Heavy Gear リプレイ

クラーク小隊 学徒救出


キャラクター
  クラーク・フォン・ランディス
    クラーク小隊の隊長。
    普段は昼行灯だが、ひとたびGearに乗ると、天才的な司令官と化す。
    搭乗するGearは重装甲高火力型のBLACK MANBA(ブラックマンバ)。

  ローザ・ブラウニング
    クラーク小隊の紅一点。 看護兵のお姉さん。
    搭乗するGearは汎用量産型のJAGER(イェーガー)。

  ロベルト・A・ハイネケン
    クラーク小隊に新規配属された青年。
    射撃にかけては小隊随一の腕前。
    搭乗するGearはまだ未定。


はるかな未来。 人類は宇宙へと乗りだし、様々な惑星に移住していきま した。 クラーク小隊が駐屯することになった惑星Terra Novaも、そんな惑 星の一つです。 この星の国々は、南側の国家Southern Public(サザンパブリック)と北側 の国家Nouthern Public(ノーザンパブリック)という2極に分かれて対立し ており、頻繁に戦争が起こっています。 また、南側と北側の間には、無法地帯Bad lands(バッドランド)が広がっ ており、ここを根城とする無法者達が、しばしば付近の村々に襲撃をかけ てきます。 クラーク・フォン・ランディス率いるクラーク小隊は、南側の国家の中 で一番人口の多いSalagossa(サラゴッサ)という都市のKnights of Salago- ssa(ナイツオヴサラゴッサ)という部隊に所属されました。 GM:Knights of Salagossaは、地域密着型の部隊を目指している。 そんなわけで、現在は3人でパトロール中 ロベルト:なら{Drive(運転)}を持っているわたしがドライバーだな。 ローザ:ヒロユキとウィリアムはどうしたの? GM:他の場所で任務に当ってる。 クラーク:はぁ、今回はスポットが当ってない、というやつですねぇ。 ローザ:隊長に愛想尽かして出ていったわけじゃないのね。 GM:道無き荒野を走っていると、通信機が鳴り出す。 クラーク:「こちらクラーク少尉。」 リン/GM:「通信担当のリンです。」 クラーク:「やぁ、リンちゃん、何かご用ですかぁ?」 リン/GM:「現在の位置を伝えられたし。」 クラーク:現在位置、分かりますよねぇ? GM:{Navigation(Land)(陸上移動)}を振ってくれたまえ。 クラーク:はぁ、そんな{CRE(Creativity,創造性)}が要求される技能、 あるわけありません。 ローザ:{Navigation(Specific)(移動(種別))}って、Complex技能なの ね。 習得コスト考えると取るのは厳しいわ。 この時代の車 なら、GPSくらい付いてないの? GM:衛星は戦争で落とされてしまった。 クラーク:{Drive(運転)}で何とかなりませんかねぇ? GM:振ってみたまえ。 クラーク:「ハイネケン伍長、現在地は?」 ロベルト:{Drive}は1レヴェルなので、ダイス1個。 (コロコロ) ファン ブル。 「隊長、距離計が故障のようです。」 GM:このままでは日が暮れるまでに目的地に着きそうにない。 クラーク:マップと現在の地形で分かりませんかぁ? GM:{CRE}を振ってみたまえ。 ローザ:5ね。 GM:だいたいの位置は分かった。 目的地まであと2,3時間くらい。 クラーク:「〜という所にいますねぇ。」 リン/GM:「鉱山で問題が発生しました。」 Salagossaは鉱業が盛んな町です。 町の近辺にはいくつも坑道が広がっ ています。 リン/GM:「大学生が1人、鉱山で行方不明になりました。」 クラーク:「はい?」 リン/GM:「問題の鉱山は少尉の位置から北にあります。 こちらからも 救援部隊を送りますので、少尉の部隊は先行して調査して ください。」 クラーク:「はぁ、その大学生は何故鉱山などへ?」 リン/GM:「遊んでいたそうです。 3人で廃坑に入って、途中で1人と逸 れたとか。」 ローザ:「隠れん坊していて行方不明? 大学生にもなって何してるの よ。」 行方不明になってからの時間は? GM:半日くらい。 