ブルーフォレスト物語DEリプレイ

目覚める剣


キャラクター

  スーバミレバ
    スーバミレバか? 彼はアーカローンの船乗りだそうだ。
    船の上では頼りにできる男だな。
    <吉兆感>の宿命を持つ様だな。

  フレア
    フレアか? 彼はイステア出身だそうだ。
    敵国であるコムトで兵士などしてるのにはそれなりの事情があるのであろう。
    <嫌われ者>の宿命を持つことと関係があるのかもしれんがな。

  ミカ・アレクー
    ミカか? 彼女は月王に仕える巡礼だそうだ。
    彼女は…そうだな、たしかに月王に仕える者に相応しいかもしれん。
    <癒しの手>の宿命を持つことからもそれは言えるだろう。

  ナリス・ファーム
    ナリスか? 彼女は風の平原から来た狩人だそうだ。
    <二つの寿命>の宿命を持つらしいな。

  アクナ
    アクナか? 彼女はアニタ出身の僧兵。
    自らを鍛えるために修行の旅をしているそうだ。

  クーラン
    私か? 私はただの放浪者だ。
    <霊感素養>の宿命を持つらしいが、どうでも良いことだな。



フッ…こんなところでお前と会うとはな。 …少し話をしてやろう。 私がかつて放浪してたとき、伝説の剣探しをするはめになったことは話したな? 剣を見つけた後も、どうしてだかその剣に関わるはめになってしまった。 …フッ。 だがおかげで、色々面白い体験ができた。 こんな話、お前は興味あるか? (はい!/いいえ…
とあるお屋敷の奥深く、品良く整えられた1人の青年が古ぼけた剣を手に、そ の細い眉を険しく顰めている。 「この剣は真に斬魔の剣なのか?」 青年の問いかけとも独り言とも取れる声に、低い声が応じる。 「真に斬魔の剣でございます。」 「しかし、その様な力はまったく見られぬと、魔法使い達は皆そう申しておる。」 青年の声が咎める様に口ずむ。 しかし低い声は全く動じることなく穏やかに 返す。 「剣の力は、古の剣士クラハーンにより封じられているのです。」 「最初にこの剣の主人だったという勇者だな?」 青年の声に皮肉が混じります。 「クラハーンほどの勇者でなければ力を貸さぬというのか。 この私では役不 足か?」 「その様なことはございません。 役不足だと剣が思うておりますならば、そ もそもそのお手に握られることもございますまい。」 「そなた、私の機嫌を取っているつもりか?」 静かに青年はさっきから話している相手を見つめる。 低い声の主は、その背 を覆うマントを翻して青年を見つめる。 「この私が媚びを売る様に見えましょうや?」 冷たい笑みすらその顔には浮かんでいる。 明らかに青年の迫力負けであった。 しかし、青年も伊達に生まれつき貴族などやっているわけではない。 一瞬の後、 どうにか威厳をかき集めて 「もう良い。 とにかく何とかして剣を目覚めさせる方法を見つけるのだ。 別 にこの私自身が剣を使えなくても良い。 斬魔の力さえ発揮できるのなら。」 青年の瞳に一瞬、傷付きやすい魂の色が浮かぶ。 しかし、青年はすぐに目を 閉じて、自らの沸き上がる声を押さえ込む。 「行け。 そして見つけて参れ。」 命じることに慣れた声が、方士をその場から立ち去らせた。
GM:…というのがプロローグです。 何故こんなことを言うかというと、 前回の続きだよ〜ってのを言いたかったから。ここは、イステアと の国境の川沿いにある村です。 前回の話から、ほぼ1月が経ってい ます。 それでは、まずミカさん。 ミカ:はい、ですの。 GM:前回、イブキに報酬として医療器具セットをもらう、という約束を してました。 医療器具セットは簡単に手に入る物ではないので、 他の仕事をするついでに買ってくるから、この宿で待っていて、と イブキは言っていました。 ミカ:なら待ってますの。 GM:ナリスさん、あなたはたまたま、ミカがいる宿にやってきます。 ナリス:わかりましたわ。 GM:他の人は、何処にいてくださっても結構です。 スー:船乗りとして行ったり来たりしてる。 GM:では今はたまたまこちらにいる、としておいてください。 フレア:今は戦争中なんだよな。 ならそのまま国境警備だ。 クーラン:…フッ。 当てがあるわけでもないのに動いてもしかたあるまい。 GM:クーランは、生活の助けに成る様な特技は持ってますか? クーラン:薬草知識を持っている。 GM:では薬草を採ってきた収入と生活費でとんとん、ということにしま しょう。 こんな小さい町で売れるかどうか分りませんが。 ナリス:熱とか、ちょっとした怪我とかに使える薬草なら、何処でも需要は ありますわ。 GM:それもそうですね。 ナリスさんの方には、生活費を稼ぐ手段はあ りますか? ナリス:朝山へ行って、動物が通りそうな所に罠を仕掛けておいて寝てます わ。 クーラン:…フッ。 切株の横で待ちぼうけか? GM:じゃ、それも生活費はとんとん、ということにしましょう。 さて、 それでは全員宿にいる、というところから始めましょう。
GM:ミカさん、前回の事件から1ヶ月ほど経ったある日、例の2人が帰っ てきます。 1人は17,8才の白い衣に青いマントのちょっときつそう でちょっと偉そうでちょっと高飛車なお姉さん、もう1人は13,4才く らいでやはり方士姿のおっとりした感じの男の子。 スー:吉兆感に反応は? GM:今はまだどちらともとれそうです。 スー:「親父、お勘定。」 この場から立ち去った方が良さそうだ。 ミカ:「まぁ、イブキさん、ミギワちゃん、お帰りなさいですの。」 イブキ/GM:「元気だった?」 ミカ:「はい、イブキさんもミギワちゃんも、お元気そうで何よりですの。」 イブキ/GM:「はい、約束の医療器具セットよ。」 ミカ:「ありがとうございますの。 件の剣はお役に立ちまして?」 イブキ/GM:「その剣なんだけど、役に立たないんだわ、これが。 ほら、この なまくらんなだけど、何か知らないんだけど、最初に持っていた 人が力を封印しちゃったみたいなんだわ。 それで困ってるのよ。 でね、その封印を解きたいんだけど、今回は何をどうしたらいい のかさっぱり分らないのよ。」 クーラン:…フッ。 前回もどうしたらいいのか分ってなかったではないか。 GM:ミギワがミカさんの方へとてとてやってきます。 ミカ:「ミギワちゃん、相変わらず可愛いですの。」 ぷわぷわ。 ミギワ/GM:「ありがとう、お姉ちゃん。 僕ね、今困ってるんだ。」 うるうる。 ミカ:「わたくしでできることでしたら、何とかして差し上げたいですの。」 ミギワ/GM:「お姉ちゃんならきっとできると思うよ。」 ミカ:「じゃ、頑張ってみますの。」 イブキ/GM:「それじゃ、またお願いするわね。 でもさ、前回はさ、霊姫様の 水晶玉に皆のキャラクターシートが映し出されたんだけど、今回 は何も出ないんだわ。」 スー:キャラクターシートなんて、そんな具体的な。 イブキ/GM:「今回はどうしようもないのよ。 だからミカさん、あなたを信じ て、全て任せるから。」 ミカ:「はい?」 GM:イブキは重そうな袋を出してきます。 「これ、準備金よ。 これで何とかしてちょうだい。」 中には2500銀貨入っています。 ミカ:皆さんの方を振り向きますの。 「ということですの。」 スー:「いや、ということ、と言われてもな。」 クーラン:「…フッ。 手がかり無しに動いても得る物はあるまい。」 ミカ:「イブキさん、手がかりは全くありませんの?」 イブキ/GM:「ここに剣はあるんだけど、これが手がかりと言っていいのか。 ちょっと、ミギワ、あれ出して。」 ミギワが出してきたのは、不可思議な文字が書かれた紙です。 「これ、何だと思う?」 ミカ:シュリーウェバ語とは違うんですのね。 イブキ/GM:「これが霊姫様の水晶に映ったんだけど、さっぱり分らないのよ。」 ミカ:きっとウルトラ文字ですの。 クーラン:「…フッ。 霊姫も読めなかったわけか。」 GM:言ってなかったかもしれませんけど霊姫様は盲目です。 水晶に映 ったものも、お付きの人が見ています。 スー:「そもそも、向きはこれでいいのか? どっちが上なんだ?」 イブキ/GM:「もう全然分らないんだわ。 手がかりはこれだけなの。 これで何 とかしてちょうだい。」 ミカ:「何とか、と言われましても。」 イブキ/GM:「剣も渡しておくわ。 じゃ、頼んだわよ。」 イブキはさっさと出ていきます。 ミカ:「こういうことですので、皆さん、頑張りますの。」 スー:「ま、船降りたばかりで今のところ仕事も無いしな。」 ミカ:「この剣はスーバミレバさんが持っていればいいと思いますの。」 スー:「オレには持てないぞ。」 GM:剣のウエポンクラスはBです。 持てるのは兵士であるフレアだけで すね。 フレア:なら一応持っておく。 ミギワ/GM:「お兄ちゃん、その剣、使わない方がいいかもしれないよ。 なん か危ないんだって。」 そういうとミギワも出ていきます。 ミカ:「気をつけていくんですのよ。」 スー:「で、これからどうするんだ?」 クーラン:「…フッ。 手がかりがあるとすれば、剣があった洞窟辺りではな いか?」 ミカ:「まずこの模様の謎を解きますの。」 GM:皆さん、<知恵>判定してください。 スー:悟ってしまった。 GM:天恵の様に閃きます。 これは文字です。 フレア:では3文字の言葉か?
