ハイパーT&Tリプレイ

賢者の杖


キャラクター
  ソーワン
    武者修行中の人間の戦士。 14歳の少年。
    スクイラの部族の出身。
  ヴォン
    将来の賢者を夢見る人間の魔術師。 20歳の青年。
    ケオヅを拾うことにより彼の不幸が始まる。
  ケオヅ・ガクラール
    家を飛び出して来た人間の戦士。 18歳の青年。 ヴォンとは幼馴染み。
    幸せな奴。
  クリスターラ
    エルフの呪術師の少女。 フィリスターサスの姉。
  フィリスターサス
    エルフの怪盗。 女と見紛うばかりの美少年。 クリスターラの弟。 


GM:ここはドラゴン大陸の“竜の腹”タルカスの首都。 ではまず自己紹 介をよろしく。 P1:おいらの名前はソーワン。 人間の戦士。 出身は“竜の腕”スクイ ラのある部族。 『おみゃぁももう14歳やけんちょいと外の世界さ見て来ぃや。』 とか言われて出て来た。 P6:14歳で? 若いね☆ ソーワン:金は結構あるってことは、そこそこいいところの出なんだろうな。 P6:いいことのボンボンが武者修行に出て来たのね☆ ソーワン:田舎なんで魔法あまり知らずに育ったんで魔法はあんまし信用して ないんだ。 P6:魔法使い嫌い? ソーワン:うさんくさい奴だって思ってる。 P2:人間の魔術師でヴォン。 “竜の脚”ローンカイラス出身の賢者を 夢見る20歳。 P3:ケオヅだ。 冒険に出して貰った、という連中とは違ってオレは反 対押し切って飛び出してきた。 出てきたのはいいが、適当に身の 周りの物持って来たんで金は持ってない。 GM:では君は行き倒れだ。 一同笑。 P5:まず彼を発見するところから始まるんですね。 発見されなかった らそのまま終り、と。 P4:あたしは戦勝教スークの僧侶のセーラ。 今はお遍路の途中。 容姿 と性格が合ってないと良く言われるわ。 GM:出身は“竜の翼”ポストラキュームだね。 シンボルは持ってる? セーラ:今持ってるのは『間に合わせのシンボル』よ。 P5:僕はフィリスターサス。 エルフの怪盗の少年です。 P6:あれ? 男の子だっけ? フィル:そうですよ、姉さん。 P6:今まで弟だか妹だかよく分かんなかった☆ フィル:少し前に森を飛び出して行ってしまった姉さんを探してます。 P6:連れ戻そうって? フィル:姉さんが冒険で楽しそうだから一緒について行こうかな、と思って。 P6:その姉のクリスターラ☆ 呪術師だよ☆ わたしは今回が3回めの冒 険なんだけどまだレヴェル1なの★ 前回の冒険で身ぐるみ剥がれち ゃったんでお金あまり持ってないの★ フィル:姉さんにいったい何が? クリス:命あってのものだねと持ち物全部置いて逃げたの。
クリス:まず行き倒れを見つけないといけないんだよね☆ フィル:見つからなかったら彼はそのまま終りですね。 GM:ではダイスを振ってみる? フィル:見つかるかどうかは知覚かな? ソーワン:偶然通りかかるかどうかだから幸運じゃない? GM:それでは全員<幸運度>でセーヴィングロール。 ヴォン:2レヴェル成功。 GM:ではヴォンが幸運にもケオヅを発見する。 クリス:幸運なのかな? 道端でお腹空いたよ〜って見上げてくるんだね。 フィル:僕は先ほどのセーヴィングロール失敗してるんで不幸にも気付かない んですね。 いや、本当に残念です。 GM:そう言えば2人ともローンカイラス出身だな。 顔見知りにしようか。 ヴォン:拾ってみれば顔見知り? 足でつついてやる。 ケオヅ:杖にしがみつく。 ヴォン:「ええい、離せ離せ。」 ケオヅ:ガシッ。 「それはないだろ〜。 助けてくれよ〜。」 ヴォン:「己の剣の力だけで道を切り開くと言って飛び出して言ったんだろ。 他人にすがるんじゃない。」 ケオヅ:「言ったっけ? そんなこと。」 ヴォン:「言っただろうが。 覚えてないのか。」 GM:と、道端でやっていると。 フィル:楽しそうですね。 ヴォン:楽しくなどない! ケオヅ:「は、そう言えば何処かで見た顔だ。」 ヴォン:「覚えてないのか? ならそのまま忘れていてくれ。」 今助けるとこれからもまた何かある度に助けさせられるはめになる。 マーフィーの法則だ。 そのまま立ち去る。 ケオヅ:そのまま引き擦られて行く。 GM:ケオヅは<耐久度>でセーヴィングロール。 ケオヅ:1レヴェル成功。 GM:では離すことなくそのまま引き擦られていくことが出来る。 ケオヅ:ズルズル。 フィル:魔術師に引き擦られていく戦士ですか。 クリス:情けな〜い。 ケオヅ:というわけでヴォンには51kgの重りがついた。 クリス:戦士なのにずいぶん軽いんだね☆ ケオヅ:身長157cm。 クリス:小さいんだね☆ ヴォン:魔術師の体力でも充分引き擦っていけるぞ。 フィル:ケオヅさんが重い鎧来てなくて良かったですね。 ヴォン:「こいつは〜。」 GM:通行人は遠巻きにして見ている。 フィル:なら人だかりができていますね。 それなら気付いて見にいきます。 クリス:あれ? 何だろ? 見に行ってみよっと☆ ヴィン:「ええい、離せ離せ。」 ケオヅ:「そんな冷たいこと言うなよ。」 フィル:何をしてるんでしょう? 人間とはよく分かりませんね。 セーラ:あたしは街角で説法してるわ。 「こんな世の中だからこそ、互いに手を取り戦うのです!」 GM:<魅力度>でセーヴィングロール。 セーラ:2レヴェル成功よ。 GM:なら結構な数の人が集まってくるよ。 そうして説法していると、君 の前を魔術師とズルズルと引っ張られていく戦士が。 