ブルーフォレスト物語DEリプレイ

眠れる剣


キャラクター

  スーバミレバ
    スーバミレバか。 彼はアーカローンの船乗りだそうだ。
    船の上では頼りにできる男だな。

  ヘパリン
    ヘパリンか。 彼はバージセンの僧兵だ。
    まったく無口な男で、暇さえあれば絵を描いていたな。

  フレア
    フレアか。 彼はイステア出身だそうだ。
    敵国であるコムトで兵士などしてるのにはそれなりの事情があるのであろう。

  ミカ・アレクー
    ミカか。 彼女は月王に仕える巡礼だそうだ。
    彼女は…そうだな、たしかに月王に仕える者に相応しいかもしれん。

  クーラン
    私か? 私はただの放浪者だ。


フッ…こんなところでお前と会うとはな。 …少し話をしてやろう。 私がかつて、放浪してたときのことだ。 私は、ふとしたはずみから、伝説の 剣探しをするはめになった。 …フッ、私がそんなことをしたのは意外か? だが、 長く生きていればそういうこともある。 こんな話、お前は興味あるか? (はい!/いいえ…
物語の舞台はコムトだ。 コムトは隣の国イステアと戦争状態にある。 といっ ても、停戦中であるがな。 GM:コムトとイステアの国境近くには川が流れています。 その川の辺 りにある、小さな町に皆さんはいます。 さて、どうして皆さんこ こに来たんでしょう。 ヘパリン:目的は修行です。 クーラン:…フッ。 スー:オレは川を遡ってきた。 GM:イステアの兵士のフレアはどうしてこんな所に? フレア:俺はコムトの兵士、ということになっている。 ミカ:スパイさんですの? フレア:それは今は明せない。
GM:町の入り口や、交差点など、目立つ所に、立て札が立っています。 <知覚>を振ってください。 成功した人は、周りの人が、あなた 達を見ては何やらひそひそ囁き会ったり、指を指したりしてるのに 気付きます。 スー:立て札を見に行く。 GM:立て札には、あなた達5人の名前と人相が書かれています。 “この者を見つけた者、すぐ宿に知らされたし。 謝礼金ははずむ。” スー:「何だ?」 宿に殴り込みに行く。 ミカ:謝礼金がいただけるんですの? なら自分で参りますわ。 「この宿はどちらへ行けばいいのですか?」 町人/GM:「おい、こいつは立て札の奴じゃないか。」 「捕まえろ。」 フレア:ミカを捕まえる。 町人/GM:「おい、こいつも手配の奴だぞ。」 ミカ:「兵士様、兵士様はわたくしを突き出す、わたくしは兵士様を突き 出す、ということで、お互い金一封を貰うというのはどうですの?」 フレア:「よし、それでいこう。」 ミカの首根っこを掴んで連れていく。 ミカ:「あ〜れ〜。」 クーラン:「…フッ。 騒がしいことだ。」
GM:まず最初に着くのはスーですね。 スーが宿に行くと、宿の主人が丁 寧に出迎えます。 スー:「あの立て札はどういうことだ? 人を犯罪者みたいに。」 主人/GM:「私も詳しいことは存じていないのです。 あなたが来られたら、丁 寧におもてなしをしろ、と言われております。」 宿の2階のいい部屋に案内されます。 部屋には、美味しそうな料理 が並んでいます。 スー:外へ出たところで、町人に連れてこられるだけだろうしな。 GM:次にミカとフレアが、お互いを捕まえながらやってきます。 クーラン:…フッ。 それは、抱き合っている、と言うのだ。 フレア:「私はこいつを突き出すから、その礼金をくれ。」 ミカ:「わたくしはこの兵士様を突き出します。」 主人/GM:「それはちょっと変じゃないですか?」 フレア:「本人が突き出してはいけない、とは書いてなかったぞ。」 主人/GM:「謝礼金に関しては、あの立て札を立てた方と交渉なさってくださ い。」 2人はスーと同じ部屋に通されます。 さて、ヘパリンは3人ほどの町 の人達に捕まえられて連れてこられます。 ヘパリン:FBIに捕まった宇宙人の状態です。 GM:ヘパリンを連れてきた町の人達は謝礼金を貰って帰っていきます。 同じように、クーランも連れてこられるんですよね? クーラン:…フッ。 好きにするがいい。 GM:クーランも同じ部屋に通されます。 こうして皆さん、理由も分から ないまま一室に集まったわけです。 ミカ:料理をいただいてますの。 フレア:同じく。 スー:料理には手をつけずに、自分の手持ちの食糧を食っている。 ヘパリン:絵を描いています。 GM:紙は貴重品です。 ヘパリン:それでは壁に描いています。 GM:宿の壁に勝手に描くんですか? ヘパリン:そうです。
GM:ヘパリンの絵が描き終わった頃、扉がノックされます。 ミカ:「この料理、美味しいですの。」 フレア:「ああ、旨ぇな。」 ヘパリン:次の絵を描いています。 クーラン:…フッ。 GM:あの、何もアクション無しですか? ミカ:はぐはぐ、はぐはぐ。 フレア:がつがつ、がつがつ。 ヘパリン:ひたすら描いてます。 クーラン:…フッ。 GM:いきなり、扉がバタンと開いて、女の子と男の子が入ってきます。 女の子は17,8、背がすらっと高くて白いローブに青いマントを着て います。 どうやら方士の様です。 美人ですが、近寄りがたい感じ がします。 男の子の方は、13,4くらいの丸顔です。 同じく方士姿 をしています。 「いい加減に返事しなさいよ。」 クーラン:「…フッ。 騒がしい。」 女の子/GM:「そっちが返事しないからでしょ。 いるんだったら返事しなさいよ。」 フレア:「食事に夢中で、聞こえなかった。」 クーラン:「…フッ。 鍵はかかってないのだ。 入りたければ勝手に入ってくる がいい。」 