ハイパーT&Tリプレイ

intermission2


   ティアナ:魔術師学院の図書館で本を読んでるわ。

         GM:すると、学院の導師がやってきます。
            「ティアナ君、学院の仕事を手伝ってくれんかね? ティアナ君の
              様な、優秀な人には、是非一部門を任せたい。」

   ティアナ:「どんな仕事ですの?」

    導師/GM:「学院の図書館を管理してもらいたい。 蔵書の整理が主な仕事に
              なる。」

   ティアナ:「それでしたら、お受けしますわ。」

         GM:ティアナは図書館長に任命されました。 現在、図書館では、未整
            理の資料が山積みされています。

   ティアナ:端から目を通していくわ。

         GM:未整理の本の中に、1冊妙なのがありました。 中が中空らしく、振
            ると音がします。

 アクアリス:開けると白い粉が入ってるのね。

   ティアナ:その本は置いておいて、他の資料から先に処理していくわ。

     ニール:「おや、これは何の本ですか?」

   ティアナ:「あら、ニールさん、お久しぶり。」

     ニール:「お久しぶりです。 ここにはいろいろ面白い物がありますね。」

   ティアナ:「ところで、こんな変った本があったんだけど。 中に何か入って
              るみたいね。」

     ニール:「おや、何でしょう?」
            開けてみます。

         GM:本の中には、古びた銅製の指輪が1個入ってます。 ティアナは見た
            ことがありますね。 指輪の裏には、悪魔語で“コウイモテワタセ”
            と書いてあります。

   ティアナ:見なかったことにするわ。
            「これは封印の間行きね。」

     ニール:「どういう効果があるのですか?」

   ティアナ:「持ってると不幸になるの。」
            本の方も一応調べてみるわ。

         GM:こちらは、初歩的な学術書です。 ざっと見たところ、たいしたこ
            とは書いてありません。

   セイグル:他人に渡す際に本に偽装したな。

         GM:そうしてると、廊下の方から、ダダダッと何かが近付いてくる音が
            します。

     ニール:「おや、何でしょう?」

         GM:突然、図書館の扉を押し開けて、少年が飛込んできます。 足には、
            車のついた靴を履いています。
            「わっととと、どけーっ。」
            少年はあなた達2人の方へ突っ込んできます。 避けるなら、<攻撃
            回避>または<危険回避>で2レヴェルを振ってください。

     ニール:成功しました。

         GM:少年は、ニールとティアナの間をすり抜けて本棚に突っ込みます。
            今整理したばかりの本が、どさどさと落ちます。
            「痛ててて。」

   ティアナ:「あなた、名前は?」

    ゼロ/GM:「オレはゼロってんだ。」

   ティアナ:「じゃ、ゼロ君、崩した本を元に戻しなさい。」

    ゼロ/GM:「オレがかよ?」

   ティアナ:「あなたがやったんでしょ?」

    ゼロ/GM:「けっ、やってられっかよ。」

   ティアナ:「あら、しないの? こ・れ・で…。」

    ゼロ/GM:「お、おい、何唱えてるんだよ。」

   ティアナ:「この学園に本を大切にしない生徒はいないはずよ。 ということ
              は、本を大切にしない者は侵入者として排除しなくてはね。」

  一同笑。

    ゼロ/GM:「ちょ、ちょっと待てよ。」

   ティアナ:「本、戻すわよね?」

    ゼロ/GM:「分ったよ。 やりゃいいんだろ、やりゃ。」

   ティアナ:「そう、それでいいの。」

     ヴォン:「おい、ゼロ。 また騒ぎ起したのか?」

    ゼロ/GM:「たいしたことはしてねぇぜ。」

     ヴォン:「やってるだろうが。 屋内でローラースケートなんて使うんじゃ
              ない。 こいつは没収するからな。」

   ティアナ:「グレムリンのアミュレット、この子に付けてあげればいいんじゃ
              ない?」

     ヴォン:「それはいい手だな。」

     ニール:「グレムリンのアミュレット?」
            ノートをペラペラ。
            「なるほど、機械が使えなくなるアミュレットですね。 中々面白
              そうです。」

    ゼロ/GM:「じょ、冗談じゃねぇぜ。」

     ヴォン:「じゃ、大人しくするんだな。」

    ゼロ/GM:「分ったよ。 すりゃいいんだろ、すりゃ。」
            とりあえずゼロ君は本を片付けはじめます。

     ニール:「そうです。 本は大切にするものです。」

         GM:さて、本の整理も一段落して、学院の庭を歩いていると、ロープに
            結んだ丸太を腰に巻いて、丸太を引き摺りながら走ってる少年、魔
            術師見習いのレイド君に出会います。
            「今日は、先輩。」

   ティアナ:「…あなた、何してるの?」

  レイド/GM:「体力トレーニングです。 魔術師は、体力が勝負だって、ヴォン
              先輩に教わったんです。」

   ティアナ:「そ、そう。」

         GM:レイド君は、丸太を引き摺りながら、そのまま走っていきました。

   ティアナ:…学院の将来が心配だわ。

人魚伝説殺人事件に続く)

  intermission2
                       1999/5/15 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録

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