一同笑。 セーラ:「皆様、スーク様の教えとは…い!?」 ケオヅ:「離せ、離さんか。」 クリス:どうなるのかな? 面白そう☆ フィル:人間の行動というのは実に興味深いですね。 GM:そうして野次馬してる君達はふと気がつくと隣に立っている。 クリス:あれ? 隣にもエルフ…。 「あ、フィリスターサス!」 フィル:「姉さん! 探していたんですよ。 まさかこんな所で会えるとは。」 GM:と姉弟が感動の対面をしてる前で君達はいつまでそうやってるのかな? ケオヅ:「友を見捨てるのか?」 ヴォン:蹴ってやる。 ケオヅ:「イテッ。」 クリス:「何か、気の毒になってきちゃった。」 声かけちゃお☆ 「もしもし、どうしたの?」 ケオヅ:「何でもない。」 ヴォン:「何か食べ物〜。」 クリス:「お腹減ってるの? そこの食堂行く? おごってあげる☆」 フィル:「姉さん、ちょっと待ってください。」 クリス:「ひもじいって言ってるのを放っておくわけにも。」 フィル:「姉さん、それは人が良過ぎますよ。」 クリス:「今日はお前と出会えたんであたし気分がいいの☆」 フィル:「かなわないな、姉さんには。」 ケオヅ:「さ、さっそく行こう!」 ヴォン:「急に元気になるか?」 クリス:「あんまり高いのは駄目よ。 あたしこの間身ぐるみ剥されちゃった からあんまりお金ないの★」 フィル:「身ぐるみ剥された? 何があったんです、姉さん?」 クリス:「ちょっとね。 そちらの方も御一緒しません?」 ヴォン:「申し出は嬉しいがこいつと一緒というのは気にいらない。」 フィル:「ずいぶん仲良さそうに見えましたよ?」 ヴォン:「誰が!」 クリス:「さ、行きましょ行きましょ☆」 GM:では4人は食堂へ行く、と。 セーラ:あたしは引き擦られても狙った獲物は離さない男に戦士の魂を感じた わ。 というわけで同じ食堂へ行く。 クリス:戦勝教ってそんなのなの? セーラ:これは鍛えがいがあるなと思ったの。 「あたしの拳で彼を1人前の戦士にしてみせるわ!」
GM:食事は1人銀貨5枚くらい。 クリス:4人で金貨2枚ね。 「今日はご馳走するよ。」 ケオヅ:「どうも!」 フィル:「姉さんは本当に人が良過ぎますね。」 クリス:「だって、小さい子見捨てるの嫌なんだもん。」 フィル:「大人に見えますけど?」 クリス:「あたしより年下なら子供よ。」 フィル:「人間は成長が早いんですよ。」 ソーワン:おいらはカウンターにいるよ。 マスターに 「何かいい稼ぎ口はない?」 マスター/GM:「冒険者かぁ。 まだ若いのに立派なもんだな。 うちの息子に見習わ せたいよ。」 ソーワン:「これも部族のためだよ。」 クリス:「あ、あの人頭に羽飾りしてる。」 ソーワン:羽飾りはしてないよ。 バンダナみたいなのしてる。 ヴォン:「冒険者になるはずだった者ならここにいるな。」 ケオヅ:「へぇ、そんなのいるのか?」 ヴォン:「お前だ、お前。」 ケオヅ:「オレは冒険者だぜ。」 ヴォン:「行き倒れになるのが冒険者か?」 GM:ソーワンとマスターの話しが聞こえると隣のテーブルで料理を食べて いた裕福そうな商人がソーワンの方を見る。 「なんだ、子供か。」 ソーワン:「今“子供か”と言ったな?」 ヴォン:子供じゃないか。 クリス:14歳だもんね。 ソーワン:「子供じゃ駄目なのか?」 商人/GM:「子供でもちゃんと働いてくれるなら文句ないんだが。」 <体力度>14? 「ほう、なかなかいい体格してるな。 しかし1人じゃなあ。」 そこでマスターが割り込んで来る。 「冒険者を探してるのかい?」 「ローンカイラスまでのキャラバンの護衛をしてくれる者を探してる んだが。 わしの名はトラネコと言う。」 クリス:商人のトラネコ? GM:縦縞の帽子を被ってる。 クリス:で、ヒゲが生えてて鰹節が大好物? GM:違う違う。 「最近国境付近で山賊だとかモンスターとかが出てくるようになった んでな。」 フィル:聞き耳してます。 GM:大声で話してるから聞こえる。 クリス:「身ぐるみ剥されちゃったから仕事の口探さなきゃ。」 フィル:「向こうの商人の話はどう思います?」 クリス:「そうね…。」 フィル:「あの少年1人で行く気でしょうかね?」 クリス:「1人旅してるくらいだしそこそこ腕は立つんじゃないのかな?」 ソーワン:「他に誰かいればいいんだな?」 トラネコ/GM:「まあそうだが知合いでもいるのか?」 ソーワン:周りを見回す。 GM:冒険者らしいのはテーブルの4人。 セーラもいるのかな? セーラ:椅子の上で正座してお茶を飲んでる。 クリス:いかにも戦勝教のお姉様なのね。 ソーワン:テーブルは顔の良く似たエルフの女2人に魔術師に引き擦られた跡のあ る戦士か。 魔術師はなんとなく信用出来ないしな。 フィル:女2人? ケオヅ:戦士はひたすら食っている。 フィル:「あっという間に皿の上から無くなっていきますね。」 クリス:「あたしの分も食べる?」 ケオヅ:「どぅおうむぉ。 ガツガツ。」 セーラ:お茶を飲んでる。 「ずずず…。」 クリス:1番目立つのはやっぱり<魅力度>の高い人かな? セーラ:あたし<魅力度>23。 クリス:格好いいお姉様なんだ☆ フィル:僕は<魅力度>21。 人間に負けてしまいましたね。 クリス:でも結構美少年じゃない☆ 綺麗に育ってくれたね☆ GM:4人組のところにトラネコがやってくる。 「うーん、あんまり頼りになりそうにないけど、まとめて雇ってやる ぞ。」 セーラ:「あたしも雇ってくれる?」 トラネコ/GM:「格好いい姐さんだな。 副業であっちの方の店経営してるんだけど そっちで働く気はないか?」 セーラ:指をポキポキ鳴らしながら 「何のお店?」 フィル:戦勝教の僧侶にそんな勧誘するとは。 トラネコ/GM:「あ、いや、あんたも護衛に雇おう。 これで6人か。」 クリス:「あ、いつの間にか雇われることになっちゃった。」 フィル:「護衛の報酬は?」 トラネコ/GM:「途中の食事代宿代等は出す。 その上は働きに応じてだ。」 フィル:「何も出なければ生活費のみですか。」 セーラ:「出た場合撃墜数に応じて貰えるのかしら?」 トラネコ/GM:「ちゃんと働いてくれたら出すぞ。」 セーラ:「ならあとはいかにして撃墜率をあげるか…。」 トラネコ/GM:「出れば、だからな。」
