1919年 ギャレット社製 蒸気自動車 ペンデルプリンセス号
バンダイ 1/16 プラキット ( 86年11月再販 )
その他のスチーム・トラクター
ごく最近になってオープンしたバンダイWTM(ワールド・トイ・ミュージアム)では実車をみることができます。(写真は筆者自身が撮影しました。)
いやープラモデルとホントに同じでした。(←逆だろ)
ここに収蔵されるにあたり、蒸気釜を含めたレストアが行われたとのことで、大変奇麗でした。館の案内の方によれば動態保存とのことです。
人類史上、初めて走った自らの動力で推進する車両〜即ち自動車〜は、1767年、フランス人、
二コラス・ヨセフ・キューニョが、大砲を牽引するために設計した、蒸気三輪車である。
そして19世紀中ごろから、農耕用のスチーム・トラクション・エンジン又はロード・ロコモーティヴが
多数現れてきた。イギリスではギャレット、バーレル、エイヴリング、ファンラー、フランスではメルクリン、
ドイツではウルフ、アメリカでもJ・I・ケース、バーカー、ビアレスと言ったメーカーがトラクション・エンジンの
製造販売を開始している。
1886年から1930年半ばまでは、「ショーマンズ・エンジン」と呼ばれる、美しい装飾をふんだんに
凝らしたタイプが製造された。これらのタイプは農業用ではなく、主にサーカスや遊園地、
博覧会会場などで、機械の運搬に使われた他、定置発電機として電気の供給源としても活躍した。
華やかな外観ゆえ、子供達の間でも大変な人気者であったという。

このペンデルプリンセス号は、イギリスのリートンにあるギャレット社で製造されたショーマンズ・エンジン。
20kmの走行に90kgの石炭と250リットルの水、7リットルのオイルを必要とする。
蒸気発生後、走行可能な状態になるまで約2時間かかるという。