アリアンロッドリプレイ

第1話『嵐の前触れ』

(注意)本リプレイは『エリンディルアドベンチャー』を使用しています。 未プレイの方はネタバレにご注意ください。

Preplay 今回予告 グランフェルデン近郊のバイコルク村が妖魔たちに占拠されてしまった。 村人の多くはグランフェルデンに避難してきたが、一部の者は逃げ遅れ,妖魔に捕らわれて しまった。 捕らわれた村人たちを救出し,妖魔たちを仕留め、バイコルク村を解放せよ。 キャラクター紹介 Ikaspear Ikaspear Icon キャラクターシート:イカスピア 名前 :イカスピア 種族 :フィルボル 性別 :女 年齢 :3才 レベル:1 クラス:メイジ・メイジ スキル:《ニンブル》(1) 《ウォータースピア》(1)《ウォーターマスター》(2)《コンセントレイション》(1) 《マジックブラスト》(1) 《オピニオン》(1)《アナライズエリア》(1) 装備 :スタッフ, ハット, クロスアーマー イカスピア:わたしはダイナストカバルの怪人イカスピアでゲソ。ダイナストカバルのライン 支部にいたゲソが、 『今度グランフェルデン支部を開設するので、お前先にグランフェルデンに乗り 込んで、我が組織の協力者を増やしてこい。』 と大首領から命じられてきたでゲソ。 GM:怪人と言ってもデータ的にはフィルボルなんですね。 イカスピア:単なるフレーバーでゲソ。演出で手は触手になっているでゲソが、ルール的に触 手を再現するのは諦めたゲソ。 マリー:旧版ですと、ライフパスの出自で“柔軟な体質”で“伸縮腕”が取れましたわね。 GM:邪悪化してフォモールになれば手を伸ばせますよ。 イカスピア:フィルボルなんて邪悪化したらゴブリンになるじゃなイカ。エキストラでダイナ ストカバルの戦闘員も付いてるでゲソ。戦闘員にはゲーム的なデータは無いので フレーバーでゲソが。 Olivier Olivier Icon キャラクターシート:オリビエ 名前 :オリビエ・アステリックス 種族 :ヒューリン 性別 :女 年齢 :25歳 レベル:1 クラス:シーフ・サムライ スキル:《オールラウンド》(1) 《スティール》(1)《バタフライダンス》(1)《フェイント》(1) 《スピリットオブサムライ》(1)《トルネードブラスト》(1) 《ファインドトラップ》(1)《リムーブトラップ》(1) 装備 :菊一文字, ハット, レザージャケット, バックラー, シーブスツール オリビエ:我輩はオリビエ。サムライだ。 GM:女の子なのに1人称が我輩なんですね。 オリビエ:もう25歳なので女の子、というには微妙だな。それはともかく、我輩は普段は男 装してて、付け髭も付けている。 イカスピア:髭が片方取れてるでゲソ。 オリビエ:おっと、いかん。 GM:で、どうして男装を? オリビエ:サムライの家を継ぐために男として育てられた。ちなみに姉が2人いる。 Rorgan Rorgan Icon キャラクターシート:ローガン 名前 :ローガン・フォン・ガードフェン 種族 :ネヴァーフ 性別 :男 年齢 :19歳 レベル:1 クラス:ウォーリア・モンク スキル:《アダマント》(1) 《アームズマスタリー:斧》(1)《カバーリング》(1)《バッシュ》(1) 《マインドアデプト》(1)《レジストエレメンタル》(1) 《エンラージリミット》(1)《トレーニング:器用》(1) 装備 :ハンドアックス, ラウンドシールド, ヘルム, レザージャケット, ポイントアーマー ローガン:わたしはローガン。19歳なのでネヴァーフとしてはまだ未成年だ、とビールを飲 みながら自己紹介する。 GM:未成年と言いつつ飲んでるんですね。 ローガン:ぐびっ。こんなものはただの水だ。 Maryweather Maryweather Icon キャラクターシート:マリーウェザー 名前 :マリーウェザー・リアンノン 種族 :エルダナーン 性別 :女 年齢 :?才 レベル:1 クラス:アコライト・メイジ 出自 :神官 境遇 :天啓 目的 :正義 スキル:《イモータリティ》(1) 《ヒール》(1)《プロテクション》(2) 《フィジカルエンチャント》(1)《マジックブラスト》(1) 《トリビアリスト》(1) 《フェイス:ブリガンティア》(1)《ミュントスノウリッジ》 装備 :スタッフ, ハット, クロスアーマー, 聖印 マリー:私はマリーウェザー・リアンノンと申します。ブリガンティア様の使途として神 殿で働いていますわ。 オリビエ:お姉さんキャラだな。 マリー:あら、皆さん年下なんですのね。 GM:マリーは《イモータリティ》持ってるんだから当たり前です。さてギルドサポー トはどうします? ローガン:GL1なら《蘇生》《祝福》が定番だが《目利き》も捨てがたいな。 イカスピア:《目利き》はCL上がって敵のドロップ品にいいもの出てからでもいいでゲソ。 オリビエ:我輩が《スティール》のSL延ばしたら《目利き》取ろう。 ローガン:なら今回は《スティール》は無しだな。《蘇生》《祝福》で《蘇生》を持ってい こう。 マリー:ギルド名も決めないといけませんわね。ここはやはり、ブリガンティア様を讃え る名前で…。 イカスピア:“ダイカストナバル”にするでゲソ。 GM:また微妙な名前を。 イカスピア:神殿とダイナストカバルが協力するギルドなんだからこれが相応しいんじゃなイ カ? マリー:困ってる方達を救うために協力するのならやぶさかではありませんわ。 GM:ギルド名は“ダイカストナバル”に決定ですね? ではセッションに入りましょう。