ローザ:子供じゃあるまいし、半日出てこないくらいで救援隊が行く の? クラーク:こんなことで軍が動くものなんですかぁ? GM:自衛隊と同じで、救援活動も任務のうち。 鉱山の中は何があ るか分からないので、最悪の事態を考慮して救援隊を送る。 クラーク:なるほど、裏があるんじゃないかと思ったんですが、まっと うな任務なんですねぇ? GM:今のところおかしなところは無い。 クラーク:問題の鉱山は廃坑ですかぁ? GM:廃坑。 ローザ:採れなくなったから廃坑になったのね? 特に危険があったか ら破棄された、ってことは無いわね? GM:採掘量が減って採算が取れなくなったので破棄された。 クラーク:「了解。 それじゃリンちゃん、デートは帰ってからですねぇ。」 リン/GM:「そんな約束してました?」 クラーク:私の{Seducation(誘惑)}技能は2レヴェルあるんですよぉ。 (コロコロ) 5ですねぇ。 GM:こちらは{WIL(Will,精神力)}で対抗。 (コロコロ) いきなり デートなんて言ったので返って嫌われたようだ。 「任務終わっても返ってこなくて結構ですから。」 ローザ:「隊長、任務中に何してるの?」 クラーク:「いやぁ、ちょっとした冗談ですよぉ。」 ローザ:「任務中よ。 さぁ、さっさと仕事をする。」
GM:では車に積んである装備から適当に装備を選んでくれ。 Rope やFlashlight(懐中電灯)、その他野外用品は当然積んである。 クラーク:灯りは各自1個ずつ持っていきましょう。 入った場合、外と の連絡は取れますかぁ? GM:それがだな、装備表にCellular Phoneというのがあるんだ。 この時代にもまだ残っているらしい。 ロベルト:携帯電話の代名詞になってるんだろうな。 ローザ:鉱山行くなら、ガス感知用にカナリアとか要るんじゃない? GM:Gus Maskならある。 ローザ:怪我してるかもしれないから、Medical Kit(医療器具一式)は 必要よね。 とか言いながら自分が怪我したら間抜けだけど。 GM:防具はLight Flak Vest(防弾ベスト)がある。 +15のArmorだ。 HelmetもあるのでArmorにさらに+10。 ローザ:でもこれだけ防具着けても、隊長辺りはあっさり死にそうね。 クラーク:はぁ、私もそう思いますねぇ。 私はLight Damege(軽傷)/Heavy Damage(重症)/Instantaneous Death(即死)が10/20/40なんで すよぉ。 ロベルト:わたしはもっと薄い。 8/15/30だ。 ローザ:13/25/50のアタシが一番丈夫なの? これって平均なんだけど。 GM:武器は7mm Assault Rifle, 9mm Pistol, 9mm Submachine Gun くらいまでなら積んでいる。 ローザ:迷子の坊や探すのにSubmachine Gunなんて要らないでしょ。 護身用のPistolで充分ね。 クラーク:私は念の為Assaulut Rifleも持っていくとしましょうかぁ。 ロベルト:わたしもAssaulut Rifleを持っていこう。 GM:Pistolは基本的にオートマチック。 リボルバーがいいならそ ちらでもいいけど装弾数が減るだけで有利な点は無い。 ローザ:リボルバーにしておくわ。 どうせそんなに撃たないし。 GM:ちなみに銃器は射撃時にファンブルが出たら弾切れになる。 クラーク:はぁ、{Small Arms(小型武器)}技能が1レヴェルだと1/6の確 率で弾切れですねぇ。 ということは1マガジン撃ち尽くす前 にほぼ確実にジャムるんですねぇ。 ローザ:オートマチックにする意味があまり無いわね。 クラーク:はぁ、ひょっとしたら、弾切れが原因で全滅するかもしれま せんねぇ。 Pistolのカートリッジは余分に持っていくとしま しょう。 ロベルト:白兵戦用にKnifeかMachete(鉈)を持っておこう。 GM:Knifeは投げて使うこともできる。 {Throwing(投擲)}を持っ てないと当らないけど。 ローザ:だいたい、こんなのに一々アタシ達軍が出てくることじゃな いと思うのよねぇ。 クラーク:小学生ならともかく、大学生ですからねぇ。 GM:それを言ってはいけない。 クラーク:はぁ、装備はこんなところですねぇ。 状況考えると、あまり 重装備というのも変ですし。 …と油断してると二次災害を起 こすんですねぇ。 洞窟の奥に未知の怪物がいたり。 ローザ:そういうときは後から来る人のために手がかりを残しておく のよ。 クラーク:はぁ、セオリー通り日記を書いておきましょうかぁ。 『我々は鉱山へと入っていった。 おお、何か黒い影が我々に 向かってくる。 早く逃げねば。 ああ、足を掴まれた。』 GM:何て愚かな。
