
【2012年1月9日】愛は美しく
古典的な美しいメロディと現代的なリズムセクションとの対比が見事な曲です。非常に透明感のあるストリングスが胸を打ちます。ホルンを中心としたブラスセクションが郷愁を運びます。オーケストレーションの素晴らしさを堪能ください。
【2011年12月7日】愛遙かに
何と美しい曲でしょうか。日本人なら晩秋を感じるはず。全編を彩るのは切ないまでのストリングス。ピアノが心の奥の何かに語りかけます。フルートの音色が懐かしい出来事を呼び起こします。ホルンが胸を打ちます。あなたの大切な思い出をこの曲に託してください。
【2010年4月30日】恋するガリア
レイモンお得意のポップクラシカルから。AKIさまのリクエストです。作曲は、J.S.バッハ。 カンタータ156番のアリオーソ(シンフォニア)が原曲です。実は、レイモンは、この曲を二つ録音しています。一つ目はピアノヴァージョン、もう一つはフルートバージョンです。どちらがいいかは好みの問題でしょう。優しく落ち着いた少しロマンチックで静かな曲ですが、この曲につけられたタイトルは、 「わが片足すでに墓穴に入りぬ」だそうです。
【2010年2月20日】コネマラの湖
コネマラは、アイルランドにある手付かずのダイナミックな自然が広がるとっておきの場所。エキゾチックな主旋律が冒頭からピアノで語られ、ホルンが朗々と歌うと、バグパイプの響きと共にリズムを刻んだダイナミックで楽しい曲に一変。ストリングスが遠くの山並みを思わせる静かな旋律を表現したあと、オーケストラの全ての楽器が、マーチのような主題を繰り返して劇的に終わります。是非聴いていただきたい一曲です。
【2010年2月6日】想い出の青い空
正に青い空をイメージさせるとても明るい曲。初っぱなからホルンの美しい調べが主題を奏でます。前編を通して、ホルンとストリングの掛け合いが楽しい。聴いていると旅に出たくなります。そう言えば、旧国鉄の、Discover JapanのCMに使われていたような記憶があります。
【2010年1月15日】愛につつまれて
前曲に引き続き、アルバム『幻想のアリア』から。落ち着いた曲ですね。分散和音のようなピアノに乗ってストリングスが深い響きを醸します。中盤以降はストリングスをホルンが受け継ぎ、遠い山並みを望むような穏やかな気持ちになります。アルバム内では、「リベルタンゴ」というリズミカルでパワフルな曲の次にこれが来るのもいい感じです。
【2010年1月15日】虹色の翼
オーボエの切々たる調べがいきなり胸を打ちます。静かな静かな湖を観ているような落ち着きのある曲調が一転、サスペンスフルな旋律がピアノとストリングスに乗って流れます。全編を通してホルンが曲を締めます。ごうさまのリクエストです。
【2010年1月2日】嘆きのサンフォニー
ピアノがドラマチックに鳴り響き、エレキギターが、リズムを刻みます。透き通った弦が切なく歌うと、ホルンを基調としたブラスが曲を盛り上げます。少し気だるいメロディーラインを全ての楽器が劇的な様相へと導く名曲です。
【2009年12月29日】愛のはじまり
寒い冬。暖かな甘酒に合う曲として選びました。降り積む雪を思わせるピアノの調べが心地よく、素敵なチェロのユニゾンが心を癒してくれます。一転ブラスを交えたストリングスが曲を盛り上げ、切ない胸の高まりを表現したあと、導入部が繰り返され、静かに曲は終わります。私の大好きな『エマニエル夫人』のアルバムに収録された一品です。
【2009年12月24日】恋するモディーニャ
AKIさまよりリクエストいただきました。この曲は、エイトル・ヴィラ=ロボスにより作曲されました。彼は、1887年生まれ、1959年没ですから、比較的新しいクラシックの作曲家ですね。ヴィラ=ロボスは、ブラジル風バッハという組曲を全部で九つ作曲していますが、これは、その第1番第2楽章。始まりがブラスの重厚な響きであり、バッハのイメージとはちょっと違う感じですが、ストリングスが表に出てくると、バックのアコースティックギターと相まってバロックの雰囲気を醸します。私が初めて購入したLPに入っていた曲なので、とても懐かしい思いです。