トラネコ率いるキャラバンに雇われた6人。 3台の馬車にそれぞれ乗り込みます。 ソーワン:「おいら御者やろうか?」 GM:街道なんで普通に移動する分にはセーヴィングロールはいらない。 目的地はローンカイラスのヴァネスという国境近くの地方都市。 「ヴァネスの町にリーガル伯爵ってのがいるんだ。 その人にワイン を届けるんだ。」 クリス:「ワイン?」 トラネコ/GM:「今年はタルカスの近くのフローレンってワインの産地から大量に買 ったんでな、伯爵に買って貰おうと思ってな。」 クリス:「ワイン、今積んでるんだよね? 1本か2本、分けてくれない?」 トラネコ/GM:「ワインを買うのなら売るぞ。」 クリス:「もちろん安くしてくれるよね?」 フィル:「姉さん…。」 クリス:「仕入れ値で分けて☆」 トラネコ/GM:「それじゃこっちの儲けがなくなる。」 このワインの値段は金貨2枚くらい。 クリス:「金貨1枚くらいにして☆」 トラネコ/GM:「それが仕入れ値だよ。」 クリス:「身内じゃない☆」 トラネコ/GM:「いつ身内になった?」 クリス:「一緒に旅してるのも何かの縁だよ☆」 GM:言いくるめなら<魅力度>でセーヴィングロール。 クリス:エルフだけど<魅力度>は低いの★ 弟が代わりに振っちゃ駄目? フィル:それは駄目ですよ。 話してたのは姉さんなんですから。 クリス:2レヴェル成功☆ フィル:姉さん、そんなに飲みたかったんですか。 トラネコ/GM:「しょうがないなぁ。 じゃ、ちゃんと届けたときに金貨1枚で売って やるよ。」
GM:ここから目的地までは途中で1泊して2日目の夕方につく。 問題の国 境は2日めの昼頃に越える。 クリス:じゃ、1日目はのどかに過ごせるのかな? フィル:街道ならそんなに危険はないでしょうね。 GM:1日目が終る。 宿は結構いい所に泊まれる。 クリス:「ああ、久しぶりにお布団で寝られる☆」 ソーワン:寝る前に庭で剣の素振り。 フィル:その様子を部屋の窓から見ています。 「あいつはどの程度の腕かな?」 GM:<知性度>でセーヴィングロール。 フィル:2レヴェル成功です。 GM:大体の強さが分かる。 それほど強いと言うほどでもない。 フィル:ま、1レヴェル戦士ですしね。 ソーワン:個人修正+2だし。 セーラ:あたしは巡礼の旅に出たいきさつを話してるわ。 クリス:なら聞いてる。 セーラ:「〜というわけであたしはスーク様の教えを広めるために旅に出たん だ。」 クリス:「ところで武器持ってないみたいだけど?」 セーラ:「フランシスカ持ってたんだけどこの間壊してしまった。 ちょっ と力込めたら折れた。」 クリス:なんか恐い★ 「なら予備の短剣貸してあげる☆」 セーラ:「ありがとう。」 クリス:ビチュワだよ☆ GM:ビチュワは投げることも出来る。 セーラ:あたしは<器用度>低いから投げると個人修正マイナスになるのよ。 クリス:「そのビチュワであたしは普段お料理してるの☆ だから料理のとき は返してね。」 セーラ:「い!? これで料理?」 クリス:「そう☆」
GM:夜が開けた。 クリス:「ああ、今夜にはあのワインが飲めるんだ☆」 フィル:「変わってませんね、姉さん。」 クリス:「そりゃ、1年や2年じゃ変わらないよ☆」 GM:昼頃。 国境近くにやってくる。 何台目の馬者に乗ってるか御者して る人、サイコロ振って。 ソーワン:6。 GM:なら皆最後の馬車に乗っている。 クリス:しんがり守ってるんだね。 GM:でも敵は前からやってくるのでした。 昼過ぎに前方にオークの一団 が現れる。 クリス:何匹? GM:6匹。 真中の1匹はひときわ強そうなオーク。 そのオークが共通語で 「有リ金、全部置イテケ。」 どうする? 馬車は止まった。 クリス:「もう身ぐるみ剥されるのは嫌★」 フィル:「姉さんは僕が守りますよ。」 クリス:状況は見えてるんだよね? 飛び降りる。 フィル:馬車の陰に隠れます。 クリス:飛び降りてそのままつっこむ☆ フィル:「ちょっと、まってくださいよ、姉さん。 呪術師の姉さんが前に出 てどうするんです。」 手を引っ張って姉さんを草むらの陰に連れこみます。 クリス:なら素直にフィルに引っ張られてく。 ソーワン:突っ込む。 ケオヅ:前に出る。 セーラ:少し後ろで様子見てるわ。 ヴォン:頼りないやつだから危なくなれば援護せねばなるまい。 陰からいつ でも魔法をかけられるように待機。 GM:戦士2人が前に出ると。 GM:オークリーダーはスピアとバックラーを持ってキルテッドコトンを着 ている。 ザコオークは何もなし。 ケオヅ:今オークが金に見えている。 オーク/GM:「ナンダ? 野郎ドモヤッチマエ!」 ザコオーク1匹がセーラに、あと4匹は戦士2人に行く。 