ブルーフォレスト物語DEリプレイ

古の工房


キャラクター

  サガミ
    サガミかい? 彼は18才の僧兵だよ。
    イステアの僧院で修行中らしいね。

  アリシア
    アリシアかい? 彼女は芸人さ。 16才って言ってたかな?
    風の平原出身の踊り娘だね。

  シナド
    シナドかい? 彼は闘士さ。 18才だそうだ。
    いつも亜神から貰ったとかいう犬タロをつれているね。

  シャラン
    僕? 僕はただの放浪人さ。
    皮肉屋だとか言われてるらしいけど、そんなこと知ったことじゃないね。



やぁ、よく来たね。 今夜もまた、ちょっとした物語をしようと思うんだ。 こ の夜を、僕の物語を聞きながら過ごす気はないかい? 今夜、僕が語る物語は、僕がとある僧院の屋根修理に携わったときのことさ。 もっとも、あれは修理というよりも、単に壊してただけの様に思えてならないん だけどね。 修理に雇われた僕達は、偶然にも僧院の地下に眠る古代の刀鍛冶の工房を発見 したんだ。 こんな話、君は興味あるかい? (はい!/いいえ…
物語の舞台はイステアのとある農村。 現在、イステアは隣の国コムトと戦争 状態。 だけど、片田舎の農村ではそんなことには関係なく人々の暮らしが営ま れているのさ。 GM:シャランと一緒に冒険したメンバーは、前回の冒険の後、次々と何 処かへ旅立っていきました。 シャラン:僕はどのみちあての無い放浪人だからね。 この村にも、まだまだ 興味深いことはたくさんあるんだ。 あえて次の町へ行く必要は感 じないね。 GM:前回の活躍で気をよくした主人のカシンが、シャランの宿代はまけ てくれています。 シャラン:その申し出は慎んで辞退させてもらうよ。 僕は基本的に、人に甘 えたり甘えられたりするのは好きじゃない。 そんなつき合いは無 意味だ。 依存し合う関係の中に、創造なんか生まれはしないんだ、 違うかい? GM:結局のところ、宿代はちゃんと払うんですね。 シャラン:そういうことだね。 アリシア:ワタシは宿で、故郷の風の草原の踊りを踊ってるわ。 <踊り>は トクギよ。 シャラン:「ほう、中々のものだね。」 GM:村人が銀貨を投げます。 「おお、いいぞ、姐ちゃん。」 稼ぎは、だいたい宿代ととんとんくらいです。 アリシア:「やっぱり世の中生きていくのには芸がタイセツよね。」 カシン/GM:「そうだな。 世の中には仕事もせずに、ずっと宿に篭りっぱなし の奴もいるしな。」 シャラン:「価値のあるものは、何も外でしか見つけられない訳じゃない。 案外、足下に転がっていたりするものさ。」 シナド:おいらは<狩猟>が特技なので、猟犬つれて外で狩りしてくる。 「ウサギでも捕ってくるよ。 さ、タロ、行くぞ。」 カシン/GM:「おう、頼むよ。」 アリシア:「いい犬ね。」 シナド:「こいつは亜神様に貰った大切な犬なんだ。」 カシン/GM:「あんた、亜神様に遭ったのかい?」 アリシア:「ね、亜神様って、どんなの?」 GM:そんな話をしていると、この宿の看板フェアリーのアイリちゃんが 話しかけてきます。 「くぴ! くぴ! きゅるる!」 内容を知りたければ、<知覚>×2で振ってください。 シャラン:失敗。 どうやら僕には妖精の心を理解できるだけの感性は無かっ た様だね。 アリシア:ワタシは解ったわ。 シャラン:解ってしまったのなら、恐怖判定だね。 GM:アイリはどうやら、自分も亜神様に遭ったことがある、と言ってる 様です。 アリシア:「あら、あなたも遭ったことあるの?」 アイリ/GM:「くぴ!」 (うん!) アリシア:「ワタシも遭いたいな。」 シャラン:「妖精の言葉解るなんて、頭の中まで同じレヴェルなのかな?」 アリシア:「…。」
GM:さて、サガミは世話になってる寺院の住職のホーガンに、この宿ま で使いに出る様に頼まれます。 シナド:般若湯を持って来い? 一同笑。 ホーガン/GM:「サガミ、毎日毎日、お堂の掃除するのは大変じゃろう?」 サガミ:「いえ、そんなことはありません。」 ホーガン/GM:「ふぉっふぉっふぉ。 お主が裏の井戸に向かって愚痴をこぼして おるのは知っておるぞ。」 シナド:王様の耳はロバの耳。 サガミ:「お見通しでございましたか。」 ホーガン/GM:「ふぉっふぉっふぉ。 そこでじゃ、このお堂も、いい加減古くな ってきたことだし、この際解体修理しよう思うのじゃ。 麓に降 りて、そのための人手を雇ってきてはくれんか? もちろん、大 工に頼めばちゃんとしたのを立ててくれるじゃろうが、安くすま せたいのでな。 宿に行って、暇そうにしてる奴をつれてきてく れんか?」 サガミ:「分りました。」 宿に行って、カシンさんにかくかくしかじかと事情を話します。 カシン/GM:「おお、そうかい。 暇そうにしてる奴ならそこにいるぞ。」 アリシア:「ワタシ? 人足さんの疲れを癒す踊りなら踊ってあげるよ。」 シャラン:「この面々を見て、なおかつお堂の修理なんてものを依頼しようと 思うのなら、自分の目が節穴では無いか、真剣に検討すべきだと 思うよ。」 