井上芳雄LIVE2006「-How do you keep the music playing?-」

2006.8.5(土)☆千秋楽 名古屋厚生年金会館にて 座席B列28番

行ってよかった・・・と心から思ったひとときでした。
しかも、お席が2列目どセンター^^;東京楽リベンジ!どころの騒ぎではありませんでした(笑)

曲順に追って、印象に残ったことなどを。

Act.1


厚生年金会館という大きい会場に沢山の人。
ライトオフになった時、その会場が舞台に集中しシーンとなる。
そんな空気が心地よかったです。

How do you keep the music playing?
とにかく「ああ始まった・・・」と。「プロローグ」という感じです。
「どうやって音楽を続けていく?」「僕はね・・・」というようなイメージを持っています。

街灯の下で(ミュージカル「ミー&マイガール」)

タップダンス、なかなかでした。そして、サリーを思うビリーの想いが表情や伸びやかな歌声から伝わってきて、ふとサリーの家の前にいる黒いタキシード姿のビルがダブりました。

Try to Remrmber(ミュージカル「ファンタスティックス」)

私は「ファンタスティックス」が大好きなので、やっぱり舞台を思い出しました。
井上さんの歌を聞いていると、「9月の爽やかで優しい風」に包まれている気持ちになります。
「涙」という歌詞に一瞬切ない顔をし、「夢」という歌詞に穏やかな表情をする井上さんに釘付けでした。

・・・なのに(笑)
「ファンタスティックス」の名古屋は何月だっけ?という話から、「歌いながら、あんかけスパを思い出しました。」にはずるっ(@_@;)
「あれは野菜が少なすぎる。全体の量が多すぎる。」と(笑)その意見には私も賛同なのだけど、感動して聴いてたのに〜!!(爆)

並みの男じゃない(ミュージカル「モーツァルト!」)

やっぱり、このアレンジ好きだなあ〜。
赤いライトと挑戦的な井上さんの表情がかっこよかったです!
終わったあとの井上さんの「この曲で手拍子が起きたのは初めてで、どうしたもんかと。」発言には笑ってしまいました。


Maybe(ミュージカル「アニー」)
Being Alive
Somewhere

東京楽では全く観えなかった「Maybe」!(苦笑)
遠くを見つめて時折悲しそうな表情の井上さんが、なんだか健気に「いつか」を待つ子供の表情のようでした。
では、是非アニートリプルキャストで(謎)

Something's Coming(「ウェストサイドストーリー」)

この曲、めっちゃハマってます!!かっこいい!かっこよすぎる〜!!
ピアノソロとベースに酔いしれてしまいました。そして、それにそれに心地よくのっかる井上さんの声。
ジャズライブハウスとかで聞いてみたい一曲です。

My Favorite Things
メリー・ポピンズ・メドレー
A Spoonful of Sugar
Supercalifragilisticexpialidocious
Chim Chim Cher-Ee
Feed The Birds(Tuppence A Bag)

メリーポピンズうんちく合戦(?)勝利おめでとう(笑)←それだけかい。
島健さんとのトークも軽妙で面白かったし、歌もいろんな表情があって、楽しかったです(^^♪
メドレーの時だったと思うんですが、「手拍子したいんだけど、どうしよう」みたいな客席の空気を感じたのか、自ら手を叩いて促してくれたので、安心して入っていけました。
自己満足ではなく、常に冷静に客席を観て、お客さんを楽しませようとしている姿を垣間見た気がして感心しちゃいました。


Act.2

夜空のムコウ

いろんな意味でドキドキしました^^;
でも、実にしっとりと感動的に流れていきました。嬉しかったあ。

Hero
さくら

「自分にとってのHero」という話から、井上さんが小さい頃憧れていたもの、という話になったのですが、「長崎ちゃんぽんリンガーハットの厨房の人」には笑いました(笑)
ガラス越しに見える中華なべを振る人(おそらくアルバイト^^;)に張り付いて見ていた井上少年…(爆)
ちなみに、その後は「野球」。清原選手のファンだったという井上少年は勝手に「ファースト3番」と自分を決め、サインまで作り、隣に「3」と書いていたらしい。
「今のサインはその時のサインから3を取っただけ。」(井上さん)・・・本当かいな。