オークリーダ ーは後ろで見ている。 クリス:ソーワンとケオヅの方にいったうちの1匹に《パニック》☆ フィル:1人ではまずいでしょう。 セーラさんに加勢します。 ケオヅ:こっちは4対2だけど。 フィル:そっちは戦士でしょう。 ヴォン:クオータースタッフを構えて同じくセーラさんに加勢。 ケオヅ:そっちばっかり。 フィル:<魅力度>の差でしょうかね。 ソーワン:ヒットは19。 ケオヅ:12。 GM:そっちに13点づついった。 《パニック》は効いてるから次のターン には1匹逃げ出す。 ではセーラ達の方。 フィル:25点です。 ヴォン:10点。 セーラ:9点。 GM:そっちに行ったオークは斃れた。 リーダーも次から加わる。 リーダ ーは攻撃をかいくぐっての攻撃をセーラに。 セーラ:なら防御専念よ。 ヴォン:《これでもくらえ!》をリーダーに。 クリス:また魔法かけるとふらふらになっちゃうから普通に攻撃。 GM:まずはオーク3匹の攻撃は…1が5個出た。 クリス:ラッキー☆ ソーワン達の攻撃はザコオーク達に深手を負わせます。 GM:リーダーは…攻撃回避失敗。 ヴォン:そこに《これでもくらえ!》で20点。 GM:抵抗失敗。 魔法は鎧無効だからな。 リーダーは鎧の中で潰れた。 ザコは戦意喪失して逃亡。 ケオヅ:オークが金に見えてるから追いかける。 セーラ:敵を追う彼のあの鋭い目。 これは戦士として有望かもしれないわ。 クリス:こうしてケオヅ君は聖闘士への道を歩み始めるんだね☆ ケオヅ:「待て待てー。」 GM:追いかけるのならダイス振るまでもないな。 オークは全滅だ。 「いやぁ、流石は冒険者だな。」 ケオヅ:オークの持ち物漁る。 GM:ザコは何も持ってない。 リーダーも武器と盾くらい。 キルテッド コトンも着てるけどオークの血のついた鎧着るかい? ケオヅ:武器と盾だけでいい。 GM:なら普通のスピアとバックラー。 ケオヅ:「スピアかぁ。」 フィル:「セーラさんが使うといいのでは?」 セーラ:「そうね、使わせてもらうわ。」
GM:その後は特に何もなく夕方にはヴァネスにつく。 セーラ:さっきの戦闘で怪我した2人の傷は治してあげるわ。 ケオヅ:「どうも。」 トラネコ/GM:「おかげで無事につけたよ。」 ケオヅ:「報酬は?」 トラネコ/GM:「そうだな、オーク6匹だからな…1人金貨40枚でどうだ?」 セーラ:「OK!」 クリス:「ワインの方は?」 トラネコ/GM:「ちゃんと1本取ってあるよ。 そうそう、あんた達伯爵に紹介してや るよ。」
一同はトラネコに率いられて伯爵の屋敷にやってきます。 GM:ケオヅに 「少しは身奇麗にしていってくれよ。」 ヴォン:引き擦られた跡のある戦士か。 GM:招かれて伯爵の書斎に入る。 正面の机に伯爵が座っている。 年齢は 40歳くらいのしぶいおじさん。 壁には立派な壁飾りがかかっている。 クリス:あ、格好いい小父様☆ フィル:姉さん…。 ソーワン:小父様、でも年下。 GM:「その者達は?」 「今回護衛をしてくれた冒険者達です。」 とトラネコが君達の武勇伝を披露する。 フィル:誇張されてる様な気もするんですが、口を挟む必要はないでしょう。 クリス:オークが20匹くらいに増えてたりするんだね☆ GM:全員<知性度>のセーヴィングロール。 フィル:2レヴェル成功です。 クリス:あたしは1レヴェル☆ GM:1レヴェル以上成功した人は伯爵の様子がちょっとおかしい様な気が する。 トラネコの話に相槌打ってるんだけど何か切迫した様な感じ を受ける。 目つきがなんとなく熱気を帯びている。 クリス:熱血している? GM:フィルは書斎にドラゴン大陸の歴史を書いた本やドラゴンに関する本 が並んでるのに気付く。 フィル:ほう…。 伯爵/GM:「なるほど、それはなかなか将来有望な冒険者達じゃないか。」 ヴォン:ケオヅを除いて、だな。 GM:一番<魅力度>の高いのはセーラだな。 「どうだ? 私に雇われる気はないかね?」 セーラ:「何でしょう?」 伯爵/GM:「この屋敷には地下室かあるのだ。 その地下室を探索して欲しい。」 クリス:「自分の家の地下室なのに?」 伯爵/GM:「実は、その地下室は以前雇っていた魔術師が研究室として使ってい たのだ。」 クリス:「それは危ないね☆」 伯爵/GM:「ちょっとした意見の相違からその魔術師とは折り合いが悪くなって しまってな、その魔術師は地下室の扉を魔法で閉めたまま出て行っ てしまったのだ。 研究室自体は私の財産であるし、その中に在る 物も把握しておきたいのだよ。」 クリス:「魔術師の物って危ない物も多いよね。」 伯爵/GM:「寝室としても使っていたからそんな危険な物はないはずだ。」 クリス:「その魔術師ってどんな人なの?」 伯爵/GM:「あんな奴のこと思い出したくもない。」 クリス:こっそり伯爵に《魔力感知》☆ GM:伯爵の左手首から魔力を感じる。 腕輪をしているね。 邪悪な魔力と いう気がする。 クリス:こっそりフィルに耳打ち。 「これ、受けない方がいいかも。」 フィル:「そうですか? ではうまく断りましょうか。」 伯爵/GM:「受けてくれるのなら1人金貨100枚出そう。」 クリス:「あ、やっぱり受けた方がいいかも。」 伯爵/GM:「あと、中で手に入れてきた物のうち30%を渡そう。」 クリス:でも人の物じゃないのかな? 伯爵/GM:「あとは娘に聞いてくれたまえ。」