サガミ:「カシンさん、こういう人間こそ、僧院に放り込んで、修行と労働 の素晴らしさを教え込むべきだど思いませんか?」 カシン/GM:「あんた、若いのにいいこと言うね。 やっぱり、僧院で勉強して る奴は違うな。」 シナド:そこへ帰ってくるよ。 「ただいま。 ウサギ捕れたよ。」 カシン/GM:「おお、こいつなら頼りになるぞ。」 シナド:「何だい?」 カシン/GM:「ちょっと力仕事を頼まれてくれないか?」 で、事情を話す。 シナド:「お堂の立て替え? ま、いいよ。 どうせ暇だし、やってやるよ。 闘って人の頭殴ってるよかいいや。」 アリシア:それが闘士のセリフ? シナド:好きでやってんじゃねぇや。 カシン/GM:「とりあえず、メンバーは揃ったな。」 シャラン:「やれやれ、その中には僕も入ってるのかい? ま、たまには身体 を動かすことも悪くはないけどね。」 カシン/GM:「それじゃ、サガミ、今晩は泊っていきな。」 サガミ:「ありがとうございます。」 シナド:「おいらの宿代はこの兎でいいよな?」 カシン/GM:「ああ。 早速捌くとしよう。」 シナド:「じゃ、今晩は皆で宴会だな。」 アリシア:「ならワタシ、踊ってあげるわよ。」 シナド:やんややんや。
GM:宴会してるところで、宿の扉がバタンと開きます。 アイリと共に、 客が2人入ってきます。 シナド:よく働く子だな。 シャラン:またキャッチセールスしてきたってわけだ。 GM:アイリはちょっと様子がおかしい。 慌てふためいて、カシンの頭 の周りを飛び回っています。 つれてきたはいいが、何か困ってる 様です。 シャラン:辺りの人を無差別に引っ張ってくればそういうことも有り得るだろ うね。 GM:1人はひょろ長で意味も無くにやにや笑っています。 もう1人は、 ずんぐりむっくりの小男で、むすっとした表情をしています。 シャラン:エルフとドワーフかな? 小男/GM:「部屋は空いてるか?」 ここで<知覚>を振ってください。 成功すれば、2人が入ってきた 瞬間、カシンに緊張が走ったのが判ります。 カシンの目が鋭くな りました。 シャラン:僕の<殺気感知>には反応するかい? GM:殺気はしません。 「ああ、空いてるよ。」 2人は2階へ上がっていきました。 アイリはカシンの肩にしがみつ いて不安そうにしています。 アリシア:「ダイジョウブ。 明日も日は昇るんだから。」 シャラン:「確かに、朝になれば日は昇るというのは常識だよ。 だけど、常 識が間違っていないという保証は何処にあるんだい? 常識なん てものにしがみついてるうちは、新たなる真実の創造は夢のまた 夢だね。」 アリシア:「ダイジョウブよ。 ワタシがいる限りは、ゼッタイにイイコトは 起こるんだから。」 サガミ:「明日は早いことですし、今晩はこれくらいにして寝ることにしま しょう。」 シナド:「おいら、この犬と一緒にいたいから、馬小屋でいいよ。」 GM:なら馬小屋が提供されます。 アリシア:ダイジョウブ。 馬小屋でもレヴェルアップはするから。
GM:さて、その晩のことです。 <知覚>を振ってください。 アリシア:ワタシはセイコウよ。 シナド:おいらも。 GM:まだ未明の頃、アリシアが寝てる部屋の外から、ミシッという音が 聞こえました。 アリシア:とりあえず、短剣を手に取って聞き耳してみるわ。 GM:<知覚>と、<運動>×2を振ってください。 アリシア:どちらもシッパイ。 GM:それ以上の物音は聞こえませんでした。 アリシア:うーん、目が覚めちゃったから、もう起きることにするわ。 早起 きは3文の得ね。 GM:さて、馬小屋にいるシナド、馬小屋の外で足音がしました。 シナド:静かに窓に近寄って外を見る。 GM:では<運動>×2を振ってください。 シナド:失敗。 GM:外を見ると、夕べの2人づれと目が合いました。 シナド:目を逸す。 GM:向こうも目を逸して去っていきます。 シナド:えらく早く帰るんだな。 アリシア:きっと、後には密室バラバラ死体が残っていて、発見者が犯人扱い されるのよ。 シナド:目が覚めたから、タロつれて狩りに行く。 「鳥でも捕ってくっか。」
シナド:「ただいま。 鳥捕ってきたぞぉ。」 アリシア:「まぁ、美味しそう。」 カシン/GM:「おう、これなら、宿代以上になってるぞ。 早速捌くか。」 シナド:「ところで、昨日遅く来た2人づれがいたろ? あれ、朝早く出てい ったんだな。」 カシン/GM:「ああ、ずいぶん早く出ていったな。」 シャラン:「人にはそれぞれ事情があるものさ。 喩え他人から見たら下らな いものでもね。」 シナド:「ま、とにかく朝飯にしようぜ。」 GM:シナドは、あの小さな身体の何処に入るんだろう?というくらい食 べています。 シナド:おいら胃袋が別の空間にあるんだ。 まったく、彼の口に食べ物が消えていく様子は、さながら乾いた砂に水を撒く 様だったよ。 それ以上に僕が驚いたのは、朝からあれほど油っこい物を食べら れる彼の舌なんだけどね。
