カップリングなりきり100の質問(俺屍版聖蓉)






1 あなたの名前を教えてください

「山百合蓉子と申します」
「耳口王と書いて“せい”。姓は蓉子と同じ」
「聖、己の名ぐら」
「然う、其れが私の名前。ついでに言うと山百合家の当主なんてのもやってる」


2 年齢は?

「一歳と六ヶ月です」
「年齢、ね…」
「聖」
「へいへい。一歳と三ヶ月になったところ」


3 性別は?

「女です」
「私も同じ」


4 貴方の性格は?

「生真面目。お節介とも」
「私は適当、それなり、何となく」
「嘘ばっかり。確かに適当なのは認めるけど」


5 相手の性格は?

「甘えた、淋しがり、人見知り、独占欲が強い。一つの事にのめり込むと周りが見えなくなる。総じて子供みたいな人」
「世話焼き、努力家、几帳面、人当たりが良い。総じて優しい。だけど時たま凄く怖くて、まるで鬼のよう」
「誰のせい?」


6 二人の出会いはいつ?どこで?

「聖の生まれ月である師走、イツ花が天界から家に連れて来た時に」
「と言うか私は覚えてない。そんな赤子の時の出会いなんて」


7 相手の第一印象は?

「真っ白で。弱々しい印象を受けたわ」
「だから、覚えてないって。てかこの二つの問い、蓉子にしか答えられないじゃん」
「じゃあ…物心がついた時に感じた私の印象はどうだった?」
「一言で言えば…鬱陶しい、かな。何でも干渉されてたような気がしてたから」
「…然う」


8 相手のどんなところが好き?

「…」
「あら、蓉子さん。どうして黙るのかしら」
「…改めて訊かれると分からないものだわ、て思っただけよ」
「私はねー、やわらかいところが好き。はい、蓉子さんは?私のどんなところが好き?」
「…強いて言えば。私に甘えてくるところ、かしら。ところで聖、やわらかいって何」
「勿論、む」


9 相手のどんなところが嫌い?

「最低なところ」
「いや、蓉子さん。やわらかいと言うのはね、胸だけじゃなくてだね?其の性質が…」
「で、聖は?私のどんなところが嫌いなのかしら?」
「いやいや、嫌いなところなんてありませんよ」
「真面目に答えて。以前、強いところが大嫌いって言ってたくせに」
「…然うだな、強いて言えば討伐とか家の事を理由にして構ってくれない事、かな」


10 貴方と相手の相性はいいと思う?

「…さぁ、どうかしら」
「はい!身体の相性はとても良いと思う!だって凄く気持ち良いもの!」
「……」
「あ、いや、すみません。え、と、悪くは無いと信じてます」
「然うね。何だかんだ言っても、一緒に居たいと思えるもの」
「よーこー…」


11 相手のことを何で呼んでる?

「聖。本当は当主様、或いは初代様の名で呼ばなければいけないのだけど」
「蓉子。だって蓉子には名前で呼んで欲しいんだもの」


12 相手に何て呼ばれたい?

「今のまま“聖”で。“当主様”と初代名だけは絶対に嫌だ」
「蓉子、で良いわ」


13 相手を動物に例えたら何?

「動物、ねぇ。蓉子は何だろう…」
「聖は方向感覚の無い猫。散歩に行くと言ってはいつも迷子になるから大変なのよ」
「だって都ってば、復興前と復興後だと大分様変わりするのよ?」
「だからってせめて自分ちへの帰り道ぐらい覚えておきなさいよ」
「はーい。あー然うだ、蓉子はお輪さん。凛としていて美しいところが似てる」
「え…」
「“神”も所詮、“動物”でしょう?」
「其れは…然うだけど」


14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

「…ぷれ?」
「贈り物の事らしいわ」
「あ、成る程。然うだなー、この間は兎の土鈴をあげたけど」
「出来れば私の為に無駄使いはして欲しくない…と言うのが本音なのだけど」
「無駄使いなんかじゃないよ、あれは。蓉子の事だけを想って買ったんだから」
「…然うね、ごめんなさい」
「で、蓉子は?何を呉れる?」
「……本当は聖が望むもの、が一番なんでしょうけど」


15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

「………聖が呉れる物ならば、何でも」
「勿論、蓉子!蓉子が欲しい!いつでも受け付けてます!」
「然う。じゃあ、聖に合わせて上衣を縫ってみたんだけど要らないわね」
「物凄く欲しいです、はい」


16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

「一寸した浪費癖。物欲はあまり無いくせに。おかげで家の改築もままならない」
「……忙しいと夜、あまり部屋に来てくれないところ」
「其れは…仕方無いでしょう」
「私は毎日だって良いのに」
「其れは嫌。身体が持たないし、其れに」
「…其れに?」
「…家の中には私達だけじゃなくて、皆も居るのよ」


17 貴方の癖って何?