クリス:伯爵の部屋を出たところでみんなにさっきの腕輪のことを耳打ちする ね☆ トラネコ/GM:「何をこそこそ話してるんだね?」 クリス:「報酬にワインがつかないかなって思って。」 トラネコ/GM:「1本だけ馬車に残しているよ。」 クリス:「伯爵からも貰えないかなって思って。」 フィル:すでに姉さんは内緒話を誤魔化すためじゃなくて本気で言ってますね。 GM:廊下の向うから16,7歳の女の子が来る。 フィル:伯爵の娘ですね。 父親の年齢に関係なく10代の美少女だという。 クリス:伯爵に似てる? GM:40歳の男と10代の娘だからなぁ。 似てると言えなくもないけど。 クリス:《魔力感知》。 GM:娘からは魔力は感じない。 「お父様に雇われた方達ですね。 わたくしイリヤと申します。 地下 室の案内役としてあなた達に同行いたします。」 クリス:「ついてくるの? 危ないよ?」 イリヤ/GM:「中を確認するのは伯爵の娘であるわたくしの役割です。」 フィル:「では出来る限り守りましょう。」 トラネコ/GM:「いやあ、さっそく伯爵に依頼されるなんてあんたらついてるよ。」 クリス:「ついてるのかな?」 ソーワン:「ところでいなくなった魔術師ってどんな人?」 イリヤ/GM:「それはおいおい話します。」 クリス:「何歳くらいの人?」 イリヤ/GM:「かなりお年をめした方です。」
イリヤ/GM:「では地下室に参りましょう。」 クリス:「灯りってあるの?」 イリヤ/GM:「それは大丈夫、だと思います。」 クリス:「念のため1食分だけでいいから食糧が欲しいな☆」 GM:ではお嬢様が直々に握ったお握りを用意しよう。 クリス:「お握り作るなら手伝うよ。」 と言ってどかっと大量のご飯でいびつな形のでっかいお握りを作る☆ フィル:「姉さん、お握りはこう握るんですよ。」 と奇麗な三角のお握りを作ります。 セーラ:あたしはクリスのお握りみて漢(おとこ)を感じたわ。 この人こそ あたしが仕えるべき勇者かもしれない。 クリス:あたしは女だよ☆
一同は地下に降りて行き、魔術師の研究室への入口の前に来ます。 イリヤ/GM:「この扉が魔法で閉ざされてるのです。」 ヴォン:これは《開け》か。 ソーワン:《開けて開けて》。 GM:それは猫魔法。 ヴォン:さて、何レヴェルでかけようか。 《魔力感知》で何レヴェルの魔 法か分からない? GM:<知性度>でセーヴィングロールしてみて。 ヴォン:2レヴェル成功。 GM:ならそれほど強い魔法ではないと思う。 正確にレヴェルを鑑定す るには《鑑識眼》がいる。 ケオヅ:扉をコンコン。 GM:何も起こらない。 クリス:返事が来たら恐いよ★ フィル:「入口はここだけですか?」 イリヤ/GM:「ええ。」 ヴォン:魔法で閉じてるのなら最低2レヴェルはいるな。 5レヴェルまでなら かけられる。 クリス:「一緒にかける?」 ヴォン:「いや、1人でいい。」 1人でなら杖で体力消費減らせるし。 とりあえず2レヴェルでかける。 GM:開いた様だ。 ケオヅ:開いたなら入ろう。 GM:入れるのは1度に1人づつ。 フィル:ではまず僕が入ります。 ソーワン:2番めはおいらだ。 ケオヅ:オレはしんがりに行こう。 クリス:あたしはフィルが気になるから前から3番めくらいに入るね☆ GM:お嬢さんは? クリス:依頼人は真中ね。
一同は部屋Kにやってきます。 GM:中は横に長い部屋。 端の方は暗いので横幅は分からない。 真中には 灯りが点っている。 奥行きは10mくらいで向かいに扉が見える。 クリス:「広いね。」 セーラ:「怪しいわね。」 クリス:中に入って2人づつの隊列になろ☆ GM:<知性度>か<好運度>の高い方でセーヴィングロール。 ヴォン:<知性度>で3レヴェル成功。 GM:部屋の隅の方から何物かの気配を感じる。 気付いたときには1匹の獣 が飛びついてくる。 ヴォン:俺に? GM:お嬢さんに。 不意打ちなんで判定は無し。 クリス:庇いたいな。 GM:庇うのなら<器用度>でセーヴィングロール。 クリス:2レヴェル成功☆ GM:それはちょっと足りない。 間に合わなかった。 お嬢さんは獣に組 み敷かれてる。 サーベルタイガーの様だ。 下手に手を出すとお嬢 さんに怪我させそう。 クリス:《パニック》効くかな? イリヤ/GM:「わたくしにかまわず奥に行ってください。」 クリス:「そういうわけにいかないよ。」 セーラ:お嬢さんにも漢(おとこ)を感じたわ。 GM:サーベルタイガーは今にもお嬢さんに噛みつきそうに顔を近付けてる。 クリス:じゃれてるわけじゃないよね? GM:う…。 <知性度>でセーヴィングロール。 クリス:2レヴェル成功☆ GM:サーベルタイガーはなついてる様に見える。 一同笑。 クリス:「もしもし? これ、あなたのペット?」 イリヤ/GM:「よく…分かりましたね。」 クリス:「何となく。」 フィル:「なら最初から言ってくださいよ。」 セーラ:「名前は?」 イリヤ/GM:「ミーコと申します。」 ケオヅ:<調教>技能あるぞ。 「お手。」 GM:前足をケオヅの手に乗せる。 セーラ:撫でる。 ミーコ/GM:「ゴロゴロ♪」 セーラ:「餌は?」 フィル:「扉は閉まってましたよね?」 イリヤ/GM:「外から餌は餌箱に送れる様になってるんです。」 クリス:「ずっとここに閉じ込められてたの?」 イリヤ/GM:「ここ数カ月は出られませんでしたね。」 クリス:「ちゃんと外でお陽様の下で遊ばせてあげなきゃ。」 イリヤ/GM:「この子はここで育ったので外に出すと弱ってしまうんです。」 セーラ:お座敷サーベルタイガーね。 一同笑。 