【2009年12月2日】愛のあかし
ごうさまリクエスト、続くは、「愛のあかし」。なんと渋い好みでしょうか。いわゆる「通」の選ぶ曲ですねぇ。最近の来日公演で演ってくれた『地上の星』を思わせるようなティンパニーの響きで曲は始まります。まるで、ウェスタン映画の主題歌を思わせるような、野性的な曲です。エレキベースが主旋律を奏で、ストリングスがそれを受けます。野を一陣の風が吹き抜けるような爽快さを持った佳曲です。
【2009年12月2日】マッカーサー・パーク
ごうさまのリクエストにお答えして二曲。最初は、「マッカーサー・パーク」。もっと初期の曲のイメージがありましたが、1968年録音、結構新しいんですね。ダイナミックなピアノがまず、曲を引っ張ります。悲愴と言ってもいい調べが心に響きます。続いてストリングスが加わりますが、それを凌ぐブラス・セクションが胸を打ちます。もちろん、ホルンが隠し味のように効いています。中盤は綺麗なヴァイオリンがしっとりと流れ、急流のような終盤へと突入。ピアノの強烈な旋律が印象的。後にディスコにこの曲が使われたのも頷ける気がします。
【2009年7月27日】孤独
高彦さまのリクエスト。とっても気だるいトランペットの前奏から始まります。孤独の辛さというより、哀しさを表現しているアレンジになっています。中盤は、気だるさから脱出しようとするようなストリングスの響きが曲を盛り上げます。ちょっと切ない名曲です。
【2009年6月17日】炎の狂詩曲
レイモンお得意のポップクラシカル。原曲は、「パガニーニの無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲第24番」。エレキベースのつま弾きに、シンセが被さった、とてもクラシックとは思えないアレンジに驚いていると、トランペットの響きに続いて歯切れよいヴァイオリンが歌い出します。中盤の緩やかなピアノの調べが心を癒し、また冒頭のテーマがアップテンポで繰り返され、余韻がいつまでも耳に残るエキゾチックな名曲です。
【2009年4月22日】勝利への讃歌
私くらいの年代ならよく知っているジョーン・バエズの曲。『死刑台のメロディ』の映画音楽でもあります。原曲は(申し訳ないけれど)非常に単調なフレーズの繰り返しなのですが、これがルフェーヴルの手に掛かると、煌めくような美しい曲調に生まれ変わります。チェロとシンセの重厚なイントロをカノン(重奏)のようにブラスが引き継ぎ、ストリングスへと渡します。ルフェーヴルの真骨頂であるホルンが全体を引き締めています。
【2009年3月16日】62年わが追憶の時
RLオーケストラのアルバムの中でも最も好きな一枚『嘆きのサンフォニー』に収録された、珠玉という言葉がぴったりの一曲。ピアノのイントロをギターのつま弾きが受け取り、ストリングスのゆったりとした演奏が実に心地よく響きます。遠くを見つめるような気分になり、時間がゆっくりと流れるひとときを味わうことができます。
【2009年3月12日】アルビノ−二のアダージョ
バロック音楽の名曲として名高いこの曲、もちろん、ルフェーヴルも取り上げています。LPのライナーノーツによれば、ルフェーヴルは編曲を施さず、ジァゾット編のまま、と書いてありました。しかし、聴いてみれば、やはりルフェーヴルサウンドに間違いありません。シンセを用いたオルガン風の音に重なるドラムの響きが鮮やかです。原曲を知っている人には、是非この演奏を聴いていただきたいですね。
【2009年3月8日】バラ色の心
マスターの誕生日に捧げてみようかと。力強いピアノのイントロが心を弾ませます。青空へ突き抜けるような爽やかな旋律が心地よい。春を感じさせる曲です。レイモン・ルフェーヴルがアメリカのヒットチャートで好成績を残した記念すべき一曲でもあります。原曲はご存じミッシェル・ポルナレフ。
【2009年2月27日】傷ついた小鳥