「気持ちが昂ぶると噛み付く。未だ持って治らない。治りそうも無い」
「私は…不安になると伏し目がちになる事、かしら」
「…滅多に無いけどね、そんな事」
「だって聖の目は…」
「私の目が、何?」
「…いいえ、何でも無いわ」


18 相手の癖って何?

「蓉子の癖ねー。んと、感じていると私の髪の毛に指を埋めてくしゃくしゃにするんだ。で、イくと」
「其れ以上は言わなくて良し」
「えー」
「何」
「…じゃあ。これは癖かどうかは知らないけど、自分から手を繋ぐ時は決まって指先を握ってくる。其れが凄く可愛い」

「……」
「あれ、まただんまり?なんで?」
「……寝てる時、顔を胸にすり寄せて来るのよ、貴女」
「若しかして蓉子さん、其れぐらいで其の気になっちゃう、とか?やだなー蓉子さんってば。然うなら然うと早く言ってくれれば」
「莫迦な事言ってると殴るわよ?」


19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

「閨を共にした筈なのに、次の朝、他人行儀のような態度をされると…淋しくなる」
「…最初の頃はいつも私を一人ぼっちにしたくせに」
「あれは…ごめん」
「…私も他人行儀な態度をしているわけじゃないのよ。ただ…」
「…ただ?」
「…思い出すと顔が熱くなって。あと赤くもなっているみたいで、此の間、其の事を祐巳に言われて」

「お願いだから床の間に姿絵を飾っておかないで」
「いや、だからあれは飾ってあるんじゃ無いんだって」
「じゃあ、私の目に映る所なんかに置いておかないで」
「や、だから…て、あれ」
「…知らない女の白粉の匂いを纏わないで」
「…ごめんなさい」


20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

「…貴族から来た手紙の事を黙っていた時」
「あの時は思い切り不安になったのよ。しかもあれ、どう読んだって懸想文だったし」
「…応じるつもりなんて、最初から無かったわ。大体、言ったところでやっぱり怒るじゃない」
「あれは蓉子に怒ってるんじゃないよ。つか、どうして送ってくんのかな!
そりゃ蓉子はとても良い女だし、気持ちは分かるけど!蓉子は私の女(ひと)なんだって!」
「……」

「私の場合は皆の前でくっ付こうとすると怒られる」
「元服前の子供達の前で何を考えているの」
「やだなぁ、一寸した肌の触れ合いじゃない。大事よ、これ」
「貴女の場合、一寸じゃ済まないじゃないの!この間だって」
「大丈夫、皆違うとこ見てたから」
「然う言う問題じゃないわよ、もう」


21 二人はどこまでの関係?

「どこまで…だって」
「…どうして振ってくるのよ」
「そりゃあ、蓉子の口から直接聞きたから」
「……」
「さぁさぁ、蓉子さん」
「…閨を」
「うんうん」
「……共、に」
「わぁ、蓉子可愛い。抱き締めたい」
「…止めて」


22 二人の初デートはどこ?

「…で、と?ねぇねぇ蓉子、で、とって何?」
「…とりあえず、離れてくれないかしら」
「えー、良いじゃない」
「良くないわよ!もう!」
「あー…」
「…そんな残念そうな顔をしないで」
「…仕方無い、また後でする事にして」
「…」
「で?でとって何なの?」
「……せ」
「うん?聞こえないよ、蓉子」
「……逢瀬の事だそう、よ」
「つまり初逢瀬の場所って事?んー、二人で賀茂川のほとりを散歩した事はあるけど」
「思えば、あまり二人だけで何処かに行った事は無いわね」


23 その時の二人の雰囲気は?

「のんびりしてたね、珍しく」
「さっきも言ったけれど。二人で出掛ける事なんてほとんど無いから。子供達も居るし」
「然うだ、今度はお祭りにでも行く?勿論、二人っきりで」
「でも子供達が…」
「令や祥子が居るじゃない。問題を言うのなら江利子、だよなぁ…」


24 その時どこまで進んだ?

「進む?え、と、あの時は何処まで行ったっけ?」
「…」
「蓉子?」
「自分で思い出せば良いじゃない」
「えー…」
「……」
「確か…賀茂別雷神社の近くまでは行ったと思う、うん」
「…」
「な、何、蓉子…」
「…境内で強引に口付けしたくせに」


25 よく行くデートスポットは?