イリヤ/GM:「皆様を騙す様なことをして申し訳ありません。」 クリス:「別に困ったことにはならなかったからいいよ☆」 イリヤ/GM:「実は皆様を試させて貰ったのです。 さきほど『先に行って』と申 しましたときに本当に奥に行かれる様でしたら失礼ながら皆さんを 信用するわけには参りませんでした。」 フィル:あの状況で依頼人を放っておいて先に行く者はいないはずですよ。 それじゃ報酬も貰えなくなりますし。 イリヤ/GM:「実は、雇っていた魔術師がここを去ったのにはわけがあるんです。」 ことの起こりは半年ほど前。 伯爵を妙な男が尋ねてきました。 その男は伯爵に うまいこと言って腕輪を伯爵の手首に填めさせました。 その後急に伯爵の言動が おかしくなったのです。 伯爵はドラゴンの卵探しにやっきになり、冒険者を雇っ ては卵を求めました。 しかしドラゴンの卵が簡単に手に入るはずもありません。 その様子を見ていた魔術師は苦言を呈しますが、伯爵は聞き入れません。 そこで 魔術師は腕輪を填めさせた男を探すために研究所を封印して出ていきました。 イリヤ/GM:「小父様−その魔術師ですけど−はわたくしには全て話して出ていか れました。 小父様によると、この奥に父をもとに戻せる物がある そうです。」 ケオヅ:「方法があるなら何故その魔術師が使わなかった?」 イリヤ/GM:「小父様には制御出来なかったそうです。」 クリス:「その人に使えなかった物がわたし達に使えるわけないと思うよ★」 イリヤ/GM:「でもこれ以上父を放っておくわけには参りません。 どうか力を貸 してください。」 クリス:「ここまで来て知らん顔も出来ないよ☆」 フィル:「本当に姉さんは人がいいんですから。」 ケオヅ:「依頼人がおかしいってことは報酬は?」 クリス:「最悪でもきっとご飯くらいはおごって貰えるよ☆」 ヴォン:「行き倒れにだけはならずにすむというわけだな。」 クリス:「伯爵の方はどうしてここ調べろって言ったの?」 イリヤ/GM:「父は疑心暗鬼になっていて、小父様が実はここにドラゴンの卵を隠 してるのではないかと思い込んでいるのです。」 クリス:「じゃ、ミーコ連れて次の部屋行こ。」 フィル:正面の扉に向かいます。 一応罠を調べましょう。 GM:罠は無い。 鍵もかかってない。 フィル:では中の様子を伺ってから入りましょう。
一同は部屋Iにやってきます。 GM:10m四方の薄暗い部屋。 部屋の中央に何かの像がある。 フィル:近付いて観察します。 GM:逆立ちしたゴブリンの像だ。 こっち向いてあっかんべーしてる。 一同笑。 フィル:何です? それは? GM:で、像は七色の光を放っている。 クリス:「なぁに? これ?」 《魔力感知》☆ GM:高い魔力を感じる。 クリス:善悪は? GM:よく分からない。 フィル:単に冗談で作られた物と言う気がします。 無意味に高い魔力を使って。 GM:で、台座にはゴブリン語で何か書いてある。 一同:読めない。 フィル:紙に台座の文字を写しましょう。 後で誰か読める人に聞きます。 ケオヅ:像の前で逆立ちしてあっかんべーする! 一同爆笑。 GM:<器用度>でセーヴィングロール。 ケオヅ:1レヴェル成功。 GM:逆立ちしました。 あっかんべーしました。 何も起きません。 ヴォン:「何をしているのだ?」 ケオヅ:「像と同じ様にしたら何か起こるかと思って。」 GM:お嬢様は少し退いてるぞ。 セーラ:「何莫迦してるのよ!」 クリス:ゴブリンの頭撫でて見る☆ フィル:「姉さん! 触るのは危険です!」 慌てて止めます。 GM:<器用度>でセーヴィングロール。 フィル:3レヴェル成功です。 GM:なら止められた。 フィル:「姉さん、何が起こるか分からないんですから。」 クリス:じゃ、杖で台座をつんつん☆ GM:何も起きない。 クリス:「ほら、平気だよ☆」 フィル:「直接触るのは危険ですよ。」 剣の鞘を外して鞘で像をつついてみます。 鞘は木製ですからね。 GM:何か電気がピリッと来た気がする。 フィル:「放っておくのが1番ですね。」 セーラ:石でもぶつけてみようかしら? GM:石なんて落ちてない。 クリス:お嬢さんに 「これ、何か知らない?」 イリヤ/GM:「なんでも小父様のおっしゃるには史上稀に見る天才が作った芸術品 だそうです。」 クリス:「そりゃ稀だよ☆」 フィル:「これが芸術?」 セーラ:「いい趣味…。」 イリヤ/GM:「小父様は触らない様にとおっしゃってました。」 ソーワン:「台座には何て書いてあるのか知ってる?」 イリヤ/GM:「『強きを助け弱きをくじく』と書いてあるそうです。」 一同笑。 クリス:「あたし達ならくじかれちゃうかな?」 イリヤ/GM:「この像は天の邪鬼の像と言うそうです。」 クリス:像に向かって 「あんた絶対についてきてあたし達を手伝っちゃ駄目だよ☆」 一同笑。 GM:もちろん像は何も言わない。 フィル:「姉さん、先に行きましょう。」 クリス:「そうだね☆」 お嬢さんに 「ね、目的の物のある場所は分かる?」 イリヤ/GM:「まっすぐいった奥の部屋だと思います。」
一同は正面の扉を開けて廊下にやってきます。 GM:扉は正面に1つ、左右に2つづつ。 フィル:目的のものは奥ですね? なら正面の扉に行きましょう。 クリス:まず廊下の扉全部に《魔力感知》☆ GM:手前左側に強力な魔力を感じる。 奥右側にてどっちかというと邪悪な 魔力を感じる。 奥左側にはうっすらと感じる。 クリス:魔力感じる所は調べた方がいいんじゃないかな?