GM:夜は皆さんどうします? クーラン:…フッ。 夜の散歩だ。 GM:夜行くんですか? 危ないですよ。 クーラン:…フッ。 <星読み>があるから夜ならば道に迷わん。 GM:ではクーランさんは夜の徘徊に行く、と。 ミカ:わたくしは夜は寝ますの。 ナリス:同じく。 GM:ではミカさん、ナリスさんが同じ部屋ですね。 フレア:兵士宿舎に帰って寝る。
GM:クーランさんが夜道をふらふらと徘徊していると、何かピンと感じ ます。 デヴァインが来ます。 クーラン:方向は? GM:前方の森からです。 クーラン:そのまま進む。 GM:進むと、見覚えがある男性がいます。 「今晩は。」 前回、お爺さんのふりをして剣を守っていた神仙です。 クーラン:「…フッ。 久しいな。」 神仙/GM:「ところで、この様なことをお願いするのは、世俗の欲を全て捨て てしまった者としては、とてもお恥ずかしいのですが…この間の あの絵を描くお方はまだこの町にいるのでしょうか?」 クーラン:「ヘパリンなら旅立ったぞ。」 神仙/GM:「そうですか。 それは仕方有りませんね。」 クーラン:「どうかしたのか?」 神仙/GM:「実は…いえ、もうこんなことを言ってはいけないのですが、この 場にあの方がいらっしゃらないのもきっとお導きでしょう。」 クーラン:「彼に何か伝えることでもあるのか?」 神仙/GM:「伝えていただけるのですか?」 クーラン:「それは分らぬ。 これから先、彼に会うことがあれば、伝えもし よう。」 神仙/GM:「ならばお伝え下さい。 先日描いて頂いたあの絵を、もう1度描い ていただけないか、と。」 クーラン:「…フッ。 伝えればいいのだな? では覚えておこう。」 GM:神仙は森の中に入ると、そのまま姿を消します。
GM:宿の方は何事も無く明くる朝になります。 ミカ:「お早うございます。」 スー:宿の主人に、この辺りに物知り爺さんがいないか聞いてみる。 主人/GM:「物知り、といえば長老かな? お寺の住職なんだが。 それから町 長さんなら、遠くの町で学を修めてきた人だから色々知ってるだ ろう。」 スー:文字の写しを取っておく。 GM:この世界は紙は高価ですから、木の皮に消炭で書くことになります。 ではそっくり同じに書けるか、<作業>判定をしてください。 スー:入った。 クーラン:…フッ。 同じく。 ミカ:わたくしも写しを作っておきますの。 …失敗。 「これではただの落書きですの。」 ナリス:最初の一文字だけを覚えておきますわ。 ミカ:「じゃ、原紙はわたくしが預かりますの。 それでは、本日は情報 収集ということで、前回と同じく動きますの。」 クーラン:「…フッ。」 前回と同じく2階に上がっていく。 GM:せっかく写しを作ったのに、2階へ行ってしまうんですね。 クーラン:…フッ。 そうだ、その前に主人に聞いておく。 「ヘパリンが何処へ行ったか知ってるか?」 主人/GM:「いや、お客さんの行き先など一々聞かないからな。」 クーラン:「そうか。」 そのまま2階へ上がる。 ミカ:お寺に行きますの。 スー:なら俺は町長の方へ行こう。 ナリス:宿の良く見える所に写しを貼る。 で、その前で寝てますわ。 …フッ、ナリスと言ったか、彼女は中々興味深い行動をする者であったな。 ミカ:罠を仕掛けておくんですのね。 ナリス:誰か知ってる人が来ればいいんですけど。
GM:皆さんが出発しようと−2階で寝てる人もいますが−したところへ、 アクナさんがやってきます。 アクナさん、宿の入り口に変な物が 貼ってあります。 そしてその前で、可愛い女性が寝ています。 ナリス:「すー。」 アクナ:宿の親父は? GM:声をかければ出てきます。 アクナ:「たのもう。」 主人/GM:「はい、何でしょうか?」 アクナ:「滞在したいんだけど、部屋はある?」 主人/GM:「大部屋で良ければあるけど?」 アクナ:「ならそれでいいわ。 ところで、あの張り紙は? 何かの前衛芸術?」 主人/GM:「そこで寝てるお姉ちゃんが貼ってったんだけど、俺にも何のこと だかさっぱり。 最初に持ってきたのは都の方士様だけど。」 アクナ:しばらくしたら、外へ出ていきます。 GM:宿は町のメインストリートに面してます。 そのまま進むと、町の 中心の広場に出ます。 広場では市が立ってます。 アクナ:とりあえず適当にうろちょろしてから、この町の寺院の方へ挨拶に 行きます
GM:お寺に来ると、小坊主さんが迎ます。 「ようこそお越し下さいました。 この間座禅を組んでいかれた方 ですね。 今日もお参りですか?」 ミカ:「今日は、長老様のお話を伺いたいと思って参りましたの。」 小坊主/GM:「長老様ですか。 長老様は、今ちょっと臥せっていらっしゃいま す。」 ミカ:「それはお大事に。」 小坊主/GM:「長老様はもうかなりのお年ですから。」 ミカ:「ではおいとまいたしますの。」 小坊主/GM:「せっかく来られたのですから、座禅でも組んでいかれませんか?」 ミカ:「そうしますの。」 小坊主/GM:「そちらのお方もいかがですか?」 フレア:「なら組んでいこう。」 GM:道場に案内されます。 ここで<感応>判定をしてください。 ミカ&フレア:失敗。 GM:では気持良く座禅が組めました。 小坊主さんが冷たいお茶を持っ てきます。 ミカ:「ありがとうございます。」 フレア:小坊主に例の文字を見せる。 「こういう文字を知らないか?」 小坊主/GM:「文字なのですか? 私は存じません。」 ミカ:「長老様にお伺いしたいというのはこのことですの。 これが何を 表しているか知りたいのですの。」 小坊主/GM:「そうですか。 たしかに、長老様ならわかるかもしれません。 こ の紙をお預かりしてもよろしいでしょうか?」 ミカ:「フレアさん、渡してもかまいません?」 フレア:「これは原紙だからな。 できれば写しの方がいい。」 ミカ:「でも写しは持ってませんの。 小坊主様、この紙を写していただ けません?」 小坊主/GM:「わ、私が写すのですか? この文字とも絵とも知れぬ紋様を?」 ミカ:「お願いしますの。」 小坊主/GM:「分りました。やってみましょう。」 でも小坊主の能力値なんて、決めてないんですけど。 (コロコロ) うまくかけません。 ミカ:自分で書いた方がいい様な気がしますの。 GM:では<作業>を振ってください。 ミカ:(コロコロ) 駄目ですの。 GM:できるまで振ってもよろしいですけど、悟っても知りませんよ。 ミカ:挑戦しますの。 (コロコロ) いきなり入りましたの。 小坊主/GM:「ではお預かりします。 明日またおいでください。」 ミカ:「ありがとうございますの。」 10銀貨喜捨していきますの。 フレア:片方が喜捨したら、俺も喜捨しないといけないじゃないか。