GM:出発する君たちに、カシンが重箱を渡します。 「これを住職に渡してくれや。」 シナド:「ところで、材料は何処で仕入れるんだ?」 サガミ:「麓です。」 シナド:「じゃ、登っていってもまた降りてこなきゃいけないのか?」 カシン/GM:「そら、大工道具だ。 それから、そこに材木あるから持っていけ や。」 シャラン:「中々気が利いているね。 不思議なのは、それほど気が回るのに、 口が回らないことだけど。 宿の主人というのは、親しみやすい 人間だという僕の思い込みを見事打ち砕いてくれたからね。」 カシン/GM:「一番言われたくない奴に言われたな。 あんたよかましだろ?」 シャラン:「自分では、僕ってわりと親しみやすい人間だと思ってるんだけど ね。 残念なことに、人からそう指摘されたことはないな。 どう してかって? 僕の口調が原因だろ、当然じゃないか。」 サガミ:「カシンさん、材木はこいつに持たせましょう。」 カシン/GM:「おお、そうだな。 頭の上にでもくくりつけてやれ。」 シャラン:「それは慎んで辞退させてもらうよ。 君達だって、下らないこと に無駄に時間を使いたくないだろ?」 GM:さて、<腕力>判定を成功するまでしてください。 シナド:おいらは1回で成功したぞ。 カシン/GM:「お、お前、力持ちだな。」 シナド:「これも修行になるしな。」 タロも背中に背負ってくれるし。 アリシア:ダメ。 全然成功しないわ。 シナド:「材木はおいらが持つから、弁当持っとくれよ。」
山の石段を登ってやってきた僧院の景色は中々見事なものだったよ。 まった く、自然はすごい芸術家さ。 アリシア:材木担いで登ってる途中に魔物出てきたら大変ね。 GM:特に何事もなく僧院につきました。 シナド:「こんちは。」 ホーガン/GM:「よく来なさった。 わしがここの住職のホーガンじゃ。 この度は まことに無理なお願いを聞いていただいて。」 シナド:「じゃ、早速仕事にかかろうぜ。」 GM:行ってみると、結構立派なお堂です。 シャラン:「おや、これは中々の物だね。」 シナド:「こんなお堂の修理できるなんて、宮大工にでもなったみたいだ。」 シャラン:「専門家に任せるべきだとは思うけどね。 まったくの素人がとき には妙なる芸術品を産み出すことがあるのは否定はしないけど。 で、何処が壊れてるんだい?」 ホーガン/GM:「全体的に、いたる所壊れております。」
そして僕達は屋根に登って修理を始めたわけだけど、まったくの素人が、屋根 の上で作業すれば、どんなことが起こるか、想像つくかい? ホーガン/GM:「まずは屋根板を一通りひっぺがしてくだされ。」 シナド:「ほーい。 壊すのなら得意だぜ。」 GM:<腕力>×3を振ってください。 シナド:失敗。 「あれ? 剥がせない。」 シャラン:「極めて常識的なことだけど、釘抜を使うことを勧めるよ。」 シナド:「あ、そうか。 何も素手で剥がさなくていいんだよな。」 アリシア:「ナントカは使いようってね。」 シナド:「おいら、本当は壊すより作る方が得意なんだ。」 シャラン:「それは素晴らしい。 君の自己評価が正鵠を射てることを期待し たいところだね。」 GM:次は<運動>×3を振ってください。 シナド:てへっ。 また失敗。 GM:屋根板を踏み抜いてしまいました。 シナド:「痛っ。」 サガミ:「大丈夫ですか?」 手を貸して引っ張りあげます。 シナド:「何か、おいら、笑わせにきたみたいだな。」 シャラン:「確かに、中々面白い物を観させてもらったよ。 人を笑わせるこ とは、高級な技だというのは僕も認めるところではあるし。 無 意識にそれができるというのは、得難い人材だね。」 シナド:「ま、これで剥がしやすくなったぞ。」 そんなこんなで、屋根を半分ほど剥がした頃には、もう太陽はその姿を遥か彼 方の山に姿を消そうとしていたね。 いや、寸劇を繰り広げながらも半分も剥が せたんだからたいしたものだとは思うよ。 シナド:「今夜雨が降ったら大変だな。」 ホーガン/GM:「今の季節なら雨は降らんじゃろ。 まぁ、今日の所はこれくらい にして、降りてきなさるがいい。」
GM:お寺の料理は野菜主体の物です。 材料は、近隣の人から托鉢して 貰ったものです。 シナド:「獣喰はいいのかい?」 ホーガン/GM:「かまわんよ。 動物性蛋白も必要じゃからのう。」 シナド:「なら今度狩りしてくるよ。」 ホーガン/GM:「おお、すまんの。」
シナド:「おいら、この犬と一緒に寝たいんだけど、納屋に寝てもいいかい?」 ホーガン/GM:「では毛布を持っていかれるといい。 他の方は僧坊を使いなされ。」 アリシア:「男女一緒なのね。」 ホーガン/GM:「サガミ、僧坊でふらちなことをせんようにな。」 サガミ:「まさか、私をお疑いですか?」 ホーガン/GM:「お嬢ちゃん、身の危険を感じたら、わしの部屋に来るんじゃぞ。」 アリシア:「そっちの方がキケンそうだけど。」 ホーガン/GM:「ふぉっふぉっふぉ。 わしはもう枯れた爺いじゃ。」
