小学校入学までに受ける予防接種
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ロタウイルスワクチン
ロタウイルスによる、胃腸炎、髄膜炎を予防するワクチンです
- 6週から、通常2か月になって、HIB、肺炎球菌ワクチンと同時に受けます .飲むワクチンです。
- 腸重積、イレウスの合併症があるといわれていますが、早く開始すると、少ないといわれています
- 2回のロタリックス、3回のロタテックという、二つの種類が選べます
- 令和2年10月から、無料の定期予防接種になります 。(2020年8月1日以降の生まれの子)
- 任意ですと、ロタリックス1回12650円(税込み) ロタテック1回7920円(税込み)です
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肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌による化膿性髄膜炎 肺炎 敗血症 中耳炎 副鼻腔炎を予防する不活化ワクチンです
- 2カ月から接種します。 とても有効なワクチンです。定期接種になりました。
- このワクチンの接種が始まり、本当に、髄膜炎が減りました。
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Hib(ヒブ)ワクチン
髄膜炎を予防する不活化ワクチンです
- 2カ月から接種します。とても有効なワクチンです。 定期接種になりました。
- このワクチンが定期接種になる前には、細菌性髄膜炎の60%を占めていたHib菌による細菌性髄膜炎がほとんどなくなりました。
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B型肝炎ワクチン
B型肝炎を予防するワクチンです
- 定期接種になりました。通常2カ月時とその1か月後、そして1回目から5か月後、計3回目を接種します。 定期接種です。2020年10月からは、ロタと一緒に6Wから開始もOKです。
- B型肝炎ウイルスは、感染すると、かなり厄介なウイルスです。
- 接種することで、集団生活の中での感染をも、防いでくれます。
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四種混合ワクチン
四種混合とは、百日咳、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオの四種類の混合ワクチンです
- 2か月から7歳半の間に接種する予防接種です
- 2か月になったら、開始。その後約4週間の間隔で2回目、3回目と接種します。
- 1歳までに3回、接種してください。
- この3回の接種を、1期と呼びます。
- 1期と呼ばれる、3回の接種のうち、3回目の接種から約1年あけて、もう1回接種します。
- これを、1期追加と呼んでいます。
- 「四種の1期追加接種」は、通常、1歳で始める水痘の接種の2回目とほぼ同時期になるので、水痘の2回目と一緒に接種することが多いです。
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BCG
- BCGは、結核を予防するワクチンです
- 標準は5か月になったら受けます。
- あまりに早いと、骨髄炎の合併症が出るといわれています。
- 1歳まで定期接種として受けられます。
- 新型コロナウイルス感染症の死亡率が、BCGを接種している国で、低かったことから、注目されています 。
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MRワクチン(麻疹風疹ワクチン)
- 麻疹風疹を予防するワクチンです
- 通常1歳と、年長さんで、計2回受けます。とても大事な予防接種です。
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水痘ワクチン
水疱瘡を予防するワクチンです。帯状疱疹の発症を予防するワクチンでもあります
- 1歳になったら、接種します。その6か月後に2回目を受けます。
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おたふくワクチン
おたふくを予防するワクチンです
- おたふくになると、難聴、髄膜脳炎になることがあります。そのようになると、一生大変になりますので、任意の予防接種ですが、ぜひ受けてください。
- 1歳になったときと、年長さんの時、計2回受けます。
- 1回4840円(税込み)です。
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日本脳炎ワクチン
- 日本脳炎を予防するワクチンです お知らせ
- 通常3歳で2回、4歳で1回受けます。
- 最初の2回の間隔は、1-4週と決まっていますが、急いでいなければ、3-4週をお勧めします。
- (2期として9歳に受けます)
- 日本脳炎ワクチン:品薄のため、ネット受付を中断しております お電話でご予約下さい2021年1月18日
こどもの予防接種 厚生労働省HPへ
小学生以上で受けるワクチン
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日本脳炎ワクチン追加
日本脳炎を予防するワクチンです
- 9歳で4回目(2期として)受けます。
- 平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの人は、20歳になるまで、無料で受けられます。
- 平成19年4月2日から平成21年10月1日までに生まれた方で、接種回数が少ない方は、個別にご相談ください。 13歳未満ですと、9歳から13歳未満で、足らない回数も受けられます。
- 日本脳炎ワクチン:品薄のため、ネット受付を中断しております お電話でご予約下さい2021年1月
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二種混合ワクチン
- 二種混合ワクチンは、破傷風とジフテリアのワクチンです。
- 定期予防接種として、11歳から13歳で接種します。
- 海外では、百日咳の入った、三種混合を、少し大きくなった子ども接種しますが、日本の定期接種は百日咳のない二種混合として、11-13歳に行っています。
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子宮頸がん予防ワクチン
小6から高1の女子が、公費で接種できます
- ガーダシルとサーバリックスという、2種類から選べ。自己負担ありません。
- 年齢が超えた場合、任意で接種できます 。その場合は14850円(1回)です。
- 新しい子宮頸がんワクチンは、公費の対象ではありません。
インフルエンザワクチン
通常子ども13歳未満は、2回接種です (2−4週間の間隔で)
料金 1回 3500円+消費税
(3歳未満では1回の接種量が少なくなります 1回3000円+消費税)
生後6か月から接種します
問診票
2020年秋からのものは、
A型 A/広東・茂南/SWL1536/2019(CNIC-1909 )(H1N1) *
A型 A/香港/2671/2019/(NIB−121)(H3N2) *
B型 B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B型 B/ビクトリア/705/2018/(BVR-11)(ビクトリア系統)*
の4つの株が入っています。
*印は去年と変わった株です
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