邦題のイメージとは異なり、とっても楽しい曲です。ヴァイオリンのピチカートにピアノが重なり、アコーディオン(シンセかも)が主旋律を奏でます。女の子がウィンドウショッピングを楽しむ光景が目に浮かびました。土居まさるさんが司会をしていた『TVジョッキー』という番組の中で、ルフェーヴルのこの曲が使われていましたっけ。
【2009年2月25日】カンツォーネ
高彦さまのご質問にお答えするために、この曲を選びました。『さよならマリンブルーの夏』と題したカンツォーネ集のアルバムにある一曲。テンポのよいピアノにストリングスが絡んで始まる静かな曲が、一転劇的な様相を呈します。重厚なチェロと金管の対比が美しい中盤を経て、ヴァイオリンの切ない響きが曲を締めくくります。名曲ですねぇ。
【2009年2月3日】シシリアン
ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、リノ・バンチュラが主演した映画で使われました。聞けば分かるとおり、エンニオ・モリコーネが曲を描きました。エキゾチックなイントロと歯切れよい主題が美しい佳曲です。アイヌの民族楽器「ムックリ(口琴)」を思わせる弦の響きが印象的。
【2009年2月3日】時計を止めて
ユキさまへ。カフェ・オレに合う一曲として選曲しました。たっぷりめのカフェ・オレをゆっくり味わうにはぴったりかと思います。ピアノの静かで優しいイントロがしばらく続き、バックにストリングスが流れ始めると、とても豊かな気持ちになります。劇的な盛り上がりはありませんが、チェロのユニゾンが美しいラテンの名曲です。
【2009年1月26日】バッハのプレリュード
高彦さまのリクエスト。レイモンお得意のポップクラシカルから、バッハの一曲です。正式な原題は、「平均律クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲第1番ハ長調BWV846」。バロック音楽の名曲を軽快なリズムに乗せて仕上げました。チェンバロが歯切れよく歌います。’72年のライヴ演奏が素敵です。
【2009年1月26日】白いバラ
ギターのつま弾きに、フルートが絶妙に被さって来ます。静かに川の流れのような演奏が続きます。そして中盤、ストリングスが高らかに主題を奏で、最後はギターのつま弾きに終わります。初期の作品にしては、とても現代的に感じます。
【2009年1月24日】雪降る宵
タイトルとは裏腹に、とても暖かい曲。暖炉が燃える部屋から降り積む雪を眺めている情景。シンセが素敵な音を奏でています。
【2009年1月23日】インシャラー
これも初期の名曲ですね。サルバトーレ・アダモが歌ったそうですが、原曲は残念ながら聴いておりません。ルフェーヴルのアレンジを聴きますと、昔NHKで放送していた『新日本紀行』や『関東甲信越・小さな旅』のオープニングテーマを思い出します。旅の情緒溢れるエキゾチックなアレンジがとても美しい一曲です。
【2009年1月21日】ただ愛に生きるだけ
「とどかぬ愛」が出てきたら、やはりこの「ただ愛に生きる得だけ」も出さないといけない。私にとって、この二曲は切っても切れない関係なのです。「とどかぬ愛」の切なさに、懐かしさをプラスすると「ただ愛に生きるだけ」になります。レイモンお得意のフルートとストリングスの絡みは、そう、初恋の想い出です。
【2009年1月21日】とどかぬ愛
好きな曲なんです。初来日のプログラムにも入っている初期の名曲中の名曲。チェンバロの分散和音で始まるこの曲は、とっても切ないストリングスへと繋がって行きます。「とどかぬ愛」という邦題は本当にこの曲にぴったり。心の琴線に訴える透き通った弦の響きに涙してください。
【2009年1月14日】パルマレス・デ・シャンソン
ルフェーヴル・オーケストラの初アルバムの先頭に収録された祈念すべき一曲。レイモンが担当したTV番組のテーマとして使われたそうです。もちろんレイモン作曲・編曲です。ブラスの響きがとても懐かしい。「カデ・ルーセル」にも通じるところがある、華やかな一曲です。