GM:全員、<知覚>を振ってください。 成功した人は、夜中に違和感 を感じて目覚めます。 シナド:失敗。 屋根の葺き替えで疲れたからぐっすりと寝てる。 アリシア:「あら? 今、何か変なカンジしなかった?」 シャラン:「君も感じたのかい?」 アリシア:「夕べもこんなカンジがしたのよ。」 シャラン:「それは妙だね。 夕べとは場所が違うのに。」 違和感はどちらから感じたかは分かるかい? とりあえず窓の外を 見るよ。 GM:とりたてて変なところはありません。 サガミ:法師様の所へ行きます。 GM:<運動>を振ってください。 サガミ:失敗です。 GM:ミシミシ大きな音を立てつつホーガンの部屋の前まできました。 サガミ:静かに開けます。 GM:立て付けが悪いので、静かには開けられません。 「うん? 何じゃ? もう朝か?」 サガミ:「いえ、ちょっと妙な気配を感じたもので。」 アリシア:カンジたのはアナタじゃなくて、ワタシとシャランよね。 サガミ:外に出てみます。 GM:では<知覚>を振ってください。 サガミ:失敗です。 何も気付かなかったので僧坊に戻ってきます。 アリシア:気になるけど、睡眠不足はビボーの敵だし、もう1度寝るわ。 念の ため、短剣は側に置いておくわ。
GM:その晩はその後何事もなく過ぎます。 シャラン:「結局、あれは何だったのかな?」 アリシア:「2晩続けてとなると、今晩もアブナイかもね。」 GM:朝は夜明けと共に叩き起こされます。 シナド:「ふぅ、よく寝たぜ。」 ホーガン/GM:「せっかく寺に来たことですし、座禅をしていきなされ。」 シナド:「えー、座禅?」 GM:<自制>×6を振ってください。 シナド:失敗。 ホーガン/GM:「カーッ。 修行が足りん。」 シナド:「痛ててて。 お、おいら、狩りに行ってくるよ。」 ホーガン/GM:「まだ座禅は終わっておらんぞ。」 シナド:「鳥は朝早く行った方がよく捕れるんだよ。」 サガミ:「こういった自らを律する修行は狩りにも役立つと思います。」 シナド:「あ、足が痛くて…。」 ホーガン/GM:「無駄口を叩くでない。」 彼にかかると、座禅ですらちょっとした寸劇になる。 まったく、たいした才 能だよ。 GM:そんなこんなで朝の座禅は終わりました。 シナド:「ああ、終わった終わった。」 ホーガン/GM:「今日中に作業が終われば明日はしないですむぞ。」 シナド:「さ、早く始めよう。」
GM:屋根に登ったところで、<作業>×3と<運動>×3を振ってくださ い。 サガミ:<運動>は失敗です。 シナド:「危なっかしいぞ。 落ちるなよ。」 GM:午前中いっぱいで、ほぼ屋根板は剥がし終わります。 シナド:「ああ、見張らし良くなっちゃって。」 ホーガン/GM:「大変なのはこれからじゃろうな。」 シナド:「でも早く終わらせないと、後何回座禅させられることか。」 GM:ここで<知覚>×1/2を振ってください。 アリシア:2回ともセイコウしたわ。 GM:屋根裏の一角の天井の羽目板が、どうもずれている様です。 アリシア:「あれ? 何かな?」 GM:1m四方の四角い板が、上げ蓋みたいになっています。 天井裏なの で誇りが積もっているんですが、その上げ蓋は最近開けた形跡があ ります。 シナド:中から屋根裏に出るための所? GM:下の部屋と見比べてみると、どうもこの上げ蓋は、部屋の壁の中を 通っている様です。 部屋の壁が、一見すると分からないくらい微 妙にずれています。 (お堂) シャラン:この建物が左右対称なら、もう1ヶ所上げ蓋があるんじゃないかい? GM:調べてみると、もう1ヶ所ありました。 こちらは開けた様子はあり ません。 シナド:開けた形跡のある方を開けてみる。 「あよっこいしょ、っと。」 GM:開けると、かび臭い臭いが漂ってきます。 50cm四方の空間が下へ 続いていて、梯子がかかってます。 アリシア:「ホーガンさん、これはナニ?」 ホーガン/GM:「いや、こんなのがあるとはわしも知らんかった。」 シャラン:「長年住んでる住人ですら気付かないとは、これを作った職人の腕 を誉めるべきだろうね。 ここの住人の目が代々節穴だったので ないのならばね。」 ホーガン/GM:「お主ら、調べてみてくれんか? わしも何か文献が無いかあたっ てみる。」 シナド:「分かった。 何か明かりはあるか?」 GM:ホーガンは行灯に毛が生えた様なランプを持ってきます。 「これなら少々の振り回しても大丈夫じゃ。」
お堂 ┏━━━━━━━┯━━━━━━━┯━━━━━━━┓ ┃       │       │       ┃ ┃       │       │       ┃ ┃       │       │       ┃ ┃       │       │       ┃ ┃       │       │       ┃ ┃       │       │       ┃ ┠──────┬┤       ├┬──────┨ ┃      ├┴───────┴┤      ┃ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┠──────┤         ├──────┨ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┃      │         │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━   ━━━┷━━━━━━┛