GM:アクナさん、あなたはミカさん、フレアさんと入れ違いに寺院に やってきます。 「ようこそ。 お参りですか?」 アクナ:「わたしは、修行の旅の途中の僧兵で、アクナと申します。」 小坊主/GM:「あなたの修行がうまくいきますようにお祈りいたします。 それ では、こちらで禅を組んでいかれませんか?」 アクナ:「ええ。」 GM:それでは、禅を組んだところで、<感応>判定してください。 アクナ:失敗。 GM:特に何も起りません。
GM:さて、町長の方へ来た人は、入り口で門番が相手します。 「何のご用でしょうか?」 スー:「町長さんのお知恵を借りたいと思いまして。 こちらの町長さん は、かなり学のある方と伺いました。 」 門番/GM:「それはもう、町長様は、ご幼少の頃からとても賢くあらせられて、 神童と言われておりました。 そして…。」 門番は滔々と町長について語り出します。 スー:「で、ですから、町長の知恵をお借りしたいのです。」 門番/GM:「町長様は今出かけておられます。 お昼過ぎには帰られますが。 お待ちになりますか?」 スー:「待たせていただきます。」 GM:しばらく待っていると、町長さんが帰ってきます。 「私に何かご用ですかな?」 スー:「実は、この様な文字がありまして。 町長様なら、読めるのでは ないかと。」 町長/GM:「ほう、これは神聖文字ですな。 私は神聖語自体は勉強したこと はございませんが、多分神聖語ですな。 おそらく、うちの家内 が読めるでしょう。 いや、うちの家内は中々学がありましてな…。」 自慢話を延々と聞かされます。 スー:「では奥様に読んでいただけませんか?」 町長/GM:「分りました。 家内ならもうすぐ帰ってくるでしょう。」 スー:「では待たせていただきます。」 町長/GM:「それでは、昼食を召し上がっていってください。」
GM:フレアさんとミカさんは宿に帰ってきました。 宿の前では、ナリ スさんが寝ています。 ちなみにこの宿では昼食は出ません。 フレア:なら外へ食べに行く。 ミカ:「ナリスさん、ナリスさん、お昼ご飯は食べられましたの?」 ナリス:「いいえ。 食べにいきましょう。」 ミカ:フレアさん、両手に花ですの。
GM:広場には食べ物屋の屋台が並んでいます。 <知覚>を振ってみて ください。 フレア:入った。 GM:見慣れないお婆さんが辻占いの屋台を出しています。 ナリス:「こんにちは。」 お婆さん/GM:「何じゃの?」 ナリス:「お婆さんも罠仕掛けてウサギ待ってるの?」 一同笑。 GM:お婆さんはきょとんとしています。 ミカ:「翻訳しますの。 お婆様は、お客様をお待ちになってらっしゃる のですか?」 お婆さん/GM:「そりゃ、わしは占師じゃからの。 ここで占って欲しい人が来る のを待っておるのじゃ。」 ミカ:「いくらくらいですの?」 お婆さん/GM:「その人の運命に因るのう。 高いか安いか、それはその人次第じゃ。」 ミカ:「では、わたくしと、こちらのフレアさんが占ってもらった場合、 お値段が違うんですの? 誰が占ってもらうのが一番安くすみま すの?」 一同笑。 お婆さん/GM:「さて、それは占ってみんと分らんのう。」 スー:では誰が安いか、まずそれを占ってもらう。 ナリス:「じゃ、わたしを占ってください。」 お婆さん/GM:「ふむ。」 お婆さんは、懐から小石をいくつか取り出して転がします。 「ほう、お前さん、狩人かの? 風の平原とは、ずいぶん遠い所か ら来た様じゃな。 これは珍しい、海王様の属性を持っておるの。 お前さん、何かを待っておるのか?」 ナリス:「ウサギを。」 お婆さん/GM:「今そなたが待っておるウサギは、待っておっても来んぞ。 罠を 変えた方がいいかもしれんのう。 …と、ここまでくらいなら10 銀貨にまけておいてやろう。」 ナリス:10銀貨渡します。 ミカ:ああ、そういえば、貰った銀貨を分配してませんでしたの。 GM:貰った銀貨は2500枚。 1人で持ってるのなら、さぞかし重いことで しょう。 フレア:「俺も占ってくれ。」 お婆さん/GM:「ふむ、お前さん、兵隊かの?」 フレア:「見れば分るだろう。」 お婆さん/GM:「しかしお前さん、人には言えんことがあるじゃろ? そんなこと はせん方がいいぞ。」 フレア:「何のことか分らんな。」 お婆さん/GM:「ま、人間、自分の信じるもののために働くのはいいことじゃがの。 危ないことはせんことじゃな。」 フレア:「気をつけよう。」 お婆さん/GM:「おや? お前さん、その剣…。」 フレア:「この剣が何か?」 お婆さん/GM:「悪いことは言わん。 その剣は使わん方がええぞ。」 フレア:同じことを言われたな。 お婆さん/GM:「ここまでで10銀貨じゃ。 もっと聞きたいかの?」 フレア:「この剣を使ったらどれくらい悪いことが起きる?」 ナリス:単なる嫌われ者がすごい嫌われ者になるんですわ。 お婆さん/GM:「それを占うなら金貨1枚じゃな。」 金貨1枚は10000円くらいです。 フレア:金貨を出す。 お婆さん/GM:「やるのかの? ふむ、どうやらこの剣は力を封印されておる様じ ゃな。 もしこの剣を使用したら多分、相手に与えたダメージと 同じだけのダメージが自分に入るじゃろう。」 ナリス:この剣で自分を傷付けると2倍ダメージ? GM:そうなりますね。 