フレア:「あんたがあの立て札出した奴か? ならお互い突き出した謝礼金 を払ってくれ。」 女の子/GM:「そんな端金なんてどうでもいいわよ。 あなた達には、もっとい い話があるんだから。」 フレア:「まず金だ。」 女の子/GM:「…なんでこんな人達が選ばれたのかしら?」 ミカ:「選ばれた、とはどういうことですの?」 スー:「だいたい、人を犯罪者みたいに張り出すのはどういうわけだ?」 女の子/GM:「一刻も早く見つけたかったのよ。 それが気に触ったのなら謝る わ、ごめんなさい。 これでいいかしら?」 スー:「いいわけないだろ。」 女の子/GM:「そんなことよりも、あなた達にとても大切な仕事をやっていただ きたいの。 わたし、回りくどいのは得意じゃないからはっきり 言わせていただくわ。 まず報酬は、前渡しで3金貨。」 フレア:「お互い突き出した分は?」 女の子/GM:「それは成功したときに払うわ。 それから、仕事の間の宿,食事 代は負担させていただくわ。 どう? 悪い話ではないでしょ?」 スー:「仕事の内容は?」 女の子/GM:「それは引き受けていただけるまで話せないわ。 でも、とりたて てあなた方に危険のある話ではないわ。 多分、日常生活程度の 危険よ。 普段でも、旅をしていればゴブリンに襲われるとか、 船に乗れば海に落ちるとかの危険はあるでしょ?」 クーラン:「…フッ。 指名手配されるのも日常の危険、か。」 女の子/GM:「少なくとも、悪事に手を染めることではないわ。」 ミカ:「それは、人助けになることですの?」 女の子/GM:「なるんじゃないかしら。 少なくとも、あなた方がしてくれる仕 事のお陰で助かる人が1人いるわ。」 ミカ:「どなたかに迷惑がかかる、ということは?」 女の子/GM:「それは無い、と思うわ。 何処ぞの怪しげな教団が迷惑に思うか もしれないけど。」 ミカ:「あなたのお名前は?」 女の子/GM:「あたしはイブキ。 こっちのプワプワしてるのはミギワ。」 ミカ:「こちらのことは知ってますのね?」 イブキ/GM:「何なら言ってあげましょうか? あなたはミカ・アレクーさん。 帝歴66年3月21日生まれの20才。 もうじき誕生日ね。 月王クン ティラの亜神加護を受けてらっしゃるわね。 サグハ出身で巡礼、 特技は応急手当てと道記憶だとか。」 スー:キャラクターレヴェルでそういう話されるとな。 次は、<体位> が7で、とか言ってきそうだ。 イブキ/GM:「能力はそうね、あなた、交渉が得意みたいね。 でも、あたし相 手に交渉しようなんて思わない方がいいわよ。」 ミカ:「お得意ですの? あなた、苦手そうですの。」 イブキ/GM:「うるさい。 文句があるのならかかってきなさい。 そういうこと はミギワにやらせるわ。」 スー:「断ったところで、逃げられ無さそうだな。」 イブキ/GM:「そうね、逃げられはしないわね。」 ミカ:「わたくし達を選んだ、ということは、わたくし達が協力しないと できないことなんですの?」 イブキ/GM:「そうね。 でも、あなた方に無理強いすることはできないわ。」 クーラン:「…フッ。 無理強い、か。」 GM:さて、皆さんが迷っていると。 フレア:迷ってない。 ひたすら食っている。 GM:ミギワが、まず、ミカの方へテケテケとよってきます。 ミカ:まぁ、可愛い。 GM:ミギワは大きな目をうるうるさせて、 「お姉ちゃん、お願い、力を貸して。」 ミカ:「まぁ、この様な可愛い男の子の願いを踏み躙ってはなりませんわ。 話を聞けば、人助けにもなることの様ですし、皆様、是非お助け してさしあげましょう。」 イブキ/GM:「そこの絵を描いている方はいかがかしら?」 ヘパリン:続きを描いてます。 イブキ/GM:「力を貸していただけるのかしら?」 ヘパリン:描いてます。 ミギワ/GM:「《水放掌》。」 いきなり、ヘパリンの頭上から水が振ってきます。 ヘパリン:「…。」 イブキ/GM:「さて、《冷却風撃》でもかけようかしら? 濡れてるとよく効く のよね。」 ヘパリン:続きを描いてます。 ミカ:「まぁまぁ、僧兵様、ここはこの可愛い男の子を救うために、力を 貸していただけないですの?」 ヘパリン:「…。」 ミカ:「イブキさん、こちらの方も受けてくださるそうですわ。 頑張り ましょうね、僧兵様。」 イブキ/GM:「そう。 あなた、命拾いしたわね。」 ヘパリン:「…。」 イブキ/GM:「フレアさん、あなたは受けてくれる?」 フレア:「俺達を選んだ理由を聞きたい。」 イブキ/GM:「あなた達にしかできない仕事だから。」 フレア:「それでは納得できない。」 イブキ/GM:「納得できないのなら、降りていただくしかないわ。 でも、断っ たらどうなると思うかしら?」 フレア:「それでは受けるしかないではないか。」 イブキ/GM:「そう言って貰えるとこっちも助かるわ。 さて、クーランさん。」 クーラン:「…フッ。 私に何を求める。」 イブキ/GM:「仕事、受けてくださいますわね?」 クーラン:「…助かる者とは、お前のことか?」 イブキ/GM:「あたしではないわ。 あたしが仕えてる方のためなの。」 クーラン:「…フッ。 使いっぱしり、か。」 イブキ/GM:「似たようなものね。 で、受けてくれるわね?」 クーラン:「…フッ。 好きにするがいい。」 イブキ/GM:「では皆さん、受けていただくというわけでいいですわね?」 ミカ:「もちろんですの。」