シナド:じゃ、おいらが先頭で降りていくよ。 アリシア:ワタシ、いつもはスカートだから、ゼッタイ最初に降りなきゃいけ ないんだけど、今は作業着だからモンダイ無しね。 GM:装備は持っていきます? サガミ:長杖はちょっと持っては降りにくそうです。 シナド:当然タロは置いてきた。 シャラン:ま、せいぜい短剣くらいだね。 戦闘があると予想できるのなら多 少無理してでも武器を持っていくだろうけど。 GM:降りていくと、どうやら地面より下まで降りている様です。 一番 下まで降りると、山の麓方向と頂上方向へと向かう横穴があります。 (地点E) シャラン:人が通った跡はあるかい? GM:<知覚>を振ってください。 失敗? では判りません。 シナド:「どうすっかな? まず麓の方に行ってみるか。」 アリシア:「何かあるとすれば頂上の方じゃない?」 シナド:「まず出口を押さえておきたい。」 GM:麓に行くんですね? サガミ:左手を壁に当てて左手法で進んでいきます。
GM:洞窟は、麓までずっと続いています。 やがて岩で行き止まりにな ります。 シナド:岩を動かしてみる。 GM:では<運動>を振ってください。 シナド:(コロコロ) 01! ああ、悟っちゃった。 GM:岩が天の岩戸の様にスライドして開きます。 外には薮が広がって いて、10mほど先には村へと続く街道があります。 シナド:「洞窟が2本平行に走ってるみたいだな。」 シャラン:「それじゃ、山側を確かめてみようか。」 GM:麓の方から山の方へ戻っていくと、途中で行き止まりになります。 どうやら崩れている様です。 (地点G) シナド:外を通っていったん寺に戻る。
地下道          ■■■■■■■          ■A    ■          ■     ■          ■     ■          ■     ■          ■     ■          ■■■□■■■ ■■■■■      ■ ■ ■B  ■      ■ ■■■■■■■■■■■ ■   ■      ■           ■ ■   ■      ■ ■■■■ ■■■■ ■ ■■□■■      ■ ■  ■ ■  ■ ■  ■ ■       ■ ■  ■ ■  ■ ■ ■■■■■  ■ ■■■■■■■■■ ■  ■ ■  ■ ■■■C  ■  ■           ■  ■ ■  ■   □   ■  ■■■■■■ ■■■■■■  ■ ■  ■■■■■   ■       ■ ■       ■ ■      ■■■■■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■D■       ■E■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■F■       ■ ■       ■■■       ■ ■                 ■ ■       ■■■       ■ ■       ■G■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■■■■■■■■■ ■       ■           ■       ■ ■■■■■■■■■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■
ホーガン/GM:「何、地下にそんな地下道が? いったい何のために。」 <知恵>を振ってみてください。 シャラン:おや、悟ってしまったよ。 GM:それは知らなくてもいいことまで知っています。 イステアのある地域には、その昔赤の王国と呼ばれる王国があったのさ。 魔 法王国として知られているこの王国の遺跡からは、優れた魔法の品が見つかるこ ともあるわけさ。 最近では、コントリオという銘柄の剣が出土していたかな? おかげで、現在でも遺跡を巡って他国のスパイがやってきたりするわけさ。 シナド:「剣かぁ。 いい剣なら欲しいけどなぁ。」 アリシア:「やっぱり、宿にいた2人組がスパイだったのかしら?」 シャラン:「確かに、怪しくはあったね。 もっとも、あの宿にいたメンバー だと、怪しく無いのを探す方が難しかっただろうけどね。」 シナド:「あの2人組なら行っちゃったじゃないか。」 シャラン:「夕べは奇妙な気配がしたからね。 夕べの気配からすると、何者 かがこの地下道を通った様だね。」 シナド:「気配なんかしたのか? おいら、全然気付かなかったよ。」 シャラン:「今朝の君の顔を見れば分ることだよ。 君が、夕べは気配なども のともせずしっかり熟睡したんだとね。」 シナド:「うん、良く寝たぞ。」 シャラン:「起きたところで何ができるでも無いのなら、寝ていた方が賢明だ ね。 さて、これから僕達が考えるべきことは、変わらざる過去 のことではなく、不確定な未来のことだ。 