ナリス:この剣でウサギを料理してもやっぱり痛いんですわね? GM:痛いかもしれませんね。 やってみます? アクナ:狩られる獲物の気持が分るかもしれません。 クーラン:…フッ。 戦っている最中にわざと剣を相手の近くに落す。 相手に それを拾わせて使わせればいい。 お婆さん/GM:「さて、そろそろ店じまいするかの。 今日は大儲かりじゃのう。」 ミカ:「待ってください。 わたくしがもっと儲させてあげますの。」 お婆さん/GM:「何じゃ?」 ミカ:「この紙を見て欲しいんですの。」 お婆さん/GM:「この文字がどうかしたか?」 ミカ:「読めますの?」 お婆さん/GM:「読めるが、わしも商売でここに座っておるからのう。」 ミカ:「おいくらですの?」 お婆さん/GM:「1枚じゃな。」 ミカ:「銀貨…ってことはないですの。 金貨…ですの? まさか、皇帝貨?」 GM:こんな田舎町で皇帝貨なんて使われていません。 ミカ:「どうしますの? 長老様が読めることに賭けてみますの?」 フレア:「長老が読めなければ改めて読んで貰えばいい。」 ミカ:「ではお婆さん、ひょっとしたらまた明日読んでもらうかもしれま せんの。」 お婆さん/GM:「明日は店は出さんぞ。 当分暮していけるだけの金は稼がせても らったからの。」 ミカ:「待ってくださいの。 金貨、お払いしますの。」 お婆さん/GM:「ほう、払うのかの? ほうほう。」 ミカ:「意味を教えて欲しいんですの。」 お婆さん/GM:「これはな、チャイディ(Caydii)と読むんじゃ。」 ミカ:「まず、どっちが上ですの?」 お婆さん/GM:「こっちじゃ。 これは神聖文字じゃな。 意味はの、優しい、じゃ な。 そうじゃの、昔よく人の名前に使われた言葉じゃのう。」 ミカ:「昔、というのはどれくらい昔ですの?」 ナリス:「お婆さんが生まれたときくらい?」 お婆さん/GM:「そうじゃの、わしの婆さんの婆さんの婆さんくらいかの。」 今でいうなら、江戸時代くらいの名前だと思ってください。 「しかし、人の名前を神聖語で書くのは珍しいのう。」 ミカ:「普通は書かないんですの?」 GM:神聖語は、いつの時代でも公用語ではありません。 ミカ:つまり、江戸時代の人名を、わざわざフランス語で書いたみたいな ものですの? お婆さん/GM:「どうしてわざわざ神聖語で書いたのか、わしにも分からん。」 ナリス:「なら占ってください。 今お婆さんは、知ってることを教えてく れただけで、占ってはいませんわ。」 お婆さん/GM:「何じゃ、占うのかの?」 ミカ:「この文字は、剣の封印を解くための手がかりなんだそうですの。」 お婆さん/GM:「は? 剣?」 ミカ:「そうなんですの。」 お婆さん/GM:「何のことかよく分からんが、わしに何を聞きたいんじゃ?」 ミカ:「何処に行けばチャイディさんに会えるか占って欲しいんですの。」 お婆さん/GM:「しかしまた高くつくぞ。 まぁ、あんた達も気の毒に思うがのう、 わしも生活がかかっておるしのう。」 占って欲しいのなら、<交渉>で押してください。 ミカ:失敗してますの。 お婆さん/GM:「まぁ、気の毒じゃがのう、あまりふんだくるのも気がひけるでな。 そうじゃな、これは占いではなく、わしが思うことなんじゃが、 わざわざ神聖語で書いてあるということは、神聖語を使う者の名 前じゃろう。 それも、今の時代の者ではないじゃろうな。」 神聖語を使うのは高位の神官,亜神,デヴァインなどです。 ミカ:「分かりましたの。 いろいろありがとうございますの。」 お婆さん/GM:「いやいや、わしもふんだくって悪かったのう。」 お婆さんは帰っていきます。 ミカ:「とりあえず宿に帰って分かったことを報告しますの。」 フレア:「昼飯を買ってからな。」 ミカ:「ああ、忘れてましたの。」
ミカ:宿で作戦会議ですの。 「クーランさん、作戦会議ですの。」 クーラン:「…フッ、面倒なことだ。」 ミカ:かくかくしかじか。 「〜というわけですの。」 スー:「何だ、読めたのか。 まぁいい、約束もしたことだし、夕方町長 のところへ行ってこよう。 他に何か分かることがあるかもしれ ないし。」 ミカ:「チャイディさんとはいったい何者なんでしょうか? 何か意見の ある方はございませんの?」 スー:「剣に関係した古い人となれば、剣の作り主とか。」 クーラン:「…フッ。 あの剣を探していた老人はどうだ? 老人、ではなかっ たがな。」 ミカ:「デヴァイン様ですの? でもあの方は天に昇ったんですの。」 クーラン:「…フッ。 そうでもあるまい。 彼には夕べ会った。」 ミカ:「まぁ、お会いになられたんですの? では、今度もしお会いにな られましたら、あの方のお名前を聞いておいて欲しいですの。」 クーラン:「会えば、だがな。」 GM:託けが増えていきますね。
スー:夕方になったら町長のところへ行く。 GM:町長さんのところではご飯が用意されています。 スー:ありがたくいただく。 GM:町長さんの奥さんは知的な感じの美人です。 奥さんが言うには、 「これはチャイディと読みます。」 とのこと。 内容は、ほぼ占師のお婆さんが教えてくれたことと同 じです。 スー:「チャイディという名前にお心当たりはありませんか?」 奥さん/GM:「そういう名前の方でしたら、今の人ではないでしょう。 伝説上 の人なら、たしかこの町の外れにある陽王様の神像にまつわる人 の中で、チャイディという名前の人がいたと思うのですが。」 奥さんは、奥から貴重そうな巻物をごっそり持ってきます。 「ここに載っております。」 奥さんは巻物の内容についてとうとうと講義を始めます。 スー:またか…。 GM:要するに、神像を造ったお坊さんの名がチャイディだ、ということ です。 スー:「貴重なお話をどうもありがとうございました。」 GM:話が終わった頃には外はもう真っ暗です。 スーバミレバか。 彼も災難であったな。 自分に興味がある話ならともかく、 つまらぬ話を延々とされるほどつらいものはないからな。 ところで、お前は私の話をどう思う? つまらないと思うか?少し…そんなことありません!