イブキ/GM:「まず前金を渡すわ。 で、どうしてあなた達が選ばれたのか、と いうのは、とある霊姫様の水晶に、あなた達が映ったからなの。 あなた達の、顔とプロフィール、つまりキャラクターシートね。 だから、あなた達のことはよく知ってるわ。」 クーラン:「…フッ。 迷惑なことだ。」 …そのうちこちらからも水晶で見返してやろう。 イブキ/GM:「仕事というのは、ある剣を探して欲しいの。 でも、その剣がど んな剣か、とか、何処へ行けば見つかるか、とかは分からないわ。 霊姫様の水晶にも、それは映らなかったの。」 スー:「それじゃ、探しようがないじゃないか。」 イブキ/GM:「その剣は、ある一族に伝えられているだけで、文献とかは無いの。 そして、その一族とはコンタクトが取れない。 でも、あなた達 5人がそろえば、剣は見つかると霊姫様はおっしゃってるわ。 だ から、どうしてもあなた達に仕事を受けて貰わなければならなか ったの。 失礼なことをしたのは謝るわ。 でも、霊姫様のことを 無暗に話すわけにはいかないし。 ヘパリンさん、ごめんなさい。 今度あなたには絵描きの道具を贈らせていただくわ。」 ヘパリン:「…。」 イブキ/GM:「その剣を見つけ出したら、この宿に戻ってきて。 そのときには あたしもここへ戻ってくるわ。 それでいいかしら?」 ミカ:「わたくし達が見て、その剣だと分かるんですの?」 イブキ/GM:「分かるはずなの。」 ミカ:「これはキャンペーン3回くらいで見つかるものなのですの?」 一同笑。 イブキ/GM:「今日のセッション中に見つかる、と霊姫様はおっしゃってたわ。」
イブキ/GM:「ミカさんには別の部屋を用意するわ。 他の人は、この部屋でい いわよね? じゃ、あたしはこれで失礼するわ。」 夜には、そこそこ上等の食事が出されます。 フレア:酒は? GM:お酒も出されます。 ミカ:皆さんと親睦を深めますの。 クーラン:…フッ。 GM:お酒が特に好き、って人は<自制>を振っておいてください。 フレア:賭博場に行く。 俺は<賭事>を特技に持っている。 GM:ではD10×10銀貨儲けました。 フレア:10銀貨。 ごちそう食べるとおしまいか。
GM:翌朝になりました。 静かな朝です。 ミカ:「おはようございますの。」 スー:「お早う。」 フレア:朝食の香りが漂ってきたので目を覚ます。 クーラン:…フッ。 朝食を食べたらまた部屋に上がっていく。 ミカ:「上がっていかれては困りますの。」 クーラン:「何故だ?」 ミカ:「もう出かける時間ですの。」 クーラン:「何処へ?」 ミカ:「剣を探しに行きますの。」 クーラン:「だから、何処へだ? …フッ、あてが無いのなら、動いてもしか たあるまい。」 ミカ:「そういうわけにはいきませんの。 ここでじっとしていても、剣 の方から来たりはしませんの。 ですから、こちらから動かなけ ればなりませんの。」 クーラン:…フッ。 部屋に戻る。 ミカ:「…シクシク。」 ヘパリン:出口の扉を指します。 ミカ:「ええ、行きますの。 でもクーランさんが。 いいのでしょうか? イブキさんは、皆で力を合わせろとおっしゃってましたのに。」 ヘパリン:「最終的に全員いればいいんですよ。」 フレア:「親父、弁当を作ってくれ。」 GM:宿の主人がお握りと沢庵を持たせてくれます。 一同笑。 ヘパリン:沢庵があるんですか? ミカ:ブルーフォレスト物語のイメージは、東南アジアですから、漬物 ならありますの。 スー:「さて、何処へ行く?」 ミカ:「今日はそれぞればらばらに行動して情報収集してみたらいいと思 いますの。」
スー:俺は船着き場へ行く。 船乗りなら、結構色々な所に行ってるから、 何か知ってるかもしれん。 GM:船着き場には何隻もの船が停っていて、船乗り達が働いてます。 スー:まず、伝説の剣について何か知らないか聞いてみよう。 「伝説の剣でも見つけて一攫千金なんてうまい話はねぇかなぁ。」 船乗り/GM:「伝説の剣ねぇ。 そりゃ、剣の伝説なんか何処にでもあるぜ。」 スー:「その剣の1本でも見つけりゃ、金になるだろうなぁ。」 船乗り/GM:「そりゃ、金にはなるだろうけどよ、そんなもん探してるよか、魚 釣ってる方が確実だぜ。」 ヘパリン:冒険者なんて、やくざな商売ですからね。 船乗り/GM:「あんたも真面目に働いた方がいいぜ。」 ヘパリン:返す言葉もありませんね。
ヘパリン:中央広場へ行きます。 そして風景画を描きます。 GM:描いてるだけですか? ヘパリン:どんな人がいるのかも見ています。 GM:<知覚>と<容姿>×2を振ってみてください。 ヘパリン:<知覚>は悟り成功しました。 <容姿>は失敗です。 GM:天恵の様に閃きました。 この町には、善人しかいません。 ヘパリン:思わずにっこりします。 GM:さて、描いていても、怪しい奴と思われたのか誰も寄ってきません。 ヘパリン:返す言葉もありませんね。
ミカ:月王様の神殿に行きますの。 GM:この町は、小さい町なので、月王は陽王,法王,火王と一緒に祀ら れています。 神殿というよりも祠です。 灯りが灯されて、お供え 物がされています。 お参りの人はちらほらいますが、神官の様な 人はいない様です。 ミカ:宝物庫とかはありませんのね? GM:本当に、神像が並んでるだけです。 ミカ:掃除してる人とかはいませんの? GM:近所の人らしき中年の女性が掃除してます。 ミカ:「すみませんの。」 女性/GM:「なんでしょう?」 ミカ:「こちらの神殿では、4柱のより高き神様が祀られているんです のね。」 女性/GM:「こんな小さい町だからね。 あんた、巡礼さんかい?」 ミカ:「ええ。 こちらの祠は、昔からあるんでしょうか?」 女性/GM:「この町ができたときからあるそうだよ。 陽王様の像が町外れに あるんだけど、そこまでお参りに行くのも大変だろ? だから、 ここにこの小さな神像をお祀りして、あたし達はここにお参りし てるのさ。」 ミカ:「町外れに、神殿があるんですの?」 女性/GM:「いや、陽王様の巨大な像だよ。 山を削りだして作ったんだ。 あ んたも月王様の巡礼さんなら、1回は行ってみてもいいんじゃな いかい。」 ミカ:「そうですね。 行ってみます。」 女性/GM:「あの辺、今寂れてるから、行くときは1人で行くんじゃないよ。」