これから、地下道に 罠を仕掛ける気は無いかい?」 シナド:「罠なんて簡単に仕掛けられるのか? ウサギ捕るくらいのしかで きないぞ。」 シャラン:「簡単にできる奴で充分だよ。 初めて通る道なら罠を警戒するだ ろうけど、一度通った道に、以前は無かった罠があると予想する のは中々困難だからね。」 アリシア:「でも早く屋根剥がさないと、明日も座禅よ。」 一同笑。 シナド:「座禅避けるのが先だ。 さ、屋根直そうぜ。」 ホーガン/GM:「赤の王国の遺跡が見つかったのじゃから、屋根など後回しでよい。 赤の王国の遺跡はイステアの物じゃ。 他国の者になど渡してな るものか。」 シナド:「おいら達、他国の者だぜ?」 ホーガン/GM:「ま、お主達は流れ者じゃからな。」 シナド:「それじゃ、もうちょっと調べてくる…前に飯にしようぜ。」 ホーガン/GM:「おお、もうそんな時間か。」 サガミ:食事の支度をします。 シナド:「手伝うぞ。 薪割りくらいなら任せてくれ。」
昼食後、今度はもう一方の揚げ戸を調べてみることにしたんだ。 アリシア:スパイがいるかもしれないし、今度は完全武装で行くわ。 シナド:またおいらが先頭で降りていくぜ。 GM:こちらもやはり同じ様に通路が続いています。 (地点D) サガミ:皆が降りて来る間に、麓の方が行き止まりになっているか確かめて おきます。 シナド:おいらも行くぜ。 GM:(地点F)にやってきました。 <知覚>判定と<祈念>判定をし てください。 サガミ&シナド: どちらも失敗。 GM:ではその場で眠ってしまいました。 サガミ:眠ってしまうと、持ってた明かりを落してしまいます。 アリシア:「妙ね。 何かあったのかしら?」 一旦上に上がって、代わりの明かりを持ってくるわ。 シャラン:通路から、殺気は感じないかい? GM:強い殺気を感じます。 シャラン:この位置に立っていると暗闇にいる向こうから丸見えってわけか。 なら殺気を消しながらこちらも暗闇に入っていくよ。 アリシア:<気配消し>と<殺気感知>を持ってるなんて、けっこうゴクアク ね。 GM:近付いていくと、ふっと気配が消えます。 シャラン:向こうも気配を消せるわけか。 さて、どっちの方が上かな? 短剣 構えてじりじり近付いていくよ。 GM:<知覚>を振ってみてください。 シャラン:成功したよ。 GM:シャランには、消そうとしても消しきれない殺気を2つ感知しまし た。 相手の位置を特定できます。 シャラン:なら気配を消したまま近付いていくよ。 GM:1D10を2個振ってください。 1が出ると、倒れてる2人のどちらかに 蹴躓きます。 シャラン:蹴躓きはしなかったよ。 気配を消している相手ならともかく、こ の状況で安らかな寝息を立てている幸せな2人を避けられないなん て、間が抜けてるとしか言いようがないね。 で、向こうが僕の気 配を感知した様子はあるかい? GM:感知はできない様です。 このままではらちがあかないと思ったの か、相手が近付いて来るようです。 シャラン:相手は2人。 アリシアが戻ってきたところで戦力として期待するの は無理だろうね。 ならば、暗闇の利点を利用して襲撃をかけるの が正解かな。 片方に斬り掛かるよ。 GM:戦闘力25の欄で振ってください。 シャラン:命中して左足に12点。 GM:攻撃したので、お互いに<気配消し>は無効になります。 相手は、 そのまま山側に向かって逃げていきます。 シャラン:相手がどんな人物かは判るかい? GM:<知覚>を振ってみてください。 成功? 背格好からすると、宿で 見た2人組かと思われますが、確信は持てません。 シャラン:相手が去ったのなら、幸せな睡眠時間を満喫してる2人を起すよ。 アリシア:そこに明かりもって降りていくわ。 「みんな、生きてる?」 シナド:「ああ、よく寝た。」 シャラン:「そいつは良かった。 教えてくれるかな? この状況でもいい夢を 見られるものなのか。」 アリシア:「大物なのね。」 シナド:「いったい、何だったのかな?」 アリシア:「何があっても、闘士さんがいるんだからダイジョウブよね。」 シナド:「今度眠りそうになったらお経でも唱えてくれよ。 かえって寝る かもしれないけど。」
その後、僕達は地下道を山側に進んでいったわけさ。 もちろん、殺気がしな いか感知しながら進むわけだけど、横で鎧着た闘士がガチャガチャ音立ててたん じゃ、感じられるものも感じられないね。 最初にやってきた部屋Bは、倉庫だったらしく、錆びてボロボロになった剣が 積み上げられてあった。 残念ながら、使えそうな品は無かったけどね。 アリシア:人が入った跡は? GM:最近、明らかに何者かが入った様です。 シャラン:剣の1本を手に取って銘を確認するよ。 GM:錆びていて分かりにくいですが、何とかコントリオの銘が読み取れ ます。 その次には、剣を作るための材料と道具が雑然と積み上げられた工房と思われ る部屋Aにやってきた。 GM:この部屋にはぱっと見では価値のあるものは何も無さそうです。 アリシア:荒された跡は? GM:ごちゃごちゃしてて判りません。 シナド:「他に行こうか。」