ミカ:宿のご主人に、チャイディさんという方をご存じでないか訊いてみ ますの。 主人/GM:「チャイディねぇ。」 ナリス:『それはわしの名前だ。』ってことはありません? 主人/GM:「ああ、そういや、町外れの怠け者の爺さん、あの爺さんがそんな 名前だったんじゃないかな? 」 ミカ:予想通りですの。 主人/GM:「そういや、あの爺さん、いつの間にかいなくなったな。」 ミカ:「真相はわたくし達だけが知ってますの。」 主人/GM:「真相って何だ? 何か知ってるのか? 教えてくれよ。」 ミカ:「秘密ですの。」 主人/GM:「教えてくれよ。 秘密にしておくからよ。」 ミカ:「黙っておいた方がいいことも世の中にはありますの。」 主人/GM:「そんな風に言われたら訊きたくなるじゃないか。」 ミカ:「秘密ですの。」 主人/GM:「ったく、しょうがねぇな。 面白そうな話なのによ。」 ナリス:「ならわたしが代わりにちょっとした話をしてあげますわ。」 主人/GM:「お、どんな話だ?」 ナリス:「ある日、わたしがいつもの様に鳥を捕る罠を仕掛けておいたら、 雉がかかっていたんです。 その雉が言うには、 『お願いです、見逃してください。 私には3羽の子供がお腹を空 かせてまっているんです。 見逃してくれたら、あなたのとこ ろへお返ししにいきます。』 と涙ながらに訴えてきたんです。 だから、可愛そうだと思って 離してあげたんです。 だけど、待っていてもお返ししに来ないんです。 後で調べてみたら、かかっていたのは雉じゃなくて、サギだった んです。」 フッ、ナリスと言ったか、彼女のその発言は皆に笑いを齎していたな。 …おや、どうした? そんなに肩を震わせて? 息ができぬか。ではお前の息が整うまで待っているとしよう。 もういいのか? では続きを始めるぞ。 スー:思わずおひねり投げたくなっだぞ。 主人/GM:「姉ちゃん、姉ちゃん、その話、今度からやってきた客に話してく れよ。」 ナリス:そうそう、ついでに占い師のお婆さんのことについて訊きますわ。 主人/GM:「占い師の婆さん? それは旅人がたまたまこの町で商売してたん じゃないか? この町にはそんな婆さんは住んでないぜ。」 ナリス:「この町に他に宿はあります?」 主人/GM:「いや、ここだけだ。 寺にでも泊めてもらったんじゃないか?」
クーラン:…フッ、夜の散歩に行く。 ミカ:「クーランさん、今夜あのデヴァイン様にお会いしたら、剣のこと を訊いておいて欲しいんですの。」 クーラン:「…フッ。 覚えておこう。」 ミカ:「もしかしたら、ヘパリンさんをお供物に差し出せば教えてくださ るかもしれませんの。」 一同笑。 GM:ではクーランさんは徘徊に行く、と。 クーラン:…フッ。 まず以前老人がいた小屋に行く。 GM:老人がいたあばら屋には誰もいません。 クーラン:ならば夕べ会った地点まで行く。 GM:今日はいない様です。 クーラン:手近な木に“チャイディ”と書いた紙を張り付けておく。
GM:クーランが徘徊から帰ってきた頃、ようやく講義から解放されたス ーさんが戻ってきます。 スー:「いやぁ、ひどい目にあった。」 クーラン:「…フッ。」 スー:「詳しい話は明日するよ。 今日は疲れたからもう寝る。」 アクナ:で、明日の朝死体で発見される、と。
GM:アクナさん,ミカさん,ナリスさんは同室になります。 ミカ:挨拶しますの。 アクナ:「旅の僧のアクナよ。」 ミカ:「まぁ、お坊様ですの? わたくし、巡礼のミカと申しますの。 不 束者ですがよろしくお願いしますの。」
GM:それでは、今晩寝た人は<感応>を振ってください。 全員:失敗。 GM:今夜は特に何も起きませんでした。 ナリス:朝一番に獲物の回収に行きますわ。 GM:今日は鳥が2羽捕まりました。 獲物を持って帰ってくる頃になると 皆起き出してます。 ミカ:「おはようございますの。」 スー:町長の奥さんの話を延々とする。 ナリス:そんな話には目も暮れず獲物を主人に渡しますわ。 主人/GM:「おお、こりゃいい鳥だな。」
GM:朝食を食べていると、時間は9時くらいになりました。 ミカ:「活動資金をまだ皆さんに分配してなかったのでお渡ししますの。 昨日の分と今日の分、200銀貨ずつですの。」 GM:さて、今日はどうしますか? クーランさんはいつものごとく寝ると して。 ミカ:お寺に行きますの。 スー:ついていく。 フレア:同じく。 ナリス:村の外れにある神像を見にいきますわ。 GM:神像まで行くのなら半日ほどかかります。 神像の付近はちょっと 寂れています。 ナリス:ならミカさんについていきます。 アクナ:修行のために寺院に。 GM:じゃ、結局、皆さん寺院に行くんですね。 クーラン:…フッ。 GM:クーランさん以外は、皆さん行く、と。 ミカ:「ナリスさん、神像に行きますの? なら、クーランさんが起きて こられる夜に皆で行きますの。」 スー:「行くなら、夜よりも昼の方がいいんじゃないか?」 ミカ:「クーランさん、それでよろしいでしょうか?」 クーラン:「…フッ。 行きたければ勝手に行くがよかろう。」 ミカ:「それはいけませんの。 行くなら皆で行きますの。」 クーラン:「…今日は気分がすぐれぬ。」 スー:「そんなに急ぐことでもないし、今日は寺院に行って明日の朝行こ う。」 ミカ:「というわけですので、明日の朝には行きますの。」 クーラン:「…フッ。 面倒なことだ。」
GM:さて、皆さんがお寺に行くと、アクナさんも同じ方向に行くことに なります。 ミカ:「素敵な偶然ですの。」 GM:お寺に行くと小坊主さんが迎えてくれます。 「ようこそいらっしゃいました。」 長老の話が聞けますが、今までに聞いた話です。 文字の読み方は チャイディで、町外れに住んでいた老人の名と同じだ、と。 「長老様がおっしゃるには、あのご老人は実はたいそう偉い方なの ではないかと。」 ミカ:そうそう、占い師のお婆さんのことについて訊いてみますの。 小坊主/GM:「いえ、その様な方は来られてません。」 ミカ:「そうですの。 ならあのお婆さん、何処に泊っているんですの?」 小坊主/GM:「さぁ、私には分かりません。」 ミカ:せっかくですから座禅を組んでいきますの。 GM:では<感応>ロールをどうぞ。 ミカ:入りましたの。 スー:入った。 ナリス:同じく。 GM:まず、ミカさんは、チャイディさんが一心に祈ってる姿が浮かびま す。 <知覚>を振ってみてください。 ミカ:入りましたの。 GM:祈ってる場所は例の神像の中の様です。 ナリスさんは、目を閉じ た綺麗な女の人が水晶玉を前に祈ってる姿が浮かびます。 『どうかお助けください。 正しき道に導いてあげてください。』 <知覚>を振ってみてください。 ナリス:入りません。 GM:スーバミレバさんは、白髪の老人が剣を一心不乱に打っている姿が 浮かびます。 <知覚>は…入りませんでしかか? なら浮かぶのは それだけです。 スー:その老人がコントリオか?
