井上芳雄ソロコンサート「星に願いを」

☆ナンバー☆

<第一部>
1.Written In The Stars(「アイーダ」)
2.Stars(「レミゼラブル」)
3.星から降る金(「モーツァルト!」)
4.空に星があるように
5.Tonight(「ウエストサイドストーリー」※)
6.真夏のシリウス(※)
7.見上げてごらん夜の星を
8・わたしは青空

<第二部>
1.This Is Not Over Yet(「パレード」)
2.Steam Heat(「ザ・パジャマゲーム」※)
3.Journey To The Past(映画「アナスタシア)笹本さんソロ
4.The Phantom Of The Opera(「オペラ座の怪人」※)
5.小さな空
6.雪の華
7.If We Hold On Together
8.ビリーブ
9.You Raise Me Up

<アンコール>
The Last Night Of The World(「ミスサイゴン」※)
伝えたい…ありがとう

<アンコール2>
星に願いを(アカペラ&手巻きオルゴールVer)

※笹本さんとのデュエット。

☆千秋楽は更にアンコール☆
「ミー&マイガール」よりランベス・ウォーク

2005年9月18日(座席 1階E列18番)、9月19日(座席 1階I列32番)

井上さんの歌声にただ心地よく浸って漂っていた、という感じです。
井上さんの歌を聞きながらふといろんな事を思ったり、幸せそうに歌う井上さんに幸せ気分になったり。
中でも印象に残ったのは、まず「Tonight」。そもそも単純に曲そのものがすごく好きなのです。
学生時代に演奏したなあ、と懐かしさが。
そして、井上さんと笹本さんの爽やかカップルの真っ直ぐな歌声がとてもキレイで気持ちよかったです。
そして「真夏のシリウス」。服部先生の書き下ろしだそうですが、曲と井上さん&笹本さんの歌声がすごくマッチしていて、お二人の作り出す世界(演技とか)が自然にすっと観えてきて、澄んだ夜空が見えるようでした。
「わたしは青空」。
井上さんがこの曲を歌いたいと思ったきっかけについてはパンフに載っていました。本人の口からもお話があり、それについてはいたたまれなく切ないものがありました。
が、その歌を聞いても私は涙は出ませんでした。(涙腺弱い私なのに。)
なんていうんでしょうか、
「散々思い切り泣いて泣いたら、なんだか少しすっきりして、泣いてばかりはいられない!とふと空を見上げたらきれいな青空と心地よい風が吹いてきた」そんな感覚になったんです。
井上さんの歌声も、その表情からもそんな前向きで暖かいものを感じ、切ないながらも終わったあとすっとした気持ちになりました。
なんだか、不思議な感覚でした。私だけかも知れませんが・・・。

2幕は「オペラ座の怪人」と「雪の華」が印象的でした。
「オペラ座の怪人」はすごい迫力でゾクゾクッとしました。
笹本さんの表情がその前の歌でにこやかだったのに、イントロ流れた瞬間「くっ」と下手(井上さんが出てくる方向)睨む様な凛とした表情に変わったのが印象的でした。
ずごい高音も出るんですねえ。びっくり。
低音の響きが弱いように感じたので、それがもっと響くとなお素敵なクリスティーヌになるように思いました。
「雪の華」は私自身大好きだということもあるのですが、井上さんの声にすごくあってるなあ、と思いました。
観て聞いて、寒空の澄んだ空気の中で井上さんの暖かさが包んでくれている・・・というイメージが自然にわいてしまい、じわっと涙が出てきました。

アンコールで、井上クリス&笹本キムが聞けたのがめっちゃ嬉しかったです!!
「終わる時のように〜♪」でラストの曲が流れて終わってるのに、私の頭の中では続いてしまっていて^^;そのまま「ホー・チ・ミン市」へ突入(笑)
消すのに苦労しました(謎)

「星に願いを」で、井上さんが手巻きオルゴールを巻きながら歌ったのですが、少しずつ輝きを増す「夜空の星」(のセット)と相まってすごくキレイでした。

千秋楽は更にアンコールがありました!
「ランベス・ウォーク」です。
「最後は楽しく終わりましょう!」そう言って、客席に降りながら歌ってくれました。
嬉しかったです〜♪

