「少女」のようでした。心に響きました。

蘭々さんはキレイで高い声もよく出ていました。こんなうまい人だったんだ〜。
ただ、声量についてはマイク音に頼ってる感があったような・・・。
聖歌隊のような歌い方でしたが、それは意図的なんでしょうか?
もっと「感情」がほしいかな。

鹿賀さん。初見でした。
さすが、でした。ジキルとハイドのその切り替えが半端じゃなく素晴らしかったです。
ただ、全くの好みなのですが、歌い声は私にとって苦手な方かと^^;
全体にビブラートをかけた歌い方をされるので、私の耳には少々心地が・・・。
でも、ジキルとハイドは鹿賀さんありきかなあ、と思うほど説得力大でした!

びっくりしたのが、アンサンブル。
うまい!迫力満点!一人一人のソロもちゃんと聞き応えあり!
私も「♪事件〜事件!」は特に印象深かったです。
新聞売りの阿部さんのソロ、高音ながら力強くてインパクトありました。

余談ですが、パンフを改めて見ると、アンサンブルはなんと「新旧ミス・サイゴンメンバー」の多いこと!
それだけで納得してします単純な私なのでした。