GM:目的の鉱山の入り口にやってきた。 使われなくなってかなり 時間が経っていそうだ。 クラーク:足跡はありますか? GM:入っていった足跡が3つ、出てきた足跡が2つ。 クラーク:未知の生物の足跡があったりはしませんかぁ? ローザ:鉱山といえばバルログよね。 GM:無い無い。 なんなら、BALROGというGearを作ろうか? ローザ:「それじゃ、迷子の坊や達を助けにいきましょう。」 クラーク:入る前に一応本部に報告しておきましょうかねぇ。 「クラーク小隊、これより救出任務に入ります。」
GM:廃坑内には、行き3つ帰り2つの足跡が奥へ続いている。 ローザ:普通に歩いている足跡? 何かから逃げてたってことは無い? GM:走っている足跡では無い。 ローザ:足跡追うのは{Notice(感知)}でいいのね? 5よ。 ロベルト:わたしは6だ。 GM:足跡はしばらく坑道の本道内を続いている。 ローザ:分かれ道では毎回印を付けておくわ。 GM:坑道はやがて少し開いた鋼鉄の扉に行き当たる。 扉には年代 物の“立ち入り禁止”の標識がかかっている。 足跡は扉の 中へと続いている。 クラーク:まだ行き3帰り2の足跡ですねぇ? 1人逸れた地点を探しましょ う。
GM:扉を越えると、下りのエレベータがある。 足跡はエレベータ へと続いている。 ローザ:エレベータ以外に降りる手段は無い? GM:エレベータに隣接して非常用の梯子がある。 ローザ:梯子も老朽化してそうね。 念の為ロープも垂らしておくわ。 クラーク:エレベータが何処まで降りたかは分かりますかぁ? GM:このエレベータの行き先は1箇所だけ。 クラーク:「はぁ、それじゃ、降りるとしましょうか。」
廃坑地下1階                                ■■■    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■↑■    ■↓A                  ===B C   ■    ■■ ■■■■■■■■■■■■■■■#■■■■■■■ ■■■■     ■ ■   ■■■■■■■   ■#■     ■ ■ ■■■■■ ■■■■■     ■■■■■#■■■■■■■ ■■■■ ■    D     E         F  ===      ■ ■■■■■ ■■■■■     ■■■■■#■■■■■■■■■■■■     ■○■   ■■■■■■■   ■ ■    ■■ ■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■    ■↓G               H  ===      ■    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■#■■■■■■■■■■■■                     ■ ■                     ■ ■■                     ■ ↑■                     ■■■■ ↑:上りエレベータ =:狭い通路 ○:縦穴 ↓:下りエレベータ #:土砂
GM:エレベータを降りると西行きの通路で、しばらく進むと南に 枝分かれしている。 (T字路C) ロベルト:{Notice(感知)}で7だ。 GM:足跡は正面に続いている。
GM:西に進んでいくと、1人がようやく通れるくらいの狭い亀裂に なる。 (地点B) クラーク:まだ3人とも進んでいるんですね? なら進むしかありません ねぇ。 ロベルト:{Notice}の高いわたしが戦闘で行く。 GM:10mほど進むとまた広い通路になっている。   ローザ:亀裂の出口に目印代わりに灯りを1個置いておくわ。