そうそう。トークについて。

井上さんのフリートークも楽しかったです!
「今日は十五夜だそうです・・・だからなんだということもありません。」
「今日は十六夜だそうです・・・言ってみただけです。」
本人曰く、身につけた知識を披露したかっただけ(?)のようですが^^;
「いざよってみてはどうですか」がツボにハマり(笑)その後友人とのやりとりでも「いざよいますか」がプチブームに(爆)

あと、激しいダンスの後、ホントにはあはあ言っていて、特に1日目なんて「ちょ・・・ちょっと待って・・・」と水を飲みながら息を整えてました。
「昔は演技ではあはあ言ってた時もあった(?)のに、今は本当に・・・」と^^;

「ビリーブ」の時かな、昔の話をしていて、私が見た最初の日は、「キャッツ」でミュージカルにハマった井上少年が、学級の出し物で「キャッツ」を演った話でした。
1人は心細かったので、「たのうら」くんを巻き込んだそうです(笑)
ダンボールで猫を作ったりして、曲を流して演った井上版「キャッツ」(?)はなぜか好評を博し、再演をしたそうです(笑)
そして、その「たのうら」くんは今でも歌ったり踊ったりしてるそうです。

で。千秋楽も親友の話(同一人物と思われます。)。
実は彼はヤンキーだったことが判明(笑)
生徒会長の井上さんと素敵な学ランをお召しの彼(笑)正反対と思われるお二人ですが、とても仲良しだったそうです。(今も交流があるようです。)
中学生のエピソードには井上さんの腹黒王子っぷりが(すみません:^^;)垣間見られましたが(笑)ここでは割愛させていただきます<m(__)m>

訳も分からず「あぁ、やる」と(?)井上さんに巻き込まれた小学生時代の彼が、「もてたい」という理由で(?)ダンスをやりたいと言い出した中学時代。
そして井上さんと二人でダンススタジオに通って、その後も留学して今やダンススタジオを持っているという彼。
井上さんファンの間では有名人になってしまったのでは・・・(笑)
それはさておき(笑)聞いていてすごく微笑ましく感じた「井上少年」時代の話でした。

あと、「ルドルフを思い出そう」コーナーは爆笑しました(^^♪
私が見た1日目は「ママも僕を見捨てるんだね・・・」の後のトートダンサーズとの絡みのシーンでした。
上手に向かって手を伸ばし、下手に向きを変えて両手を広げて飛ぶようなダンス・・・とその瞬間。
「ストップ!ストップ!間違えた!」
客席爆笑です。
再度挑戦した後、「この最初の入りが難しいということが分かりました。」と(笑)

千秋楽は「闇が広がる」でした。
これがまたおかしくて(?)しょうがなかったです。
「2番から始めます!」と突然がっくり膝間付いて「世界が沈む時〜♪」と歌いだし、挙句に「世界が始まるのに〜♪」と急にトートになり、両手をふわっと上げ、ルドルフを操るような仕草までし(笑)「闇がひろが〜る〜♪」と片足ずつ前に滑らせるように伸ばして歌い(これはルドルフ。)、「・・・終わりです。・・・あやうく全部やりそうになりました。」と汗ふきふきの井上さんなのでした。
「俺、1人二役うまいかも。」と言ってました(笑)1人フランツ&ルドルフも観たかったなあ。

しかし、このコーナーを観たがために、井上ルドルフを心配しながら観てしまった気がしてならない、後日の「エリザベート」観劇(爆)

あ、予断ですが、さとしさんがちょこっとネタになっていたので思わず笑ってしまいました(笑)
「某橋本さとしさんなんて・・・」いや、某いらないし(笑)
「ミュージカルんなんてわかんねーんだよなあ」(さとしさんの物真似?つき)なんて言いながら演ってみたらすごい上手くて、「かっけー・・・」って思った、と。
あ、さとしさんからお花も届いていました(^^)

そんな感じで(言葉等勘違いあると思いますが)トークに笑いつつ、井上さんの創り出すその暖かさ、心地よさにどっぷり浸って漂っていたコンサートでした。
今まで以上に「大人な」井上さんを観た気がします。