ヘパリン:昼に一旦宿に戻ります。 クーラン:…フッ。 明るいのは好みに合わぬ。 部屋に暗幕を張っておく。 ヘパリン:クーランの肩をポンと叩きます。 クーラン:…フッ。 GM:不思議な世界を作ってますね。 ヘパリン:月王の像を壁に描きます。 GM:宿の壁が絵だらけになりますね。
ミカ:午後は僧院に行きますの。 GM:クーランはやっぱり、残るんですか? クーラン:…フッ。 GM:僧院は、きちんと掃き清められて、中々涼しげな佇まいです。 ミカ:「ごめんください。」 小坊主/GM:「何のご用でしょう?」 ミカ:「わたくし、旅の巡礼なのですが、お話をお伺いしたいんですの。 この僧院には何か由来はありますの?」 小坊主/GM:「由来と申しましても特に変ったことはございません。 昔、偉い お坊様が、ここに庵を立られて修行されていたそうでございます。」 ミカ:「何か、縁のお品であるとかは伝わってますの?」 小坊主/GM:「そのお坊様のお数珠が、寺宝として伝わっております。 お見せ することはできませんが。」 ミカ:「せっかく来たのですから、しばらく座禅を組んでいきたいと思い ますの。」 小坊主/GM:「それは尊いことです。 どうぞこちらへ。」 座禅を組んだ人は、<祈念>×2を振ってください。 ミカ:失敗ですの。 ヘパリン:失敗です。 フレア:駄目だ。 スー:同じく。 GM:座禅を組んでると、冷たいお茶が出されます。 ミカ:「涼やかで心地好いですね。」 小坊主/GM:「皆様の御信心のお陰です。」 ヘパリン:悟りたかったです。 GM:座禅を組んでて悟るなんて、できたら格好いいですね。 スー:「ところで、町外れに陽王様の像があるそうだが?」 小坊主/GM:「昔、偉い神官様が、この町を護るために、山肌を削って陽王様の 像を作ったそうでございます。 そのお陰で、この町の人達は勤 勉で、一生懸命働くことこそ尊いことだ、という考えが広まりま した。」 ミカ:10銀貨喜捨いたしますの。 小坊主/GM:「ありがとうございます。」 ヘパリン:ミカさんをちらりと見てから、15銀貨喜捨します。 僧兵としては そうせざるを得ないですから。 小坊主/GM:「ありがとうございます。」
ミカ:「明日は、陽王様の像に行きますの。 クーランさんも、来て頂け ますわよね?」 クーラン:「…フッ。 よかろう。」 ミカ:わたくしの、素敵な笑顔に参りましたの。 クーラン:…フッ。 ミカ:「今日は疲れましたから、もう寝ますの。」 フレア:オレは今夜も賭博場へ行く。 GM:ではまたD10×10銀貨儲けます。 フレア:70銀貨儲た。
クーラン:…フッ。 外へ出て、星を眺める。 GM:<祈念>判定してください。 クーラン:成功だ。 GM:心の中に、女性の声が聞こえてきます。 「どうか、あの剣を探してください。 その剣があれば、あの方が 救われるのです。」 クーラン:「あの方とは?」 GM:こちらからは届かない様です。 「あの剣を探してください。 町外れの老人を訪ねてください。」 クーラン:「…そうか。」
GM:翌朝になりました。 ミカ:「おはようございますの。」 主人/GM:「お仕事の方は進んでいますか?」 ミカ:「ぼちぼちですの。 今日は、皆で陽王様の像の所へ行ってみよう と思いますの。」 主人/GM:「あれ? お1人足りない様ですけど?」 ミカ:「クーランさんとは夕べ約束しましたの。 きっと来てくれるはず ですの。」 GM:そうしてるうちに朝食は終わります。 ミカ:「どなたか、クーランさんを呼んできて欲しいですの。」 スー:「おい飯だぞ。」 クーラン:「…フッ。 もう朝か。」 GM:クーランが食べ終わる頃には、10時過ぎになります。 クーラン:…フッ。 主人に聞く。 「町外れに、老人が住んでいるな?」 主人/GM:「あの変わり者の老人のことですか?」 クーラン:「どのあたりに住んでいる?」 主人/GM:「そこの道をずっと行ったところです。 ですが、あの老人はあま り相手にはしない方がいいと思います。」 クーラン:「何故だ?」 主人/GM:「あの人は、怠け者で、この町の人は誰にも相手にされていないん です。 この町では、人は一生懸命働くものだ、という考えが一 般的ですから。」 ヘパリン:「…老人をのけ者にしてるんですか?」 主人/GM:「そういうわけではありません。 あの老人は私が生まれる前から、 ずっと剣ばかり探しているそうです。」 ミカ:「まぁ、その方も剣を探してるんですの?」 主人/GM:「まさか、剣探しなんて考えておられるのですか?」 ミカ:どきどき。 主人/GM:「この町でそんなことを言うと、怠け者だと莫迦にされるだけです よ。 あんな伝説など信じて、剣探すなんて無益なことは止めた 方がいいですよ。」 ミカ:「伝説って、何ですの?」 主人/GM:「いえ、単なる子供だましの昔話ですよ。」 ミカ:「教えて欲しいんですの。」 うるうる。 ヘパリン:「…必要なんです。」 主人GM:「ちょっと長くなりますよ。」
