「拝啓、父上様」/ドラマレビュー

主題歌♪ 「パピエ」  森山良子

■スタッフ 脚本…倉本聰 演出…宮本理江子 西浦正記
       プロデューサー…若松央樹 浅野澄美

■キャスト 田原一平…二宮和也 田原雪乃…高島礼子 中川時夫…横山裕
       唐沢ナオミ…黒木メイサ 坂下エリ…福田沙紀 小宮竜次…梅宮辰夫
       津山冬彦…奥田瑛二 真田公正…小野武彦 浮葉…木村多江
       坂下保…高橋克実 坂下律子…岸本加世子 坂下夢子…八千草薫 他   

〜最終話〜
録画をすっかり溜めてしまって、やっと何とか完走しました(笑)(^^ゞ

神楽坂も時と共に移り変わり…。
今まで通りの「坂下」の存続が難しくなって、「新・坂下」の為の取り壊しが本決まりになり、時期を
同じくして壊れてしまった夢子さん。
でも悲壮な感じではなくて、その壊れ方が可愛かった…と言っては、ちょっと失礼?
「熊沢の旦那は実は北朝鮮で生きている」というのはちょっと切なかったけど、「入院中のキムタクと、
チェ・ジウが国際不倫をしてて、その仲を取り持ったのが草なぎ君…」で、「事実を隠しているのはジャ
ニーズの方針。」だとか、思わずクスッと笑ってしまうような。
結局、少し離れた千葉の施設で静養することになった夢子さんでしたが、今まで一生懸命守ってきた
「坂下」の最後を見なくて良かったかも知れません。
「新・坂下」に残るかどうか迷っていた一平でしたが、竜次さんの何も言わずとも一平の気持ちは解って
くれている…という心遣いも嬉しかった。
板前になるために左利きを無理やり右利きにして包丁を握っていた一平のために、用意してくれた左利き
用の包丁。
竜次が本当の父親だったら…と、つい思ってしまったけど。(^^ゞ
律子も犬猿の仲だった「中条」の女将:小夜子(加賀まりこさん)に頭を下げて、雇えなくなった従業員
たちの後を頼みに行っていたり、ずっと悪者に描かれていたけど、実は彼女も「坂下」を守るために頑張って
いたのが判って…。
ところで最後まで引っ張った一平とナオミの異母兄弟疑惑(韓国のドラマのような:笑)でしたが、結局は
違ったということですよね?
雪乃と津山は付き合っていたけどそういう関係はなく、彼女の一途さに怖くなった津山が逃げてしまった。
そして雪乃はその後ある男性との間に出来た子供を、津山の子供だと思って一平を育てた。
最後まで本当の父親の名は明かされることは無かったですが、これはこれでよかったと思いますわ。
兄妹だったらどうしよう…とナオミと距離を置いていた一平でしたが、それを知った雪乃が誤解を解くために
ナオミに事情を説明してくれて、彼女がフランスへ発つ前に何とか間に合ったようですね。
で、何か急速に二人の仲が進展してるし(笑)

駆け足で観た「拝啓、父上様」でしたが、終わってみればどっぷり“倉本ワールド”にハマって、思いっきり
楽しめましたわ〜♪
二宮君の演技が本当に良くて、昔はあの「高い声」が苦手だったけど(ファンの方、ゴメン!)、一平=二宮君というぐらい分身になってましたよね。
もちろん横山君の演技も光ってました♪
脇を固めるキャストの皆さんも絶妙だったし、神楽坂の雰囲気も大変楽しめたドラマでした。