GM:一番前を歩いているのは? ロベルト:わたしだ。 GM:ふと天井にライトを当てると…。 ロベルト:SANチェックですか? ローラ:せっかく{WIL(Will, 精神力)}なんて能力値があるんだし。 GM:天井に蝙蝠の様だけど蝙蝠じゃない何処と無く爬虫類めいた 生き物がたくさんぶら下がっている。 {Physical Science(自 然科学)}があればこれの正体が分かるかもしれない。 難易度 が高くなるが{Survival(生存)}でもいい。 ロベルト:{Survival}なら1レヴェル持っている。 振るだけ振ってみよ う。 (コロコロ) ファンブル。 GM:こいつは伝説のヴァンパイアバットに違いない。 さぁ、{WIL} を振りたまえ。 ロベルト:{WIL}は-1だ。 クラーク:高いですねぇ。 ローラ:2人とも、どっかずれてるわよ。 マイナスの能力ってのは低 いの。 ロベルト:(コロコロ) またファンブルだ。 一同笑。 GM:ならば逃げ帰りたまえ。 ロベルト:「ヴァンパイアだ!」 クラーク:「ハイネケン伍長、敵前逃亡は銃殺ですよぉ。」 {Leadership}で8です。 GM:ロベルト、もう1度{WIL}を振って。 1以上なら立ち止まって いい、 ロベルト:5だ。 「隊長、ヴァンパイアがいます。」 GM:そうしていると、蝙蝠モドキが襲い掛かってくる。 目標は… ローザだ。 ローザ:「きゃぁ、何よこれ。」 GM:今は鎧でダメージ無いけど、3ターンを超えると隙間に潜り込 んでくるのでArmor値が半分になる。 クラーク:「ライトを消すんです。 奴らは灯りに反応している。」 GM:灯りを消すと襲ってこなくなる。 灯りを絞って下に向ければ、 蝙蝠には襲われずにすみそう。 ローザ:「こんなところを坊や達はどうやって通ったのかしら? クラーク:足跡はまだ続いていますかぁ? GM:3つとも奥に続いている。 ローザ:「こんな目にあっても引き返さないのね。 ある意味根性ある わね。」
クラーク小隊は、西に進み、エレベータのある角(曲がり角A)を南に折 れ、十字路Dへとやってきます。 GM:足跡は東に向かっている。 ローザ:「このまま行くと入り口に戻りそうね。 案外、自力で脱出し てるんじゃない?」 クラーク:「はぁ、可能性はありますねぇ。」
GM:しばらく進むと広い空間になっている。 (地点E) クラーク:蝙蝠がいないなら、灯りを通常モードに戻すとしましょうかぁ。 GM:ここには採掘用の機械類がいくつか残されている。 クラーク:はぁ、それは機械の陰に死角が多そうですねぇ。 {Forward Observing(戦場での観察力)}を振ってみましょうか。 6です ねぇ。 GM:大学生はこの部屋のあちこち歩き回ったようだ。 ここで全員 能力値チェック。 {PSY(Psychology,心理)}と{WIL(Will,精神 力)}の低い方。 クラーク:はぁ、どちらも-2ですねぇ。 (コロコロ) でも6が出たから4 ありますねぇ。 GM:クラークが採掘機械に寄りかかると、バランスが崩れて金属 パイプが根元から倒れてくる。 {Dodge(回避)}を振って。 ローザ:頑張って避けてね。 GM:『隊長、危ない』とか言って庇う人はいないのか? ローザ:どうせ何処かの女のことでも考えてぼーっとしてたんでしょ。 クラーク:(コロコロ) 7ですねぇ。 GM:それは避けた。 クラーク:はぁ、これは単なる事故ですかねぇ? GM:罠が仕掛けられていた形跡は無い。 ここで足跡が2つ引き返 している。 ローザ:ここで逸れた訳ね? 何が起こったのかしら。 GM:ここで大きな音がしたのでパニックになったらしい。 クラーク:はぁ、きっとSANが低かったんでしょうねぇ。 今頃鱗が生え てなきゃいいんですけど。 ローザ:足跡があるなら追っていきましょ。
クラーク小隊は、足跡を追って十字路Fを右折し、十字路Hへやってき ます。 GM:南へはすぐ行き止まりになっている。 ロベルト:足跡は? (コロコロ) {Notice(感知)}で7。 GM:どちらへ行ったか分からない。 クラーク:「そうですねぇ、とりあえず左へ行ってみましょうかぁ。」 GM:しばらく東に進むと、通路は細くなる。 クラーク:通った形跡は? GM:無さそう。 ローザ:「戻って反対側行ってみましょ。」