「すぽ…?なんか知らん言葉がやたらに出てくるなぁ」
「つまりは場所って事らしいわ」
「場所、ねぇ。最近は忘我流水道、とか」
「…紅蓮の祠や九重楼にも行くわね」
「で、戦勝点を稼ぎたいのなら親王鎮魂墓」
「代わりに相翼院や鳥居千万宮にはあまり行かなくなったわね」
「然うだねー…て」
「…全て、討伐場所じゃない」
「この質問に答え終わったら散歩にでも行こうか。賀茂川のほとりにでも」
「…ええ、然うね」


26 相手の誕生日。どう演出する?

「一度しかないからなぁ。多くても二度だし。と言うかもう、過ぎてる、し…」
「でもお正月は一緒に過ごせたわ」
「然うだけど…」
「私は…若しももう一度、誕生日を迎える事が出来るのならば。
一緒に居て、同じ時間を過ごして呉れるだけで良いわ。今年のお正月のように」
「蓉子…」
「聖は…違う?」
「…うん、然うだね。其れで…」
「…」
「生まれてきて有難う、って言う」
「…聖」
「それから生きている事を二人で実感する、と」
「……ばか」


27 告白はどちらから?

「私から。蓉子は暫く好きって言ってくれなかった」
「…」
「不安…だったのよ」
「…ごめんなさい」


28 相手のことを、どれくらい好き?

「どれくらい…ね」
「言葉にすると何か軽くなる気がするわ」
「でも言葉は大事なんでしょう?言葉は言の葉、言霊が宿る、てね」
「けれど程度を表すのは難しいわ」
「蓉子」
「あ…」
「私は…抱き締めて離したくなくなる位、蓉子が好きよ」
「…聖」


29 では、愛してる?

「勿論。愛しくて愛しくて堪らない」
「…」
「蓉子は?」
「…私も同じよ」
「だめ。ちゃんと言って」
「私も…聖が愛しいわ。誰よりも」
「ね、ぎゅっとしてよ」
「…ん」


30 言われると弱い相手の一言は?

「…耳元で好きと囁かれると、身が竦んだようになってしまって」
「力を宿した目で名を呼ばれると、身動きが取れなくなる」


31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

「……」
「してないよ?」
「…白粉」
「蓉子にしてるような事はしてない」
「…私は手紙を全て焼き捨ててるわ。貴女が不安定になるから」
「ん、知ってる」
「…不安にさせないで」
「…うん」


32 浮気を許せる?

「……」
「蓉子、あの」
「……しないで」
「……うん」


33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?

「一時間…て、どれ位?」
「決まった刻になると太鼓がなるでしょう?あれは二時間間隔らしいわ」
「って事は其の半分て事か」
「同じ家に住んでいるからわざわざ外で会うという事はしないだろうけど。でも聖はどちらかと言うと時間に淡白だから」
「多分、待たせる事の方が多い…だろうなぁ」
「それでも私は待ってる…と思うわ」


34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

「胸」
「…即答、ね」
「あと髪。と言うか一番を付けるのは難しい」
「私は指」
「どっちの?」
「どっち…て?」
「指は手と足にあるでしょう?」
「…手、よ」


35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

「そりゃあ、目元を赤くして声を殺しているさま、とか?」
「然う言う生々しいのは止めて」
「じゃあ…後姿。髪の毛を払った時に垣間見える髪の生え際、白い項が見えた時。
あと正座を崩した時に着物の裾から見える足首から指までの線と踝」
「…其れって仕草と言うのかしら」
「まぁ、良いじゃない。で、蓉子は?」
「…討伐中、鬼と戦っている時だけに見せる顔。術詠唱中の瞳の色」


36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

「何気無いんだけど。意図せずに視線が絡み合った時かな。おまけに微笑みかけられると本気で堪んない」
「私は…」
「ん、何?」
「…聖が穏やかな目を向けてくれた時」


37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

「ついでも直ぐにばれる自信はある」
「聖は基本的に分かり易いから」
「でも私は蓉子の嘘は屹度分からないと思う。何か悔しい」
「…話を元に戻しましょう。私は其の時に嘘が必要だと判断すればつくわ」
「…ふぅん」
「だけど出来るだけ然う言う状況は作り出したくないわ。
一度ついたら其の嘘を隠す為にまた嘘をつかないといけなくなるから」


38 何をしている時が一番幸せ?

「抱き合って、蓉子を感じている時。心の底から然う思う」
「…否定はしないわ」
「肯定もしないの?」
「…抱き合って聖を感じている時、私は仕合わせだと思うわ」
「うん、良かった」


39 ケンカをしたことがある?

「あるねぇ」
「今もするわね」
「でこ曰く、痴話喧嘩らしいけどね」
「…こういう関係になる前も結構したわね」
「うん、したね」
「大抵、私が世話を焼いて」
「私が反発した時に」


40 どんなケンカをするの?

