(以前の書き込みより)

とりあえず思うつくがまま。

昨日の席はL列下手。アマデは渚ちゃんでした。

思ったこと。

久世さん、これなのよ〜〜!!(笑)
出だしの歌を聞いて「ん?今日はよいぞ」と思っていたのですが、「星から降る金」でうるうるしてしまいました。
包容力のある声、そして力強くヴォルフを導こうとするかのような男爵夫人の歌に何度もぞくっとしました。
初演はどちらかというと冷静に淡々と諭してるイメージだったのですが、今回は感情が表立ってるような感じで私は好きです。

西田コンス。
正直、「好み」ではないのですが(すみません。)昨日のコンスは今まで一番よかったです。
私の好きなナンバー「ダンスはやめられない」、私は今まで不完全燃焼だったんです。
キレイな声でキレイに歌っている、それが私には感情移入出来ませんでした。
でも、初演と違って段々感情が表に出てきてるなあとは思っていて、昨日はそれがよく出てたように思いました。
私としてはまだ「ここ裏声じゃなく地声で歌ってほしい」と思うことはありますが。
でも、よかった!

そして一番やられたのは市村パパでした。
前回観劇の時も、成功を収めたヴォルフに「お前の顔など見たくない!」と言い放った後の苦悩の表情にもううるうるだったのですが、
同じところでスイッチが入ってしまいました。
しかも、その前のヴォルフとのやりとりが「こんなに激しかったっけ?」と思う位市村パパが激しく感じたんです。
そして、苦しそうに目を閉じて・・・。
息子との確執、愛ゆえの厳しさ。それがパパが亡くなった後のヴォルフの想いにも繋がっていて、たまりませんでした。

そして高橋ナンネール。その狭間に立たされて、自由もなく、結婚資金も弟の才能投資に消えた。
観るたびに彼女にどんどん感情移入してしまいそうになります。
無邪気にヴォルフとはしゃいで彼を応援して、愛して・・・それが「終わりのない音楽」では諦めのような落胆さが観え。
パパが亡くなったと告げた時のナンネールはそれまでの想いが爆発してしまったかのようでした。
それが感情にまかせて怒ってるとかいう感じではなく、むしろ悲しみを通り越して無感情になってしまったかのような、押さえ切れない苦しい想いを感じてすごく切なくなります。

井上さんについては、感情が表立っていて、幸せな表情から苦悩、おかしくなってしまったかのような表情の変化がすごかったです。
そして、気のせいか小芝居(?)いやいやリアクションが増えてたような・・・(笑)
例えば、コロ様に曲を届けるとき「皇帝陛下にも聞かせよか迷う♪」で人差し指を顎にあてて本当に「どうしよっかな?」みたいな表情、仕草をしてたり。
2幕のシカネーダーとの浮かれっぷりでもそう。
「魔笛」が出来て「お祝いしなくっちゃ!」という時、両手を上にあげて台詞に合わせて手を叩いてたし。
その後の浮かれっぷりも「アンタ、もう酔っ払ってるんか?」と思う位の浮かれっぷり。
あ、あと前回「借金」で市村パパが「うわあ・・・」と言った後、ヴォルフも「うわあ・・」と同じように言ってたのですが、
この日の言い方は「おえっ」って言いそうないい方(?)「うわっ」と言ってました。
観るたびにノリノリではじけてるなあ、と思います。

あ、そういえば錯乱して「家族を返せ!!」と絶叫するところ、最後まで「パパを返せ!」と言っていました。

歌については正直「疲れてるかな?」と思うところがありました。
それは単純に「声が出てる」「伸びてる」「かすれてる」とかいう話ではなく、声に堅さを感じたんです。
感情の激しさのあまりかすれてしまうとかそういうのはむしろ好きだし、井上ヴォルフはとても好きです。
でも、私が気になったのは「愛していれば分かり合える」。
ここのナンバーは個人的に愛を感じる柔らかさ、穏やかさというか甘いものを期待しているのです。
でも、ちょっと堅かったような・・・。
珍しく私には「心地よく」響いてこなかったんです。
そこが個人的に気になりました。

でも、同時に思ったのは彼の成長。
正直、「疲れてる」のか「そうじゃないのか」私には判断つかなくて。
そんなに回数見てないのでたまたまかも知れませんが。
井上さんはどんな状況においてもこなす術を身に付けてきてるのかなあ、なんて。
今回のM!は本当に井上さんが逞しく感じます。

そしてコロ様・・・。
「星から降る金」の感涙を瞬間で吹き飛ばしてくれてありがとう(爆)
・・・冗談はさておき^^;
「トイレ」のシーンは激しさを増すばかりで、髪の毛は後ろのみならず前髪まで乱れまくってました。
アルコ伯爵は座った後正面からも直してあげてました(笑)

・・・コロ様悶絶シーンで締める感想って・・・.。