GM:西へはずっと通路が続いている。 かなり歩いた後、突き当た りに下りエレベータがあって、通路は北に曲がっている。 (曲がり角G) ローザ:「このまま北へ行ったら、さっき通った十字路に出そうね。」 クラーク:エレベータは動いた形跡はありますか? GM:電源が入っている。 エレベータはこの階に止まっている。 クラーク:下に行ってるんじゃ無いんですねぇ? ローザ:「電源が入っている以上、誰かが使ったのよね。」 クラーク:「はぁ、使ったのが学生さんなら問題無いんですけどねぇ。 上にあるということは、最後にこれを使った人はこの階で 降りたんでしょうねぇ。 ロベルト:足跡は? {Notice(感知)}は…ファンブル。 ローザ:「ロベルト、足跡を消さないで。」 ロベルト:「すまん。」 クラーク:「はぁ、そうですねぇ、とりあえず北を確かめておきましょ うかねぇ。」 GM:通路を少し北へ行くと、床に縦穴が空いている。 もうしばら く先には、先ほど通った十字路(十字路D)が見える。 ローザ:穴の底は見える? GM:光が届か無いので良く分からないが、底には機械の残骸らし き物が見える。 クラーク:はぁ、ロープ垂らして降りてみましょうかぁ。 GM:降りるなら{Athletics(運動)}か{Acrobatics(アクロバット)}。 ロベルト:わたしが降りてみよう。 (コロコロ) {Athletics}で4。 GM:手が滑りかけて一瞬ヒヤリとした。 足元には、かなり古い採 掘用Gearの残骸がある。 ロベルト:「ふぅ、危ない。」 ローザ:「ロベルト、何か見つかった?」 ロベルト:辺りを照らしてみる。 {Notice(感知)}で8。 GM:足跡が3つ、北に向かっている。 2つは学生の足跡とは異なる。 クラーク:「はぁ、学生さん以外の誰かがいるということですねぇ。」 ローザ:「廃坑に隠れてるなんて、まっとうな人間のわけないわね。 盗賊か何かかしら?」 クラーク:まぁ、人間の足跡でよかったですねぇ。 GM:ドラゴンでも出して欲しかったのかい?
廃坑地下2階    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■    ■↑                   ===      ■    ■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■     ■ ■ ■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■    I                  ===  J   ■ ■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■     ■☆■■■■■■■ ■■■■■■■       ■ ■    ■■ ■#####■■■     ■■■■■■■■■ ■■■■    ■↑  #####K       ‖L  ===  M   ■    ■■■■#####■■■     ■■■■■■■■■■■■■■       ■■■■■■■ ■■■■■■■ ↑:上りエレベータ =:狭い通路 ‖:扉 ☆:採掘Gearの残骸 #:土砂
坑道の地下2階に下りたクラーク小隊は、十字路IT字路JT字路M と通り、鋼鉄の扉の前(地点L)にやってきます。 GM:鋼鉄の扉は閉まっている。 この付近には、学生以外の足跡が いくつも行き来している。 ローザ:何か物音は聞こえない? {Notice(感知)}で7。 GM:物音はしない。 クラーク:開けてみましょう。 GM:扉の向こうはかなり広い部屋になっていて、一角には木箱が 積まれている。 クラーク:はぁ、それじゃ、木箱を開けてみましょうかねぇ。 GM:中は武器弾薬だ。 PistolやRifle類が入っている。 ローザ:規格は何処で使われている武器? まさかうちの軍じゃないわ よね。 GM:民間でよく使われている製品だ。 