一同は部屋Fに来ました。 GM:中央に魔法陣が描かれている。 クリス:種類は分かる? GM:<知性度>でセーヴィングロール。 クリス:2レヴェル成功☆ GM:それくらいじゃ分からない。 クリス:魔力は魔法陣からだよね? GM:そう。 フィル:下手に手を出さない方がいいでしょう。 今は放っておきましょう。
部屋D。 GM:ここにも魔法陣がある。 クリス:隣の部屋のと同じ? GM:同じ様に見える。 クリス:「その魔術師はここで何の研究してたの?」 イリヤ/GM:「小父様はここでモンスターを飼育して凶暴性を取り除いた人間と共 存出来るモンスターを創りだそうとしてたみたいです。」 フィル:「ということは右の扉の奥にはモンスターがいるわけですね。」 セーラ:「何処かにモンスターが大量にいるのかしら?」 イリヤ/GM:「それほど大規模なものではないと思います。 あまりたくさんの世 話は出来ませんし。」 ケオヅ:「ミーコもそうして?」 イリヤ/GM:「ええ、この子は最初の成功例です。」
部屋G。 GM:この部屋は薄暗い。 クリス:《鬼火》を中に飛ばす。 GM:部屋の中にはテーブルが1つ。 で、その上には蛇が1匹。 フィル:ただの蛇ですね。 GM:単に首が2つあるだけ。 フィル:それはただの蛇ではありませんね。 <知性度>4レヴェル成功です。 GM:これはオーム蛇と呼ばれる蛇だ。 クリス:『今日は。』と言ったら『コンニチハ。』って言うの? GM:蛇の卵もある。 このオーム蛇の卵は強力な惚れ薬の材料になり、 かなりの金で売れる。 ケオヅ:金目のもの? 目がキラリ。 クリス:「生き物の子供を取るのは良くないよ。」 イリヤ/GM:「そうです。 あの卵から孵った子供はきっと大人しい蛇になるはず です。」 フィル:「目的の物でないなら放っておきましょう。」
一同は部屋Cにやってきます。 GM:魔術師の私室の様です。 正面に暖炉があって、左手にベッド、右手 に机があります。 クリス:机の上には何かある? GM:整理されていて本が何冊か並べられている。 クリス:何の本? ヴォン:本なら読んでみよう。 GM:<知性度>でセーヴィングロール。 クリス:2レヴェル成功☆ GM:いわゆるルーン文字で書かれている。 クリス:読めない? GM:もう1回<知性度>でセーヴィングロール。 ヴォン:3レヴェル成功。 クリス:2レヴェル成功。 GM:魔法のかけ方が載っている。 ではヴォンはD6を3回振って。 ヴォン:3,4,5。 GM:では《韋駄天》と《蜃気楼》と《魔剣》を覚えた。 クリスは2回振っ て。 クリス:2と5☆ GM:なら《猫目》と《蛇作り》。 ソーワン:魔法かかってる間瞳が細くなるとか? クリス:もともとエルフだから細いよ☆ フィル:引き出しを調べましょう。 <知性度>3レヴェル成功です。 GM:日記風のノートと研究室の地図を見つけた。 地 図にはそれぞれの部屋のことが書いてる。 ケオヅ:あの天の邪鬼の像のことは書いてある? GM:書いてある。 台座には『能力高き者には幸運を、能力低き者には不 幸を』と書いてある。 が、この像は天の邪鬼なので実はその逆。 能 力の高い者が触ると能力値が下がるかもしれない。 低い者なら上が るかもしれない。 フィル:さあ、上がる自信のあるのは? ソーワン:触ってみようかな? クリス:トロールの彫像って何? GM:彫像は右手に宝石を持っている。 この宝石は触った者を石に変える 魔力がある。 フィル:ということは彫像は実は本物で? GM:そう。 誰かが石になると、トロールが生身に戻る。 ケオヅ:自分の研究室なのにまるで誰かに解説するかの様に書いてあるな。 クリス:じゃ、日記読も☆ イリヤ/GM:「待ってください、その日記はわたくしに読ませてください。」 クリス:「はい☆」 GM:お嬢さんは日記を読み始める。 「わたくし宛に書かれていますわ。」 クリス:「何て書いてあるの?」 イリヤ/GM:「この部屋の奥に隠し部屋があるそうです。」 フィル:「隠し部屋?」 イリヤ/GM:「暖炉の中にスイッチがあるそうです。」 フィル:暖炉を調べてみます。 GM:ボタンがあるね。 「隠し部屋はガーゴイルが守っているそうです。 合言葉も書いてあ ります。」 クリス:「なんて?」 GM:“これでもくらえ!”だそうです。 一同笑。 フィル:ではスイッチを押してみましょう。 GM:押すと暖炉がスライドして扉が現れる。
地下室マップ      ■■■■■             ■A  ■             ■ † ■             ■   ■             ■■□■■             ■B  ■             ■○ ○■             ■   ■       ■■■■■■■■$■■■■■■■■       ■C─┐   └─┘      ■ C『魔術師の部屋』       ■│ │            ■ D『魔法陣の部屋その二』       ■│ │         ┌┐ ■   −準備中−       ■│□│         ││□■ E『トロールの彫像の部屋』       ■└─┘         └┘ ■ F『魔法陣の部屋その一』       ■■■■■■■■□■■■■■■■■   −準備完了−       ■D    ■   ■E    ■ G『オーム蛇の部屋』       ■     ■   ■     ■   −飼育中−       ■  ☆  □   □  ○  ■ H『宝物庫』       ■     ■   ■     ■ I『天の邪鬼の像の部屋』       ■     ■   ■     ■ J『書庫』       ■■■■■■■   ■■■■■■■ K『ミーコの部屋』       ■F    ■   ■G    ■       ■     ■   ■  ┌┐ ■       ■  ☆  □   □  ││□■       ■     ■   ■  └┘ ■       ■     ■   ■     ■      ■■■■■■■■■□■■■■■■■■■      ■H    ■I    ■J───┐■      ■     ■     ■    │■      ■     □  ○  □    │■      ■     ■     ■    │■      ■     ■     ■────┘■      ■■■■■■■■■□■■■■■■■■■      ■K                ■      ■                 ■      ■                 ■      ■                 ■      ■                 ■      ■■■■■■■■■□■■■■■■■■■