そして主人は、剣にまつわる話を滔々と語り始めたのだ。 フッ…。 お前も聞きたいか? その昔のことだ。 ある剣士がいた。 その剣士は、強い剣を求め、ある刀鍛冶 に依頼した。 刀鍛冶は、何本もの剣を作ったが、剣士の納得する剣はできなかった。 だが、 ついに1本の剣を作り出す。 その剣を作り出すために、一夜にして白髪となった というほどの代物だ。 剣士は生涯その剣を携え、放浪の旅を続けた。 そして、時はながれ、年老いた剣士はその町にやってきた。 剣士は、その剣 を、町の何処かに隠したという。 その後剣士は行方不明となる。 ヘパリン:悟ったのですか? GM:そうかもしれません。 剣士が姿を消した後、町では剣探しをする者達で溢れ帰った。 …フッ。 船乗 りが、各地でその話を広めたのも一役買っていたな。 そのお陰で、町は発展し たわけだ。 だが、働かずに剣探しをする者達ばかりでは、町に未来は無い。 それを憂い たある僧侶が、陽王の像を作り、人々に働くことを教えたという。 そのため、その町では剣探しというと、怠惰な奴だと思われる様になったのだ。 GM:子供向けの話なので、最後は働くことはいいことだ、という教訓め いた話になってます。 「ところが、その老人は、未だに剣を探しているんです。 それを隠 さないものですから、変人扱いされて、皆に相手にされなくなっ たんです。」 ヘパリン:老人は実は剣士で、隠した所を忘れたのではないですか。
ミカ:「それじゃ、出発しますの。」 GM:町外れまでやってくると、あばら屋は建っています。 辺りに人影 はありません。 ヘパリン:絵を描いてます。 クーラン:「…フッ。」 中に入る。 ミカ:「ごめんください。」 GM:あばら屋の中では髪もぼさぼさ、髭もぼさぼさのお爺さんが、何や らぶつぶつ独り言を言いながら頭抱えうずくまってます。 ミカ:聞き耳しますの。 GM:<知覚>を振ってみてください。 ヘパリン:成功です。 老人/GM:「剣を、剣を。剣を。 見つけなければ、見つけなければ。 あの剣を 見つけなければ。」 ミカ:「お爺さん?」 老人/GM:「わしは剣を見つけねばならぬ。」 クーラン:「何故だ?」 老人/GM:「見つけねばならぬからな。」 クーラン:「…フッ。」 GM:枯れ木の様なお爺さんですが、目はギラギラと輝いています。 何 処か身体が悪いんじゃないかと思われます。 ミカ:食べ物はありますの? GM:水瓶は完全に干涸らびてます。 調理器具もすっかり埃を被ってます。 ヘパリン:お握りを渡します。 老人/GM:「結構じゃ。 わしはもう老い先短い身。 食べ物など要らぬ。」 ミカ:「食べないといけませんの。」 老人/GM:「食べたところで、わしはもう動けぬ。 だが、わしはあの剣を見 つけねばならぬ。」 スー:「剣って、何だ?」 老人/GM:「何じゃ、お主ら、あの伝説を知らんのか? よし、ならば語って やろう。 聞きたいか?」 老人は、急にいきいきとしだします。 クーラン:「…フッ。 不要だ。 で、その剣は何処にある?」 老人/GM:「えらく簡単に言ってくれるではないか。 何処にあるか分れば、 わしも苦労はせぬ。」 ミカ:「見つけるためにも、元気にならなければなりませんの。 お粥作 りますから、食べるんですの。」 老人/GM:「あんた、優しい娘じゃな。 あんたになら、あの剣を託してもよ かろう。 あの剣は、偉大なる神の像に護られている。」 ミカ:「陽王様の像のことですの?」 老人/GM:「そうではないかとわしも思うのじゃが。」 ミカ:「その情報は何処で手にいれましたの?」 老人/GM:「長い間苦労を重ねてやっと手に入れたのじゃ。 どうじゃ、その 話、聞きたいか?」 ミカ:「聞きますから、まずお粥食べますの。」 老人/GM:「わしのことはかまわぬ。 剣を、剣を見つけるのじゃ。」 ミカ:「駄目ですの。 生きる気力を持つんですの。」 隣の家へ行って、お台所借りてお粥作りますの。 GM:では、30分くらいでお粥ができます。 ミカ:わたくしが作ってる間、お爺さんのお話を聞いていて欲しいですの。 きっと話してる間は事切れないんですの。 老人/GM:「聞きたいか? 聞きたいのじゃな?」
老人は、延々と話し出した。 …フッ。 だが、お前はそんな長話など聞きたくなかろう? (あまり…。/聞きたいです!) 手短に話してやろう。 まだ町が剣探しに沸いていた頃、老人はその町へとやってきた。 剣が偉大なる神に護られている、というのは、暗黙の了解であった。 それ故、 幾度となく陽王の像が調べられたが、何人もついに剣を見つけられなかった。 その剣は、必要とする者にしか見つけられぬという。 そして、その剣を真に 必要とする者が現れたときに、剣自らその姿を現すという。 星に導かれ、月に 導かれ、光に導かれ、全ての事象がその者達を剣に導く、という。 老人/GM:「わしには剣が必要じゃった。 だから、見つかるはずじゃったの じゃ。」 スー:「どうして剣が必要だったのだ?」 老人/GM:「聞きたいか? どうしても聞きたいか?」 ミカ:「お粥ができました。 さあ、食べるんですの。」 老人/GM:「おお、あんたが女神に見える。 まるで月王様の様じゃ。」
ミカ:陽王様の像へ行きますの。 老人/GM:「像の所へ行くのなら、必ず灯りを持っていくのじゃ。全てを解く 鍵は、光なのじゃ。」 ミカ:「松明を持ってますの。」 GM:今は午後2時くらいです。 ここから陽王の像まで、半日かかります。 ミカ:初夏だから、野宿でも平気ですの。 テントも持ってますの。 GM:町を出ると、すぐに腰掛けた姿の大きな像が見えてきます。 像は 町の方を見ています。 像の周りは、荒れ野が広がっています。