ロベルト:「迷子探しのはずが、とんでも無いもの見つけてしまったな。」 ローザ:迷子の坊やはこの辺りにはいない? GM:{PER(Perception,知覚)}を振ってくれたまえ。 クラーク:7ですねぇ。 GM:奥の方から、すすり泣く様な声が聞こえる。 クラーク:学生さんですかぁ? そちらに灯りを向けましょうか。 学生/GM:「わぁ、モンスターだぁ。」 学生は奥に走っていく。 クラーク:「我々はKnights of Salagossaの部隊です。 君を救出にきま した。」 GM:学生は坑道の奥に消えてしまった。 クラーク:「やてやれ、追いかけましょうかねぇ。」 ローザ:「まったく、手のかかる坊やだこと。」 GM:追いかけるなら、{FIT(Fitness,健康}で振って。 クラーク:{FIT}? 何ですか、それ? 美味しいんですかぁ? ローザ:隊長に{FIT}なんて求めてないわ。 クラーク:「ハイネケン伍長、追跡しなさい。」 ロベルト:(コロコロ) 6だ。 GM:学生は7なんて言っている。 火事場の莫迦力というやつだな。 ローザ:こんな暗い中で走ったら蹴躓かない? GM:転けているかもしれないが、ここからでは分からない。 ローザ:多分救急箱の出番ね。
GM:奥へしばらく行くと、行き止まりになる。 逃げ場を失った学 生があたふたしている。 (行き止まりK) クラーク:「我々は君を助けにきました。」 ローザ:「怪我は無い、坊や?」 学生/GM:「えーん、恐かったよぉ。」
クラーク:「ハイネケン、敵さんの奇襲に警戒しておいてください。」 ロベルト:「了解。」 Assaulut Rifleを準備しておく。 GM:灯りはどうしてる? クラーク:絞って地面に向けてますねぇ。 GM:見張りは{CRE}を振ってくれ。 ロベルト:6だ。 GM:誰かが扉を開けようとしている。 クラーク:そうですねぇ、灯りを入り口に向けて地面に置いて、灯りか ら離れましょう。 これでこちらからは向こうが見えるし、向 こうが撃っても灯りに当るだけですからねぇ。 GM:扉が開いて3人の人影が現れる。 クラーク:我々の軍の人ですかぁ? 援軍という可能性もありますしねぇ。 GM:援軍では無い。 クラーク:「動くな。 我々は軍の者だ。」 人影/GM:「ぐ、軍? 追っては撒いたはずじゃ…。」 クラーク:「喋るな。」 敵さんは手に武器は持ってますかぁ? GM:Pistol類はホルスターに入っている。 クラーク:「手を上げろ。」 GM:それは大人しく従おう。 クラーク:向こうさんからすればこっちの人数も分かりませんからねぇ。 「ハイネケン伍長、武装解除しなさい。」 ロベルト:「了解。」 GM:服に触ろうとすると、反射的に抵抗する。 {Combat Sense(戦 闘時知覚)}を振ってくれ。 ロベルト:低い。 4。 GM:それは失敗。 お互い{Hand to Hand(接近戦(非武装))}で判定、 そちらが失敗すると後ろを取られる。 ロベルト:今度は高い。 7だ。 抵抗したのなら遠慮無く撃たせてもらお う。 {Small Arms(小型武器)}で6。 GM:{Dodge(回避)}で6。 避けた。 クラーク:援護しましょう。 (コロコロ) おや、ファンブル。 いきなり ジャムりましたねぇ。 Pistolに切り替えましょう。 GM:切り替えは1ラウンドかかる。 クラーク:はぁ、もうこの戦闘では出番が無さそうですねぇ。 ローザ:隊長にGear降りての射撃は期待してないわ。 (コロコロ) ア タシの射撃は8。 GM:こちらの{Dodge(回避)}は6。 2差だ。 ローザ:9mm Pistolの基本ダメージは15だから、15*2で30点ね。 GM:Light Damege(軽傷)が入った。 全ての行動に-1のペナルティ。 {WIL(Will,精神力)}判定には成功、Knifeを抜いて抵抗する気 だ。 後にいた2人は逃げだそうとする。 クラーク:「動くな。」 GM:聞く耳持たない。 ではInitiative(主導権)判定。 {Conbat Sense(戦闘的知覚)}を振って。 こちらはそれぞれ5, 6, 3。 クラーク:頑張って振って下さい。 私はこのラウンドはどうせPistol構 えるだけですからねぇ。 