ハイパーT&Tリプレイ

intermission1


  前回ジョージ・エリオットは、婚約者のジェシカ・エトワールから彼女の肖
像画を貰いました。 高笑いする彼女の姿が描かれたこの絵は、今にも笑い声が
聞こえてきそうなくらい生き生きとしていました。

     ティク:いい夫婦になりそう。

ジョージ/GM:「はっはっは、中々素晴らしい絵だ。 諸君らも、存分に鑑賞する
              といいぞ。」
            抵抗に失敗すると、本当に笑い声が聞こえてくる様な気がしてしま
            います。

   スカール:「おお、この絵、素晴らしいです。」

     ティク:「人間界には面白いものがあるんだね。」

ジョージ/GM:「はっはっは、せっかくの絵が、ここだけでしか観られないのはも
              ったいないな。 よし、一般に公開して、誰でも観られる様にし
              よう。」

   スカール:「それ、薄れるです、有り難みが。」

ジョージ/GM:「はっはっは、絵というものは、人が観てこそ意味があるのだ。
              よし、何処かに美術館でも建てるとしよう。」

   セイグル:「莫迦には見えない様にしてくれ。」
            <知性度>が低い奴がこの絵を観ると発狂するからな。

  一同笑。

ジョージ/GM:「はっはっは、何故見えない様にしなくてはならんのかね?」

   セイグル:「絵の価値が分からん奴に観せてもしかたあるまい。」

ジョージ/GM:「はっはっは、いい絵というのもは、理屈無しにいい絵と分かるも
              のなのだ。」

   セイグル:「わしは分からん。」

ジョージ/GM:「うん? セイグル殿には分からんのか?」

     ティク:「おいらも分かんないよ。 どうせ観るなら美味しそうな絵がいい
              な。」

ジョージ/GM:「はっはっは、絵に描いた物が旨そうでもしかたないではないか。」

     ティク:「それもそっか。」

ジョージ/GM:「 はっはっは、種族が違うと、美的感覚も異なるものだからな。
               よし、ならば、絵の横で解説する人間を雇っておくとしよう。」

     ティク:「絵なんていくら観てもお腹いっぱいにならないよ。」

   セイグル:「寝室にでも飾っておけ。 夜な夜な枕許で笑ってくれると思えば
              幸せだろう?」

ジョージ/GM:「はっはっは、それはいい手かもしれんな。 しかし、この絵を一
              人占めするのはあまりにも傲慢というものだ。 この様に美しい
              絵は、やはり誰でも観られる様にしておかねばな。」

     ティク:「寝室でいいじゃない。 おいら、この絵寝室に運んでやるよ。」

         GM:絵を運ぶんですね? では、<幸運度>を振ってみてください。

     ティク:0レヴェル成功。

         GM:あなたは絵をまともに見てしまいました。 何処からともなく、笑
            い声が聞こえてくる様な気がします。

     ティク:「きゃははっ。 なんか、この絵見てると、笑いたくなってきた。」

ジョージ/GM:「はっはっは、ジェシカ殿は、人を明るくさせる才能があるのだ。」

     ティク:「きゃははっ。」

ジョージ/GM:「はっはっは、笑うときは、腹式呼吸だ。 腹筋を使え。」

     ティク:「あまり腹筋使うと、お腹が減るぞ。」

   セイグル:「腹が減ったら飯が旨いぞ。」

     ティク:「そっか。 じゃ、思いっきり笑うぞ〜。 きゃははっ。」

ジョージ/GM:「はっはっは、よし、このジョージ・エリオットが笑いの特訓をし
              てやろう。」

  そんなこんなで、ジョージの屋敷では今日も笑いが絶えることは無いのでした。

2人の下級生に続く)

  intermission1
                       1999/4/3 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録

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