GM:像の近くまで来ると、すっかり日が暮れます。 ミカ:なら、キャンプ張りますの。 ヘパリン:像の側へ行きましょう。 神聖な像の側であれば、多分安全なはず ですから。 ミカ:でも、羅生門みたいかもしれませんの。 GM:羅生門の話は、あの辺りが荒れ果てた頃のものですから。 ミカ:なら、陽王様の像の前まで行きますの。 GM:今日は満月ですので、夜でもそれなりの明るさがあります。 やが て、夜の9時くらいに神像の足下に着きます。 像の周囲に人影はあ りません。 ミカ:お祈りしますの。 GM:近くで見ると、像はかなり風化しています。 陽王の像だと聞いて いなければ、陽王だとは分らなかったかもしれません。 像は、石 灰岩でできている様です。 ミカ:月王様とセットではありませんのね。 GM:像は1体だけです。 ミカ:奥方様がいないと寂しいですの。 空想の中で月王様の像も並べて みますの。 クーラン:…フッ。 ならば作ればよかろう。 ミカ:わたくし1人では無理ですわ。 スー:松明で像を照らしてみる。 GM:闇に浮かび上がる白い像は非常に神秘的です。 クーラン:像は何処を見てるか、正確な位置は分るか? GM:それはちょっと分りません。 ミカ:像には登っていけますの? GM:ほぼ垂直ですので、かなり難しそうです。 ミカ:像の足下に入れそうな所はありませんの? GM:見て回ると、像の左足の踝の所に入り口があります。 クーラン:扉は? GM:以前は扉があったらしく、蝶番の跡が残っています。 ミカ:中に入りますの。
陽王像1階  ■■■■■■■■■■■■■■■  ■↑      ■     ■  ■■■─┐   ■   ┌─■    ■火│       │月■    ■─┘   ■   └─■    ■     ■     ■    ■■■ ■■■■■ ■■■    ■     ■     ■    ■─┐   ■   ┌─■    ■法│       │陽■    ■─┘   ■   └─■    ■     ■     ■    ■■■■■■■■■ ■■■
GM:中は、奥行き7m、幅6mほどの部屋です。 右手に祭壇があり、陽王 の神像があります。 クーラン:…フッ。 神像の中の神像か。 さらにその足首に入り口は無いか? GM:流石にそんなのはありません。 ミカ:お祈りしますの。 GM:祈るのなら、<祈念>判定してください。 ヘパリン:成功です。 GM:頭の中に映像が浮かびます。 年老いた剣士が、若い僧侶に剣を渡 しています。 <知覚>を振ってみてください。 ヘパリン:失敗です。 GM:一瞬なので、顔は分りません。 ヘパリン:映像の絵を描きます。 ミカ:「剣をお坊様が受け取りましたの?」
GM:調べてみると、同じ様な部屋があと3つあります。 祭壇にはそれぞ れ、月王,法王、火王が祀られてます。 かつては美しい像だった と思われますが、今は摩滅しています。 火王の祭壇の隣には、上 に登る階段があります。 ミカ:それぞれの神様にお祈りしますの。 GM:<祈念>を振ってみてください。 ミカ:成功しましたの。 GM:ヘパリンは見たのと同じ映像が浮かびます。 <知覚>を振ってみ てください。 ミカ:それも成功しましたの。 GM:2人の顔を見て、あれっ、と思いました。
ミカ:上に上がりますの。 GM:もうかなり遅い時間ですよ。 ミカ:早起きしたから辛いですの。 クーラン:…フッ。 夜の方が調子がいい。
陽王像2階    ■■■■■■■■■■■■■■    ■氷法海火陽月森風龍幻星闇■    ■            ■    ■            ■    ■            ■    ■            ■    ■■■■□■■■■■ ■■■    ■      ■     ■  ■■■      ■     ■■■  ■↓       ■      ↑■  ■■■      ■     ■■■    ■      ■     ■    ■■■■■■■■■■■■■■
GM:上がると、そこは7m四方の部屋です。 四方の壁には100年戦争時代 のレリーフが描かれています。 芸術的価値の高いものだったと思 われますが、今はかなり破損しています。 ミカ:素敵な物を見させてもらいましたの。 お祈りしますの。 ヘパリン:全箇所でお祈りするのですか? クーラン:…フッ。 まるで八十八カ所巡りだな。
GM:階段を上がってきて左手には、扉があります。 その先は細長い部 屋となっていて、12神像が祀られてます。 多少破損してますが、 下の階の神像よりは綺麗です。 ミカ:せっかくなので、順番に一つずつお祈りしてまわりますの。 ヘパリン:この調子だと、本当に八十八カ所巡りしそうですね。 GM:それでは、全部まとめて<祈念>×3を振ってください。 ミカ:入りませんの。 ヘパリン:幻王様の前へ行く。 GM:<祈念>を振ってください。 ヘパリン:成功です。 GM:『導かれし者よ、行け。』 という声が聞こえてきます。 スー:神像に蝋燭を捧げる。 GM:何処からともなく、 『ありがとう。』 という声が聞こえた様な気がします。 ヘパリン:先へ行きます。
GM:隣の部屋にもレリーフがあります。 <知恵>×3を振ってください。 成功した人はシュリーウェバ王国時代の物語だと気付きます。 ミカ:お祈りしますの。 フレア:絵の中に火王はいるか? GM:火王自身はいません。 亜神ならいますが。 フレア:では祈らない。 ミカ:先へ行きますの。 でも、そろそろ頭がぼんやりしてきましたの。 GM:時間はもう11時くらいです。 ヘパリン:でも行きます。
陽王像3階    ■■■■■■■■■■■■■    ■     ■     ■    ■     ■     ■    ■     ■     ■  ■■■     ■     ■■■  ■↑             ↓■  ■■■     ■     ■■■    ■     ■     ■    ■     ■     ■    ■     ■     ■    ■■■■■■■■■■■■■
