− 不思議な出来事 −

鈴が亡くなるちょうど1ヶ月前から不思議な事がありました。
ママは鈴の写真を撮るのが大好きでした。
我が子の可愛いしぐさ、面白い顔…
フィルムをすでに93本も使ってました。

亡くなる1ヶ月前、何気に撮った鈴の写真、後ろのテレビの中に人が写ったんです。
それも2枚も。そのちょっと前はテレビの中に女の子が写りました。
その頃は、女の子の写った写真は気がつかなかったのですが、人が写った写真2枚は現像して直ぐわかりました。
ママは鈴に何かがあるんじゃないか…この人が何かを訴えているんじゃないか…とずっと思っていました。
パパはそんなことないよーって言ってましたが、どうしても気になって仕方ありませんでした…近いうちに鈴に何かが起こるんのではないかと…。

それからちょうど1ヵ月後、ママの弟の命日に鈴がショック状態を起こしました。
鈴は亡くなりました。そしてこの1ヶ月間、パパもママも色んな所に鈴を連れて行ってることに気づきました。
鈴が亡くなるのがわかっていたかのように…
普段会えない人達に会いに行ったり…
今思えばなんだか最後の思い出作りをしてるかのようでした。

鈴が亡くなる2日前に撮った写真が2枚あります。
1枚はポポちゃんの三輪車にまたがっている姿。後ろ向きでした。
もう1枚はテレビにバイバイしてる姿…これも後ろ向きだったんです。

これを現像した時は亡くなった後で、まるでパパとママにバイバイをしているように思えました。
鈴がよく、おかぁさんといっしょのビデオを見ていて、
最後におにーさん・おねーさんがカーテンコールのときに、
バイバイしているのをいつも真似していたその姿が可愛くて、何気なく撮った写真だったのに…

鈴はもういないのに、何故か鈴の気配をずっと感じていました。
同じ部屋で同じ空気を吸っているように思えたり、まだ病院に入院してるような錯覚もしました。
物音がするたびに何かがガサっと聞こえたりすると、そこに今すずがいるのかな…って。
タマが上を向いてじっとしていたりすると、鈴とお話しをしてるんだなーって感じました。

そして49日、お墓に鈴を(納骨)入れました。
その日からママの回りに鈴がいたような気配がしなくなってしまいました。
本当に1人で天国に行ってしまったの…?
「肉体はないけど魂はいつもそばにいて一緒に行動してるんだよ」ってパパは教えてくれました。

ママは夢の中で何回も鈴に会いました。
でも、どれも泣いている鈴ばかりでした。
きっともっとママたちと一緒にいたかったんだよね…

それなのに夢の中でママは鈴を1人でバスに乗せていたり、…してました。
どうしてそんな夢を見てしまうのでしょう…?
夢の中でしかもう鈴に会えないのに…
笑った鈴に会いたいのに…

ママの友達からこんな手紙をもらいました。

「子供を亡くした母親が、3年以内に子供を産むとその子が帰ってくると…」

親は子供を選べないけど、子供は親を選ぶ事ができて、必ず自分の母親をみつけて戻ってくるそうです。
その子が3歳くらいになって言葉がうまく話せる頃になると、行った事もない場所の話をしたり、
昔住んでいた場所の事を話したりして、でも、その場所は亡くなった子と住んでいた家であり、
遊びに行った公園であったりするそうです。
前の子とは顔も性格も性別も違っているらしいけど、そういう場面を知り合いの産婦人科医の先生は
30年の間に3回くらいあったと聞きました。」

私たちは鈴の兄弟が欲しかったし、一人っ子にさせたくなかったので、病院に通っていましたが、
すでに1年も経っていました。

この手紙を読んでどうしても子供が欲しい…

と再び強く思えるようになり、49日が過ぎてから休んでいた不妊治療を再開する事にしました。
鈴を授かった時と同じように、排卵誘発剤を飲みましたが卵子が育たなく、
注射をうったりすると今度は卵子が5つも6つも育ってしまったりと、なかなかうまくいきませんでした。
そして、婦人科の先生から腹腔鏡手術をすすめられました。
全身麻酔をして、お腹を3箇所切って、卵巣の表面を高周波、または電気メスで焼いて、
うすくすることで排卵しやすいようにします。
私の場合、前に帝王切開をしてるので、癒着していて排卵しにくくなっている、
可能性もあったので通水検査もしました。
入院は3日程でした。
全身麻酔と聞いてちょっと怖かったのですが、思い切ってうける事にしました。
その後、約1年はゴールデン期間だそうです。

そして、ついに授かる事が出来ました。

予定日は平成15年2月4日ですが、
今度も帝王切開と言う事で、早めに出産になるそうです。
そうすると鈴の命日にぶつかるかもしれません…。
パパは「絶対鈴が帰ってきたんだよ…」って言ってます。
命日にはぶつかってほしくありませんが、私も鈴がまた私たちの所に帰ってきてくれたと思っています…。
ちょうど1年後なんて、アンビリーバボ〜です!

その一年後がもう時期来ようとしています。また偶然でしょうか?出産の予定のお話しをしました。
産科の先生は鈴の命日など知るわけありません。勿論言ってもいません。
担当の先生の話しでは、1月4週の火曜日か金曜日と言われました。
『えっ!』金曜日は鈴の命日です。ここまで偶然重なるとは...
先生に事情を話して金曜は避けて頂くように言いました。そうなると火曜日の21日かな〜って勝手に思ってます。
優先する事は、お腹の子供が成長してる事が第一優先ですから、命日は二の次って事ですかね〜...
にしても、アンビリーバボーは続く我が家でした。

その後先生と予定日を決めました。
平成15年1月14日にしました。命日の誕生日は、出来る事なら避けたいですからね〜
しかし...我が家は不思議な事は何処まで続くのでしょうか?
生まれて退院する予定日が、1月24日だそうです。...おいおい!!
でもこれぐらいはいいかな〜
鈴が旅立った日に家に帰ってくるんだね。
きっとまだまだ不思議体験をするような気がします。
生まれた子供が、鈴の記憶を持ってるような気もします。
それと、ちょうど予定通りに帰ってきたら、くぎりの1周忌が来るので、
鈴に写った不思議な写真を見てもらうね。
良くでても悪くでてもそんな事はどうでもいいんだけど、ハッキリしないと気味悪いからね。
何処で見てもらおうかな〜???

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