続いてやってきたのは部屋C。 この部屋の扉は開け放たれていて、少し前にここに やってきた人物がいる形跡があったんだ。 GM:部屋には下に降りる階段があります。 降りてみると居室だった部 屋があります。 最近、人が入った形跡があります。 アリシア:ざっと調べてみるわ。 GM:どうやら、やはりここはコントリオの工房だった様です。 いつ、ど んな剣を作ったか書いた覚え書きがありました。
シャラン:「どうやら逃げられた様だね。」 アリシア:「念のため、出口まで確認しにいかない?」 シャラン:「時間の無駄じゃないかな? 君は、相手がこんな所でまだ逃げず にぼやぼやしてる理由が考え付くのかい?」 念のため出口まで確認しにいってみたけど、やはりとっくに逃げられた様だっ たね。 時刻はすでに夕暮れ。 1日中洞窟の中にいた僕は、夕日の美しさを改めて認識 させられたよ。 シナド:「じゃ、戻ろっか。」 アリシア:「こういう工房って、よく隠し倉庫とかあったりするのよね。 探 してみない?」 GM:調べるのなら、<知覚>を振ってください。 何処を調べます? シナド:まず倉庫(部屋B)から。 サガミ(コロコロ) あ、悟りました。 GM:この部屋には他に何も無い、ということがはっきりと判りました。 サガミ:つまらないことで悟ってしまいましたね。 シナド:次は工房(部屋A)を調べるぞ。 サガミ:ここは時間をかけて調べます。 GM:もう夕方もかなり遅い時刻ですが、時間をかけて調べますか? サガミ:かけます。 …また悟りました。 GM:巧妙に隠された隠し扉を見つけました。 その向こうには、小さな 部屋があって、中には剣が1本と、杯が1個、花瓶が1個置かれてます。 シャラン:剣はどんな剣だい? GM:見た目には良い剣に見えます。 柄の部分に朱色の輝石が鏤められ ています。 鞘に納められていた様ですが、鞘は朽ちてぼろぼろに なっています。 シナド:剣を手に取ってみる。 いきなり頭に声が響いたりしないな? GM:<感応>で振ってみてください。 シナド:成功したぞ。 GM:この剣には魔法が込められています。 わりとほんわかした魔法だ と思われますが、どんな魔法かは判りません。 サガミ:杯と花瓶を調べます。 GM:杯はいわゆる玉杯です。 花瓶の底には、宝石が1個入っていました。 シナド:「和尚さんの所へ持っていくか。」
ホーガン/GM:「おお、戻ってきたか。 文献にあたってみるとじゃな、この僧坊 は古い工房の上に建てられたそうじゃ。 わし自身、聞いたこと は無かったがのう。」 シャラン:「長年住んでる人間が知らないことを、他の国の人間が知ってたっ てわけかい? ああ、何もあなたが間抜けだった、と決まったわ けじゃない。 得てして目の前にあるものほど判らないというこ とはあるからね。」 サガミ:「工房ではこんな物を見つけました。」 ホーガン/GM:「おお、これがコントリオの剣か。」 シナド:「和尚さん、何か判るか?」 ホーガン/GM:「さっぱり判らん。 とりあえず、鍛え直さんことには使い物にな らん様じゃな。」 シナド:「ところで和尚さん、おいら、この玉杯で一杯やりたいんだけど。」 一同笑。
シナド:「今夜は、心配だからおいら一晩中起きてるよ。 和尚さん、明日 の座禅はパスだからな。」 アリシア:「疲れてないの?」 シナド:「でも今夜来そうな気がするんだ。」 サガミ:「1人で大丈夫ですか?」 シナド:「タロもいるし、何かあったら騒ぐよ。」 アリシア:「2交代にしましょ。」 GM:剣は何処に置いておきますか? 今のところ、この剣はウエポンク ラスAの剣扱いです。 シナド:小太刀よかましか。 なら剣持っておく。 「和尚さん、この剣今晩貸してくれ。」 GM:剣持って、待ち受けるんですね? シナド:赤々と火を焚いて待ち受ける。 これで寝なきゃいいんだけど。 アリシア:ダイジョウブ、寝たらワタシが叩き起してあげるわ。
GM:真夜中。 <知覚>×1/2を振ってみてみださい。 アリシア:セイコウよ。 GM:タロも気付いた様です。 例の2人組が襲撃してきます。 ドワーフ 体型の方は、左足を怪我しています。 シナド:やっぱりタロ、賢いな。 シャラン:声を聞いたらすぐに外に飛び出すよ。 GM:中にいた人は3ラウンド後から参戦できます。 アリシア:どうせこちらの戦力はバトルロールAのシナドでしょ? バトルロ ールCのワタシとシャランは単なる賑やかしね。 シナド:「さぁ、来い。」 GM:長身の方は迎え討つ構えを見せます。 もう1人は何やら呪文を唱え 出します。 2人とも長剣を持ってます。 どうやらこいつらは猟兵 の様です。 アリシア:ちょっと待ってよ。 2人とも猟兵なの? それじゃ多分勝てないわ。
