月組 東京宝塚劇場公演 ミュージカル「ガイズ&ドールズ」-GUYS & DOLLS-

原作:デイモン・ラニヨン、音楽・作詞:フランク・レッサー
脚本:ジョー・スワーリング、エイブ・バローズ
脚色・演出:酒井澄夫
演出:三木章雄翻  訳:青井陽治  訳詩:岩谷時子

主な配役 出演者
スカイ・マスターソン 紫吹 淳
サラ・ブラウン 映美くらら
アデレイド 霧矢大夢
ネイサン・デトロイト 大和悠河
ブラニガン警部 立ともみ
ビッグジュール 汐美真帆
*******************************************
ーSTORYー

 何事に対してもすぐに賭けようと言い出す、ギャンブラーのスカイ・マスタースン は、ニューヨークの街角に現れる、イカサマのクラップ・シューター(サイコロ賭博師)達を取り纏める男ネイサン・デトロイトとまたまた賭けをする事に。
ネイサンが指名する女性を口説いて、ハバナに連れていけるかどうかに1000ドル賭ける事になったのだ。
その女性は熱心な伝道女でお堅いことで有名な ミス・サラ・ブラウン。伝道成果が上がらず教団の閉鎖を迫られていた
サラ にスカイはまず、ディナーを一緒にしてくれるなら、1ダースの罪人を連れてくると持ちかける。
しかし、根っからの潔癖性のサラはスカイを拒む。それでも言葉巧みにサラの心に入り込んでくるスカイに思わず惹かれる
サラ。そんな自分に驚き、スカイを殴ってしまう。
しかし、サラは教団存続の為に、スカイの条件を呑んでハバナに行く事に。そこで、初めて羽を伸ばした彼女はお酒で羽目をはずし、酔った勢いで乱闘騒ぎ。そしてスカイにすっかり心を預けてしまう。サラに愛らしさを覚えるスカイ自身も、賭けのために誘い出したはずが、本気になって行く自分が信じられなかった。ハバナから帰ってきたサラは自己嫌悪に陥 る。

一方、ネイサンには14年来(!)の婚約者でホットボックス・ナイトクラブ の芸人ミス・アデレイドがいたが、結婚を迫ってもクラップ・ゲームから足を抜けられない彼は、言葉巧みにすり抜けてきている。アデレイドはそんな彼をどうしても嫌いになれず、愛しつづけている。

 ある時、シカゴから大物ギャンブラーのビッグ・ジュールがやってきてゲームに参加する事になった。ところが、ネイサンは相変わらず金がなく、その大事な賭博場を借りるのにも四苦八苦する有り様。しかも、スカイとの賭けにも勝ったも同然と
思っていただけに、更に大慌て。
仲間達とその工面におおわらわの最中、ブラニガン警部がその騒ぎを嗅ぎ付けて現れた。その場はネイサンとアデレイドとの結婚前祝の集まりだと皆でごまかすが、ネイサンははずみで本当に結婚を承諾してしまう。

 そんな頃、やっとスカイはサラを救うためにも罪人1ダースを必ず連れて来ようとネイサンたちを探すが、彼はビッグ・ジュールらとサイコロ・ゲームの真っ最中。そこへ、スカイが やって来て深夜ミサに出るように勧めるが、聞くはずのないギャンブラー達。 そこで、スカイが勝てば深夜ミサに全員出席、負ければ全員に1000ドルずつ払うという賭けを持ち掛ける。
誰も来ない深夜ミサで諦めかけていたサラのところへ次々とギャンブラーたちが現れ、己の罪を告白して集会は大成功。
スカイはサラとの約束 が果たせたとして、その場から去っていく。
スカイとの賭けの顛末をネイサンから聞いたサラは、スカイを誤解していた事を知り、改めてスカイへの思いを熱くする。
スカイを探し、街に出たサラは、そこでアデレイドと知り合う。二人はギャンブラーの恋人を変える為にも結婚しましょう!と
意気投合。

・・・・・・・いつもの街の風景。でもそこには新聞売りになったネイサンの姿。教団のバンドの一員となってサラ達と行進してくるスカイの姿。スカイとサラは教団で式を挙げて来たのだ。ネイサンもまた、14年間の婚約を経て、やっとアデレイドと教団
で式を挙げることに。これがいかした野郎どもと可愛い女たちの幸せな結末・・・。

*******************************************

東京宝塚劇場にて観劇。2002.5.5 A席2階10列26番

 初めての宝塚。会場に入ると薄いピンク系の色が全体をおおっている。階段にはお花(薔薇とか)が飾って
あってなんか独特な雰囲気。
座席は思ったよりかなり急になっていて、前の人の頭を気にする事は少ないかも。
自分の目線ではオケピを見下ろしてる感じ。あと、舞台と、オケピの後ろ(客席寄り)にある細い舞台(?)が
ギリギリ観えた。

 さて、実際の感想ですが、なんかとても楽しかった。結構くすくす笑ってしまったり。
内容があかるーく、コメディタッチな話だったせいもあるけど、演じている皆さんの仕草や動きが軽やかで
コミカルですごく面白かった。
「クラップやろーぜー」ばかり言っているめっちゃハスキーなドスの聞いた声のビックシュールがなぜか
大切そうにクマのぬいぐるみを抱えていたり、「かえりてーよー」とメソメソしたり(?)かなり面白かった。
あと、アデレイドがすごい印象に残った。歌もすごい声量あってうまいし、仕草が大胆だけど可愛いっていうか。
しょーもないネイサンに結婚を迫りつつ、肩透かしに合い、でも負けずに「お母さんを安心させる為」と言いながら
「手紙で結婚したと書いた」とか「子供が生まれたと書いた」あげくにその「子供」は5人になっていたり(笑)とにかく
一見したたかに見える行動もすごく健気で時に思わず笑ってしまうアデレイドでした。
そしてなんと言ってもトップのお二人はやはり華やかでした。
サラは可愛いし、キレイな声だし。
そして、スカイの紫吹さんはちょっとした仕草一つもカッコイイっていうか存在感ありました。
そりゃ、女性はクラクラくるよ、って^_^;
他の皆さんもそれぞれキャラがはっきりしていてすごく面白かったです。

そして、宝塚といえば(?)華やかなダンスの数々。キラキラ☆ミしていて迫力もありました。
うーん、別世界。
そしてフィナーレ。テレビで観たあの(?)階段と華やかな羽根を背負った紫吹さん。

単純にすごいなーと感心。
テレビで観る以上にキラキラしていて、華やかで迫力がありました。
その独特の雰囲気にただぼーっと浸ってきたというのが本音です(苦笑)