Opening Phase 01 GM:皆さんのいる“古き王都”グランフェルデンは現在妖魔との戦いの最前線にある国 で、国内では最近頻繁に妖魔が来て暴れまわっています。近隣の国とはパリス同盟 を組んでいるので、妖魔が襲ってきた、となれば助けてくれるはずなのですが、パ リス同盟の他の国は,神聖ヴァンスター帝国を警戒するために援軍を出せずにいま す。 イカスピア:あちらはあちらで大変でゲソ。この間はラインやクラン=ベル辺りでは粛清装置な んかも発動しかけちゃったでゲソ。今はあの辺りは落ち着いているでゲソが。 マリー:それだけが原因かしら? 近隣の国では、つい最近までグランフェルデンは地図に も載せていただけなかったそうですわ。 “古き王都”グランフェルデンはアリアンロッド2eになってから設定された国です。なので アリアンロッド1eの時代に描かれたエリンディル西部の地図には載っていません。 GM:グランフェルデンの国王はコーラッド・グランフェルデンと言う52歳のヒューリ ンの男性です。国王は外交的な人で、近隣の国とも交流を広げてたりと色々改革 しようとしていて、庶民からは慕われています。一方、保守派の貴族達には受け が悪く、アマンド・オーディアールというエルダナーンの貴族を筆頭に裏では権 力争いが繰り広げられています。 イカスピア:権力にしがみ付いているのがいるでゲソ。 オリビエ:ローマの元老院みたいだな。 マリー:国王の外交政策のお陰で他国の地図に載ることができたわけですわね。きっと今 までは鎖国していて交流が一切無かったんですわ。 GM:さて、グランフェルデンは今日は市の日なので町の広場には屋台がたくさん出て います。 イカスピア:わたしも焼きそばの屋台出すでゲソ。 マリー:市で大勢の人が来るなら、神殿としては皆様が混乱無くお買い物を楽しめるよう うに、屋台の配置を決めなければなりませんわね。屋台の許可申請書の束をにら めっこしつつ、人の流れがスムーズになるように屋台の配置場所を決めたり警備 員や誘導員のシフトを決めたりしていきますわ。 イカスピア:「中々頑張っているじゃなイカ。」 マリー:「皆さんがゆっくりお買い物できるようにするのも神殿に仕える者の役目ですわ。」 イカスピア:「それはともかく、私のイカ焼きそばの屋台をもう少しいい場所にして欲しいで ゲソ。」 マリー:「それは駄目ですわ。同じギルドだからといってエコ贔屓するわけにはいきませ ん。公平にくじで決めたことですから、従ってください。」 ローガン:その横でビールを飲んでいる。 「うまい。」 オリビエ:屋台で買ったイカ焼き齧ってる。 マリー:「あの、手が空いているのでしたら手伝っていただきたいのですけど。」 ローガン:「ふっ、ビールがうまい。」 オリビエ:「イカ焼きもうまいな。」 マリー:「…わかりました。ブリガンティア様、これもきっと試練なのですね。」 ローガン:ぐびぐび。 マリー:「ローガンさん、神殿に仕える者があまり気楽にされるのはどうかと。」 ローガン:「酒を気楽に楽しまんでどうする。」 マリー:「私達は裏方。町の方達が気楽に市でお買い物を楽しんでいただくために汗を 流すのが裏方の務めですわ。」 オリビエ:「任せた。」 ローガン:ぐびぐび。 マリー:「はぁ…。」 イカスピア:「元気出すでゲソ。焼きそばサービスするでゲソ。」 マリー:「ありがとうございます。イカスピアさんの焼きそば、美味しいです。」 イカスピア:「それは良かったじゃなイカ。」 マリー:「ええ、美味しいことは美味しいんです。ただ…。」 イカスピア:「美味しいなら問題無いじゃなイカ。」 マリー:「でもお祈りの時間に、神殿の前で焼きそばを焼くのは止めていただきたいんで す。焼きそばの香ばしい香りが漂ってくると、お祈りに来られた信者の方が1人ま た1人と退席するんです。」 イカスピア:「その時間帯は一番の書入れ時でゲソ。」 マリー:「神への祈りを焼きそばで邪魔しないでいただきたいんですの。」 ローガン:「焼きそば食べながら言っても説得力無いぞ。」 マリー:もぐもぐ。 「このソースの香りがいけないんですわ。」 イカスピア:「うちの秘伝のソースでゲソ。それじゃわたしは屋台で焼きそば売ってくるで ゲソ。」 GM:さて、イカスピアが屋台を出していると気付くことがあります。今回のような市 のときは、屋台ごとにだいたい出す場所が決まっているので、近くで屋台を出し ている人とは顔見知りです。いつもあなたの隣には猟師のノルカと、娘のソルカ という親子が屋台を出しているのですが、今日はいません。 Solka ローガン:ノルカソルカか? イカスピア:そのネーミングはダイカストナバルを笑えないでゲソ。 GM:仕方ないでしょう。シナリオ集には娘の名前がソルカと書いてあるんですから。 ソルカ、と来ればもうノルカしか思いつきません。 オリビエ:シナリオ集に父親の名前が載ってないということは、娘の方が重要人物だな。 イカスピア:どんな親子でゲソ? GM:ノルカ親子はバイコルクという村の出身です。バイコルクは森の中にある村なの で、狩猟が主な産業で、ノルカも腕利きの猟師です。ノルカが獲った獲物とか、 山菜やキノコなんかを町に来て屋台で串に刺して売っています。娘のソルカはま だ10才くらいですが、売り子姿は中々堂に入っています。 マリー:10才と言えばまだ生まれたばかりですわね。 GM:《イモータリティ》基準で考えないでください。 イカスピア:10才と言えばわたしの3倍以上生きているでゲソ。 GM:怪人基準で考えないでください。それはともかく、いつも隣で屋台出してるので ノルカソルカ親子とは仲良くしています、特に歳が近いこともあってソルカはイ カスピアに懐いています。 イカスピア:なら1月前の市の日の回想シーンをするでゲソ。あの日わたしはソルカに焼きそ ばごちそうしたでゲソ。代わりに、余ったキノコがあれば少しもらって焼きそば に入れるでゲソ。 ソルカ/GM:「今日はいいシシの肉入ったから焼きそばに入れてみない? ちょっと臭みある けど。」 イカスピア:「ソースに漬ければ大丈夫でゲソ。」 オリビエ:「ニンニクも入れるといいぞ。」 ローガン:「…酒がうまい。」 ソルカ/GM:「それでね、この間も言ったけど、村長さんの息子のトムが酷いのよ。村長さ んの家の裏口の壁に穴開けちゃって、外から穴に手突っ込めば裏口開けられる ようにしちゃったの。」 イカスピア:「中々いたずらっ子でゲソ。」 ソルカ/GM:「トムったら、いつもちびっ子のジェリーをいじめるの。大抵はジェリーに返 り討ちにされてるけど。」 マリー:それにしてもシシを狩るなんてかなりの腕前ですわね。 シシのエネミーレベル は15もありますわ。 ローガン:《スレイヤー:動物》5とか持ってそうだな。 GM:それは獅子(シシ)。狩ったのは(シシ)。どこの世界にエネミーレベル15のライオン(シシ)狩る狩 人がいますか。 イカスピア:「そろそろ焼きそば焼けたでゲソ。」 GM:と、そんな風に普段は仲良くしています。が、今日はソルカの屋台がありませ ん。よく周りを見てみると、いつもの市では屋台を出しているバイコルク村の 人の屋台が全てありません。 ローガン:「む、今日は肉のうまい屋台が出てないな。」 と言いつつ酒だけ飲む。 イカスピア:少し気になるでバイコルク村の人を探しに行きたいでゲソ。でも酔いどれに店 番任せるのは不安でゲソ。 ローガン:「この程度の酒、水と変わらん」 オリビエ:「ああ、これくらいじゃ酔う前に腹いっぱいになるな。」 イカスピア:「じゃ、お前達ちょっと店番してるでゲソ。」