GM:座禅が終わると、時間的にはお昼くらいになってます。 アクナ:あたしはそのままこの寺で修行。 ナリス:広場へいって、占い師のお婆さんを探しますわ。 GM:いません。 アクナ:ふんだくったから、今日はもう店を出す必要は無い? GM:そりゃ、金貨2枚も稼げはしばらくは暮せます。 ナリス:周りの人に、お婆さんのことについて訊いてみますわ。 周りの人/GM:「そういえば昨日婆さんがいたな。」 「あまり見掛けない顔だったな。」 「あれ? そういえばあんた、昨日ぼったくられた人かい?」 ナリス:「あのお婆さんがどちらに帰られたか見ていません?」 GM:そこまでは見てないみたいです。 周りの人も仕事してましたから。 アクナ:この町って小さい町なのよね? なら町に住んでる人なら、周りの 人は知ってるわよね? ナリス:お婆さんの話し方から、何処の人かは分かります? GM:分かるのは、お婆さんの出身はナリスさんの故郷である風の平原で はない、くらいです。
GM:さて、お寺で修行をしてるアクナさん、<感応>を入るまで振って ください。 アクナ:(コロコロ) 入った。 GM:悟りませんでした? 修行中に悟ったら中々格好いいんですけど。 アクナさんは、なんだかミカさん達を手伝ってあげた方がいい、と いう気がしてきました。 それがアクナさんの修行に役に立つ、と いう考えが天恵の様に浮かびました。 アクナ:そういえば、明日神像に行くって行ってたわね。
ミカ:宿で作戦会議しますの。 アクナ:「あたしも一緒にいきたいんだけど、いい?」 ミカ:「歓迎しますの。」 これまでの経緯をかくかくしかじかと話しますの。 GM:全部話すんですね? ミカ:焦点はぼやかしますの。 GM:では<知覚>を振ってみてください。 ミカ:失敗しましたの。 GM:アクナさんには何のことだかさっぱり分かりません。 アクナ:「困ってる、ってことは分かったわ。 ま、これも修行ね。」 ミカ:皆さんが揃ったところで、昨日見た映像について話しますの。 「神像に行くのは間違いではないみたいですの。 ですから、明日 行きますの。」 クーラン:「…フッ。 面倒なことだ。」 スー:オレも映像について話しておこう。 「爺さんがトンテンカンと剣を打っているところを見た。 多分、 剣の造り手の姿だろう。」 ナリス:「わたしも見ました。 綺麗なお姉さんが水晶玉に祈ってましたわ。」 クーラン:「…フッ。 また見ているのか。 迷惑なことだ。」 虚空に向かって 「霊姫よ、お前は今も見ているな?」 ミカ:「まぁ、見てらっしゃいますの? そんなところから覗かないで欲 しいですの。」
GM:それでは夜、寝てる人は<感応>を振ってみてください。 フレア:悟ってしまった。 GM:夢の中でフレアさんは、例の剣を持って次から次へ現れる敵と戦っ ています。 どうも、敵は闇族の様です。 フレア:闇族? GM:元は人間なんですが、降魔と戦うために自らの中に降魔を受け入れ た一族です。 降魔の力があるため強いですが、それゆえに森王に 嫌われてランカル島に押し込められています。
ミカ:朝になったら、お弁当持って神像へ行きますの。 GM:おにぎりと沢庵を渡されます。 ナリス:中身は梅干しがいいですわ。 ミカ:「準備ができたら神像へ行きますの。」 スー:「その前に一旦剣を置いてあったあの祠へ行かないか。」 ミカ:「あそこは狭くて暗いから嫌ですの。」 GM:剣の置いてあった祠は人一人がやっと潜れるくらいの狭くて急な階 段を降りていかないといけません。 スー:どうせ行くついでだし、寄ってみる。 GM:どういう順番で入っていきますか? スー:まずオレが率先して入っていくと思う。 GM:では、降りていく順に<作業>を振ってください。 スー:何とか成功。 フレア:成功。 ナリス:次、転けます。 …やっぱり転けました。 GM:ナリスさんはフレアさんを押し倒しつつ階段を落ちていきます。 ナリスさんは足に、フレアさんは手にダメージを受けます。 クーラン:…フッ。 私も失敗だ。 GM:では倒れているナリスさんの上に落ちます。 ナリスさんには胴、 クーランさんには足にダメージが入ります。 クーラン:倒れてるところなら背面へのダメージだな。 ミカ:次行きますの。 転びましたの。 GM:クーランさんが胴、ミカさんが足にダメージです。 アクナ:殿はあたし。 …転んだわ。 GM:では胴と足にダメージです。 スー:何だ、無事降りられたのはオレだけか。 フレア:俺も自分の判定は成功したんだが。 ミカ:やっぱり狭い所は嫌ですの。 …フッ。 急な階段であったからな。 ああ、心配することは無い。 怪我といっても、皆たいしたことはなかった。 GM:前回は神秘的な光で満ちていた洞窟ですが、今は何処からもそんな 光はありません。 何ら特別な場所ではなくなっているみたいです。 …フッ、結局のところ、ここへ来たのは無駄足であったわけだ。 祠から出る際にも似たような騒動があったが、ま、それはどうでもよかろう。 ミカ:「深刻なダメージを受けた方はいらっしゃいます? 修理して差し 上げますの。」 スー:「修理って何だ、修理って。」
GM:陽王の神像の前にやってきました。 ミカ:まずお弁当にしますの。 GM:じゃ、食べてください。 …食べました? ミカ:食べましたの。 では神像の中に入りますの。 GM:入った瞬間、クーランさんの<霊感素養>に反応があります。 クーラン:「…フッ。 ここにいたのか。」 ミカ:「何がいましたの?」 クーラン:「…フッ。」 GM:そうしてうちに、上から誰かが降りてくる足音がします。 フレア:剣を抜く。 クーラン:「…フッ。 その必要はあるまい。」 GM:降りてきたのは、若い神仙様、チャイディさんです。 ミカ:「今日はですの。」 チャイディ/GM: 「おや、これは、また皆さんとお会いできるとは思いませんでした。」 クーラン:「…フッ。 思ってなかったのか。」 チャイディ/GM: 「クーランさん、ヘパリンさんにはお会いになられました?」 クーラン:「残念だが、会ってはいない。」 チャイディ/GM: 「そうですか。 それは残念です。」 スー:「ここへ来たのは、この剣のことなんだが。」 チャイディ/GM: 「斬魔の剣ですね。 これが何か?」 クーラン:「封印されている。」 チャイディ/GM: 「何と、封印されていたのですか。 古の勇者が私にこれを渡した ときにはもう封印されていたのかもしれません。」 スー:「この剣を探せ、とオレ達に話を持ってきた姉ちゃん曰く、あんた がこの剣の封印を解く鍵を握っているそうだ。」 チャイディ/GM: 「鍵ですか。 なるほど、では封印を解くためには私が何かすると いうことでしょう。 しかし、封印を解くとなると…私には剣の ことは門外漢なので分かりませんが、今私の所に客が来ておりま す。 あの方であれば何か分かるかもしれません。 よろしければ、 ついてきてはもらえませんか。」 スー:「他に手がかりも無いし、行ってみるか。 これがビンゴっぽいし。」 チャイディ/GM: 「ではどうぞこちらへ。」