GM:3階に上がってくると、皆さんの頭上から声が聞こえてきます。 「引き返せ〜。 引き返せ〜。」 スー:ずかずか。 GM:引き返さずに先へ進むと、部屋と部屋の間の所で、水が降ってきま す。 スー:「ほう、面白ぇことやってくれるじゃねぇか。」 ずかずか。 ミカ:上を見上げますの。 GM:天井には何もありません。 ミカ:「怖いですの。」 スー:ひたすらずかずか。 GM:今度は小石が降ってきます。 スー:無視して進む。 GM:すると今度は、蛇が降ってきます。 <運動>に失敗すると噛まれます。 ミカ:噛まれましたの。 GM:では右足に1ダメージです。 蛇はそのまま逃げていきます。
陽王像4階    ■■■■■■■■■■■■■    ■           ■    ■           ■    ■           ■  ■■■           ■  ■↓      ↑     ■  ■■■           ■    ■           ■    ■           ■    ■           ■    ■■■■■■■■■■■■■
GM:4階に上がったとたん、足下から炎が来ます。 <知覚>を振って みてください。 スー:成功。 GM:この炎は幻覚です。 スー:「面白いまねだな。」 GM:さらに、今度はフレアの足下が崩れます。 <運動>×2を振ってく ださい。 フレア:失敗。 GM:では頭に2ダメージ。 再び声が聞こえてきます。 「引き返せ〜。」 ヘパリン:無視します。 GM:すると、いきなり地面からゾンビの群れが10体現れます。 ヘパリン:構えます。 GM:ヘパリンにゾンビが斬り掛かってきます。 ヘパリン:受けます。 GM:受けました。 が、手ごたえはありません。 ヘパリン:無視して、辺りを調べます。 GM:ゾンビは次々と襲い掛かってきます。 無視するのなら、<自制> ×1/2を振ってください。 フレア:ゾンビをぶった切る。 24なので、相手の戦闘力に関係無く命中は した。 GM:当ったとたん、ゾンビはふっと消えます。 ミカ:「やっぱり幻だったんですの。 でも、怖かったんですの。」
GM:この部屋の壁には、やはりレリーフが描かれています。 部屋の中 央には、上に上がる縄ばしごが垂らされています。 スー:レリーフを調べる。 GM:12神の姿が描かれています。 ミカ:お祈りしますの。 クーラン:…フッ。 本当に八十八カ所巡りを達成しそうだな。 GM:さて皆さん、レリーフを見ていると、何となく身体が操られる様 な気がします。 ミカ:まぁ、カンカンノウですの? スー:駱駝かもな。 GM:皆さん、それぞれの神の方に引っぱられる様な気がします。 ミカ:月王様に引っ張られますの。 ヘパリン:よい、よい、よいではないか? ミカ:あ〜れ〜。 お戯れを。 GM:月王クンティラの前に来たミカ、3D10を振ってみてください。 ミカ:14ですの。 GM:あなたは、“癒しの手”の宿命を持ってます。 ヘパリン:朧月属性になる人がいるかもしれませんね。 GM:星王ルーシラに呼ばれたスーも同じく3D10を振ってください。 スー:13。 GM:あなたは、“吉兆感”を持っています。 近い未来に、いいことが 起こることを感じることができます。 続いてヘパリン。 ヘパリン:17です。 GM:あなたは、“魔感素養”を持っています。 降魔や、魔族の存在を 感じることができます。 これは両刃の刃です。 <自制>判定に失 敗すると、恐怖を感じてしまいます。 クーラン:…フッ。 16だ。 GM:あなたは、“霊感素養”を持ってます。 亜神やデヴァインを感じ ることができます。 フレア:26だ。 GM:あなたは、“嫌われ者”です。 あなたは、意味もなく対する者を 不快にさせる何かを持っています。 一同笑。 GM:“癒しの手”“吉兆感”“魔感素養”“霊感素養”は、発動させ たくなれば発動します。 ヘパリン:発動します。 GM:近くに魔族はいません。 クーラン:…チッ。 ヘパリン:何故ですか? クスクス…。 クーラン:…フッ。
フレア:縄ばしごを、千切れないか調べる。 GM:普通に上がっていけそうです。 スー:なら上がる。 GM:上がると、目の前にぼうっと人の形が浮かび上がります。 真っ赤 な瞳で、真っ赤な涙を流しています。 ミカ:「どうしたんですの? 何か悲しいことでもあったんですの?」 幽霊/GM:「引き返せと言ったのに、何故引き返さないんだ。 剣は見つけさ せない。 させるものか。 この僕にすら見つけられなかったんだ。 あんなに必要としていたのに。」 ミカ:「あなたも剣を探してここまでこられたんですのね。」 幽霊/GM:「僕は、彼女の命を救うためにあの剣がどうしても必要だったんだ。 なのにどうして僕に見つからない。 僕に見つからない物を、お 前達に見つけさせるものか。」 クーラン:「…フッ。 何故剣で命が救える?」 幽霊/GM:「あの剣は、身体の中の悪い物を退治してくれるんだ。 だから、 彼女の病も、あの剣なら切れるはずなんだ。 でも剣は見つから なかった。 もう今となっては、彼女を救えない。 僕は、僕は、 彼女さえ救えればそれでよかったのに。」 ミカ:「わたくし、それは陽王様に抗議いたします。 どうしてこの方に 剣を見つけさせてあげなかったのですの?」 幽霊/GM:「あなたは優しい人だ。」 幽霊の涙が透明になります。 「だけど、だけど、僕は彼女を救いたかったんだ。」 ミカ:「わたくし達に、見つけられるはずがないと思いますの。 