【2009年1月9日】カデ・ルーセル
知る人ぞ知る曲、というよりルフェーヴル・ファンなら知らないはずがない曲です。この曲は、ルフェーヴル・オーケストラの来日コンサートのオープニングで必ず演奏される曲なのです。ですから、コンサートに足を運んだ人ならば、条件反射でわくわくしてしまいます。レイモンの指揮姿が目に浮かぶ華やかな曲です。オーケストラの全ての楽器が楽しげに響きます。さあ、始まりです。思い切り楽しみましょう。
【2008年6月29日】時の流れに
私の選ぶ、ルフェーヴル・オーケストラのベスト選集の最後には、この曲があります。レイモン・ルフェーヴル氏の全てが詰まったような名曲です。しかし、ここでこの曲は本当は取り上げたくなかった。まさに終わりを暗示する、重厚な曲運びが胸を打って止みません。レイモン・ルフェーヴル氏の死を悼み、今日はこの曲で私の生涯の恩人に別れを言います。
【2008年6月16日】幸福への旅路
原曲を歌ったのは、シャルル・アズナブールです。この邦題は曲にぴったり。しっとりとゆとりに満ちた未来への道が目の前に広がるような名アレンジです。バラライカのような楽器(多分、マンドリンでしょう)が、バックの隠し味として、清冽な雰囲気を醸します。眠りに入る曲としても、目覚めの一曲としても最高です。
【2008年5月5日】愛は限りなく
ユキ さまへ。カンツォーネです。邦題は陳腐ですが、名曲です。子供の日にお贈りしていますが、とっても大人の曲です。チェロの切々たる重低音に泣ける。この美しさはちょっと例がない。バックをやはりホルンが盛り上げます。何度も繰り返し聴きたくなる、素晴らしい一曲です。
【2008年4月13日】裸足のイサドラ
mammamia さまへ。映画音楽が続きます。不世出の天才舞踏家『イサドラ・ダンカン』の半生を描いたものでした。もともと綺麗な曲ですが、ルフェーヴルの編曲は、切ないまでの弦の高音が胸を打ちます。チェロの静とヴァイオリンの動が見事な一曲です。余韻を残したエンディングが素晴らしい。
【2008年4月8日】華麗なる大泥棒
お疲れのmammamia さまへ。あまりヒットしませんでしたが、ジャン=ポール・ベルモンド主演の映画音楽をお贈りします。確か劇場で見たはずですが、あまりストーリーの記憶はありません。しかしこの映画音楽は素晴らしい。作曲はエンニオ・モリコーネ。マカロニ・ウェスタンで有名な人です。ルフェーヴルのアレンジは、まさにヨーロッパ的。刻むように軽快な四拍子に乗って弦が歌い、ブラスが語ります。綺麗な夕日を見ているような音楽です。
【2008年4月7日】恋はスープの冷めないうちに
ユキさまのリクエスト。とっても軽快で、スッキリ爽やかな曲ですよ。タンバリンとトランペットそして、拍手が効果的なイントロです。シンセがピッコロみたいな音で、主旋律を奏で、ブラスセクションが小気味よいリズムを刻みます。まるで行進曲のようです。
【2008年4月5日】恋はみずいろ
これは、ポール・モーリアでないと、と思う人が多いと思います。そう、私も最初はそう思ったんですよね。モーリアのアレンジが耳に馴染みすぎて、ルフェーヴル・バージョンにどうしても違和感を感じていたんです。しかし、何度も聞くうちに、やはりこれはルフェーヴルである、と分かるようになり、そうなると、その良さがジワーっと染みこんで来ました。モーリアの軽快さにに比べて、実にしっとりしたアレンジです。フルートの使い方の巧さはやはりレイモンです。
【2008年3月31日】ノートル=ダム・ドゥ・パリ
ピアノとヴァイオリンの静かなイントロに、フルートが加わって、ああ綺麗な曲だなあ、って思っていると、ホルンが高らかに曲を引っ張り、劇的な主題に変わります。言いようもない切なさがこみ上げます。改めて、ルフェーヴルサウンドにおけるホルンの素晴らしさを感じる曲です。

|
Copyright (C) Cimarosa 2006-2012 All Rights Reserved. 投稿はこちらへ
|
|