2005.9.3(土)相模原グリーンホールにて観劇。 座席1階7列 番

本日も前方席。そして、今までで初めて下手寄り。
初めてのホールでしたが、きれいで、観やすくて、大きさは中規模って感じでした。

まず、全体の創りで思ったこと。
何度か拝見してどうしても違和感を感じるのが「戦争シーン」。
どうしても、私の中で「繋がらない」のです。
そして、モーツァルトがどうしてここまで「パパ」を愛するのか。
パパがモーツァルトの才能に気付いて「男」として育てる事を決意したシーンの直後に、すでにモーツァルトは「作曲家」になっていたので余計…。

私は初演を知らないので、この「戦争シーン」は初演からあるものだと思っていました。
が、一緒に行った友人によると初演ではなかったとのこと。
うーん・・・。
なんとなく、伝えたいことが分かるような分からないような。
でも、それと「マドモアゼルモーツァルト」がつながってこない…残念。

それでも、冒頭とラストの「ガイアソウル」の存在、そのアンサンブル、ダンスにはすごく壮大なものを感じました。
歌詞もそうですし、ハーモニー、そのしなやかで「生命」を感じるようなダンス。
すぐに胸が熱くなって、涙が出そうに…。
それだけに「マドモアゼルモーツァルト」の物語とのつながりがどうしても…。

「マドモアゼルモーツァルト」としての物語を描くのなら、パパとの絆の強さ、サリエリとの関係、才能と性別の間での揺れ、みたいなものを深く魅せてほしいなあ、なんて素人は勝手ながら思うのでした。

…なんだかんだいって何度も観てるんですけどね(笑)

今回とても印象深かったのは、広田さん。
表情がすごくよかったです。
モーツァルトに対する、「相対する」二つの深い想いがその表情からもよく伝わってきたように思います。

そして中村さんは、前回感じていた不自然な感じがなくなっていていました。
キレイな声をしてる方だし、立ち振る舞いもキレイなので今後も楽しみです。

そして饗庭さん。
観るたびに表情がよくなってる気がします。特に「タミーノ」での表情。あの「うっとり」加減(?)が好きです。
つくづく思うのは、ダンスにこんなに「いろんな表情」があるということ。
冒頭ではしなやかで力強くて。
貴族の時は優しい微笑みで優雅な踊り。
そして「役者」ではパワーのある、怖いくらい激しくダイナミックな踊り。
自然にじーんと涙が出そうになったりする私です。

そして何より、饗庭さんがすごく幸せそうに踊っていること。
それが、私にとっても幸せ気分だったりします。
気のせいだとは思いつつ「はっ」と思う事はあったのですが、まあ、私は素人だし^^;気のせいでしょう。
ハードな日程の中ですが、最後まで踊りきって、演じきってほしいです!