「どんなって。口喧嘩」
「流石に手は出さないわね」
「若しも然うなったら私、ボコボコにされちゃう」
「…人の事をなんだと思っているの」
「そりゃあ、拳一つで生きる…」
「槍を持ってきてあげましょうか?槍使いさん」
「あ、いえ、結構です…」

「え、と。蓉子は理屈で攻めてくる。しかも大概は正しい」
「聖は最終的には何も言い返さなくなって、部屋に篭ってしまうわね」
「だって何を言っても正論で返されるんだもの…」


41 どうやって仲直りするの?

「篭ってしまった場合はある程度の時間を置いてから私が直接部屋に行くわ」
「其の時の蓉子の声は決まって優しくて」
「それから若しも触れられるようだったら頭を撫でながら“ごめんなさい”と言うの」
「…何処まで言っても子供扱いされるんだよね」
「だって子供の頃の貴女は其れで良く落ち着いていたから…」
「…ま、良いんだけど。結局私も其れで蓉子の膝に頭を乗っけてしまうから」
「聖の声はいつも小さいのよね」
「でもちゃんと言ってるよ。ごめんなさい、て」
「大丈夫よ。ちゃんと聞こえてるから」


42 生まれ変わっても恋人になりたい?

「そもそも生まれ変わったら其れはもう蓉子じゃない」
「じゃあ、なりたくない?」
「其れは生まれ変わった私が考えるべき事であって、今の私が考える事じゃない」
「……」
「でも」
「でも?」
「生まれ変わった私が若しも、生まれ変わった蓉子と出逢ったら。好きになる可能性は否定しない」
「…然う」
「蓉子は?」
「私は…生まれ変わる事を考えるより、今聖と居られる時間を大事にしたいわ」
「うん、然うだね。私も然う思う」


43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

「眠りに落ちる前に、優しく抱きしめてくれる時」
「…枕にしてくれている方の指で髪をそっと梳いてくれる時」


44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?

「…何日も触れさせてくれない時」
「…他の女の白粉の匂いを纏ってる時」


45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

「蓉子さーーん!!」
「ちょ、一寸聖…ッ」
「とまぁ、こんな感じで、傍に居ることです。手を繋ぐのもあり」
「分かったから、今は離れて?」
「…あい」
「私は頭を撫でてあげたり、許す範囲で甘えさせてる」
「蓉子も甘えてよ」
「…然うする事で多分、私も甘えてるのよ」


46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

「聖が先に逝ってしまったら。迷ってそうよね」
「だけど先が良い」
「私の意思は?」
「……死なないで、蓉子」
「…」
「蓉子、気付いてる?蓉子の今月の健康度、少し下がって…」
「私は暫くは死ぬつもりは無いから。だから余計な心配はしなくても良いわよ」
「…うん」


47 二人の間に隠し事はある?

「…あっても直ぐにばれると思う。嘘と同じで」
「あら?聖は私に隠し事をしたいのかしら?」
「いや、したくありませんよ。はい。蓉子は?」
「私は…どうかしらね」
「え、何其れ!若しかして何か隠している事があったりするの?!」
「いいえ?」
「どうして疑問系なのさー!?」


48 貴方のコンプレックスは何?

「…え、と?」
「劣等感、とでも言うのかしら」
「劣等感…ねぇ。以前は身長だったけど」
「気にしてたの?」
「と言うか見下されているような気がして、ね。我ながら被害妄想も良いとこだ」
「私は…然うね。この家の子って大抵後に生まれた子の方が先に生まれた子より能力的に高くなる傾向にあるのだけど。
私が3日かけて覚えたものでも、聖は1日半ぐらいで覚えてしまって」
「でも其れは親にもよるでしょ?しかも私と蓉子の親の差ってそんなに無い筈だけど」
「だからこそ、なのよ…」
「だけど今となっては蓉子の方が術、沢山覚えてるよ。技も確実に蓉子の方が高い。
思うに其れは先とか後とか関係無くて、蓉子が頑張っていたからだと思う。私は見てたから知ってる」
「…有難う」


49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

「ええ、其れはもう!夫婦って呼ばれるまでの仲ですよ!」
「……」
「ちなみに祐巳ちゃんは全然知らないみたいだね。私達の事」
「…余計な事は言わないでよ、絶対に」


50 二人の愛は永遠だと思う?

「そんな言葉、嫌いだ」
「聖…」
「永遠とか久遠とか、そんなのどうでも良い。今、蓉子と一緒に居られれば其れで良い」
「…」
「だから。傍に居て、蓉子」
「…居るわ、聖。最期の刻まで、ずっと」









 −後半戦