Opening Phase 02 GM:さて場面を神殿に移しましょう。神殿の前にはバイコルクの村の人が集まって います。村人の中には怪我をしている人も多数います。 マリー:「まぁ、皆さんどうなされましたの?」 とりあえず怪我している人には《ヒール》しておきますわ。 GM:村人の応対は、神殿の受付のアリエッタという女の子がしていたのですが、マ リーが来たので渡りに船、とばかりに 「マリーウェザーさん、お仕事お願いしたいんですぅ。」 と駆け寄ってきます。 マリー:「どんな御用ですの?」 アリエッタ/GM: 「こちらの人たちの村が、妖魔に襲われたそうなんですぅ。」 マリー:「妖魔ですって? それは捨て置けませんわね。分かりました、その件は私達 のギルドが引き受けますわ。」 ギルドメンバーに召集を掛けます。 イカスピア:なら一旦店畳んで神殿に集合するでゲソ。 ローガン:「今日の屋台は物足りなかった。」 とか言いながら酒瓶片手に神殿に来る。 オリビエ:「やっぱり肉が無いとな。」 両手に串を持って神殿に来る。 マリー:「仕事の話をしますから、お酒お食事は後にしてください。」 ローガン:ぐびっ。酒瓶を空にする。 「さて、仕事の話をしようか。」 オリビエ:むしゃむしゃ。串を空ける。 「こっちも食い終わった。」 GM:それでは場面は神殿の一室へ。不安そうなバイコルクの村人達がいます。 マリー:村人は何人くらいいるんですの? GM:シナリオ集には村民のほとんどが神殿に来た、としか書いてありませんね。 マリー:では256人くらいですわね。 イカスピア:それだと神殿の一室には入らないので64人くらいにしておかなイカ。 GM:神殿には大人数の収容施設もありますので、村の代表者以外はそちらで待ってる ことにしましょう。 イカスピア:村人から詳しい話を聞くでゲソ。 GM:村人から話を聞くには、まず興奮している村人を落ち着かせる必要があります。 【精神】で振ってください。上手に聞き出せるか、なので《オピニオン》が有効 です。 イカスピア:《オピニオン》なら持ってるでゲゾ。(コロコロ)クリティカルでゲソ。 GM:ではイカスピアの説得で村人達は平静さを取り戻します。村人達が言うには、数 日前、バイコルクの村が襲ってきた妖魔に占拠されたそうです。襲撃を受けた村 人達はグランフェルデンまで逃げてきたのですが、逃げる途中に10人ほど行方不 明になってしまいました。 イカスピア:それは大変でゲソ。 GM:バイコルクの村は、グランフェルデンの町から歩いて2日ほどの所にあります。 そんな所に妖魔が出たとあっては神殿も放置できませんので、妖魔を退治して村 人を救出してくれれば1人500Gの報酬が神殿から提示されます。 マリー:500Gと言えば1/1000ケセドですわね。 ローガン:前金は? GM:受けるなら前金として100Gが支給されます。 ローガン:これで補助防具が買える。ポイントアーマー買ってこよう。 イカスピア:ノルカソルカはここにいるでゲソ? GM:憔悴したノルカがいますが、ソルカの姿が見えません。ノルカは皆さんに気付く と、 「すまん、皆さんに頼みごとをしたい。」 と頭を下げます。 イカスピア:「あんたと私の仲じゃなイカ。頼みごとなら遠慮は要らないでゲソ。」 ノルカ/GM:「逃げる途中でソルカとはぐれてしまった。」 イカスピア:「それは心配でゲソ。」 ノルカ/GM:「ソルカの救出を頼む。助けてくれたら、村からの依頼とは別に謝礼を出す。 とは言っても、1人100Gくらいしか出せないが。」 マリー:1/5000ケセドですわね。 GM:ゴールドをケセド単位はやめてください。 マリー:でも私にはCL13までに50万ゴールド貯めるという目標がありますの。今回の報酬 が入ればケセドの杖まで残り49万9500ゴールド。中々遠いですわね。 ローガン:村長の息子トムはいるのか? GM:トムも行方不明組です イカスピア:きっとトムはソルカを庇って斃れる役でゲソ。 オリビエ:ヒューマンシールドだな。 ローガン:きっとトムは密かにソルカに想いを寄せていたんだ。 マリー:皆さん、そんなことを言ってはダメですわ。 GM:そうですよ、人を盾にしないでください。 マリー:エキストラでは盾にしたところでダメージを減らせませんわ。やるならきちんと データのあるNPCでないと。 GM:これこれ。 イカスピア:襲われたときの状況は? GM:突然片目のフォモールが指揮する妖魔の群が襲ってきたそうです。 マリー:きっと眼帯取ると義眼からビーム撃ってくるんですわね。 オリビエ:ビームか。もっとCLが上なら《デフレクション》《リフレクション》でビーム跳 ね返せたんだが。 GM:目からビームってこの世界結構ありますから、あながち冗談では無いんですね。 マリー:村が襲われる理由に心当たりはあります? イカスピア:襲ってきたときに何かを探している、ということはなイカ? GM:村に襲われる理由は全くありません。妖魔の進路上に、たまたまそこに村があっ たから襲われた、という感じです。 ローガン:目的が村では無いならこの町かな? GM:妖魔の言動からすると、グランフェルデン攻めのための前線基地を築こうとして いる可能性が高いですね。 イカスピア:首都から徒歩2日の距離に前線基地なんて作られたら危険でゲソ。 ローガン:ミサイルなら余裕で射程距離だな。 マリー:きっと村に行ってみると、一夜にして城ができてるんですわ。材木を川の上流か ら流して中州に墨俣一夜城が。 GM:皆さんが話しているとこの国の王女レティシア・グランフェルデンがやってきま す。18歳のレティシアは王国騎士団の副団長も勤める勇敢な女性です。 「妖魔の件はどうなった?」 「こちらのギルド“ダイカストナバル”が依頼を受けてくださいます。」 ローガン:わたしは元騎士なんだが、王女のことは知っているか? GM:未成年なのに元騎士なのですか。 ローガン:正確にはわたしの父親が、だ。だがわたしと父はそっくりなので大抵の人間がわ たしと父を勘違いする。 レティシア/GM: 「おお、ローガン卿ではないか。」 ローガン:「久しぶりだな、姫。」 レティシア/GM: 「引退したと聞いていたが、ギルドを率いて冒険者になっていたのだな。」 