ローザ:アタシは6。 ロベルト:7だからわたしが最初だな。 7mm Assault Rifleで抵抗する奴 を射撃。 8だ。 GM:負傷のペナルティを入れて{Dodge}は6だ。 ロベルト:1差だから22*2のダメージ。 GM:Heavy Damageを受けて…(コロコロ)気を失った。 Initiative 6で1人が逃げ出そうとする。 ローザ:6ならアタシと同時行動ね。 逃げようとする足元狙って威嚇 するわ。 {Small Arms}で4。 GM:{WIL}には成功、まだ逃げようとする。 Initiative 3でもう 1人も逃げ出す。 クラーク:次のラウンドですねぇ。 私の{Combat Sense}は…低い、6で すねぇ。 GM:6で低いのか。 こちらは5。 クラーク:私はInitiativeが最大になるようにしてますからねぇ。 ローザ:Initiative 7のアタシが最初ね。 もう1度足元に威嚇射撃。 6ね。 「逃げるなって言ったでしょ?」 GM:まだ逃げる。 クラーク:はぁ、私も威嚇しましょうか。 8。 GM:ひたすら逃げる。 ロベルト:ならもう遠慮はしない。 7だ。 GM:こちらは5。 Heavy Damegeを受けて気絶。 最後の1人には逃 げられたようだ。
クラーク:はぁ、武装解除して尋問しましょう。 GM:2人とも気絶している。 懐を探ると札束が出てきた。 ローザ:はいはい、{First Aid(応急手当)}で7と5よ。 GM:{First Aid}を使うと負傷に依るペナルティが無くなる。 し ばらくすると2人とも気が付いた。 クラーク:さて、ここで一つ問題がありますねぇ。 私は{Interrogation (尋問)}は持ってないんですよ。 {Intimidate(脅迫)}なら持っ てるんですけどねぇ。 「手当て受けたなら、またちょっとくらい怪我しても大丈夫 ですよねぇ?」 ローザ:「隊長、捕虜の虐待は禁止よ。」 クラーク:「彼らが喋ってくれれば問題無いんです。」 ローザ:「そう言って、今まで何人拷問のあげく殺しちゃったと思っ てるの?」 クラーク:…というローザとの会話で、喋らないと恐いぞ、というのを {Theatrics(演出)}してみましょう。 GM:{WIL}判定には失敗、べらべら喋り出す。 クラーク:「ここで何をしてたんですか?」 GM:ここを拠点にして、銀行強盗をしてきたそうだ。 ローザ:「じゃ、後は憲兵の仕事ね。」 クラーク:「はぁ、そうですねぇ。 下手に帰ると、逃げた1人に待ち伏        せされるかもしれませんねぇ。 なら憲兵が来るまでのんび り待つとしましょう。」
GM:さて、ふと気が付くと保護した学生がいない。 銃撃が起こった のでパニックになって逃げたようだ。 クラーク:「はぁ、何処へ行ったんでしょうかねぇ。」 ローザ:「まったく、手間かけさせる坊やだこと。」 クラーク:「それにしても我々に気付かせず逃げるとは、中々やります ねぇ。」 ローザ:「のんびり感想言ってる場合じゃないでしょ。 あの坊やが 逃げた1人に捕まったらやっかいよ。」 その時、救援部隊が到着し、逃げた銀行強盗を逮捕した、との連絡が入 ります。 クラーク:なら本来の任務に戻りましょうかねぇ。
しばらく後、クラーク小隊は坑道の一番奥で震えている学生を保護しま す。 クラーク:「はぁ、ようやく任務が終わりましたねぇ。 それにしても、 どうして坑道になんて入ったんですか?」 GM:ファンタジーの主人公になったつもりで入っていったらしい。 退屈な学生生活にスリルを求めて、とのことだ。 クラーク:「はぁ、そうですか。 スリル味わえて良かったですねぇ。」 ローザ:「スリル? スリルですって…。」 クラーク:「おや、ローザ、どうしました?」 ローザ:「あ、あなた達、今すぐ軍に入りなさい! その甘ったれた根 性、一から叩き直してあげる!」
クラーク小隊 学徒救出 2000/11/26 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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