〜第5話〜
気付いたら1話以来、レビューを書いてなかったみたいですね。(^_^;)
週末に録画したビデオを観るのが精一杯で、レビューまでは手が回らない状態なのですが、ドラマの
方は楽しませてもらっています。(^_^)
熊沢のダンナが亡くなって、正妻さんとの対決(実際は全然そんな雰囲気ではなくて、拍子抜け:笑)が
あったり、「料亭・坂下」の再建問題が持ち上がって、一平が巻き込まれたり…と、毎回事件が持ち
上がってる訳ですが、とにかく八千草さん演じる夢子が天真爛漫で可愛いのと、一平のキャラが
イイですわ〜♪(^o^)
律子と対立して家出した夢子に頼まれて、部屋からお金を持ち出すことになった一平は結局バレてしま
ったのですが、それでも夢子の居場所は絶対に明かさず、唯一話した竜次にもまず「雪乃ちゃんを責め
ないでやって下さい」の言葉。
竜次は律子と夢子の両方の気持ちが解っていて、それで一平を説得したのも凄いな〜と思ったのですが、
夢子の居場所を知っても決して律子たちに言わなかったのには感動。
まさに「大人の男」…という所作ですよね〜。
あんなことがあって「坂下」を辞める決心した一平が、結局は神楽坂界隈をうろうろしてたのもやっぱり(笑)
…という感じ。
実は「坂下」の誰かに引き止めてもらいたいという気持ちが、無意識でもあったんでしょうね。
でもお陰で“りんごの君”こと唐沢ナオミに再会できた訳だし、フランス語の謎も解けたし(笑)
その後コントのような差込みのパリの背景をバックに、ナオミとの妄想が暴走するシーンで大爆笑でした。
(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
そういえば一日に3回もコーヒーを飲んだ一平ですが、一度も自腹で払ってない?(笑)
トドメはエリが現われて「私の胸を掴んで、揉んだでしょ?」ですもん〜
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
もう笑い過ぎて、お腹が痛かった〜。
でも最後の最後に一平が一番慕っている竜次が、包丁を捨てる=板前を辞めると聞かされて…。
これはちょっと切ない展開になってきました。

〜第1話〜
舞台は東京の神楽坂…といっても、関西人の私にはどの辺なのかすら分からないのですが、
まだまだ風情があって素敵なところですね。
でもあの迷路は絶対に迷子になる自信あり(笑)

主人公・田原一平(二宮和也君)は老舗料亭「坂下」で7年間板前として働いているのですが、
今時珍しい極めて真面目なタイプの青年キャラでしたわ。
ナレーションの彼の口調は、さすが倉本聰さん…(笑)
そんな彼にやっと後輩の見習い板前・時夫(横山裕君)が出来た…といっても、時夫がまた一平
とは正反対のキャラ!
いきなりタメ口だし、返事は「おいっす」だし(笑)
初日から花板の竜次(梅宮辰夫さん)や、向う板で婿養子の若旦那・保(高橋克実さん)に窘められ
てたけど、あまり効果は無さそう〜(^-^;A
でも何だかんだいっても、仕事は彼なりに真面目にやってたし、髪もちゃんと短く刈ってるし、根は
良い子なんでしょうね。
それに彼がいるからこそ、一平のキャラが際立ってくる訳で…。
今は若女将の律子(岸本加世子さん)が取り仕切ってますが、元々は元大物政治家・熊沢清次郎
(小林桂樹さん)の二号さんだった大女将・夢子(八千草薫さん)の店で、その熊沢が倒れた途端、
急に周りがざわついてきましたわ〜(^_^;)
「坂下」の周辺は高層マンション建設の話が持ち上がっていて、「イースト証券」が黒幕だと言われて
いるものの、実は熊沢の元秘書で議員の真田(小野武彦さん)も絡んでいるやら…と、よくありがちな話。
律子が「新・坂下」の設計図を持っていたことから、不安になる夢子でしたが、熊沢が危篤状態に陥って
しまったとなると、そうも言ってられなくなるかも。
で、ギリギリ“目の黒いうちに”熊沢に呼び出され面会に行った竜次ですが、ビデオの巻き戻し途中で
梅宮さんが白衣を着てたので、てっきり今回はお医者さん役かと思ってしまいましたやん〜σ(^_^;(笑)
あれは目立たないようにという配慮だったんですね。(^^ゞ
そして一平の母親は雪乃(高島礼子さん)なのですが、父親は誰なのか口を堅く閉ざしているそうで、
その候補が3,4人ってのもまた凄い話(笑)
でも元芸者さんだし、その辺の事情はやっぱり訳ありなんでしょうね。
一平は時夫が「出さなくてもいいから」と父親に言われ、手紙を書いている姿を見て、自分も心の中で
まだ見ぬ父へ書くことにしてみた…ということで、タイトルの「拝啓、父上様」となるみたいですわ。
前作の「優しい時間」では、どっぷり“親子愛”が描かれていて、ちょこっと初恋、他は北海道の美しい景色
ぐらいだったので、今回は昔風の少しドロドロ系な感じで興味津々&ちょこっと初恋…は面白くなりそうです(笑)
しかし公式サイトの写真が、Jニーズは絶対載せない主義だからといって、いくらなんでも『豆腐』と『鉄鍋』
ってのは、如何なもんなんでしょ?(≧∇≦)ノ彡 バンバン!