ローガン:「いや、わたしはギルドマスターではない。こちらのイカスピアがマスターだ。」 レティシア/GM: 「ローガン卿が認めるとは一角の人物とお見受けするが?」 ローガン:「そう取ってくれてかまわん。」 レティシア/GM: 「そうか。ではイカスピア殿、この件はあなた達にお任せする。」 イカスピア:「任せるでゲソ。」 レティシア/GM: 「ローガン卿がいるギルドなら安心だ。」 ローガン:「わたしは引退した身。だが微力ながら力を尽くそう。」 レティシア/GM: 「引退には早過ぎるだろう。ローガン卿にはまた騎士団に復帰していただきたい。 すまないが、急ぐので失礼させていただく。」 一行は村人に村の地図と行方不明者の似顔絵を描いてもらい、前金でMPポーションなどを 買い込みます。 ローガン:ポイントアーマー買ったらMPポーション買う金が無くなってしまった。 イカスピア:では準備ができ次第出発するでゲソ。 GM:村人が捕まっているとなれば事は急を要しますので、神殿から馬を貸してくれ ます。
Middle Phase 01 GM:バイコルク村までの道中は特に何事も無く、夜になる頃には村に着きました。 月明かりがあるので明度3として扱います。 マリー:綺麗な月ですわね。月に向かってブリガンティア様に祈ります。 GM:ここから敵に見つからずに村に潜入できるか、FS判定を行います。終了条件は 進行値カウンターが10到達で、制限時間は3ラウンド経過。まずはこっそりと村 に入れるか【敏捷】判定で目標値12の判定になります。 マリー:【敏捷】判定なら《フィジカルエンチャント》の出番ですわね。GM、FS判定前 に掛けていいかしら? GM:う、そんなの取っていましたか。掛けてもいいですが、その代わりマリーは最 初のラウンドFS判定に参加できません。 マリー:了解ですわ。皆さん集まってください。《マジックブラスト》《フィジカルエ ンチャント》でこのシーンの間全員の【敏捷】判定に+2しますわ。(コロコロ) あら、クリティカル。消無しでかけられましたわ。 イカスピア:では侵入を試みるでゲソ。(コロコロ) 《フィジカルエンチャント》で達成値が +2されて14なので+2成功でゲソ。進行値が1上昇したでゲソ。 オリビエ:次は我輩だな。(コロコロ) 15だ。目標値を3上回ったので達成値2上昇。 GM:進行値3になった所でイベントが発生します。村の入り口に見張りのフォモール が1体います。フォモールの注意を逸らすために任意の能力値で目標値10で判定、 その後【筋力】判定でフォモールを取り押さえることができます。 ローガン:次はわたしの番か。【筋力】なら得意なんだが。 GM:残念ながら注意を逸らす判定が先ですね。このラウンド未行動はローガンだけ です。 ローガン:なら《フィジカルエンチャント》も効いていることだし、【敏捷】で素早く動 いて気を引くぞ。(コロコロ) 11だ。 GM:進行値が1上昇して1ラウンド目が終了ですね。では2ラウンド目。 オリビエ:同じく【敏捷】で注意を逸らす。 (コロコロ) う、出目が3だ。だが達成値は 11ある。 ローガン:流石シーフ。 GM:進行値5になって注意を逸らすことには成功しました。次は取り押さえるため の【筋力】で目標値10の判定です。 マリー:私の番ですけど、【筋力】は苦手なので待機しますわ。 ローガン:ではわたしの番だな。【筋力】で13なので進行値2上昇。 GM:見張りのフォモールを取り押さえました。次は敵の情報を聞き出すために尋問 を行います。【精神】で目標値10です。 マリー:では待機していた私が(コロコロ)15ですわ。 GM:進行値10に到達しましたので、これでFS判定終了です。2ラウンドで終わりまし たか。 イカスピア:それでは尋問タイムでゲソ。 「お前達は何者でゲソ?」 フォモール/GM: 「フォモールだ。エネミー識別もできないのか?」 イカスピア:「そんなことは分かってるでゲソ。お前達の目的は何でゲソ?」 フォモール/GM: 「シャカール様がこの辺りを荒らし回れ、と命令したので、たまたま見つけた 村を襲った。」 オリビエ:「理由も無しに襲うとは言語道断だ。」 フォモール/GM: 「理由ならあるぞ。シャカール様が言うには、ここはグランフェルデン攻めに ちょうどいい場所だからな。ここに砦を作ることにした。」 マリー:「村人はどこにいますの?」 GM:フォモールが言うには、グランフェルデンの軍が来たときに人質として使える ので捕虜として捕まえているそうです。半分は村長の家に、残り半分は川沿い にある納屋にいます。 マリー:敵の構成を聞きますわ。 GM:ボスがシャカールという片目のフォモール、それにフォモールメイジが2体、 オウガ3体、フォモールシューター1体、それにモブが5グループほど。 「どうだ、恐れ入ったか。お前達に勝ち目は無いぞ。いずれお前達はシャカー ル様の石つぶての魔法の餌食になるのだ。」 マリー:あら、シャカールというのは地属性の魔法使いですのね。《アースブレッド》 使いだと[スリップ]がやっかいですわ。 ローガン:数が多いのもやっかいだな。 オリビエ:モブならいくらいようと我輩の刀の錆だ。 マリー:「シャカールはどこにいますの?」 フォモール/GM: 「知らないな。あっちの家で酒盛りでもしてるんじゃないか?」 どうやら村長の家では妖魔が酒盛りしているようです。 ローガン:「お前は酒盛り入らなかったのか。」 フォモール/GM: 「くじで見張りにあたっちまったんだよ。くそ、俺も飲みたかったぜ。」 イカスピア:「ならあの世でゆっくり飲むでゲゾ。」 聞くこと聞いたのでばっさりやってしまうでゲソ。 マリー:酒盛りしているならチャンスですわね。まず村長の家に行きましょうか。 ローガン:ふむ、酒盛りに混ぜてもらうか。 GM:酒盛りに混ざる気ですか? ローガン:血生臭い酒盛りになるだろうがな。妖魔を切った後の酒はうまい。