この方 に比べて、わたくし達は動機が希薄ですの。」 フレア:「報酬が貰えないぞ。」 ミカ:「それは動機にはなりませんの。」 フレア:幽霊に向かって 「こうは考えられないか? あんたが剣を見つけられなかったのは、 伝説にいう様な剣じゃないから、だと。 剣を使うことで、かえ って君の彼女を滅ぼす様なことになるのではないか?」 幽霊/GM:「なんだって? それじゃ、僕は何のために。」 ミカ:陽王様に抗議いたしますの。 GM:<祈念>を振ってください。 ミカ:成功しましたの。 月王/GM:「私の加護を受ける乙女よ。 気の毒なことなのですが、あの剣で は、この方の恋人を救うことはできなかったのです。 あの剣は、 悪い物を切ると噂されていますが、実はそうではありません。 あれは、斬魔の剣です。 つまり、降魔を斬ることができる剣な のです。 この方は、ここで自殺したために、ここを離れること ができなくなっています。 癒しの乙女よ、この方の行くべき道 を示してあげるのです。 この方の恋人は、この方が来るのを待 っています。」 ミカ:月王様の言葉を、この方に伝えますの。 幽霊/GM:「僕には、あなたが女神様に見えます。」 ミカ:「わたくしはただの代理人ですの。」 GM:幽霊は、ふわっと姿を消しました。 その後に、木の皮が1枚落ちて きます。 『神の像にて見守られる。』 と書いてあります。 ミカ:「分りましたの。 剣は、陽王様が見ておられる先にあるんですの。」
GM:幽霊が立っていた辺りには、縄ばしごがあります。 登ると、そこ は像の頭部です。 ミカ:目を調べますの。 GM:目に当る部分の内壁が剥がれます。 その向こうには、水晶が嵌め 込まれてます。 フレア:松明を近付ける。 GM:レンズの効果で、松明の光が、森の中のある1点を照らし出します。 <知覚>を振ってみてください。 ヘパリン:悟りました。 GM:その地点には、墓石くらいの小さい塔が建っています。 ヘパリン:塔の絵を描きます。 クーラン:…フッ。 そんな大きな物が、今まで見つからなかったわけか。 何 十年も探し続けた人物も存在したのにな。 ヘパリン:節穴だったんですよ。 ミカ:そこに向かいますの。
GM:月明かりを頼りに、その地点までやってきました。 本当に、ごく 小さい塔です。 調べてみると、人が屈んでようやく通れるくらい の小さい割れ目があります。 ミカ:入ってみますの。 GM:狭い階段が、下の方に続いています。 閉所恐怖症の人はとても入 れないでしょう。 降りていくのなら、<運動>を振ってください。 ミカ:失敗しましたの。 GM:足を滑らせて転んでしまいました。 ミカの前にいたヘパリンは、 ミカに押し倒されます。 ミカ:ボディプレスですの。 GM:ミカの右足、ヘパリンの頭にそれぞれ1ダメージです。
GM:降りていくと、そこは蒼い光に満たされた鍾乳洞です。 ミカ:綺麗ですの。 GM:奥には、湖があります。 その手前に、剣の様な物が突き立ってます。 ミカ:近付きますの。 GM:声が聞こえてきます。 「斬魔の剣を求めるものよ。 剣が欲しくば、試練を受け入れよ。」 スー:「試練とは?」 声/GM:「魔を斬る剣を携えし者は、人として最初に戦う者,最後に戦う者, 一生を通じて戦う者を越えねばならぬ。 そなた、それを越える 自信はあるか?」 スー:「面白ぇ。 やってやろうじゃねぇか。」 GM:では、分ってると思いますが、スー、あなた自身が現れます。
スー:77。 まず相討ち。 クーラン:…フッ。 やはり同一人物か。 GM:こちらはファンブルです。 利腕を挫いてしまいました。 スー:通常命中で、右足に12点。 GM:またファンブルです。 自分を傷付けてしまいました。 スー:右腕に12点。 GM:こちらは…防御側命中です。 どうも、これは神様が剣を持ってい け、と言ってる様です。 戦いのことを長く語ってもしかたあるまい。 結果を言ってしまおう。 スーバ ミレバは、己れとの戦いに勝った。 …フッ。 とは言っても、己れとの戦いというものは永久に続くのだがな。
声/GM:「己れに勝ちし者よ、剣を抜け。」 スー:抜いてやろう。 でもクラスの関係で俺には持てないが。 GM:この剣には鞘がありません。 気をつけて持って帰ってください。
GM:外に出てくると、もう夜明けです。 ミカ:眠いですの。 GM:外には、あの老人が立っています。 ミカ:「お爺さん、取って参りましたの。」 老人/GM:「そうか、ついにそれを手にするものが現れたか。」 ミカ:「お爺さんはもしかして、陽王様の像を彫ったお坊様ですの?」 GM:老人はにっこり微笑みます。 そして、皺が消え、みるみる青年の 姿になってきます。 それはあの映像で見た若い僧侶です。 「これで私も、剣守の役目を果たすことができました。 あの若者 の魂も浄化されて、本当に良かった。」 と言って消えていきます。 ヘパリン:「この絵を持っていってください。」 僧侶/GM:「ありがとう。」
GM:2,3日すると、イブキ達が戻ってきます。 皆さんには、3金貨ずつ 渡されます。 ミカとスーには、約束の4金貨です。 ミカ:「これでまた月王様に喜捨できますの。」 …フッ。 こうして、剣探しにまつわる事件は終わったわけだ。 その剣がどう なったかを語るのは、また次の機会にしよう。
…フッ。 もうこんな時間か。 今日は、まあ、楽しませてもらった。 感謝するぞ。
眠れる剣 1999/3/13 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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