チャイディが住む庵は神像の近くにあった。 そこまでの道は、険しいのだが、 不思議と簡単に通れた。 GM:庵の中から、 「お帰り。」 という声が聞こえてきます。 「ただいま、シィーファー。」 シィーファーと呼ばれたのは、闇族の若者です。 この若者は、よく 言われる闇族像と違い、人当たりが良さそうです。 アクナ:<強さ評価>。 GM:強そうです。 スー:<吉兆感>は? GM:いい予感がします。 スー:普通闇族なんて見掛けたら嫌な予感がするんだが。 シィーファー/GM: 「やぁ、お帰り、チャイディ。 遅かったじゃないか。 おや、お客 さんかい? 邪魔ならおいら席を外すけど?」 スー:「いや、いてくれていい。」 シィーファー/GM: 「そうかい。 ならおいらも混ぜて貰うよ。 でもあんたら人間だよ な。 おいら、生きてる人間って初めて見たよ。 皿の上に乗って 出てくるやつは生きてないからな。」 ミカ:「何か恐いですの。」 シィーファー/GM: 「大丈夫大丈夫。 おいら人間を食ったことは無いから。」 クーラン:「…フッ。 人を食った奴だ。」 GM:チャイディさんがシィーファーさんに事情を説明します。 「剣かい? どれ、見せてみな。」 フレア:剣を渡す。 シィーファー/GM: 「これは、とうの昔に破壊されたはずの剣じゃないか。 どうして こんなもの持ってるんだ? 斬魔の剣だろ、これ。」 クーラン:「破壊した?」 シィーファー/GM: 「破壊したんだよ。 こんな物を作るなんてさ。」 このとき、闇族は軍隊をエテルシアに派遣していた。 エテルシアがどこかの 降魔教団を攻略するために闇族に協力を依頼した、とのことだ。 刀鍛冶であるシィーファーは軍隊に同行して来たそうだ。 シィーファー/GM: 「おいらの叔父さんのシィグンも刀鍛冶なんだけど、叔父さんはこ の斬魔の剣を作り上げたんだ。 斬魔ってのは、人の中にある降 魔を斬ること。 どうしてこんな剣を作ったかっていうと、叔父 さんは人になりたかったんだ。 闇族を辞めて、殺伐としたラン カル島を出ていきたかったんだ。」 スー:夢で見た老人のことを話す。 「叔父さんとはこんな感じの人か?」 GM:夢に出てきたのは人間です。 「叔父さんは、その剣で自分の中の降魔を斬ったんだ。 だけど、 降魔は叔父さんが生まれたときから身体の中にあったもので、叔 父さんと完全に一体化してたんだ。 だから、叔父さんは自分の 魂を斬ってしまったんだ。 叔父さんは、見ることも聞くことも 動くことも考えることもできなくなって、ただ息をしているだけ になってしまったんだ。 それを見て、他の闇族はその剣を粉々 に破壊して、その作り方も処分したんだ。 だから、この剣が今 ここにあるはずないんだ。」 ミカ:「この剣を作ったのは、コントリオという方ですの。」 シィーファー/GM: 「コントリオ? 何処かで聞いたことがあるな。」 ミカ:「赤の王国の名高い刀鍛冶の一族ですの。」 シィーファー/GM: 「ああ、そうだ、人間の刀鍛冶か。 しかし、すごいじゃねぇか、 これ、叔父さんが作ったのにそっくりだぞ。 こんな物を人間が 作り出せたのか。 すげぇじゃねぇか。」 ナリス:「その言い方は、人間を見下していますわ。」 シィーファー/GM: 「ああ、今の言い方は失礼だったな。 だけどさ、どうやってその コントリオって奴はこの作り方を知ったんだろうな。」 ミカ:「この斬魔の剣については、闇族の方はどう思われますの?」 シィーファー/GM: 「そうだな、他の闇族はあまりよくは思わないだろう。 もしかす ると、襲い掛かってくるかもしれない。 もしそうなったら、剣 なんか置いてとっとと逃げるんだね。」 クーラン:「ところで、その剣は封印されてある様なのだが。」 シィーファー/GM: 「封印されてるのか? で、何だ、その封印を解きたいわけか?」 スー:「そう頼まれた。」 シィーファー/GM: 「止めておいた方がいい様な気もするけど、おいらも刀鍛冶の端く れ、この剣の力があるところも見てみたいな。 おいら達闇族の 刀鍛冶が刀を封印するときは、誰かの魂を使うんだ。 これも誰 かの魂で封印されてるんだろう。 そうやって封印された物をも う一度解くためには、この剣を生まれ変わらせてやる必要がある んだ。」 ミカ:「打ち直す、ということですの?」 シィーファー/GM: 「うん、そういうことだな。 ただし、ただ打ちゃいいってものじ ゃなくて、この剣が作られた火と水、この2つを使わないといけ ないんだ。」 ミカ:「それは何処にありますの?」 チャイディ/GM: 「コントリオさんの工房なら、このすぐ近くですよ。 どうです、 コントリオさんの工房へ行ってみたら。」 ミカ:「赤の王国は、今のイステアですの。」 チャイディ/GM: 「ですから、川を渡ればすぐそこでしょう?」 クーラン:「…フッ。 たしかにすぐそこだな。」 スー:「川は川だが、あの川は国境だからな。 それも戦争中の。 そんな 川は渡りたくないぞ。」 クーラン:「…フッ。 そこまでする義理はあるまい。」 ミカ:「巡礼には国境はあまり関係ありませんの。」 クーラン:「剣を持っていなければな。」 フレア:「俺はまずい。」 GM:イステアはわりと冒険者の国ですので、旅人も多く見られます。 中に入ってしまえばそれほど怪しまれることはありません。 スー:だからといって、あの国境の川は渡りたくない。 第三国を経由す るならともかく。 …フッ。 たしかに、高々川一つではあるのだがな。 GM:それではミカさんとフレアさん、お互いに<交渉>を振ってみてく ださい。 ミカ:入りましたの。 フレア:失敗。 GM:フレアさんはミカさんに口説き落とされました。 一回遠回りして なら入れそうです。 船で一旦下って、また上ってくれば問題無い と思われます。 スー:なら何処かで船を借りるか。 ちなみに、国境越えをすることに関 して<吉兆感>は? GM:いい感じはしませんが、特に悪くもありません。 スー:じゃ、しかたないか。 GM:もう遅いのでチャイディさんは泊っていけ、と言っています。 ミカ:チャイディ様と一緒なら安全そうですの。
その翌日、私達は町の船着き場へとやってきた。 GM:船を借りるなら、1日辺り50銀貨です。 下りに1日、登りに1日くら いかかります。 スー:ならとりあえず250銀貨渡しておこう。 ミカ:必要経費で落としておきますの。 GM:船を出しました。 スーバミレバさん、<操船>は持ってます? スー:持ってない。 GM:無いんですか? なら<作業>判定をしてください。 スー:(コロコロ) 成功。 GM:川を下ってくることができました。 では今度は上ってください。 スー:(コロコロ) 失敗。 GM:上れませんね。 入るまで振ってください。 スー:(コロコロ) 失敗、(コロコロ) 失敗、(コロコロ) 失敗、(コロコロ) 失敗…(コロコロ) 8回目にしてようやく成功。 GM:なんとか川を上ってきましたが、両手のまめがつぶれました。 スー:「ふう、船には乗っていたが、動かしたことはあまりなかったから な。」
GM:イステア側の船着き場はコムトと比べると寂れた感じです。 クーラン:コントリオの工房の場所は分かるか? GM:人に訊くとあっさり見つかります。 「ああ、この間見つかったっていう遺跡だろ? 詳しいことを訊き たけりゃ、あそこの宿の主人のカシンさんに訊くといいよ。」 一同笑。 …フッ、何故かは知らぬが、皆カシンの宿とやらに既視感を感じたらしい。 どうした? お前もカシンの宿を知っているのか? …フッ、まぁ、そんなことはどうでもよかろう。 GM:宿の方から、プラカードを持った小妖精が飛んできます。 『お宿取るならカシンの宿で。』 アクナ:「まぁ、可愛い。」 GM:宿の主人は愛想の悪い男です。 「いらっしゃい。」 アクナ:単刀直入に工房のことを訊くわ。 GM:そこにいた客の1人が応えます。 「ああ、あの工房かい? この間騒がしい冒険者の一団が、屋根を 踏み抜いただのしてあっち壊しこっち壊ししながらお堂の修理を したんだよ。 その時に、お堂の下に工房へと続く地下道が見つ かったんだ。 つい1月ほど前のことだったかな。 行ってみれば 見せてくれるんぞ。」 クーラン:先月工房が見つかったということは、今は日照りで困っている頃か? GM:ちょうど雨が降った後です。 「つい昨日までは酷い日照りだったんだけどさぁ、それもそのとき の騒がしい冒険者が山に登って雨が降る様にしたんだよ。 そう いえば、冒険者の中には皮肉ばっかり言ってる奴がいたな。」 …フッ。 あの者のことだな。 ほう、お前もあの者を知ってるのか? どうした? あの者のことを話せというのか?訊きたいです!/いいえ。)