Heroを歌う井上さんは、少年のようにキラキラした笑顔だったように思いました。
そして、「さくら」ではその包み込むような優しく力強い高音にぞくっとし、ちょっとうるっとしました。

風のささやき-The Windmills of Your Mind-
Mr.Bojangles
Your Song
Alone Again
You And I
Mother

どの歌もじっくり聞かせてくれたと思います。
Mr.Bojanglesでは、過去の栄光を語るよれよれのシャツのじいさんと、ぐれてた主人公のちょっと面白くてあったかいストーリーが観えるようでした。
いろんな声色で聞かせてくれた井上さん。その声といい、仕草といい、なんかふと路地裏が私には観えたのでした。

特に「Mother」には涙腺を刺激されました。「母性」に留まらない広く深い世界観みたいなものが感じられて、自分が包まれてるかのような感覚になりました。

How do you keep the music playing?

私の中では「エピローグ」。「やっぱり僕は歌い続けていくよ。」そんな感じで・・・。

カーテンコール

メモリー(Cats)〜井上さんによる弾き語り
明日

メモリーで、ついに涙がぼろっ。
比較的、冷静に観ていたと思う私ですが、「お願い 私に触って・・・」のところでぐっときてしまい、止まらなくなってしまいました。

もともとこの歌は大好きで、四季のキャッツを観ていてもここにはかなり弱い私です。
そっか、私この歌こんなにツボだったんだ・・・と今更ながら気づき、真っ直ぐ心を込めて歌う井上さんに感動してしまいました。

無事弾き終えた井上さん。
「やったー!」と言わんばかりに両手を挙げて飛び跳ねて(?)ました(笑)
ちょっとかわいらしかった(^^♪
「もう肩の荷が下りた〜もうやんない!」なんてリラックスモードの井上さんでしたが、島健さんからは「今度はもっと難しいの用意してあげるから」と言われ、「もう、島健さん優しいんだから」って(笑)

次の「明日」から、なんだか井上さんの表情が違ったような気が・・・。
なんていうんでしょう、頬の辺りが少し紅潮してて、涙を必死に堪えてるかのような・・・。
気のせいかも知れませんけれど。
緊張からちょっと解き放たれてほっとしてしまったのかなあ・・・なんて。
思わず心の中で「がんばって!」と呟いてしまいました。

スペシャルアンコール
私は青空
You Raise Me Up


「私は青空」、去年聞いた時は、ふっきれたような、ある意味泣き切った後の爽やかさみたいなものを感じて泣く事はなかったのです。
ただ今日は、まだこの思いから抜け出せてない、っていうか…悲しみがまだ心を支配してるような感じを受け、なぜか涙が出てきました。
同じ曲なのに、こんにいろんな感じ方があるなんて不思議。
ますますこの歌が好きになりました。
「身近な人を亡くしたすべての人に送ります。」と井上さん。

このアンコールが終わるまで、涙を必死に堪えてるかのような表情だった井上さん。
終わって島健さんを初め演奏してくださった皆さんと手をつないだ井上さんの目は少し赤くうるうるしてたようでした。

すると。

「パァァ〜ンッ!!」

突然銀色のテープが四方八方から飛び出しました。
めっちゃびっくり!隣の友人も(注*隣が知り合いだと当日知った本当の偶然。)も驚いていました。
・・・っていうか、井上さんもビックリしてました(笑)
ちょっとの間の後見上げると、頭上にその銀色のテープが。思わずひしっ!とキャッチ。

とにかく、幸せで、感動的で、心から「ありがとう」と思ったひとときでした。

この後夏休みという井上さん。(「この瞬間から夏休み!」と既にはしゃいでいました(笑))
そんな井上さんに学んだ一言。

「前向きに諦める。」(笑)