Middle Phase 02 GM:では村長の家にやってきました。 オリビエ:まずは聞き耳だな。我輩の【感知】は4しか無いし《エリアサーチ》も持っ てないが。 イカスピア:CL1だから仕方ないでゲソ。 ローガン:《エリアサーチ》が無いと失敗したら気付かれるぞ。 イカスピア:なら《アナライズエリア》しておくでゲソ。16でゲソ。 GM:村長の家の中からは何者かが騒いでいる声が聞こえます。かなり酔っている ような感じです。 イカスピア:ソルカが言うには、村長の息子が裏口に穴開けてたはずでゲソ。 GM:裏口には確かに穴が空いています。裏口には鍵Bが掛っていて外し方を知らな いと空けられないのですが、穴から手を入れれば鍵を外せます。 マリー:あら、でもこんな小さな穴なら、子供ならともかく大人の手では入りそうに ありませんわ。 GM:いや、大人の手でも入るんですが。 マリー:どうしましょう。ここに手を入れるには、触手でも無いと無理ですわ。 イカスピア:それはわたしにやれって言ってるでゲソ? マリー:まぁ、イカスピアさん触手をお持ちですの? オリビエ:2人の間に冷気が漂ってる。女って怖い。 ローガン:お前も女だろ。 イカスピア:そんなことよりさっさと開けるでゲソ。 GM:裏口から入ったなら、妖魔の不意を討てます。中にはフォモールのモブが2体 います。 オリビエ:モブなら《トルネードブラスト》だな。命中は13だ。 GM:不意打ちなのでリアクションに-1Dのペナルティが入るので、避ける目があり ません。モブは全滅しました。ここには村人が5人ほど捕まっていました。 イカスピア:「ダイカストナバルが助けに来たでゲソ。」 マリー:「神殿に所属するギルドダイカストナバルが助けに来ましたわ。」 村長/GM:「あ、ありがとうございます。」 ローガン:転がっている酒びんを拾って飲む。 「いい酒だな。」 村長/GM:「あぁ、それはわしのとっておきの酒…。」 村長/マリー: 「ああ、村人から税金を絞り取って購入した大吟醸が!」 GM:そんな酷いことはしていません。小遣いをこつこつ貯めて買いました。 ローガン:なら最後の一口は残しておこう。 一行は助け出した村人をどうするか相談します。まだ村には妖魔がおり、人質も残ってい るのでこの家にいた村人についているわけにはいきません。かと言って村人だけで夜に逃げ 出すのは危険です。悩んだ末、村人達にはこのまま朝まで村長の家に立て篭ってもらうこと にします。 イカスピア:一応、わたし達が乗ってきた馬を繋いでいる場所を教えておくでゲソ。 「危ないと思ったら馬で逃げるでゲソ。」 オリビエ:では次へ行くか。 GM:その前に村長が 「そう言えばこんな物がありました。お役に立つかもしれませんのでお持ちく ださい。」 と“護りの指輪”を出してきます。 オリビエ:いい物だな。 村長/GM:「以前、村の近くで行き倒れになっていた冒険者を助けたのですが、そのとき にその冒険者が、助けてもらったお礼だ、と言って置いていったのです。私達 が持ってるより皆さんがお使いになる方がいいでしょう。」 マリー:護りの指輪は魔術判定が上がりますから、イカスピアさんが持つのがいいです わ。 イカスピア:それはありがたくいただくでゲソ。 マリー:ではイカスピアさんの指にはめてあげますわ。あら? 指はどれかしら? イカスピア:適当にはめておくでゲソ。 ローガン:「よし納屋に行くぞ。納屋なら酒樽の1つくらいはあるかもしれん。」 オリビエ:「つまみもあるといいな。」 マリー:「はいはい、町に帰ったら祝杯あげましょうね。」
Middle Phase 03 一行は村外れの川岸にある納屋へやってきました。納屋の周りには妖魔が見張りが立っ ています。 オリビエ:村長卓には見張りいなかったのに。 GM:村長卓は宴会場になってましたから。納屋の見張りはフォモールメイジ1体、 オウガ1体、モブが1グループいます。エネミー識別していませんから全て不 確定ですが。 オリビエ:関係無い。とっととやっちまおうぜ。 イカスピア:「お前達の悪だくみはダイナストカバルが粉砕するでゲソ。」 マリー:「ギルド名を間違えてはいけませんわ。私達はダイカストナバルですわ。」 イカスピア:「ダイナストカバルもいい奴らでゲソ。」 マリー:「でも神殿に注意書きが回ってきてますわ。」 イカスピア:「そんなはず無いでゲソ。ちゃんと神殿の偉い人には根回ししてるでゲソ。」 オリビエ:2人の間に雷光が走ってるな。女って怖い。 ローガン:お前も女だろ。 妖魔/GM:「お前ら、人を無視して何話してる。」 オリビエ:「ああ、さっさと戦おうぜ。」 Dungeon Map 第1ラウンド開始時 妖魔達との戦闘が始まりました。 パーティの基本戦法は、まずイカスピアが《ウォータースピア》で強そうな敵に[放心] を与え、敵の命中のダイスを減らします。続いてオリビエが《トルネードブラスト》でモ ブを一掃、その後マリーが順次支援魔法をかけてパーティを強化していきます。 敵の攻撃は鉄壁の防御を誇るローガンが《カバーリング》で防ぎます。 イカスピア:ではわたしから動くでゲソ。まずはオウガに《ウォータースピア》で命中19、 当たれば20点の<水>属性ダメージでダメージ入ったら[放心]でゲソ。 オリビエ:モブに走り寄って《フェイント》《トルネードブラスト》だ。 GM:オウガに[放心]が入ってモブが消えました。ではフォモールメイジが反撃し ます。魔法攻撃でローガンに命中19。 ローガン:そんなものは避けられない。 GM:では23点の<風>属性ダメージです。 マリー:《プロテクション》で7点止めましたわ。 ローガン:ならダメージは7点だな。 GM:CL1なのに固いですね。 ローガン:スキル枠を防御に注ぎ込んでるからな。 GM:オウガがオリビエを攻撃します。ムーブアクションでオリビエに接近して 殴ります。[放心]でダイスが減ってるので…ファンブル。 オリビエ:「うん? 何かしたか?」 GM:くっ、ダメージもきついし[放心]もきついし…。 この後戦闘はパーティのペースで進みます。フォモールメイジが健闘しローガンにそ れなりのダメージを与えるのですが…。 マリー:《ヒール》しますわ。ブリガンティア様に祈ると月の光が差し込んでロー ガンさんが19点回復します。 ローガン:充分だ。 ローガンの防御力とマリーの回復力の前にはさしたるダメージにはなりません。 メイジ/GM:「くそ、最後の1人になってもおれはやるぞ。シャカール様のために敵を1 人でも減らす!」 ローガン:「いい覚悟だ。」 《バッシュ》で15、当たれば19点ダメージ。 ローガンの一撃がとどめとなり妖魔の群れは全滅しました。