一同は隠し扉を抜けて部屋Bに入ります。 GM:奥に扉、でガーゴイルが左右に1体づつ。 「合言葉ハ?」 ヴォン:「“これでもくらえ!”」 ガーゴイル/GM: 「ヨシ。」 フィル:では奥の部屋に向かいましょう。
部屋Aです。 GM:中央に杖が1本置いてある。 クリス:《魔力感知》☆ GM:強力な魔力を感じる。 フィル:特別製の魔法の杖でしょうね。 クリス:「この杖は目的の物?」 イリヤ/GM:「そうなのではないか、と思います。」 ケオヅ:「ではないか、か。」 クリス:持つなら魔術師か呪術師だよね。 よし、取っちゃお☆ GM:なら<知性度>でセーヴィングロール。 フィル:姉さん、ここはハイパーポイント使うべきだと思いますよ。 クリス:ハイパーポイント使って振るよ☆ あ、低い★ でも29だから2レヴェル 成功☆ GM:ごめん、乗っ取られたよ。 クリス:あぁ★ フラフラフラ★ フィル:「姉さん!?」 GM:クリスは起こってることは分かる。 が、自分の意志で動けない。 ク リスが喋り出す。 「わしは賢者の杖じゃ。 わしを起こすのは誰じゃ?」 イリヤがクリスに向かって事情を話す。 「〜というわけで父を助けたいのです。」 「分かった。 協力しよう。 わしの力があれば容易いことじゃ。」 そう言うと杖はクリスを操って来た道を戻っていく。 フィル:追いかけます。 GM:歩きながら杖とお嬢さんが話している。 それによると以前魔術師も 杖に頼んだことがあるそうだ。 でも杖は断った。 理由は 「あやつは頼み方が悪い。」 だそうだ。 クリス:この杖若い女の子が頼めば言うこと聞んだ。 杖/GM:「賢者の杖と呼べ!」 クリス:あぁん、情けないよう…。 GM:杖はクリスとはテレパシーで話せる。 それ以外の人とはクリスの口 を借りることになる。 セーラ:1人ボケつっこみが出来るわね。 クリス:え〜ん★
ソーワン:途中で天の邪鬼の像に触ってみる。 フィル:「危険ですよ。」 ソーワン:「能力が上がるかもしれないんだぜ。」 GM:全ての能力値に対してセーヴィングロールしてみて。 ソーワン:まず<体力度>。 1レヴェル成功。 GM:では<体力度>が1点下がる。 クリス:成功すると下がっちゃうんだ★ ソーワン:<知性度>も1レヴェル成功。 GM:はい、下がります。 ソーワン:<幸運度>は失敗。 GM:1レヴェル成功に何点足りない? ソーワン:17だから3点。 GM:では<幸運度>が3点上がる。 結局ソーワンの<耐久度>は2点下がり、<器用度>は1点、<魅力度>は8点(!) 上がります。 ケオヅ:突然格好良くなったな。 フィル:でも頭悪そうになったんですね。 ソーワン:結構儲けたな。
杖に操られたクリスはそのまま伯爵の部屋に直行します。 GM:杖は伯爵の部屋に入るといきなり魔法を掛ける。 《魔法破り》を4レ ヴェルで掛ける。 クリスは<体力度>を5消費。 「このうつけ者!」 フィル:4レヴェルの《魔法破り》で消費5? ということはこの杖のレヴェル は…。 GM:魔法をかけたとたん伯爵の腕輪が弾け飛ぶ。 「お父様!」 「私は今まで何をしていたのだ?」 フィル:向うも操られていたんですね。 GM:「どうしてだか思う通りに動くことが出来なかったんだ。」 クリス:あたしと一緒☆ GM:父娘は感動の対面をしている。 ケオヅ:「で、報酬はどうなる?」 伯爵/GM:「おお、頭が痛い。」 セーラ:「只働き〜?」 異様に迫力のあるセーラ。 伯爵/GM:「約束した報酬の金貨100枚は払おう。 特に中で手に入れた物はある かね?」 フィル:「この杖だけです。」 クリス:これは手に入れたのかな? 手に入れられたって気がする★ 杖/GM:「わしはこの身体が気にいった。」 フィル:「姉さんを返してください。」 杖/GM:「返してやろう。 その代わりわしも冒険につれていけ。 長い間あ の部屋にいたので退屈していたのだ。」 クリス:嫌とは言えないよ★ 乗っ取られてるもん★ フィル:これって杖のキャラクターシートに“所持品:エルフの娘”と書かれ るんでしょうね。 一同笑。 杖/GM:「わしはしばらく寝る。」 クリスは自由に動ける様になった。 クリス:良かった☆ でもこれから口うるさいお爺さんがついてくるのか★ 伯爵/GM:「今日は泊っていくといい。 ちょうどワインもあることだし、もと に戻れた祝いだ。」 クリス:「ワイン? やった☆」 フィル:「良かったですね、姉さん。」 クリス:「そだ、地下室の書庫の本読ませてください☆」 伯爵/GM:「書庫? かまわんよ。」
GM:魔術師、呪術師系の魔法についてはさっき見つけた以上のものは見つ からなかった。 でも怪盗系魔法について書かれたものならある。 クリス:「フィリスターサス、これ、読んでご覧よ。」 フィル:「何です? おや、これは…。」 セーラ:僧侶系のはある? GM:探すなら<知性度>でセーヴィングロール。 セーラ:失敗。 GM:では見つからなかった。 フィルもセーヴィングロールして。 フィル:自動失敗は嫌なのでハイパーポイント使いましょう。 3レヴェル成功 です。 GM:なら《ワザの伝授》と《宝の匂い》を覚えた。 クリス:「さっそく使ってみよ。」 フィル:「ここで使ってもどうせ隣の宝物庫が分かるだけだと思いますよ。ま、 効果を確かめるために1度使ってみましょう。」 GM:予想通り宝物庫の方から匂ってくる。 ケオヅ:「宝物庫行こう!」 フィル:「伯爵の物ですよ。」 GM:正確には魔術師の物。 ケオヅ:「見るだけ見るだけ。」
GM:宝物庫にはコインが山積み。 ただしほとんど銅貨。 フィル:「銅貨ばっかりですね。」 クリス:「こつこつ貯めたんだね☆」 ケオヅ:「うーん、これだけのコインを目の前にして引き下がるのは…。」 フィル:「量はありますけど銅貨では嵩張るだけですよ。」 ケオヅ:「そうか、ならその魔術師も使うの大変だろう。 両替してあげよう。」 金貨1枚置いて銅貨110枚取る、金貨1枚置いて銅貨110枚取る…。 クリス:両替料取ってる☆ GM:その比率で交換してもいいけど限界重量は考えてね。 ケオヅ:限界重量は体力の100倍だから…。 フィル:限界いっぱいまで交換しても儲けは金貨1枚分くらいでしょうね。 ケオヅ:シクシク…。 ヴォン:「やれやれ…。」
賢者の杖 1997/2/15 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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