第1ラウンド。 GM:まずドワーフ体型の男から《眠りの律動》の呪文が来ます。 全員 <祈念>判定してください。 シナド:寝た。 アリシア:ワタシは起きてるわ。 即座にシナドを叩き起す。 第2ラウンド。 GM:エルフ体型の攻撃、スカリました。 アリシア:バトルロールAの猟兵が攻撃外すなんてこと、あるのね。 GM:ドワーフ体型もシナドに斬り掛かってきます。 命中して頭に25点。 シナド:「痛え。」 反撃するぞ。 ドワーフの右腕に26点。 第3ラウンド。 GM:ドワーフ体型は長剣を投げ捨てて格闘の構えをみせる。 エルフ体 型はシナドの左腕に30点。 シナド:大丈夫。 1点残った。 反撃はドワーフの胴体に26点。 アリシア:短剣で攻撃するわ。 頭に14点よ。 第4ラウンド。 GM:このラウンドからサガミとシャランは参戦できます。 こちらはま ずエルフ体型が左腕に。 シナド:それは左腕のHPが無くなった。 <自制>判定失敗したので蹲る。 GM:ドワーフ体型がコントリオの剣を奪いに来ます。 シナド:剣を抱え込む。 GM:では<腕力>を振ってください。 シナド:成功。 でももうボロボロだな。 アリシア:この剣って何かチカラが隠されてるのよね。 剣握って祈ってみるわ。 GM:では<祈念>を振ってください。 アリシア:(コロコロ) 92…って暴発よね。 効果2倍で発動。 GM:剣に込められていた魔法は《春の光》です。 普通なら、恐慌状態 や興奮状態が落ち着くんですが、この場合は自制を取り戻して立ち 上がることができます。 アリシア:やったわね。 シナド:助かったぜ。 シャラン:短剣で斬り掛かるよ。 14点を胴体に。 サガミ:左腕に10点です。 GM:ダメージはそれほどではありませんが、コントリオの剣からは手を 話してしまいました。 第5ラウンド。 GM:エルフ体型がシナドの胴体にクリティカルで30点。 シナド:胴体ならまだ耐えてるけど…ああ、こんな剣早く売っ払いたいよう。 GM:ドワーフ体型はまた呪文。 全員<祈念>判定。 シナド:おやすみ〜。 アリシア:ちょっと、起きてるの、ワタシだけなの? シナドを叩き起こすわ。 シナド:また叩き起された。 もう散々だよ。 第6ラウンド。 GM:エルフ体型の攻撃はまた左腕に。 シナド:駄目。 剣抱え込んで倒れる。 GM:ドワーフ体型が剣を奪いにいく。 (コロコロ) おや、03で悟った。 シナド:ああ、ここまで頑張ったのに。 アリシア:サガミを蹴り起すわ。 第7ラウンド。 GM:2人は逃げ出します。 エルフ体型は《龍翼飛行》で空を飛んでいき ます。 ドワーフ体型は必殺技《飛天走空》を…発動失敗、勢い余 ってバランス崩しました。 サガミ:なら1人だけ残ったところをフクロにしましょう。 アリシア:そうは言っても、こちらにそんな戦力は無いわ。 一応攻撃はするけ ど。 右腕に10点よ。 サガミ:頭に10点です。 第8ラウンド。 GM:ドワーフの必殺技《飛天走空》…また失敗です。 シナド:きっとコントリオの呪いだぞ。 アリシア:ワタシの攻撃は左腕に10点よ。 サガミ:胴体に15点です。 GM:全身、万遍なく削れてますね。 第9ラウンド。 GM:今度こそ逃げます。 …失敗。 サガミ:呪いですね。 シナド:そうだよ。 その剣持ってたら、ろくな目に合ってない。 アリシア:ワタシの攻撃は外れ。 サガミ:私は右腕に10点です。 GM:小手があるのでまだ耐えてます。 第10ラウンド。 GM:ようやく《飛天走空》しました。 ドワーフ体型は剣を持ったまま 逃げていきました。 シナド:「ああ、悔しいよぉ。」 サガミ:「今度遭ったら叩き殺します。」 アリシア:「ワタシはもう遭いたくないわ。」
GM:戦闘が終わった頃になってようやくホーガンが起きてきます。 が、 特に役に立つわけではありません。 シナド:「怪我が酷いから休ませてもらうよ。」 シャラン:「明日の座禅はしないですむんじゃないかな?」 ホーガン/GM:「うむ。 座禅は免除じゃな。」 シナド:「座禅以前に、起きられないよ。 でも悔しいなぁ。」 アリシア:「向こうはノロイの魔剣持っていったから、そのうち不幸なこと起 こるわ。」 ホーガン/GM:「サガミ、お主、遺跡で見つけた杯と花瓶を持って宿の主人に鑑て もらってきてくれんか? あそこの主人は珍しい物には通じてお るそうじゃからな。 役人にも連絡しておいてくれ。」 サガミ:「判りました。」 ホーガン/GM:「お前さんら、今回はすまなかったな。 妙なことを頼んだばっか りに。」 シャラン:「ま、そんなこともあるさ。 貴重な体験をさせてもらったよ。」 後に判ったことだけど、あの2人組はコムトの猟兵だったそうだよ。 それが判 ったからといって、どうなるわけでもないんだけどね。 シナド:「コムトめ、許さないぞ。」 シナドはコムトに復讐を誓ったみたいだけど、さて、どうなるかな?
…さて、楽しい時間に終わりを告げる時が来たようだ…帰ろうか。 部屋まで送っていいかい? このままお別れってのは、 ちょっと悲しいからさ。 今日は君に感謝しなくてはね。 君は僕にとても素敵な時間をくれた。 …あり がとう。
古の工房 1999/2/6 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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