Middle Phase 04 オリビエ:戦闘が終わったなら納屋の扉に罠探知。《ファインドトラップ》があるの で3D振れる。(コロコロ) う、1,1,1でファンブル。 ローガン:それはまずいな。 オリビエ:フェイトで振り直し。(コロコロ) うーん、今度も低い。ダイス目6なので 達成値10だ。 GM:それは罠は見つかりませんでした。鍵Aが掛かっているのは分かります。 オリビエ:仕方ない、罠が無いと信じて鍵開けだ。 ローガン:待った。防御力の高いわたしが開けよう。(コロコロ) ふっ、ピンゾロだ。 オリビエ:やっぱり我輩がやった方がいいな。《リムーブトラップ》もあるので… 14だ。 GM:開きました。が、鍵を外したことをトリガーに“エクスプロージョン”の 罠が発動します。【幸運】で13を振ってください。 オリビエ:【幸運】はあまり高く無いが…ピンゾロ。 ローガン:またピンゾロか。 GM:では2D+10のダメージをプレゼント。ダメージは…(コロコロ) ピンゾロ! 一同爆笑。 マリー:オリビエさんに《プロテクション》ですわ。2Dで…ピンゾロですわ。 一同再爆笑。 GM:何ですか、このダイス目は。 ローガン:ピンゾロの嵐だな。 オリビエ:もはや笑うしか無い。 マリー:これもきっとブリガンティア様の試練ですわ。 イカスピア:気を取り直して、とりあえず納屋の中を調べるでゲソ。 GM:納屋には村長の息子トムをはじめ村人が3人ほど縛られていました。 マリー:「助けに来ましたわ。」 イカスピア:「ダイナストカバルでゲソ。」 マリー:「神殿に所属するギルドダイカストナバルが助けに来ましたわ。」 村人の縄を解きに行きますわ。 GM:納屋に入ったんですね? では危険感知をしてください。 マリー:【感知】なんて3しかありませんわ。 (コロコロ) 出目が9なので12。 GM:ここには“仕掛け天井”の罠があります。【幸運】で13を振ってください。 マリー:(コロコロ) あら、ピンゾロ。 ローガン:またか。 GM:20点の物理ダメージ。 マリー:《プロテクション》で6点止めたので9点のダメージですわね。 トム/GM:「お、お姉ちゃん大丈夫?」 マリー:「ブリガンティア様のご加護がありますから大丈夫ですわ。」 ローガン:そのセリフを血まみれで言ってるんだな。 マリー:すかさず《ヒール》。月の光が差し込んで私を照らすと、あっという間に 傷一つ無い姿になりますわ。 トム/GM:「あ、あれ? お姉ちゃん怪我してなかった?」 マリー:「ブリガンティア様のご加護がありますから怪我なんてしませんわ。」 トム/GM:「そ、そうなの?」 マリー:「ええ。」 ローガン:言い切ったな。 マリー:それで、残りの村人は全員ここにいますの? トム/GM:「お姉ちゃん、あのね、ソルカが連れて行かれちゃった。」 トムが言うには、片目のフォモールが、「狩りに行く」と言ってソルカを 連れて行ったそうです。 オリビエ:女の子狩りに連れて行ってどうするんだ? ローガン:餌じゃないか? イカスピア:この辺りに狩り場があるゲソか? GM:村人が言うには、村の北に狩り場があるそうです。 イカスピア:くわしい場所を聞くでゲソ。 GM:地図を貰いました。それから、納屋にはMPポーションが3本置いてあったの で提供してもらえます。 ローガン:それは助かる。さっそく飲もう。ぐびっ。
Middle Phase 05 納屋にいた村人達は村長の屋敷に避難させ、一行は村の北にある狩り場に向かいます。 GM:村人に聞いた狩り場に来ると、前方から、ボロボロの服を着たソルカが逃げ てきます。 マリー:「まぁ、大丈夫? 怪我は無い?」 ソルカ/GM:「うん、大丈夫。」 ローガン:「追手は?」 ソルカ/GM:「向こうで休憩してる。隙を見て逃げてきたの。奴らの居場所に案内するわ。」 イカスピア:うーん…、何となく怪しいんじゃなイカ? このソルカが本物かどうか判定 したいでゲソ。 GM:疑うなら【感知】を振ってください。 イカスピア:【感知】ならオリビエに任せるでゲソ。 オリビエ:(コロコロ) お、出目11なので15だ。 GM:違和感を感じますね。 イカスピア:「慌ててもしかたないでゲソ。奴らがいるのはいつも売ってる木の実が採れ る辺りでゲソか?」 ソルカ/GM:「うん。」 イカスピア:「おや、前聞いた木の実が採れる場所と違うじゃなイカ?」 ソルカ/GM:「あ? あ、そうそう、木の実じゃなくて茸が採れる場所なの。」 イカスピア:「それも場所が違うでゲソ。」 オリビエ:「貴様、ソルカじゃないな?」 ソルカ/GM:「くっ、ばれてしまってはしかたない。お前達、やれ。」 ソルカの姿が歪んでフォモールになり、同時に両脇の茂みからオウガ2体が現 れます。 イカスピア:正体を現したなら偽ソルカに《ウォータースピア》でゲソ。命中16の当たれ ば23点の<水>属性ダメージでゲソ。 GM:う、一撃で半分削れた。 イカスピアの攻撃を皮切りに妖魔達との戦いが始まります。この戦いもPC達の優勢な まま決着が着きました。とは言え、PC達もかなり消耗しています。 イカスピア:勝つには勝ったがMPがきついでゲソ。最初MPポーション6本持ってたので足 りると思ったでゲソが…。 オリビエ:我輩はあとMP10点しか残っていない。 ローガン:今MPポーション何本ある? わたしはあと1本。 オリビエ:我輩はもう無い。 マリー:私もありませんわ。 イカスピア:私はカバル印のMPポーションが1本あるのでパーティ全体で残り2本でゲソ。 ローガン:ならわたしのをマリーに渡そう。アコライトのMP切ればまずい。 マリー:ありがとうございます。ではフェイトを2点使って飲みます。(コロコロ) ブリガンティア様、ありがとうございます。17点回復しましたわ。 イカスピア:オリビエはこのカバル印のMPポーション飲むでゲソ。 オリビエ:フェイト1点使って13点回復。流石カバル印、よく効くな。 イカスピア:神殿のMPポーションとは回復力が違うでゲソ。 マリー:お値段も違いますわね。50Gで2D回復の神殿の正規品と、60Gで2D+1回復の 偽ブランド品と、どちらが有効かしら。 オリビエ:2人の間で地響きが起こってる。女って怖い。 ローガン:お前も女だろ。 GM:あの、先へ進んでいいですか? 先に進むとソルカが近くの木に縛られてい ました。 「助けて。」 じたばたじたばた。 イカスピア:助ける前にまず辺り調べるでゲソ。《アナライズエリア》で13でゲソ。 GM:ソルカの足元に落とし穴があるのが分かります。解除の目標は13です。 オリビエ:罠解除だ。《リムーブトラップ》があるので…14で解除だ。 ソルカ/GM:「ありがとう。皆を助けようとあいつらの注意を引きながら逃げたら捕 まっちゃった。」 ローガン:「無謀だ。