その夜、私達は工房が見つかったという寺に行くことになった。 …フッ、夜に山登りとは面倒なことだ。 住職/GM:「ようこそいらっしゃいました。 宿かの?」 ミカ:「一晩泊めていただきたいんですの。」 住職/GM:「汚いあばら屋ですが、どうぞ。 いや、この間、安くあげようと 冒険者に修理させたら、とりあえず頑丈に作ってはくれたんだが、 あまり見た目はよくなくてのう。」 クーラン:「…フッ。 素直に大工に頼めばいいものを。」 住職/GM:「この間まで弟子がおったのじゃが、冒険者達と一緒に修行の旅に 出ていきよった。 おお、お主、どことなく弟子に似ておるのう。」 スー:「ところで、地下に遺跡があるそうですが。」 住職/GM:「おお、見にいくかの? あれはのう、もう少し綺麗にして観光地 にしてやれば、この寺ももう少しましになるとは思うのじゃがの う。」 ミカ:「なら見にいきますの。」 住職/GM:「そうかそうか。 こっちじゃこっちじゃ。 この屋根裏に入り口が あるのじゃ。」 アクナ:「地下の地図はある?」 住職/GM:「ちゃんと作ってあるぞ。 ほれ、これじゃ。」
地下道          ■■■■■■■          ■A    ■          ■     ■          ■     ■          ■     ■          ■     ■          ■■■□■■■ ■■■■■      ■ ■ ■B  ■      ■ ■■■■■■■■■■■ ■   ■      ■           ■ ■   ■      ■ ■■■■ ■■■■ ■ ■■□■■      ■ ■  ■ ■  ■ ■  ■ ■       ■ ■  ■ ■  ■ ■ ■■■■■  ■ ■■■■■■■■■ ■  ■ ■  ■ ■■■C  ■  ■           ■  ■ ■  ■   □   ■  ■■■■■■ ■■■■■■  ■ ■  ■■■■■   ■       ■ ■       ■ ■      ■■■■■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■D■       ■E■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■F■       ■ ■       ■■■       ■ ■                 ■ ■       ■■■       ■ ■       ■G■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■■■■■■■■■ ■       ■           ■       ■ ■■■■■■■■■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■       ■ ■
GM:道沿いに行くと、工房に出ました。 鉄を打っていたと思われる一 枚岩があります。 (部屋A) <感応>を振ってみてください。 スー:悟ってしまった。 GM:天恵の様に閃きます。 コントリオが剣を打ったのはここです。 こ の岩の上に剣を置けばいいと分かります。 フレア:なら置いてみる。 GM:剣を置いたとたん、炉に火が点ります。 不思議なことに、何の燃 料も無いのに燃えています。 スー:剣を外したら? GM:重くて持ち上がりません。 どうしても外したいなら<運動>×1/3 ロールをしてください。 スー:(コロコロ) 悟り成功してしまった。 GM:剣を外すと、炉の火が消えます。 スー:また置く。 GM:また火が点ります。 何処からともなく声が聞こえます。 『後は龍の水。』 スー:上に上がって和尚さんに訊く。 「龍の水って何か知りませんか?」 住職/GM:「龍の水? それは雨水のことじゃ。 そこの桶に入ってるじゃろ?」 スー:「雨水が龍の水?」 住職/GM:「そうじゃ。 聞きたいか? そうか、聞きたいのか。」 アクナ:スーを住職の長話の生け贄に置いておいて、あたし達は水持ってい くわ。 …フッ、また長話を聞かされるとは、まったく、彼は災難続きだな。 GM:さて、雨水を持っていくのなら、<作業>判定をしてください。 ナリス:竹筒に入れて持っていけばいいですわ。 GM:それだと、何回か往復しなければいけません。 ミカ:時間もありますし、往復しますの。 GM:1時間近くかかって水を運びました。
GM:水と火が揃ったところで、<感応>を振ってください。 アクナ:通ったわ。 GM:『ここで打て。』 という声が聞こえてきます。 スー:なら夢で見たのと同じように打ってみよう。 GM:では<作業>か<運動>の判定をどうぞ。 スー:…失敗。 GM:あまり上手にできませんでした。 フレア:なら俺がやる。 …成功。 GM:剣が少し輝きを取り戻しました。 ナリス:成功しましたわ。 GM:もう少しでよさそうです。 フレア:ならもう一度。 …成功だ。 GM:フレアさんの手の中で、明らかに力を取り戻したらしく、剣が輝き だします。 フレア:水につける。 GM:水につけると、誰に聞くまでもなく、剣が生まれ変わったのが分か ります。 スーバミレバさんは、ものすごくいいことと、ものすご く悪いことが起こる様な気がします。フレアさんは、何だか分から ないけど、 『そうだったんだ。』 という気がします。 ナリスさんは、何だか、これは仕組まれてい たんじゃないか、という気がします。 アクナさんも、これは来る べくして来たことだ、という気がします。 ミカさんは、もしかし て大変なことが起こるかも知れない、という気がします。 クーラ ンさんは、この剣に近しいものを感じます。 フレア:夢で見た剣はこんなに光っていた? GM:光ってはいなかった様な気がします。 フレア:あんな夢の通りにはなりたくない。 クーラン:「これで剣ができたわけか。 …フッ、霊姫よ、今も見ているので あろう?」
ミカ:和尚さんに、コントリオの工房についての文献が無いか聞いてみま すの。 GM:文献ならあるそうです。 ミカ:読んでみますの。 ナリス:その間休んでますわ。 GM:コントリオは、数々の銘剣,宝剣,魔剣を作り上げました。 しか し、最後に作り上げた魔剣にコントリオは命を吸い取られた、と書 いてあります。 ミカ:「わたくし達、すごいことをしてしまった様な気がしますの。」 クーラン:「ならば折るか? 鍛えることができるのなら折ることもできよう。」 スー:「悪いことも起きるが、いいことも起きる様な気がするぞ。」 ナリス:「わたし達がしなくても、いずれ誰かがやったと思いますわ。例え ば、この川に捨てても、それを魚が飲んで、その魚を釣り上げた 誰かが天恵を受けて剣を修理すると思いますわ。」 スー:「それじゃ帰るか。」 ミカ:「確実にイブキさんの手に渡しますの。 私達はイブキさんを信頼 するところから始めましたの。 それを貫くことが私達の誠意だ と思いますの。」
…フッ、その後のことは手短に語ろう。 私達は、剣を持って再びコムトに帰ってきた。 例によって船はスーバミレバ が苦労したがな。 スー:最後の上りは一発で成功したぞ。 ミカ:熟練してきましたの。 GM:剣を持って宿に入る寸前、イブキが走ってきます。 ミカ:「まぁ、イブキさん、走ってきましたの?」 イブキ/GM:「はい、報酬よ。 剣はどう? 封印は解けた?」 クーラン:「…フッ。 霊姫が見てたではないか。」 イブキ/GM:「そりゃま、解けたから来たんだけど。 それはともかく、早く剣 を渡して。 ミカ:「何に使うんですの?」 イブキ/GM:「それは聞かない方がいいわ。 お願いだから、早く渡して。 私ち ょっと急いでるの。」 ミカ:「イブキさん、ミギワちゃんはどうしましたの?」 イブキ/GM:「ミギワ? あんな奴知らないわ。 だから、あいつが来る前に剣を 渡してちょうだい。」 フレア:なら渡してしまおう。 イブキ/GM:「ありがとう。 ごめんなさい、ミカさん、あなたにはこれ以上迷 惑をかけたくないの。」 イブキはそのまま走っていきます。 …フッ。 相変わらず騒がしいことだ。 イブキはどうなったか、か? …フッ、少々語り疲れた。 その後どうなったか を語るのは、また次の機会にしよう。
…フッ。 もうこんな時間か。 今日は、まあ、楽しませてもらった。 感謝するぞ。
目覚める剣 1999/7/10 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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