勇気と蛮勇は違うぞ。」 イカスピア:「あまり危険なことをしてはダメじゃなイカ。危険は神殿に任せておけ ばいいでゲソ。」 マリー:「そうですわ。人々が安全に暮らしていけるようにするのは神殿の役目 ですわ。」 イカスピア:「どうしてここに連れてこられたでゲソ?」 ソルカ/GM:「狩りをするので、狩り場教えろって言われたの。一番獲物獲れる場所 は教えたくないから、獲れることは獲れるけどちょっと微妙なところ教 えたよ。」」 イカスピア:「案内した場所に狩り用の罠を仕掛けてたりしなイカ?」 ソルカ/GM:「それは無理だった。でも獅子(シシ)が出る所に案内したから、うまくいけば 返り討ちになるよ。」 イカスピア:「前から思ってたけど、ソルカは中々見どころがあるでゲソ。ダイナス トカバルに入らなイカ?」 マリー:「こんな状況で勧誘しないでください。その話は、あとでゆっくり神殿 でしましょう。」 イカスピア:「神殿でダイナストカバルへ勧誘していいでゲソ?」 マリー:「まず私がブリガンティア様のお話をしてからですわ。ソルカさんなら、 きっと神殿に所属する立派な冒険者になれますわ。」 オリビエ:2人の間に火花が散ってる。女って怖い。 ローガン:お前も女だろ。 ソルカ/GM:「でもわたしはお父さんの後を継いで狩人になりたいの。」 イカスピア:「ならまた一緒に屋台で売るでゲソ。」 ソルカを村に返した冒険者達は、妖魔の親玉がいるという狩り場へと向かいます。
Climax Phase Dungeon Map 第1ラウンド開始時 GM:狩り場には、見るからに目からビームを出しそうな眼帯をしたフォモール が妖魔達を引き連れています。敵はシャカールの他に、フォモールモブが 2グループと、皆さんから見て部分遮蔽になる位置にフォモールシューター がいます。 ローガン:待ち伏せされてたか? 射手に部分遮蔽取られてるのはやっかいだな。 シャカール/GM:「獲物でも掛ったかと思って来てみれば、ヒヨコが釣れたか。」 イカスピア:「イカでゲソ。」 ローガン:「そう言うお前はさしずめヒラメか。」 マリー:「あなた達の企みももう終わりですわ。」 シャカール/GM: 「どうやら部下共はやられちまったようだな。お前らのようなヒヨコ風情に やられるとは情けない奴らだ。」 イカスピア:「部下はボスに似るでゲソ。」 シャカール/GM: 「くっ、口数の多い奴らだ。」 イカスピア:「触手も多いでゲソ。」 ローガン:ぐびっ。 「おい、ごたくはいいからさっさと始めようぜ。」 シャカール/GM: 「おう、お前らやっちまえ。」 では戦闘に入ります。まずセットアップでシャカールが《集団統率》を使っ て配下のモブとシューターを行動させます。 イカスピア:散らばる前に範囲攻撃が来たらつらいでゲソ。 オリビエ:《インタラプト》あれば使いたいところだな。スキル枠が足りなかった。 GM:まずモブAがイカスピアに…う、ファンブル。気を取り直してモブBが同じく イカスピアに…低い、9です。 イカスピア:9なら避けたでゲソ。 GM:フォモールシューターはムーブアクション《ホークアイ》、メジャーアクショ ンで《ワイドアタック》で全員を攻撃。命中17ですが、部分遮蔽なので皆さ んリアクションに+1Dされます。 マリー:+1Dされても17は厳しいですわね。(コロコロ) あら、避けましたわ。 ローガン:わたしも避けられた。 オリビエ:我輩は4D振れるので当然避けた。 イカスピア:わたしはくらったでゲソ。メイジに回避は無理じゃなイカ。 ローガン:イカスピアを《カバーリング》だ。 GM:ダメージは…うーん、ダイス目が悪い。25点の物理ダメージ。 マリー:《プロテクション》で…6ゾロが出ました。ブリガンティア様、ありがとうご ざいます。 ローガン:ならダメージは1点だけだ。 GM:《集団統率》で先制したのにダメージは1点だけですか。これでセットアップ 終わりました。 マリー:敵の行動は終わってますから、待機していただければ支援魔法掛けますわ。 イカスピア:ならとりあえず待機するでゲソ。 オリビエ:同じく待機。 GM:ではシャカールがローガンに《連続魔法》から《邪眼》と《アースバレット》。 《邪眼》は回避しないとこのラウンド物理防御と魔法防御が-5されます。こ ちらの命中は《邪眼》が16で《アースバレット》も16。 ローガン:回避は苦手だ。当然両方とも当たり。 GM:魔法防御を5点減らしたところへ25点の<地>属性魔法ダメージ、1点でも入 れば[スリップ]です。 ローガン:それは21点くらう。 マリー:21点では《プロテクション》にフェイト注ぎ込んでも全部止めるのは無理で すわね。普通に振ります。…4点止めましたわ。 ローガン:[スリップ]して移動できなくなった。だがこのラウンドもう攻撃は来ないか ら問題無い。[スリップ]を解除して行動終了だ。 マリー:それでは支援しますわ。《マジックブラスト》《フィジカルエンチャト》で 全員の【敏捷】判定に+2です。 オリビエ:次は我輩だな。フォモールモブに接近して《フェイント》《トルネードブラ スト》で命中15。 GM:《フェイント》の効果でモブは回避の目がありません。モブは消えました。 せっかくフォモールのデータプリントアウトしてきたのに、ミドルクライマッ クス共に1度も動けませんでした。 イカスピア:うーん、ここは全力移動でフォモールシューターにエンゲージするでゲソ。 GM:メイジが敵にエンゲージするんですか? イカスピア:向こうは射撃なのでエンゲージすればシューターからは撃たれないでゲソ。 ローガン:なるほど。シューターが離脱すれば撃てるが、離脱で移動すると《ホークア イ》の効果が消えるしな。 イカスピア:シューターに《ウォータースピア》の0距離射撃で<水>属性で18点ダメー ジでゲソ。 GM:[放心]入りますがこれでラウンド終了なので即座に回復ですね。 イカスピア:ダメージ入ったなら問題無いじゃなイカ。 Dungeon Map 第2ラウンド開始時 GM:それでは第2ラウンド。セットアップはまた《集団統率》。シューターがロー ガンとマリーに《ワイドアタック》で19。 マリー:19だと《フィジカルエンチャト》の効果があってもダイス目13が必要ですわ。 部分遮蔽で3D振れますけど…足りませんでしたわ。 ローガン:わたしもくらった。マリーを《カバーリング》。 GM:では32点の物理ダメージ。 ローガン:それは《蘇生》が無いと倒れる。《蘇生》使ってもきついが。 イカスピア:でも《蘇生》使うしか無いじゃなイカ。使うでゲソ。 ローガン:HP満タンからダメージを受けて残り4点だ。どうにか生き残ったな。 イカスピア:反撃するでゲソ。シューターに命中にフェイト2点注ぎ込んで《ウォータース ピア》が…クリティカルでゲソ。 GM:う、避けられません。 イカスピア:ここは勝負所じゃ無イカ? ダメージにもフェイト2点注ぎ込んで<水>属性で 39点の魔法ダメージでゲソ。 GM:それはシューターが落ちました。まさか2ラウンドでシューターが落ちるとは。 残るはシャカールのみ。シャカールがローガンに《連続魔法》《邪眼》《アー スバレッド》で17と16。 ローガン:《邪眼》はくらったが《アースバレット》はフェイト注ぎ込んで避けた。 シャカール/GM: 「この死に損ないが。」 オリビエ:我輩の番だな。 「そろそろ決着を付けようぜ。」 ムーブでシャカールに接近、マイナーで《フェイント》、メジャースキルは 持っていないので素殴り。当たれば14点の物理ダメージだ。 シャカール/GM: 「ふん、この程度か。」 ダメージの大部分は防御点で防ぎました。 オリビエ:そこで《スティール》。フェイト2点注ぎ込んで19だ。 「甘いな。我輩の狙いはこっちだ。」 GM:邪眼(1000G)を奪いました。 「う、俺の眼を!」 オリビエ:「まず1個。残り1個もいただくぜ。」 マリー:ローガンさんに《ヒール》。18点回復しましたわ。 ローガン:HP22まで回復した。これで1発は耐えられるな。ボスに突っ込んで殴る。命中 16の19点物理ダメージ。 GM:シャカールはまだまだ平気そうです。とはいえ部下はもういませんしね。では 第3ラウンド。部下がいないので《集団統率》はありません。 イカスピア:さっさと倒すでゲソ。《ウォータースピア》でゲソ。命中18の20点の<水> 属性ダメージでゲソ。 GM:ダメージはともかく、[放心]が入ったのがきついですね。これで詰みですかね。 シャカールが《連続攻撃》《邪眼》《アースバレット》で攻撃しますが、[放 心]で命中が減るので…11と11。 ローガン:《アースバレット》は避けた。《フィジカルエンチャント》が無かったら当 たってたが。反撃は命中13の24点物理ダメージ。 オリビエ:我輩も殴る。命中13の15点物理ダメージ。 GM:ちくちくダメージが来ますね。 ローガン:まだ《ボルテクスアタック》等の切り札スキルが無いのでダメージが低いん だ。それにもう《バッシュ》を使うMPが無い。ここからは攻撃は素殴りだ。 オリビエ:我輩ももうMPが無い。 イカスピア:わたしのMPもあと《ウォータースピア》1発分しか無イカ。 マリー:私も《プロテクション》《ヒール》合わせて3回分だけですわね。とりあえず 今回はローガンさんに《ヒール》です。16点回復しましたわ。 ローガン:よし、全快した。これで1発では沈まない。 イカスピア:次のラウンドはわたしがボスより先に《ウォータースピア》できるのでボスの 命中確率は下がるでゲソ。 ローガン:《フィジカルエンチャント》で【敏捷】上がってるので、敵の攻撃の命中確率 は半々くらいか。なら後3ラウンドくらいは耐えられる。 GM:うーん、こちらはイカスピア、オリビエ、ローガンのうち2人が攻撃命中すれ ば落ちますから、2ラウンドは持ちませんね。どうやらこれは詰みですね。無 暗に長引かせる意味ありませんし、戦闘終了にしましょう。 「これで終わったと思うなよ。俺達は嵐の前触れに過ぎん。」 イカスピア:「嵐なら神殿が矢面に立って防ぐでゲソ。そして美味しい所はダイナストカ バルがいただくでゲソ。」 マリー:「それは仕方ありませんわね。安全な場所に隠れるのではなく、身を呈して皆 さんを守るのは神殿に仕える者の役目ですから。」 GM:うーん、もう少し追いつめられるかと思ったんですけどね。 ローガン:いや、イカスピアがフォモールシューター落としてなかったら戦闘不能が出て たぞ。CL1が戦うには敵の数も結構多かったしな。 イカスピア:シナリオに全部で5モブいたので、オリビエ1人で50体倒してるでゲソ。 GM:《トルネードブラスト》が無かったらきつかったでしょうね。
Ending Phase GM:村に帰ってくると、村人は全員で出迎えてくれます。 「おお、皆さんご無事でしたか。」 マリー:「ブリガンティア様のご加護ですわ。」 ローガン:「ふっ、酒をくれ。」 GM:では今夜は酒盛りですね。妖魔に荒らされたので村片付けもしなければなりま せんが。 イカスピア:片付けは得意でゲソ。皆様に愛されるダイナストカバルは掃除炊事買い物代行 その他何でも引き受けるでゲソ。 オリビエ:その後酒盛りだな。 マリー:でも事件が解決したなら、神殿に連絡する必要がありますわね。それでは私が 神殿に行ってきますわ。皆さんゆっくりしていってください。 ローガン:だが妖魔の本隊が来るかもしれん。元騎士としてはのんびりしてるわけにもい くまい。一瓶飲んだらわたしも帰るぞ。 GM:神殿に戻ってくると、受付のアリエッタがびっくりしてます。 「皆さんもう妖魔をやっつけたんですか?」 ローガン:「ああ。だが倒したのは妖魔の先発隊だった。近いうちに大規模な妖魔の軍団 が攻めてくるかもしれん。」 レティシアに、妖魔の襲来に備えるように、と報告書をしたためておこう。 報告書には、ローガン、と署名する。父と同じ名だ。 GM:息子とは書かないんですか? ローガン:書かない。それで父と勘違いするのは向こうの勝手だ。 GM:では報告書は元騎士のローガンから、としてレティシアに伝わります。 イカスピア:その頃村では、焼きそば焼いてるでゲソ。 GM:村ではノルカがソルカを叱っています。 「子供が無茶するんじゃない。」 イカスピア:「まぁまぁ。焼きそばでも食べるでゲソ。」 ソルカ/GM:「お姉ちゃんありがとう。とっても美味しい。」 イカスピア:「また困ったことがあれば神殿とダイナストカバルに相談するでゲソ。」 ソルカ/GM:「うん。」 イカスピア:「神殿は時間がかかるから、急ぐときはダイナストカバルがお勧めでゲソ。」 ソルカ/GM:「わかったよ、イカちゃん。」 マリー:私のいない所で不穏な話をしてる気配がしますわ。あとでソルカさんには 神殿でゆっくりブリガンティア様のことを語って聞かせましょう。 オリビエ:2人の間で見えない刃が飛び交ってる。女って怖い。 ローガン:お前も女だろ。 『嵐の前触れ』 2011年11月5日収録